イギリス RankV 中戦車 Centurion Mk.5 AVRE センチュリオン戦闘工兵車

概要
1.79アップデートで実装された、イギリス陸ツリー課金枠の弾が飛び出るブルドーザーランクVI中戦車。
Centurion Mk.5に障害物破砕用のL9A1 165mm破砕砲を搭載し、車体前面に液圧式ドーザーブレードを装備した戦闘工兵車仕様。爆発反応装甲を装備しており、HEATに強くなった。
また本車両には、中戦車にもかかわらず分隊員以外の味方車両の修理支援をすることが可能という工兵車らしい特徴があったのだが、大型アップデート「Wind of Change(2.15)」から全車両で消火・修理支援が可能となり、個性が一つ減ってしまった。*1。
車両情報(v1.**)
必要経費
| 必要研究値(RP) | - |
|---|---|
| 車両購入費(GE) | *** |
| 乗員訓練費(SL) | *** |
| エキスパート化(SL) | *** |
| エース化(GE) | *** |
| エース化無料(RP) | *** |
| バックアップ(GE) | *** |
| デカール枠解放(RP) | *** |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 7.7 / 7.0 / 7.0 |
| RP倍率 | 588 |
| SL倍率 | 300 / 420 / 450 |
| 最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
| 砲塔旋回速度(°/s) | **.*⇒14.8 / **.*⇒12.6 |
| 俯角/仰角(°) | -10/18 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 27.7⇒**.* |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 76 / 50 / 38 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 152 / 89 / 89 |
| 重量(t) | 52.2 |
| エンジン出力(hp) | ***⇒1240 / ***⇒650 |
| 2,550rpm | |
| 最高速度(km/h) | 39 / 35 |
| 実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
| 最大登坂能力(°) | ***⇒43 / ***⇒41 |
| 視界(%) | 126 |
| 乗員数(人) | 5 |
武装
| 名称 | 搭載弾薬数 | |
|---|---|---|
| 主砲 | 165mm ORD BL 6.5in L9A1 demolition charge projector | 53 |
| 機銃 | 7.62mm L3A1 machine gun x2 | 4500 |
弾薬*2
| 名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| L33A1 | HESH | 31.0 | 20.31 | 259 | 203 | - | |||||
車両改良
| Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
|---|---|---|---|
| I | 履帯 | *** | *** |
| 修理キット | |||
| 砲塔駆動機構 | |||
| 弾薬開発1 | |||
| II | サスペンション | *** | *** |
| ブレーキシステム | |||
| 手動消火器 | |||
| 火砲調整 | |||
| 弾薬開発2 | |||
| III | フィルター | *** | *** |
| 救急セット | |||
| 昇降機構 | |||
| 弾薬開発3 | |||
| IV | 変速機 | *** | *** |
| エンジン | |||
| 追加装甲 | |||
| 砲撃支援 | |||
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
低初速大口径HESH 1本で戦う癖の強い車両。センチュリオン Mk.3相当の車体に、以下の変更が施されている。
・主砲を165mm ロイヤル・オードナンス L9A1 破砕砲に換装
・車長用ハッチに7mm機銃を増設
・ドーザーブレード、増加装甲、爆発反応装甲を追加
【火力】
165mmという大口径砲を装備しており、そこから専用のHESHを撃ちだす。むしろHESHしか撃てない。
HESHという弾薬の特性上、通常のHEのように「当たった場所を中心に爆発する」のではなく、大雑把に説明すると「当たった場所に張り付き、大量の炸薬を炸裂させる事により装甲の内壁を損壊させダメージを与える」というものであるため、他の大口径榴弾砲と同じように使うとキルが取れない事がある。また、パッチにより加害力が大幅に変遷してきた弾種でもある。
通常のHEのように砲塔正面に雑に当てて車体の天板を抜きワンパン、というような使い方では容易にキルが狙えない事に注意。上記の通り「当てた場所の向こう側にダメージを与えるイメージ」で撃つと良い。もちろん、キューポラやその他上部構造物に当てて天板を抜く、履帯や履帯の裏を撃って車体の底板を抜く等、HEでできた事も可能な場合もある。
このBRまできたプレイヤーなら身に染みて分かっていると思うが、相手にする車両の乗員レイアウトや弱点を把握してこそ活きる砲である。
とここまで小難しい事を書いたが、このBRから増え始める黎明MBTや軽装甲相手にはさほど難しく考えずともワンパンできる。注意すべきは純粋な装甲厚が厚い車両。防護分析、テストドライブを駆使しよう。
弾薬重量に対し砲身が短いことにより、弾速は極めて遅い。ただしそれを利用して曲射を狙えるため、場所によってはタレットダウンしての一方的な攻撃も可能。好みが分かれる部分だろう。装填時間はエキスパートで22.6秒、エースでも21.3秒と非常に長い。
【防御】
基本的にはセンチュリオンと同じ装甲で心もとなく感じるかもしれないが、本車両には至る所に増加装甲や爆発反応装甲があり、HE系統に対して圧巻の防御を誇る。AP系統に対してもドーザー部分や、おでこの薄い増加装甲が意外と効果を発揮する場面も多い。
【機動性】
良好 素のセンチュリオンと変わらないと思ってもらっていいだろう。陣地変換などに不便を感じることはないだろう。
史実
センチュリオンMk.5*3を改造し、主砲をL9A1 165mm破砕砲に変更・ドーザーブレードを装備した車輛。工兵部隊(陸軍王立工兵隊)で運用される戦闘工兵車であり、厳密な意味では戦車ではない。
制式名称はFV4003 センチュリオンMK.V AVRE 165。1963年に配備開始。湾岸戦争(1991年)などで実戦運用実績あり*4。
もともと「工兵隊が邪魔な障害物を排除ないし処理する車輛」はWW2当時から存在した。ノルマンディー上陸作戦などで活躍したチャーチルAVREシリーズ…いわゆるホバーツ・ファニーズ(ホバート少将のビックリドッキリメカ軍団)である。
本車輛はそれらチャーチルベースの工兵車輛を近代化するべく、センチュリオンをベースに制作された車輛である。
工兵戦闘車ということもあり、対戦車戦闘ではなく、165mm破砕砲により障害物を排除し・他兵科の進軍を支援するのが目的である。
小ネタ
- 本車の役割は戦闘工兵車両の名の通り、対戦車戦より地雷原での進路啓発や前線での敵のトーチカや防御施設の破壊等の用途に使われる。
- ドーザーブレードはなかなかに便利な装備である、という結果が出たのかどうかは定かではないが、「普通のセンチュリオンにドーザーブレードのみ装備したモデル」も運用されていたようだ。
他には74式、90式、10式(以上日本・陸上自衛隊)、T-90(ロシア陸軍)、Strv.103(スウェーデン陸軍)など他国にもドーザーブレード装備車輛が確認されている。これは塹壕や土塁を作るためではないかと考えられている。- 湾岸戦争でサッダーム・フセインが構築した対戦車用の土塁をドーザーブレードを装備したM1が突破した例がある
この車両を使いこなしたい英国紳士の方々にこれhttps://live.warthunder.com/post/752172/en/ (弾道の仕様変更対応版 https://live.warthunder.com/post/1023804/en/ )
をおすすめする、弾が当たらず苦痛に耐えられぬときに使うがいい。(実用性のものすごく高いユーザーサイトで筆者もこれのおかげでポンポコキルが取れている、おすすめ)
A.導入方法
1) ダウンロードして解答して出てきた\UserSights\というフォルダをWTのメインフォルダ(\War Thunder\)へ突っ込む
2) テストドライブへ行く
3) テストドライブ内でAlt+F9を押してサイトを読み込む
4) オプション→陸戦のオプションから"SBS_centi_avre"というサイトを選択
ちなみにここで行った設定はAVREだけに適用されて他の車輌のサイトはそのままである。
B.狙い方
下に行くに連れて幅が狭くなっていく点線がポイント。
これは7mの長さの物体が○○m先ではどのくらいの幅に見えるかを表している。
(相手戦車の大きさを幅3.5m長さ7m程度と想定している)
よって、敵戦車の正面が見えている場合は中心線から片方の点線まで、敵戦車の側面が見えている場合は片方の点線からもう片方の点線までを戦車の幅に合わせれば、自動的に照準距離が出るというものである。
具体的にはテストドライブでスタート位置から見えているIS-3が距離800mのところにいるが、
下記画像のように中心線から点線までの幅に合うように照準を上下に動かせばちょうど800mの照準距離になる。

ちなみにこの手の敵戦車の幅から距離を割り出すタイプのカスタムサイトはAVRE以外にも105mmL5用などいろいろあるので、気になったら探してみるといいことがあるかもしれない。
外部リンク
●DMM公式
センチュリオン AVRE:戦争における技術の結晶
コメント
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- 敵で近距離で撃つとき敵を直接狙うより敵の真下の地面を撃った方が確実に車体の底部を貫通、高確率でワンパンできる -- 2018-08-23 (木) 13:23:06