マンチ

Last-modified: 2021-10-14 (木) 08:33:42
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裏切りはいつだって痛い。

マンチが子供だった頃には、ある組織のトップである父親が継母に唆され、平和が約束されるのと引き換えに彼を残酷なレイダーに引き渡した。

マンチは捨てられたことに気づかず、毎日助けを待っていた。

時間とともに、愛情が絶望に変わり、いずれ憎悪と変わった。

マンチがブレードスパインの一人になった経緯については、歴史は語らなかった。

ダイヘッジホッグは気難しいマンチの性質にすぐ気づき、傘下に取り入れた。

マンチは新しい組織のために戦い、暇なときは、小さな木製の兎を彫り、そして冷酷に破壊した。

彼は玩具を彫っている最中一体何を考えていたのであろうか。

変更前

変更前

子供の頃から鋭いものが好きで、暇な時、木製のケージの中にいたウサギの指をジグソーで切っていました。

そして、釘を打ち込んで、踏みつぶした後、燃やしました。

概要

名称マンチ
意味(あごを強く動かし、ぼりぼりと音を立てて)むしゃむしゃ食う。
勢力ルナティック
ポートレートルナティックLv2

ストーリー

マンチ

Munch_story.jpg
アクセスレベル:特別

 

調査研究団グリージョによる「小さな教団」からの抜粋。この書類の識別番号はBRRB-2、タグは「マンチの過去」。

 

「…洞窟に住んでいる生存者のグループは、偶像ではなく生きたリーダーを崇める真の宗教グループだった。
洞窟荒らしに遭った後でも、リーダーの寝床だけは他の者の寝床より良く見え、煙が出ない壊れた暖房器具すら置いてあった。

 

隠し場所の1つに、正体不明な女の所持品を見つけた—―貴重な服と筆記用具だ。
日記のような物もあり、聖人の行動を連想させるようなことが綴ってあった。最高位信者、信者(日記の著者だろう)とある「男の子」の話が、とりわけ感情的に手書きで綴られていた。後半は、最高位信者とその最初の妻との間にできた愛されていない息子のことで、息子の存在により、信者の人生が台無しになったことが書かれていた。

 

信者はその子のことを嫌っており、追放することを夢見ていたが、彼は信者のことが大好きだった。
「あの子は私の首に、憎たらしい頸木のようにぶら下がるけど、ロープじゃなくて、あの子の小さな手が私にまとわりついている感じがするわ」

 

教団は地元のレイダーに苦しめられていたが、最高位信者がレイダーとその場しのぎの友好関係をなんとか築き上げた。
そのカギとなったのは、敵に引き渡された彼の息子だった。信者はこの頃の出来事を、喜んで綴っている。

 

愛する家族に裏切られて、この子供が何を考えたのかを想像するのは痛ましいことだ。
更に悲しいことに、この裏切りが教団メンバーを死から救うことはなく、地域の一掃をしていたファイアスターターに皆亡き者にされてしまった。

 

日記には、マンチの性格を暗示するようなおもちゃについても書かれていた。
「最高位信者が組織活動から持って帰って来た、木製の野ウサギのおもちゃを与えた。そしたら、この寄生虫は全くおもちゃを手放さなくなった。最高位信者が私達のために戦っている時も、混血のガキはパンを食べているの!」

 

発見された手がかりは、ブラッドロックスの住民から受け取った情報を裏付けるものとなった。
マンチは教団のリーダーの息子で、彼の意志に反して父親によってレイダー達に引き渡された。
日記にはさらに、マンチが木製の人形を作り、それを様々な方法で破壊していたという、彼の奇行について間接的に綴ってある。

 

マンチが経験した出来事が、未来にどのような結果を及ぼすのかは不明だ」

解説

アドベンチャーのストーリーにおいて、最初にプレイヤーに接触してくる人物。
マンチの車両.jpg
序盤は成り行きで彼と行動を共にすることが多く、最終的に彼の足抜け騒動に巻き込まれることになる。
テキストの病んだ感じの人物像とは裏腹に、ストーリーでは普通に良い人として描かれている。

関連項目

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