防具/ラングロシリーズ

Last-modified: 2024-01-10 (水) 18:57:37

MHP3で初登場したラングロトラ素材を使った防具一式。
民族的な格好で、頭部位の仮面が特徴的。火の国の伝統的な装備のようだ。

目次

性能

  • 大抵の作品で火山系フィールドの解禁とほぼ同時にラングロトラが登場するため、その段階で生産が可能となる。
    高い火耐性を持つこの防具は火山で戦うのに非常に有効。
    その代わり砂漠や火山に出没する事の多いモンスターの素材だからか、水耐性と氷耐性は低い。
    • 亜種では無い牙獣防具で火に強いのは金色・黒子防具以来である。
  • 男性用の胴装備は腹の辺りが他に比べて一回り太めになる。
    正真正銘のデブ装備に比べれば大人しいモノだが。
  • この防具は、女性用も露出度は非常に低い(顔に至っては仮面で完全に隠れてしまう)のだが、
    それでも一部ではマニアックな人気があるらしい。詳しくはこちら

MHP3

  • 下位装備一式で暑さ無効(3仕様なので地形ダメージも無効化できる)回避性能+1が発動。
    スロットは2。
    抗震珠【1】を2つ使えば耐震が発動するため、ウラガンキンやアグナコトルと戦うのに向いている。
    スロット付き武器と組み合わせることで、装飾珠を1つ使えば火耐性【小】も発動でき、
    護石や武器スロット次第では回避性能+2に強化もできる。
  • 上位のSシリーズは、一式装備で回避性能+2火耐性【小】が発動。
    スロットは5に増えたが、耐暑のSPが無くなって暑さ無効が発動しなくなった。
    その代わり抗震珠【1】1つで耐震が発動する様に成ったため、
    結局、スロット付き武器と組み合わせることで耐震を発動、
    防具の5スロット全てに耐暑珠【1】を入れて暑さ無効を発動させると、
    下位防具とほぼ同じスキル構成、と言う事になる。
  • また脚部位は胴系統倍加(複製)であるため、組み合わせる際のパーツとしても視野に入る。
    ただしその脚装備、脚の筋肉が剥き出しになっているかのような見た目であるため、
    他の防具と組み合わせた際の見た目の親和性は今一つである事が多い。

MH3G

  • 下位装備一式で回避性能+1耐震(ガンナーは通常弾・連射矢UP)、攻撃力UP【小】寒さ倍加が発動。
    デフォルトで耐震が発動する上、攻撃力も上昇するようになり、若干攻撃面に特化した性能になった。
    ラングロトラが登場する村★5ではドボルベルクやウラガンキンと、震動を伴う攻撃をしてくるモンスターが出てくる。
    特にドボルベルクはラングロトラよりも先に遭遇することになり、
    こいつの震動に苦しめられた人も多いのではないだろうか。
    回避性能もあるのでこの装備で行けばグンと楽になるだろう。
    これから火山で狩猟していくことに加え、同ランク帯ではリオレウス、ベリオロス、ディアブロスと強力な面子が揃う。
    その中ではラングロトラは御しやすい牙獣種で、
    アオアシラやウルクススと戦ってきたプレイヤーならアッサリ倒せるだろう。
    防御力もそこそこなので、クエストを受注できるようになったら先ずはこれを作ってみるといい。
  • 上位のSシリーズも、攻撃力UPが【中】になった程度で、使い勝手はほぼ同等である
    (こちらはガンナー用も、弾強化ではなく耐震になっている)。
    ただしマイナススキルに加えて、氷耐性もマイナスなので、凍土での狩猟時には注意。
  • G級版であるXシリーズでは、攻撃力UPに代わってバイオドクターが発動する。
    火力は若干下がってしまうものの、上位同様火山のモンスターに対しては勿論、
    バイオドクターのお蔭で対ブラキディオス戦でもなかなかに頼もしい防具となる。
    また、ささやかながら剣術属性解放などのSPもある。
    • イビルジョーに対しても有効。回避性能と耐震があれば、イビルジョー戦がかなり楽になるからだ。
      バイオドクターのおかげで、乱入してきたイビルジョーに対しても、
      こやし玉をなげることで必ず追い払える。
      龍耐性が高いので、龍ブレスをくらってもそこまで痛手にはならない。
    見た目に変化はなく、相変わらず水耐性は低い。
    またマイナススキルは発動しないが、スキルの方の水耐性もSPが大きくマイナスとなっているため、
    この防具で水属性やられを防ぐのはほぼ不可能と割り切ってしまったほうがいい*1

MH4

  • ラングロトラ自体は登場しないが、素材交換で手に入る素材を用いて作成が可能。
    交換内容は白兎獣の剛毛⇔赤甲獣の堅殻のみとなっている。
  • 作成可能なのはラングロシリーズ。上位装備だが、ラングロSではない。
    装備すると一式で細菌研究家、回避性能+1、耐震、寒さ倍化が発動する。
    スロットは脚以外に1つずつと拡張性に欠けるので、寒さ倍化については無視するのがいいだろう。
    耐性は、一式装備で水・氷がマイナス、火と龍がプラスになる。
    この装備に限った話では無いが、ぶっちゃけ一式で装備する意味は薄い。
  • 脚部位は安定の胴系統倍化である。
    脚部位は比較的胴系統倍化を持つ装備が多いが、その中でも高めの防御力を持つ。
    今作では胴系統倍化テンプレが存在するので、この装備を作ったハンターも多いのではないだろうか。
  • 作成に必要な堅殻はそう多くない。交換に必要な剛毛もウルクススを狩っていればすぐに貯まる。
    代わりに鉱石類やモンスターの濃汁、そして何故かフルフル亜種の素材を要求される。
    前者2つはまだしも(濃汁は割と微妙だが)、特に関係性が見えないフルフル亜種の素材を使用するのは不思議である。
    一応両者とも麻痺攻撃を持つ、火耐性が高いなどの共通点はあるが…。
    見た目が赤いからとかいう理由だったら何かやるせない気持ちになる。

MHX

  • MH4シリーズではラングロトラがお休みだったが、こちらではきっちりと登場。
    このため下位の火山でのラングロトラ登場時から作成できるようになる。
  • 下位装備では細菌研究家、スタミナ回復遅延しか発動せず一式では使いづらい性能になっている。
    耐震や回避性能がSPごとなくなった上に、胴系統倍加も剥奪されてしまったために
    脚装備だけ利用すると言うことも出来なくなってしまった。
    しかし今までの作品にはなかった溜め短縮のSPが配置されるようになり、
    頭と脚に偏っているので下位で集中装備を作る際に有用となっている。
    スロットも4か所空いているので、集中を発動させつつスタミナ回復遅延を打ち消すことも可能。
    • それよりも溜め短縮+5のSPがついたマギュル脚と入れ替えてしまった方が楽ではあるが、
      素材となるカボチャの入手には運が絡むので手早く揃えられるのが利点と言えば利点。
      また防御力と火耐性から、安全性ではラングロの方が上手。
  • 上位装備になっても傾向は変わらず、一式で細菌学と溜め短縮のSPが増えて集中が発動するようになっただけなので、
    扱い方はほとんど下位のときと変わらない。

MHXX

  • ラングロトラもG級進出を果たしたためこの防具もG級に昇格。
  • G級装備になっても傾向は変わらず、一式ではスタミナ回復遅延が体術のプラスポイントに置き換わっているほか、
    細菌学のSPが増えて発動するスキルが細菌研究家からバイオドクターにランクアップしている。
    さらに溜め短縮のSPの割り振りが変わっており、胴部位が溜め短縮4とスロット1を持つため
    弓使いにお呼びが掛かることがある。
    • 胴部位には細菌学のSPも4点付いているため、胴系統倍化を使用するならおまけで発動出来ることも多い。

MHRise

  • ラングロトラ復活に伴い防具も無事に復活。
    ラングロトラ自体は集会所☆2から出現するが、腕と腰以外はドラグライト鉱石を要求されるので、
    一式揃えられるのは集会所☆3、あるいは里☆4以降になる。
    ラングロSの方はイベントクエストを駆使すれば上位上がりたてでも生産可能。
    抗菌や耐暑・耐寒といった過去作での特徴だったスキルが軒並み削除された本作では…
    部位ラングロラングロS
    スキルスキルスロット
    麻痺属性強化+1麻痺属性強化+2Lv1×2
    鈍器使い+1
    高速変形+1高速変形+1Lv2×1
    ジャンプ鉄人+1
    回避距離UP+1回避距離UP+1Lv1×3
    麻痺属性強化+1
    高速変形+1高速変形+1Lv1×2
    鈍器使い+1
    回避距離UP+1高速変形+1Lv1×2
    回避距離UP+2
    一式麻痺属性強化Lv1麻痺属性強化Lv3Lv1×9
    Lv2×1
    高速変形Lv2鈍器使いLv2
    回避距離UPLv2高速変形Lv3
    ジャンプ鉄人Lv1
    回避距離UPLv3
    まさかの新スキル「高速変形」を引っ提げて登場した。
    回避距離スキルと併せてめまぐるしく丸まり転がりを繰り返すラングロトラの生態を反映したのだろう。
    • このスキルから分かる通り剣斧・盾斧向け。特に回避を多用する剣斧に向けたスキル構成になっている。
      剣斧使いもよくゴロゴロと転がるのでラングロトラのイメージとピッタリ
  • オロミドシリーズに先駆けて高速変形を付けられる防具であり、
    胴と腰に加え、デスギアの脚を組み合わせれば下位でも高速変形Lv3を手軽に実現可能。
    そのせいで剣斧使いの男性ハンターの多くは太鼓腹が出たまま里のエンディングを見る羽目になる。
    オロミドシリーズが生産可能になっても高速変形を持つ部位が違うので競合せず組み合わせられる。
    • 上位になると脚がかなりの高性能に化ける為、
      オロミドSヘルムと併せて呪いテンプレ装備に組み込まれている。
  • 低レア度の中では防御力に優れている方で、特に上位のラングロSはレア度4にもかかわらず、
    最終的にレア度6防具に匹敵する防御力を備えてくれる。
  • ラングロヘルムを装備した状態でポーズセット「寒暖ポーズ」の暑がっているポーズをすると、
    首元の装甲の隙間が大きく広がりなんと素顔を下から覗き見れるようになる。
    仮面の下を直接覗けるのはカメラを調整し仮面の裏に潜り込ませる荒業を除くとシリーズ初である。

ラングロネコシリーズ

  • MHP3から登場した、ラングロトラの素材を用いて作られたオトモ装備。
    キツネのようなお面と膨らんだ尻尾パーツが特徴的。
    ラングロトラにはあまり似ていないが、ハンター用のお面をデフォルメした結果なのだろう。
    そして武器は赤い提灯。クリア素材に発光体が入っていて見栄えはいい。
    元となった素材は不明だが、あの赤い甲殻を薄く削り取って作製したのだろうか。
  • ちなみにこの提灯、ラングロ武器では唯一火属性であった。
    MHXではオトモ武器にも状態異常武器が登場したのに合わせて麻痺属性に鞍替えし、
    説明文も「赤甲獣の端材を用いて麻痺効果が付くようになった」という内容になっている。
  • 防具の着彩設定にも対応。
    お面の紐とふんどしのカラーを変更できる。

ラングロガルシリーズ

  • MHRiseで登場した、ガルク用のラングロトラ装備。
  • アイルー用と同じく、こちらも狐面をモチーフにしたものになっている。
    顔も体もすっぽり覆うデザインであるため、
    犬型のガルクが装備すればさながら本物の狐のような外観となる。この都合上、元のガルクの見た目は一切反映されない。
    尻尾も大きな装甲で覆われており、狐の尻尾のようなふっくらしたフォルムを描く。
    • 腰のあたりに1対の突起があり、後ろから見ると
      腰のあたりにもう一匹子ぎつねがしがみついているように見えなくもない。
      脇腹にある固定用の鋲の片方が、ちょうど目に当たる位置にあるのもそれに拍車をかける。
    防具の着彩変更にも対応しており、防具を固定する縛り紐と足パーツの一部の色を変更できる。
  • 武器のラングロガルノービ
    『陰陽玉のようなパーツが左右に割れて双棍のような形状になる』というやや特殊なもの。
    変形方法も含め、ラングロトラ素材のチャージアックスの盾に少し似ている。
    アイルー用と同じく麻痺属性&打撃武器であるため、足止め性能に優れる。
    • 同じく麻痺属性を持つメデュレトシリーズとは、
      下位ではラングロがやや攻撃偏重、メデュレトが属性値重視という形で棲み分けを図っている。
      しかし上位以降になるとラングロが近接特化型、メデュレトが遠隔特化型である以外は
      メデュレトの完全な下位互換となってしまう。

余談

  • 火の国にて成人したハンターは、成人の儀式としてラングロトラの防具を身に着けるらしい。
    世界観上、火の国は幾度も滅亡の危機に追い込まれているようだが、
    かの国のハンターたちは少なくともラングロトラを狩れる実力は身に着けているということだろう。
    ……その火の国を襲う脅威はどれもこれもラングロトラとは比較にならない危険生物なのが実に不幸である。
  • ノベル版第5弾にて、ククルナたちラングロガールズが終始ラングロシリーズを着用している。
    しかし、何故か狩猟笛使いのシュミルがガンナー用防具を着用している。
    スキルがややガンナー向けになる上、防御力が下がってしまい大変不利なはずだが。
    ガンナー用縛りでも掛けているのだろうか

関連項目

モンスター/ラングロトラ
世界観/火の国


*1 護石と空きスロット、食事効果をフル活用すれば一応不可能ではないが、そこまでする価値があるかどうかは…