F-4C Phantom II
Last-modified: 2019-11-23 (土) 02:56:54
アメリカ RankVI ジェット戦闘機 F-4C Phantom II (ファントム II) 
概要 
1.91"Night Vision"で実装されたアメリカRankVIジェット戦闘機。
F-4ファントムIIはアメリカ海軍・空軍・海兵隊で運用されたほか、世界各国の空海軍でも採用され、一部の国(先進国含む)では今なお現役で大空を飛ぶ老兵。日本でも人気が高く、一部ファンからはファントムおじいちゃんと呼ばれ愛されている。
今回実装されたF-4Cはアメリカ空軍向けの初期型で、M61バルカンは固定装備ではなく外付けのガンポッドとして装備している。
--加筆求む--
機体情報(v1.**) 
必要経費 
必要研究値(RP) | 390,000 |
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機体購入費(SL) | 1,020,000 |
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乗員訓練費(SL) | 290,000 |
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エキスパート化(SL) | 1,020,000 |
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エース化(GE) | 2,800 |
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エース化無料(RP) | 1,080,000 |
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バックアップ(GE) | 20 |
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護符(GE) | 2,800 |
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BR・報酬・修理 
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 10.0 / 10.0 / 10.0 |
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RP倍率 | 2.32 |
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SL倍率 | 1.4 / 2.9 / 4.7 |
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最大修理費(SL) | 2,760⇒3,723 / 10,810⇒14,582 / 36,640⇒49,427 |
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機体性能 
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 2242⇒2358 / 2220⇒2290 |
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(高度***m時) |
最高高度(m) | 16000 |
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旋回時間(秒) | 26.4⇒25.6 / 27.9⇒26.0 |
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上昇速度(m/s) | 144.1⇒202.2 / 134.7⇒172 |
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離陸滑走距離(m) | 850 |
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最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
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離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
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毎秒射撃量(kg/s) | 13.20(M61x1)・39.60(M61x3) |
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燃料量(分) | min9 / 20 / max31 |
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銃手(人) | *** |
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限界速度(IAS) | *** km/h |
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フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h,(着陸)*** km/h |
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主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
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レーダー 
分類 | 有無 | 距離 (km) |
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索敵レーダー | 有/無 | **/**/** |
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測距レーダー | 有/無 | *** |
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追跡レーダー | 有/無 | *** |
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火器管制装置 | 有/無 | *** |
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敵味方識別装置 | 有/無 | *** |
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捜索中追尾 | 有/無 | *** |
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武装 
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
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通常/ステルス |
機関砲 | 20 mm M61 | * | *** | △△△ | **/** |
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弾薬 
搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) |
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10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m |
20 mm M61 | 既定 | AP-I/HEF-I/AP-I | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 |
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空中目標 | HEI-T*/HEI-T*/ HEI-T*/AP-I | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 |
装甲目標 | AP-I/AP-I/ AP-T/HEI-T* | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 |
追加武装 
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 |
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最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) |
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B | **lbs (**kg) △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **lbs (爆薬量**kg) |
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B | **kg (**kg) △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
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T | **kg △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 投下可能速度 0-**km/h 投下可能高度 0-**m |
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R | **mm △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 重量**kg |
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G | **mm △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** 搭載時の 毎秒射撃量 **kg/s |
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R & B | **mm △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 重量**kg |
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**kg (**kg) △△ | * | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
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爆弾 
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
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250 lb LDGP Mk 81 | 113.4 | 61.29 | 93 | 4 | 105 |
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名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
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500 lb LDGP Mk 82 | 226.7 | 117.59 | 100 | 5 | 119 |
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名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
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750 lb M117 cone 45 | 340.2 | 205.44 | 109 | 9 | 134 |
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名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
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1000 lb LDGP Mk 83 | 453.6 | 272.43 | 117 | 12 | 145 |
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ロケット 
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) |
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10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m |
FFAR Mighty Mouse | 10 | 1.18 | 739 | - | 16 |
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名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) |
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10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m |
Zumi Mk.32 Mod.0 ATAP | 47 | 8.91 | 722 | - | 457 |
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ミサイル 
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 誘導 システム | 射程 (km) | 貫徹力(mm) |
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10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m |
AGM-12B Bullpup | 260 | 63.5 | 245 | 手動 | - | 93 |
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名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 誘導 システム | 射程 (km) | 最大過負荷 (G) |
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AIM-9B Sidewinder | 70 | 4.5 | 800 | 自動 | 4.00 | 6 |
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名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 誘導 システム | 射程 (km) | 最大過負荷 (G) |
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AIM-9B Sidewinder | 76 | 4.5 | 800 | 自動 | 5.50 | 10 |
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機体改良 
解説ページを開く
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
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I | 胴体修理 | *** | *** |
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ラジエーター |
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**mm弾薬ベルト |
---|
**mm銃座用弾薬ベルト |
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|
II | コンプレッサー | *** | *** |
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機体 |
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新しい**mm機関銃 |
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新しい**mm銃座用機関銃 |
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|
III | 主翼修理 | *** | *** |
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エンジン |
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**mm弾薬ベルト |
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爆弾懸架装置 |
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IV | インジェクター交換 | *** | *** |
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**オクタン燃料使用 |
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カバー交換 |
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新しい**mm機関砲 |
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ロケット懸架装置 |
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カモフラージュ 
研究ツリー 
解説 
特徴 
対空兵装に限っても20mm M61のガンポッド(1または3基)、AIM-9B/E×4と、BR10.0を飾るだけあって強力なラインナップが揃う。ガンポッドを胴体下部の1基のみとすれば、M61とサイドワインダーの併用も可能。
また史実通り対地兵装も豊富で、250~1000ポンドまでの各種爆弾は勿論のこと、ロケットポッドや誘導ミサイルAGM-12B/Cも搭載可能。うまく使えば単機で基地を複数壊せるため、デイリー軍票タスクや小遣い稼ぎ、陸RBのヤーボ枠にも最適ではないだろうか。
なお、これらの対地兵装はガンポッドやサイドワインダーとの混載も可能だが、その場合サイドワインダーはB型のみとなる。
一方機体性能は600~800km/h付近での鋭い旋回性やマッハ1突破後の高い安定性など、速度域に応じてやや特性が変わってしまう。丁寧に動かしていきたい。
立ち回り 
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
+
| | 機体操作について
|
本機にはシミュレーターコントロールのみの機能としてSAS(安定増大装置)が使用できる。使用する際は追加でキー設定が必要となる。SASを使用することによって飛行中に機首が一定の角度に保たれ、離着陸が極めて容易になる。着陸の際は320km/hを維持して着陸し、300km/hまで減速したらドラッグシュートを使用して減速すると良いだろう。
SASは高速飛行中でも機首を一定の角度に保ち続けるため、多少手を離しても真っ直ぐ飛んでくれる。マッハ0.97付近で発生する機首の動きもある程度抑えてくれるので大変便利な機能である。
|
+
| | 立ち回りについて
|
SBでは速度性能と豊富な対空兵装及び爆装量でマルチロールな活躍ができる。
制空の場合は機関砲とミサイルを装備する事が望ましい。ミサイルは射程が3km以上あり、遠距離から正確な攻撃が出来る優れ物である一方、敵味方関係なくロックオンするため、使用する際は敵味方の識別を確実にしておく必要がある。(実際にミサイルによる誤射が多発している。)
対地攻撃においてはB-57に匹敵する量の爆弾を、B-57よりも遥かに短時間で運ぶ事が出来る。飛行場や小基地の爆撃には猛威を振るう。
|
史実 
F-4 ファントムIIは、アメリカ合衆国のマクドネル社が開発した艦上戦闘機である。アメリカ海軍をはじめ、多くの国の軍隊で採用された。愛称はファントムII。
アメリカ海軍初の全天候型双発艦上戦闘機として開発され、大型の翼と高出力のジェットエンジンを双発で装備し大きな搭載量を特徴としている。当初の機種番号は海軍ではF4H、アメリカ空軍ではF-110だったが1962年にアメリカ軍の軍用機の命名規則統一によりF-4となった。
ベトナム戦争での活躍から多くの西側諸国に採用され、各国の要求に応じて様々な派生型が数多く作られたことにより冷戦期の代表的な機体となった。数々の実戦戦績や各国へのセールスの成功も含めて傑作戦闘機と評価され、マクドネル社の発展の原動力としてその名を世界に広めた戦闘機とされる。
マクドネル社とダグラス社の合併によりマクドネル・ダグラス社となってからも生産が続き、総計5,195機の生産数となった。超音速戦闘機の歴史で5,000機以上製造されたのは、このF-4とMiG-19、MiG-21、MiG-23の4機種しかない。うち3機種は東側のソビエト連邦製であり、西側ではF-4が唯一例となる。現在のベストセラーF-16が2012年時点で4,500機程度の生産数であることを見ても特筆すべき生産数であるといえる。
設計・初飛行から約40年が経過した1990年代半ばに開発国のアメリカでは全機退役したが、その後も日本の航空自衛隊をはじめとする多くの採用諸国では現在でも機体が現役であり、2010年以降も運用され続ける見通しである。
小ネタ 
+
| | ◆F-4で見よう!アメリカの技術!
|
F-4ファントム IIの主翼は『中間桁構造』という構造設計がなされている。これは超音速で飛ぶ為に翼厚比を小さく(つまり薄い翼)しつつも、様々な荷重に耐えうる構造の主翼にしたためだ。
『中間桁構造』とは、「多数の桁を狭い間隔で桁を配置して支えてやれば、太い桁がなくても強度確保できるぜ!」という※『多桁構造』の応用である。
F-4ファントム IIの場合、前桁と後ろ桁と厚い外板によりウィング・ボックス構造(トーション・ボックス構造とも言う)を形成し、前桁・後ろ桁・厚い外板によって剪断力や捩じり荷重を受け持たせ、外板を支持するために直立した棒状の圧縮荷重に強い部材を狭い間隔で並べる事によって強度を確保している。

※多桁構造 T-2の小ネタ ◆薄い翼での強度確保 参照
余談であるが、F-4ファントム IIは左右の翼を一枚に結合してから胴体を継手で結合させる『取り外し式』となっている。(左右分割の翼をそれぞれ胴体に取り付ける方式とは別なので注意)
この方式は、継手ある分重量が増えるが、工場内のスペースを占めない他、機内の艤装工事の作業性が良く、他のセグメントとの組立工数のバランスが取りやすいというメリットがある。
この結合方式を使っている他の機体例としては、P-51マスタングであり、逆に継手を無くし胴体と翼を一体にした『永久結合方式』にして生産性<軽量化を図った機体としてはゼロ戦などがある。


|
+
| | ◆F-4のサブタイプたち ~大家族!ファントムおじいちゃん~
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注:非常に多いため解説は米軍型と自衛隊型のみに限定させていただいた。
F-4A:海軍の最初期型。特に生産16機目までは鼻先のレドームやキャノピーの形状が異なっている。
F-4B:海軍の初期型。実質的にはこれが海軍初の「F-4の量産型」となる。
F-4C:F-4Bを空軍向けに改設計したモデルで、空軍ではF-4最初の量産型。WarThunderに登場しているのはこれ。
F-4D:初めて最初から空軍向けに設計されたモデル。緑や土色の3色迷彩になったのはここから(正確にはD型から「工場出荷の時点でこの迷彩塗装」になった)。
F-4E:空軍向けモデル。エンジンを換装した他、空軍型F-4としては初めて機体側に固定武装(M61A1を1個)を備えた。本モデルから航空自衛隊には不要な機能(対地精密攻撃能力、空中給油ノズルなど)を外し、スクランブル発進・上昇能力を強化したものがF-4EJ、そこから対地能力を再装備したものをEJ改として航空自衛隊に運用実績あり。
F-4G:ワイルドウィーゼル機(敵防空網制圧任務用機)モデル。中途半端な性能に終わったEF-4C、試作のみのEF-4Dを経て攻撃機として洗練されており、対レーダーミサイルやECMポッドの運用も可能。ただし固定武装は再び外されており、実質的には攻撃機に近い。
F-4J:海軍型。電子機器の換装により、戦闘機としては初めてルックダウン能力(自機から見て水平線より下もレーダー追尾できる能力)を備えた。
F-4N:B型をJ型同等の機器に改修した近代化改修機。
F-4S:J型の近代化改修機。海軍向けモデルとしてはこれが最後となり、本機の後継が名機:F/A-18となった。
F-4T:FCSなどの強化により制空能力に特化させたモデルだが、各国空軍にはF-15やF-16が選択され試作に終わった。
F-4X:イスラエルへの輸出向けに計画・試作されたモデル。最高速度マッハ3.2、巡航マッハ2.7とF-4では最速となるはずだったが、アメリカ側が「他国、それも現状ゴタゴタの多い中東の国がマッハ3級の戦闘機を持つ」ことを問題視。武装能力のない偵察型・RF-4Xへの設計変更も行われたが、結局は正式採用は実現せずに終わった。
RF-4B:B型の偵察機型。海軍向けだったがRF-8、RA-5の存在を理由に採用されなかった。ただしアメリカ海兵隊が採用したため量産ラインに乗っている。武装能力なし。
RF-4C:C型の偵察機型。こちらはF-4C同様空軍向け。RF-4Bとは違いある程度の武装が可能であり、核爆弾やAIM-9も運用可能。
RF-4E:F-4EにRF-4Cの偵察装備を取り付けて偵察機としたもの。固定武装は外されている。アメリカ空軍にも提案されたが採用されず、実際には輸出専用モデルとなった。航空自衛隊も運用実績あり。
RF-4EJ:航空自衛隊が事故喪失により機数の減ったRF-4Eの補充としてF-4EJに偵察ポッド運用能力を付加したモデル。あくまで偵察ポッド増設によるもののため、こちらはF-4EJに存在した固定武装も残存している。
|
+
| | ◆ミサイル万能論
|
ファントムで最も有名な経歴はベトナム戦争だろう。当初、アメリカは航空戦力のほとんどを地上攻撃に回していた。そして西側諸国はミサイル万能論を掲げており、将来的に空中戦の主要な動きは格闘戦から対空ミサイルとレーダーによる電子戦になると考えられており、アメリカは機体から機関砲を下ろし代わりに高性能レーダーとミサイル搭載能力を重視した機体の開発を進め、欧州やカナダは戦闘機そのものの開発をやめ地対空ミサイルの開発に全力を注ぐことになった。
そう。勘のいい人なら気づいているだろう、ファントムは元々このミサイル万能論に沿って設計された機体なのである。だからゲーム内のファントムも機関砲は外着けガンポットなのである。しかしゲーム内でもそうだが、当時のミサイルは命中精度がとにかく悪かった。例としてセミアクティブホーミングミサイルのAIM-7スパローはベトナム戦争において720発ほど発射されているが命中したのは60発に満たなかった。さらに当時は敵味方識別装置が不完全でおり目視外でミサイルを撃つものならそれは味方だった!なんてことも珍しくなかった。そのため目視で視認した上で空戦を行うよう規定された。そう、最終的に結局目視によるドックファイト状態になったのである。さらにmig17やmig21など北ベトナム軍の戦闘機がソ連製の格闘性能が高い機体を使用したため、アメリカ軍は苦戦を強いられるようになった。そのため、間に合わせで外着けガンポットをファントムに積み、無理やり格闘戦に持ち込むようになった。幸いファントムの機動性はそこそこよく、パイロットの鏈度も相まってそこそこの戦果をあげていたらしいがその一方で空軍、海軍共に損害も多かったようだ。
ベトナム戦争後、ミサイル万能論は完全に外れた論理であることが分かり、ファントムのE型に固定武装を着けると共にミサイル搭載能力と格闘性能を両立した次期主力戦闘機の開発を進め、これが後にF-15とF-16、F-14になった。一方欧州はこの誤りに気が付いたときはすでに戦闘機開発能力は完全に失われており、今後戦闘機の共同開発が行われるきっかけにもなった。余談だが湾岸戦争ではアメリカ空軍所属のF-15(E型を除く)は38機のイラク軍機を撃墜し、自軍機の被害はゼロだった。撃墜した38機のうちの約六割がAIM-7による撃墜である。
この一方的な戦果には、湾岸戦争の交戦規定ではベトナム戦争では禁じられていた目視外距離戦闘が許可された影響が大きい。IFFの照合のみで敵味方を判断してAIM-7を使用することで一方的に撃墜でき、さらにE-3などの早期警戒管制機とのデータリンクによって成果を上げている。皮肉にも、ベトナム戦争で果たされなかったミサイルキャリアーの概念を、ベトナム戦争の戦訓から生まれた格闘戦闘機F-15が実現したといえる。
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外部リンク 
●WarThunder公式英語Wiki
●WTフォーラム・データシート
●公式Devログ
●インターネット百科事典ウィキペディア
コメント 
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