ソ連 RankⅦ 対戦車ミサイル車両 9P157-2 Khrizantema-S
概要
1.99で追加されたATGM車両。WTで初めて対地レーダーを備えた車両で、これを使って目標の捜索およびミサイルの誘導を行うことが出来る。ちなみに地上車両だけではなくヘリコプターなど航空機もロックオンしてミサイルを発射することが出来る。
レーダーによる誘導とは別にSACLOSも用意されており、これらは併用できるので「2目標同時攻撃」という芸当も可能。
--加筆求む--
車両情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
車両購入費(SL) | *** |
乗員訓練費(SL) | *** |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 9.7 / 9.7 / 9.3 |
RP倍率 | *** |
SL倍率 | *** / *** / *** |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | **.*⇒**.* / **.*⇒**.* |
俯角/仰角(°) | -**/** |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | **.*⇒**.* |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 一軸・二軸・肩当て式・無し/ *** |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | *** / *** / *** |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | *** / *** / *** |
船体崩壊 | 有・無 |
重量(t) | **.* |
エンジン出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
*,***rpm | |
最高速度(km/h) | *** / *** |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | *** |
乗員数(人) | * |
レーダー
分類 | 有無 | 距離 (km) |
---|---|---|
索敵レーダー | 有/無 | **/**/** |
追跡レーダー | 有/無 | ** |
光学索敵センサ | 有/無 | **/**/** |
光学追跡センサ | 有/無 | ** |
敵味方識別装置 | 有/無 | ** |
暗視装置
有無 | 種類 | |
---|---|---|
赤外線投光器 | 有/無 | - |
車長 | 有/無 | 赤外線/熱線 |
砲手 | 有/無 | 赤外線/熱線 |
操縦手 | 有/無 | 赤外線/熱線 |
双眼鏡 | 有/無 | 赤外線/熱線 |
三人称視点 | 有/無 | 赤外線/熱線 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | △△ | * | ** | ** |
機銃 | △△ | * | ** | ** |
弾薬*1
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
1200mm貫通を誇る大型タンデムチャージATGMを二連装で合計14発装備。
ソ連高ランクでタンデムチャージATGMを装備できるのは数えるほどしかいないが、軽装甲という点では、BMP-2Mが似たような車両であろう。BMP-2Mの特許をある意味奪ったともいえる。貴奴と異なる点としては、ATGMの速度は本車両の方が早く、遠距離戦もこなせるほか、足の速い機動戦闘車のような装輪車両にも若干ながら対処しやすくなっている。ただし、機関砲やグレネードランチャーのようなものはないので、柵や木などのマップオブジェクトの排除は大変厳しく、体当たりをするか自軍の他車両に頼らざるを得ない。
しかし、それ以上に大きなメリットがある。それは、発射機に照準器がついていることである。これは、本体を露出せずともミサイルを発射、誘導することができ、ランチャーだけを露出して一方的に殴ることもできる。前述したとおり、タンデムチャージのため複合装甲だろうが爆発反応装甲だろうが意味をなさない。レーダーでロックオンして発射することでたとえ旋回装置が壊れていたとしても撃破を望める。
また、ソ連では非常に貴重な車長用IRを装備していた
【防御】
BMP-3と同じだがこちらの方が装甲を増加させている。
内部モジュールの関係上誘爆しやすく乗員二名なので注意。
必ず起こるというわけではないがレーダーにHE系統が直撃するとハルブレイクすることがある。
ATGMが連装されている部位に命中しても誘爆死はせず、レーダーに弾が命中しても一時的に誘導能力を失うだけである。
そのため、ドーザーで地面を掘って車体を隠されると対処が難しい。
【機動性】
BMP-3と同じ
水陸両用で陣地転換は容易。だが、超信地旋回はできず、本体の貧弱な馬力もあってか、土手や法面での旋回には少し手間取る。ミサイルランチャーを露出して一方的に殴ることもできるが、夢中になりすぎて的に接近を許すと、取り返しのつかないことになることも。あらかじめルートを決めて動くことで多少なり解消される些細な問題ではあるが、やはりATGMの特性上接近戦は避けたいところ。
【対地レーダーについて】
対地レーダーの射程は2/4/8kmから選択可能である。
対地レーダーは、電波や赤外線を遮断するはずの惑星産スモークや、草木に隠れていても探知可能である。
煙幕などで遮られることはなくロックオンでき長距離での移動する的に対しても命中が望めるため平地など開けたマップではその強さを発揮するが、市街地などの障害物が多いところではロックオンが遮られてしまう。索敵においては角度が制限されていることもあり対空車両のように索敵することはできないだろう。
しかし、射線が通る車輌に対しては多少障害物で隠れていても距離関係なく命中させることができるため非常に広いマップにて強みを発揮できる。
その上、障害物の隙間を引っ掛かることなくすり抜けて命中させたりIRですら視認が難しい車両も発見することも可能である。航空機すらロックオンできてしまい、うまくミサイルを誘導できれば撃墜を見込めるだろう。
ただ望ましくない点として、砲塔だけ露出していたり、死骸にも反応してしまう。
誘導したと思ったら残骸だったということも少なくない。
双眼鏡視点からもロックオンは可能なので、随時偵察を心がけながら立ち回ることが要求される。
さて、ソ連ツリーでは初となる対地レーダーを装備した本車両だが、キーバインドを必要とするため、軽く解説したい。
下記画像はキーバインドの設定画面であるが、緑色の四角で囲んだ個所は必ずキーバインドしておこう。
- レーダー/赤外線捜索追尾システムの偵察をオン/オフ
- レーダーのオン、オフに使用。
- レーダー/赤外線捜索追尾システムのスコープスケールの変更
- レーダースコープの探知画面の表示距離を変更する
- レーダー/赤外線捜索追尾システムを選択して目標をロックオン
- レーダーを用いて索敵した目標が複数いた場合、優先ロックオンする相手を変更するために使用
つづいて、戦闘画面である。
右上の緑の四角がレーダースコープで、画面にある三角の形をしたものがレーダーに反応した物体である。
- -と表示があれば、その方角にレーダーに反応した物体がある、という事である。
- レーダースコープ上で、|-|となっているのが優先的にロックオンする目標。
- 戦闘画面で、△となっているのがレーダーに反応した物体である。
- 戦闘画面で、|△|となっているのが優先的にロックオンする目標。
- 画面右上のスコープでは、手前が距離が近く、奥が遠い目標となっている。*2
史実
1980年代、コロムナにあるKB Mashinostroyeniya(KBマシノストロイェニヤ)社は地上の装甲車両とヘリコプター、
そしてその他の兵器を時間帯や視認性レベルに関わらず効率的に検出して破壊することができる
全天候型対戦車ミサイルシステムの開発に着手した。
この機構は、機動性が高く水上航行も可能な全地形対応車両であるBMP-3のシャーシに搭載されることになり、
こうして9P157-2 フリザンテーマが開発された。そして、レーダーシステムと目視を通して
2つの個別のチャンネル上で目標を同時に追跡することができる独自の車両となりった。
さらに、前述したレーダーは時間帯および視認性レベル(夜間、煙、砂嵐の中)に関わらず、目標を探知して狙いを定めることができる。
このシステムのミサイルは、戦車のERA(爆発反応装甲)とさらにその下の1,000mmの装甲を貫通することができる。
フリザンテーマは2004年にロシア軍によって運用され、その後複数回の近代化改修が施された。
また、ミサイルシステムは海外へと輸出され、他の国々でも運用された。
出典 - War Thunder ホームページ
小ネタ
砲塔旋回速度が向上するとレーダーの旋回速度も向上する。
自分の放ったミサイルをロックオンできる。
本車両は、初見殺しとも言える難解な車両名。まともに読むと、「Khrizantema クフリザンテーマー」と読む人も多い。
実際のところ、ロシア語(ХРИЗАНТЕМА)の発音的に、上記にもあるように、「フリザンテーマ」が正しい。WT日本語公式ページでもフリザンテーマ、と紹介している。ちなみにフリザンテーマとは、ロシア語圏では、「菊の花」と言う意味で、固有名詞ではなく、菊科の花を総じてこう言う。ちなみに訛りが入ると、ハリサンテーマ、と言う発音に近くなる。Wiki内にはは翻訳済みの名称があるのだが、実装当初は読み方が分からず「ロシアのミサイルの奴」、とか「タンデムのミサイルキャリア」とか、言う人が一定数居たとか居ないとか。
外部リンク
コメント
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