イスラエル RankVII ジェット戦闘機 Kfir C.2
概要
Update 2.15 “Wind of Change”にて追加された。2022年エイプリルフールイベント"Children Of Arachis"と同時期に開催された"Battle of Arachis"にて実装されたイスラエル戦闘機。
初期型のKfir Canardに比べカナードの大型化や主翼ドッグトゥースの形状変更*1などが行われ、飛躍的な性能向上を遂げた。
ゲーム内ではMiG-23MLDに匹敵する加速性能にデルタ翼特有の抜群の機動性を併せ持つ、生粋のガンファイターである。
--加筆求む--
機体情報(v2.15.0)
必要経費
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
機体購入費(SL) | *** |
乗員訓練費(SL) | *** |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 10 |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 10.7 / 11.0 / 10.7 |
RP倍率 | 2.38 |
SL倍率 | 1.3 / 3.8 / 2.0 |
最大修理費(SL) | 3,400⇒5,386 / 10,100⇒14,449 / 17,900⇒28,323 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 2254⇒2442 / 2304⇒2374 |
(高度10,668m時) | |
最高高度(m) | 16,000 |
旋回時間(秒) | 29.1⇒25.6 / 28.6⇒27.0 |
上昇速度(m/s) | 155.6⇒245.5 / 167.0⇒204.5 |
離陸滑走距離(m) | 750 |
最大推力(kgf) | 4860⇒*** / 4910⇒5200 |
A/B推力(kgf) | 7810⇒*** / 7870⇒8150 |
毎秒射撃量(kg/s) | 10.42 |
燃料量(分) | min8 / 20 / max28 |
搭乗員(人) | 1 |
限界速度(IAS) | 1460 km/h |
フラップ破損速度(IAS) | フラップ無し |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
レーダー
分類 | 有無 | 距離 (km) |
---|---|---|
索敵レーダー | × | **/**/** |
測距レーダー | 〇 | 7.5 |
追跡レーダー | × | *** |
火器管制装置 | × | *** |
敵味方識別装置 | × | *** |
捜索中追尾 | × | *** |
レーダー警報装置 | 〇 | - |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||
機関砲 | 30mm DEFA 552A | 2 | 280 | 胴体下部 | 340/510 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
30mm DEFA 552A | 既定 | AP/HEI-T | 47 | 39 | 30 | 27 | 23 | 19 |
空中目標 | HEF-I/HEI-T | 3 | ||||||
地上目標 | AP/HEI-T/AP | 47 | 39 | 30 | 27 | 23 | 19 | |
ステルス | AP/HEF-I | 47 | 39 | 30 | 27 | 23 | 19 |
追加武装
凡例 | ||||
---|---|---|---|---|
記号 | 意味 | 記号 | 意味 | |
RKT | ロケット | BOM | 爆弾 | |
AGM | 対地ミサイル | AAM | 対空ミサイル | |
GUN | 機関銃/砲 | CM | 対抗手段 | |
MINE | 機雷 | TPD | 魚雷 |
分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*2 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
BOM | **lb △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **lb (爆薬量**kg) |
BOM | **kg △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
TPD | **kg △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 投下可能速度 0-**km/h 投下可能高度 0-**m |
RKT | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
GUN | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** 搭載時の 毎秒射撃量 **kg/s |
RKT & BOM | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
**kg △△ | * | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) | ||||||
AAM | △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
AGM | △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
500 lb LDGP Mk 82 | 226.7 | 117.59 | 82 | 5 | 119 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
750 lb M117 cone 45 | 340.2 | 205.44 | 109 | 9 | 134 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
1000 lb LDGP Mk 83 | 453.6 | 272.43 | 117 | 12 | 145 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
2000 lb LDGP Mk 84 | 907.2 | 578.61 | 170 | 21 | 205 |
ロケット
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
FFAR Mighty Mouse | 8.0 | 1.17 | 701 | - | 290 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
Zuni Mk.32 Mod.0 ATAP | 47 | 8.91 | 722 | - | 457 |
ミサイル
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 (G) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AIM-9D SIdewinder | 88.0 | 4.69 | 2.5 | IR, 後方 | 5.50 | 60.0 | 18 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 (G) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AIM-9G Sidewinder | 88.0 | 3.53 | 2.5 | IR,後方 | 5.5 | 60.0 | 18 |
ガンポッド
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm M61 | 既定 | AP-I/HEF-I/AP-I | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 |
空中目標 | HEF-I/HEF-I/API-T/HEF-I/HEF-I/AP-I | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 | |
装甲目標 | API-T/AP-I/AP-I/AP-I/HEF-I | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 | |
ステルス | HEF-I/AP-I/AP-I | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | コンプレッサー | *** | *** | *** |
胴体修理 | ||||
30mm弾薬ベルト | ||||
Mk82 | ||||
LAU-3/A | ||||
II | 新しいブースター | *** | *** | *** |
機体 | ||||
新しい30mm機関銃 | ||||
M117 | ||||
フレア/チャフ | ||||
III | 主翼修理 | *** | *** | *** |
耐Gスーツ | ||||
ガンポッド SUU-23/A | ||||
Mk83 | ||||
LAU-10/A | ||||
IV | エンジン | *** | *** | *** |
カバー交換 | ||||
カバー交換 | ||||
20mm弾薬ベルト | ||||
Mk84 | ||||
AIM-9G |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
ツリー機体のNesher*3のエンジンをF-4E Phantom II(IL)の物に交換したものが課金機のKfir Canardであり、そこに多少の空力性能の改善*4を行ったものが本機である。
ツリーのKfir C.7は本機エンジンの最大出力を増強し、AAM用のパイロンを増設したもの。
特徴
ミラージュ譲りの高い機動性に加え、エンジンの推力が大幅に増したため、この付近のBRではトップクラスの機動性を誇る。しかし油断は大敵である。立ち回りをちゃんと考えながら攻撃が進められるととても良い。
機動性の内容としては、デルタ翼による高速時の機動性と、大出力エンジンによるエネルギー回復の速さである。一方でデルタ翼ゆえにエネルギー保持はかなり悪く、グイッと曲がって直線でエネルギー回復をするようなトリッキーな戦い方が必要となってくる。400kph以下では不安定になりキーボード操作でのフルピッチ操作を当てると宙返りのようなスピンに入るため、ある程度の速度を保ったまま機動を行ったほうが良い。
また、RWR、フレア/チャフ、高機動ミサイルAIM-9Gと最低限の機能も備わっている。アップデートによりオールアスペクトミサイルであるパイソン3も加わった。
一方でAAMは2本しか搭載できないため、ガンキルも求められる機体である。
爆装もかなりの量であるが、本機の性能は小型軽量なことに特色があるため、爆弾装備時には驚くほど性能が低下する。
本機のレーダーは敵機もしくは地面との距離しか表示できない測距レーダーである。オン/オフはレーダーオンオフキーではなくロックオン/ロックオン解除キーで行う。
敵から見ればRWRのロックオン警告が鳴るために敵に位置を晒すことにもなる。RBでもSBでもRWRでロックオン警告が鳴るとフレア/チャフを放出するプレイヤーが多いため、基本的にオフにしておいたほうが良い。というか滑走路上で味方にも無差別ロックオンしてしまうため、スポーン直後にオフすべきである。
Ver2.23現在はAIM-9GのSEAM(ロックオンに合わせてミサイルシーカをロックオン目標に向ける機能)が発動するため使い所がなくは無いが、敵機をレーダーにとらえてすぐのタイミングでミサイルを撃ってもフレアを放出されて回避機動に入られてしまう。逆にミサイルを打ち切った状態で敵機が直線で逃げようとしている状況では不意にレーダーを有効にすると敵機がミサイル発射の前兆と勘違いし回避機動に入って詰めやすくなるシーンもある。
なお、HUDの対地モードでは測距レーダーで計測した地面までの距離を参考に計算してCCIPを出すため、対地攻撃時はつけておくほうがよい。
初期ミサイルはAIM-9D、改修で使えるようになるミサイルはAIM-9Gである。
9Gの方が上位版であり、9Dに対して 1.シーカー範囲が広い 2.発射前にレーダーロックしておくとシーカー方向が敵を追尾する という2点。2番目は測距レーダーしか積んでいない本機では使えないはずであるが、なぜか使用できてしまう。ただ、レーダーの項で述べた通りレーダーを起動すると敵もRWRで気づいてしまい、フレアを使われる可能性が高い。
AIM-9Jや9Pなどに比べて機動性と射程が向上している。特に射程は打ち下ろしで5km程度であれば届いてしまうため、RBなどのミサイルマーカー*5が消えてから着弾することになり、相手の意識外からの攻撃と相性が良い。
AIM-9Lと比べるとフレアに騙されやすく、オールアスペクト性がない(敵機の側方/後方からしかロックできない)ため、乱戦の中で使うのには向いていない。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
実装当初BR11.0であり、当時のトップ機体が11.3であったこともあって本領の高機動性を発揮する前にBVR戦闘で苦渋を舐めさせられていた。
現在は10.7に下がったため、思う存分機動性とAIM-9Gの長射程を活かすことができる環境となっている。
燃料消費は激しく、またアフターバーナーを多用する戦い方となるため、燃料は20minまたは28min(フル)が推奨である。
トップマッチにおいては若干の左回り迂回*6を行いながら水平でマッハ1.0付近まで加速し、そのまま40°弱で上昇すれば音速を維持したまま6000~8000mまで上昇できる。同高度に敵が居なければ下方の敵機の中でフレアを放出していない無警戒な敵を狙い5km程度の距離でミサイルを撃ち込み、その後も自機に向かってくる敵機が居なければ引き続きガンで一撃離脱を行うことになる。
他の敵機に目をつけられた場合には高速性を活かして味方になすりつけるか、1対1戦闘に持ち込むかの2択となる。1対1戦闘ではF-4ファントムファミリー程度には格闘戦で楽に勝て、直線で逃げられても追いつける加速性能があるため、戦闘終盤で少人数戦になったときに活躍できるだろう。
対格上戦闘においてはSARHミサイルを持った敵が増えるため、機動性が下がりミサイルが避けづらくなる高度6000m以上に上がることが難しくなる。SARHミサイルに頼る敵がいるかどうか、RWRを注視してから上昇するかどうかを決めればいいだろう。また、相手のレーダーが水平走査していることを見越して低空で限界速度まで加速してから垂直上昇し、レーダー視界から逃れる手もある。低空では速度限界が1460kphと最速の部類ではあるものの、チャフ/フレアの少なさとミサイルの少なさから厳しい戦いを強いられる。できれば敵味方が乱戦をしている空域から一歩離れて、水平一撃離脱を試みたほうが良いだろう。敵機の数が減って横槍のミサイルを撃たれる可能性が減ってくれば、自慢のエンジンパワーで敵機をタイマン各個撃破し勝利をもぎ取ることも不可能ではない。
爆装量はかなり多いが、この小柄な機体に爆弾どころかガンポット程度を積み込むだけで機動性がガタ落ちするため*7、敵機が1機だけ逃げに徹していてゲージ勝利を狙うような状況でも無い限り積むメリットはない。
【シミュレーターバトル】
測距レーダーしか搭載せずガンとミサイル2発しかないため、基本的には低空飛行を行い、味方が空戦に入ったときにサポートに入る、もしくは味方を撃墜したばかりの敵機に近距離戦を挑むのが基本的な戦い方になるだろう。
機体性能自体はかなり良好な加速/上昇力に加え旋回性能も良いが、エネルギー保持は最悪である。よって格闘戦に入ったときは短時間で相手を撃墜するか、直線加速によるエネルギー回復と急旋回、高度変化などを織り交ぜて戦わないとすぐにエネルギーを失ってしまう、ある意味工夫のしがいがある機体といえるだろう。ガンキルを狙おうとすると機首がふらつくため、SASなどを活用してもよいかもしれない。
無誘導の対地装備は充実しているため、敵戦闘機が見つからない場合や過疎戦場の場合は対地/対艦攻撃に勤しむ事もできる。ただ、カスタムプリセットを利用した最大爆装は5t(1000lbx8, 500lbx5)にも及ぶため上昇力に-180m/sほどのペナルティがつき、離陸するのも大変なほどになるので注意。
上記の戦い方全てにおいて低空を全速力で走り抜ける移動を多用するために、燃料は基本的にフル積載が推奨である。
アップデートにより全方位ロックオン可能なパイソン3が追加されミサイル攻撃が可能な敵の角度が大幅に拡大。
度重なるアプデでRWRの電波機種識別機能の追加。さらに電波強度測定による電波源距離逆探知能力も追加。
飛来するレーダー波の機種と大まかな距離が識別できるようになり、レーダー使用中の敵ならヘッドオンでいきなりミサイルの先制攻撃を撃ち込むというレーダー非搭載機にあるまじき荒業さえ可能になった。
ミサイルのシーカー方向は機首よりいくぶんか下向きであるため、AIM-9Dのみで改修を行う場合やレーダーを基本オフで戦闘しているとHUD真ん中に敵を捉えてもシーカーロックできないことに戸惑うことだろう。コックピット視点でHUDの付け根にある謎の突起付近がシーカー位置にあたるので、この突起で敵機を隠すように飛べばミサイルロックオンできる。
コックピット視点にバーチャルコックピット表示のシーカ範囲を合成したのが下図となる
本機のHUDはHUDモード切り替えキーでモードを切り替える事ができ、スタンダード(対空用機関砲CCIP)、対地攻撃用機関砲CCIP、対地攻撃用爆弾CCIPの3種類が使える。
どれも前述の通り測距レーダーの距離情報から着弾点を計算するため、使用時にはレーダーをオンにしなければならない。
また、爆弾用CCIPは当然だが着弾予想位置がHUDのガラスに映る範囲しか表示されないため、かなり機首を下に向けるか、地上スレスレの水平飛行でしか着弾予想位置が表示されない。
RBモードのテストフライトでバーチャルコックピットとコックピットと切り替えて感覚を確認したほうが良い。
史実
ミラージュ5・ネシェルをベースにIAIが改修した、クフィルの量産型。
イスラエルが発注したミラージュ5はフランスの政策変更により輸入できなかったが、ダッソー社との裏取引で機体のライセンス製造権を購入し、さらに産業スパイを使ってスイス経由でエンジンの図面を盗み出した。*8こうして生まれたのがイスラエル製ミラージュ5ことネシェルだが、苦心して盗んだアター9Cエンジンの性能はそれほど良いものでなく、推力や燃費に不満があった。
折しも、英仏の武器禁輸措置を受けてイスラエルはアメリカ製兵器の調達に路線変更しており、F-4Eクルナスの輸入に合わせてJ79エンジンのライセンス製造権を取得。これをネシェルの機体に組み合わせることで誕生したのがクフィルである。
J79の搭載にあたって原型のミラージュ5/ネシェルからエアインテークと胴体後部が少し拡大され、冷却用の補助吸気口が増設された。エンジン換装による推力向上の効果は大きく、ペイロードが1.5tほど増加している。
小ネタ
Kfir C.2の「C」はカナード翼の「C」で、カナード翼を装備していることを表す。
現在は初期装備のAAMとしてAIM-9Dの他にShafrir 2ミサイルが使えることになっているが、実装当初は初期プリセットの中に含まれておらず、カスタムプリセットを作成すると使える隠し装備のような存在だった。
なお、Shafrir 2はAIM-9Dに対して射程*9で劣る一方、シーカ首振り(アンケージ)機能があるためシーカロックオンしてから偏差をつけて発射することが可能である。長距離運用をする場合は9D、近距離で偏差をつけて運用する場合はShafrir 2と使い分けてもいいかもしれない。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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