【プテラノドン】

Last-modified: 2024-04-28 (日) 10:51:55

概要

DQ4などに登場する翼竜のようなモンスター。配色は胴体部がモノクロ(白と灰色)、嘴が黄色。
色違いに【アイスコンドル】【フライングデス】【ケツァルコアトルス】がいる。
 
その姿は実在する(した、というべきか)翼竜のプテラノドンというよりはむしろ同じく実在する翼竜のランフォリンクスやソルデスに近く、実在のプテラノドン独特のトサカも無い。名前の意味も「歯のないくちばし」であるので、どうみてもプテラノドンに見えない。
ランフォリンクスなら全ての特徴が一致するし、プテラノドンはむしろイメージとしては【バピラス】の方が近い。
DQ4当時は一部のカタカナが使えなかったが、当時の慣習では「ランフオりンクス」という表記で間に合わせただろうし、【ベビーマジシャン】だの【ベビーサラマンダ】だの【メタルスコーピオン】といった8文字モンスターもいるので字数の都合でもなさそうだ。
もっとも、子供たちにとっては「ランフォリンクス?ナニソレ?」となる可能性が高く、一方の「プテラノドン」は昔から翼竜の代表格で好きな恐竜ランキングの上位常連(厳密には恐竜ではない)という圧倒的知名度から採用されたのだろう。
現在だとDQ10でケツァルコアトルスが採用されたなど、それなりに他の翼竜の名前も浸透してきているが、なぜかランフォリンクスは採用されない。
ただの偶然か、当時ライバルだったスクウェアからDQ4と同年に発売されたSaga2でラムフォリンクスとプテラノドンが同じ翼竜系モンスターとして共演している。
 
翼竜(爬虫類)だからか、モンスターズでは【ドラゴン系】になっており、本編の方ではリメイク版DQ4のみ系統まるごとドラゴン系になった。ちなみにDQ4での上位種の2種は特に翼竜設定というわけではないのだが…。

DQ4

二章の【さえずりの塔】や、【エンドール】周辺に登場する。
第五章では【大灯台】とその周辺に出現。どうやら塔が好きなようだ。
見た目からして火を吐くのかと思いきや、【ドラゴンバタフライ】のように【ひのたま】を吐くのではなく、【ギラ】の魔法を唱えてくる。
というか、打撃とギラの行動枠が半々というギラ大好き野郎である。
火の玉よりもギラの方が威力が高いので危険。
おまけに1匹につき2発まで使えるという嫌がらせ仕様。運悪く【不意打ち】されてギラを連発された場合、その後の立て直しが非常に困難になってしまう。
こういうミスマッチさがドラクエらしい味を出しているのだが、序盤にギラを唱える空飛ぶ爬虫類としては先輩に【リザードフライ】、後輩に【ベビーニュート】がいる。
 
ただし【判断力】の関係上、MPを使い果たした後も一度は無駄撃ちをするという隙があるので(オリジナル・リメイク共通)、短期決戦で殲滅できる火力がないうちはまずはパーティー全員で防御してMP切れを待ち、その後態勢を立て直してから反撃に出るのが有効。
攻撃力もそこそこ高いとはいえ、ギラさえ使えなければただの空飛ぶトカゲである。
 
複数で出現してはギラ連発であっという間に画面を緑色に染め上げる難敵。
【ブライ】【ヒャダルコ】を覚えていれば、ほぼ一撃で仕留められるが、まだ素早さが十分に伸びていない時期なので、数体に先制されてこんがり焼かれる場合も多々ある。
不意打ちでギラを連発されると問答無用で全滅させられる恐れも。
ヒャダルコがないなら、ブライは必ず防御しておこう。
後述のようにギラが通るので【マホカンタ】も有効だが、先手が取れないと危険なので薬草は各人に持たせておこう。
【マホトーン】が必ず効くが、やはり先制されて焼かれることもあるので、【クリフト】がいる場合は打撃でさっさと倒しに行くべきか悩ましいところ。
 
イオ系とバギ系が効きにくいので、AIの呪文の選択次第では無駄撃ちがありうる。
が、それ以外の攻撃呪文は全て確実に有効。自分でギラを使う癖にギラ系が弱点となっている。5章ではマーニャの呪文でコンガリ焼いてしまおう。
 
落とすアイテムは【すばやさのたね】。DQ4でのこの系統はすべて種を落とす。
 
【格闘場】では2つの対戦カードに登場。
調子の良いときは本命すらも潰すが、そうでないときは格下に完封されたりと浮き沈みが激しい。

リメイク版

【コドラ】系統と共にこの系統も【ドラゴン系】に変更されたが、本種に関しては出現時期的に特に意味はない。
さえずりの塔のモンスター出現率自体が下げられたため、脅威はかなり下がっている。
ヒャダルコが強化されたので撃ち漏らすことはなくなったが、素早さは相変わらず高いので先制されやすく、出会ってしまうと脅威なのには変わりない。
ブライがラリホーを覚えるようになったので、ヒャダルコがない場合にはこっちを唱えるという選択肢もある。

DQ10オフライン

【グレン領東】【ガタラ原野】【ベコン渓谷】に生息。【鳥系】
昼間は上空を飛び回っており、こちらを見かけると襲ってくる。夜は一定の場所で休んでいる。
唱える呪文がイオに変わった。
通常ドロップは【するどいキバ】、レアドロップは【かぜきりのはね】

Ver.2

【セレドのおはなし】では町の子供に襲いかかるが【ムッチーノ】に撃退される。
 
クエスト【明日へのコーダ】?では【アルゴングレート】のお供として登場。
【イオナズン】【バイシオン】を唱えるほか【こごえるふぶき】を吐くなど強化されている。

DQ10オンライン

過去のガタラ原野にも生息するほか、魔界では【プテラノドン・強】が登場。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【メダチャット地方】に出現。ギラが【ベギラマ】にランクアップした他、なんとフライングデスしか使えなかった【ザキ】まで唱えるようになった。
火力だけなら同時期には他にもっと強い敵がいるが、素早さが【カミュ】ですら先制困難な程の高さになっており、運が悪いと何も出来ないまま死者が出てしまう。DQ4とは別のベクトルで嫌な敵となったのでさっさと倒そう。
 
ドロップアイテムは、【するどい爪】とレアが【きようさのたね】

邪ver

【ユグノア地方】に出現。2Dモードでは【名もなき地】【ダーハルーネの町】北西)にも出現する。
【ベギラゴン】【ザラキ】を唱える。

DQM1・DQM2

ドラゴン系として登場。
ドラゴン系×鳥系の基本配合で誕生。
野生の個体は1では【ちえのとびら】【がんこじいさんのとびら】に、2では【水の世界】のフィールドなどに出現する。
 
習得する特技はギラ、【かまいたち】【おいかぜ】。やはりギラを覚えている。
攻撃力と素早さは良く成長するが、守備力と賢さの伸びが非常に残念なことになっている。
さらに、耐性の底上げが最も難しい部類で、残念ながら使えない。
一応1のVジャンプルールでは【浮遊系】で最もMRが低い種族という差別化点が存在する。
コイツに限らず、DQ4出身のモンスターは何故か能力の伸びや耐性の低い者が多い。
プテラノドン(ランフォリンクス)同士を配合すると本来のプテラノドンの【バピラス】が誕生する。

テリワン3D

Mサイズとして再登場。
特性は【メガボディ】【AI1~2回行動】【みかわしアップ】【ときどきピオラ】、+25以上で【ときどき白い霧】、+50以上で【パラメータブレイク】が解禁される。他の作品だとギラ系大好きなモンスターだったにもかかわらず、ギラ系のコツもブレイクも持っていない。

所持スキルは【ハンター】

イルルカ

【砂漠の世界】クリア後、オリハルゴンの背中の上に生息する。
サイズとランクの都合上、周辺のモンスターよりスカウトしづらいが、捕まえて自然系と配合するとヘルコンドルになる。
ヘルコンドルはAランクのウルトラキメイラの素材となるため、序盤で高ランクモンスターを生み出すカギとなる。
今回は【新生配合】によって【しっぺがえし(特性)】が追加され、ギガボディ化すると【こうどう はやい】を得る。今作でもやっぱりギラ系のコツもブレイクも貰えなかった。

DQM3

ドラゴン系Gランク。
野生では出現せず、ドラゴン系と魔獣系の系統配合で生み出される。
 
特性は【徒手空拳】【風のコツ】(Lv20)、【しっぺがえし】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】【ときどきピオラ】【超みかわしアップ】(Lv60)。
所持スキルは【ドラゴンソウル】
 
【あばれうしどり】との配合で【ガルーダ】【あばれこまいぬ】との配合で【ワイバーンドッグ】【ギガントヒルズ】との配合で【ライバーン】が生み出される。

バトルロード2

1章から登場。
ステータスはHP:615 ちから:67 かしこさ:96 みのまもり:44 すばやさ:90。
使える技は「ついばむ」と「ギラ」。
前者はクチバシで敵1体を噛みまくる技で、後者は灼熱の呪文で敵全員を攻撃。
やっぱりギラが大好きなモンスターである。
戦闘職と相性が良く、主人公が使えない呪文攻撃でのサポートが出来たり、回避もしやすく、
割と使いやすいモンスターである。
主人公の職業が戦士だと、ギラの代わりに敵1体に急接近し、尻尾を打ちつける「テールウィップ」という技が使える。
この技は打撃と風の属性を持つ。
本作では飛行系に分類されているため、モンスターズでプレイした人はドラゴン系と思ってドラゴン特効技を使わないよう注意。

ライバルズ

第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて、共通カードとして登場。
レア度はスーパーレア。

2/2/1
死亡時:自分のデッキからコスト4以下の冒険者カードをランダムに1枚手札に加える

【まおうのたまご】の冒険者バージョンの能力。たまごと違って低コストのものをサーチする。
こいつが冒険者カードをサーチしてくる理由がイマイチわからないが、まさか拉致して来てるのだろうか?