エルヴィナ

Last-modified: 2021-10-11 (月) 01:29:14
Crossout_エルヴィナ.jpg

エルヴィナの粘り強さと勇気は、度重なる喪失から生まれた。

彼女の日常が崩れ始まったのは『CROSSOUT』が起こるずっと以前のことだった。

しかし、その世界的な大災害が彼女の最後の肉親だった母親を奪い去った。

最愛の人を亡くしたエルヴィナは、この広い世界に一人取り残されてしまった。

しかし、いよいよという時に幸運の女神が微笑んだ。

トーマス同様、エルヴィナもまたアイアンハンドに救われたのだ。

未来の指揮官の指導下で厳しい訓練を積んだ彼女は、悲惨な過去を持ちながらも戦士となった。

もしかすると、かつての人生で出会った誰かを見つけるという夢を心の奥底に抱いているのかも知れない。

いつの日か荒野の道が、その夢を手助けしてくれるだろう。

変更前

変更前

その昔、信頼できる一般の代理人が、最も難関な仕事に挑み、不快なものを排除した。

純粋な人間との違いを化粧やサングラスでは隠せなくなり、彼女は屈辱を受けた。

オオカミたちとの東への旅が、彼女がブラザーフッドに貢献できる最後の機会となった。

概要

名称エルヴィナ
意味「友人」を由来とするらしい女性名
勢力ステッペンウルフ
ポートレートステッペンウルフLv7

ストーリー

エルヴィナ

エルヴィナ_story.jpg

最後の生き残り、ステッペンウルフの告白
 

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ステッペンウルフの一員となった、エルヴィナの口述をもとに書かれた彼女の伝記。

 

子供の頃からずっと、一番大きなあの白い家を覚えている。幼少期の俺には宮殿のように見えた。
俺はそこに迎え入れられ、お袋を手伝い、主人の娘と口を利くことさえ許されていた。
でも、その家は俺たちのものじゃなかった。お袋がメイドとして働いていただけだ。

 

俺たちは…良い暮らしとは言わないが、まあ、幸い誰にも傷つけられずに暮らしていた。
その家の主人は一人で娘を育てていた。彼女は優しい子で、俺たちは友達だったと思う。
おそらく、もう生きていないだろうけどな…。

 

『CROSSOUT』の少し前に主人がやばい連中と揉め事になり、その連中が俺の友達を誘拐したんだ。
奴らは身代金を要求してきた。あまり覚えていないが、そこで何か問題が起きたんだ。
そして、そこから悲劇は始まった。主人は、俺たち全員をプライベートジェットでどこかに連れて行こうとした。
友達の居場所を尋ねても彼は答えてくれなかった。分かりっこないが、もしかしたらまだ生きているかもな…。

 

脱出なんて到底できなかった。飛行機に乗り込んだ途端、武装した奴らに囲まれた。
奴らは飛行機と俺たちが持っているものすべてを要求してきた。そこに兵隊が来て、みんなをぶっ放し始めて…お袋は死んだ。
これは…この出来事は今でも思い出したくない。

 

俺は軍隊に連行された。笑えるよな…俺は孤児院に送られるのが怖くてたまらなかったんだ。
世界が今みたいになるとは想像すらしていなかった。完全に崩壊してしまった。お袋を埋葬することも、友達に別れを告げることもできず、主人がなぜ娘のために身代金を払わなかったのかも分からず…何年も経った今でも苦しみが残っている。
一生癒えることはないだろうな。傷だけが残り…この傷の痛みを紛らわすものは何もない。

 

もうお袋の顔は覚えていないが、彼女の瞳は今でも夢に見る。

 

すべてを失った時、中尉がやって来て兵隊のキャンプから俺を拾ってくれた。
彼らは良い人たちで、俺に飯を食わせて世話をし、寝る時には話を聞かせてくれたりもした。
彼らの小隊にも、ほぼ誰も残っていなかったのに。

 

俺は生き残った。中尉が…アイアンハンドが俺を救ってくれたおかげで今の俺がある。
過去は変えられない。だが、俺はそれを心の内に封じ込めたんだ。だから前に進める。

 

俺はアイアンハンドと行動を共にする。そうすると決めたんだ。

解説

関連項目

コメント欄


  • 「俺」がエルヴィナでいいんだよな?ここもガバガバだと思った方がよさそうか。彼女のって文中に書いてあんのに何でこうなるかね。 -- 2021-10-11 (月) 00:22:52
    • 漫画やアニメでも自分のことを「俺」と言う女性キャラなんてよくいるじゃないですか -- 2021-10-11 (月) 00:27:21
    • 日本語は複雑怪奇だから。一人称だけで何種類あるのかと。 -- 2021-10-11 (月) 01:22:46
    • 所謂、俺っ娘だね。 -- 2021-10-11 (月) 01:29:14