モンスター/【ハイドラ】

Last-modified: 2024-01-25 (木) 14:15:23

複数の首を持つ化け物。
もともとはヒドラヒュドラと同じ存在で、「Hydra」の英語読みに過ぎないが、FFシリーズではヒュドラの上位モンスターとして登場している。


元ネタ上は同じものなのにFFシリーズでは別のモンスターとして扱われているのは、他にバハムートベヒーモスコカトリスバジリスクアーリマンアンラ・マンユなどがあり、これらはそれぞれデザインが全く違う。
対してヒュドラとハイドラは色違いモンスターなので、なまじ神話の知識があると紛らわしい。

  • 読みが違うだけで上位種なのは、英語のHigh(高い、高級)と掛けているからだろうか?

FF5

(ロンカ遺跡)
Lv26、HP3000、MP1000、種族:不死/竜。
攻撃力42、物理倍率8、素早さ50、魔力0。
防御力20、回避力10、魔法防御5、魔法回避10。
弱点・無効化属性なし。吸収属性:冷気・雷・毒・地・風・水。カテゴリ弱点なし。
有効な状態異常:麻痺(レモラ有効)、暗闇、石化、即死、沈黙、バーサク、老化、スロウ、ゾンビ、リフレク。
行動:
通常時

ファイナルアタック

操る不可はなつアースシェイカー
盗み:通常枠なし/レア枠キラーボウ。落とすアイテム:フェニックスの尾(100%)。
EXP:3108。獲得ギル:219。
ボス系耐性なし
常時リフレク


(アルキュミアの蛙)
Lv46、HP6000、MP0、種族:不死/竜。
攻撃力85、物理倍率11、素早さ35、魔力0。
防御力10、回避力0、魔法防御0、魔法回避0。
弱点属性なし。無効化属性:地。吸収属性:なし
有効な状態異常:小人以外全て有効。
行動:
モンスター自分自身の状態が "蛙" である

  • 1ターン:何もしない

通常時

操る:たたかう/地震。はなつ:地震。
盗み:通常枠らいじんのじゅつ/レア枠竜の牙。落とすアイテム:ダークマター(6.25%)。
EXP:2000。獲得ギル:552。
ボス系耐性なし
常時リフレクではない。


ロンカ遺跡内部と次元の狭間(遺跡エリア)に出現する、
ヒュドラの死体が蘇ったアンデッドイエロードラゴンの色違い。


HPは3000もあり、炎、聖属性以外の全ての属性攻撃を吸収。
最初からリフレク状態というとんでもない敵。
「とっしん」の他に強力なポイズンブレスを使用してくるので、面倒なら逃げるのもいい。
ファイナルアタックでレベル4グラビガを使うので、ラーニングしたい場合はぜひ戦おう。


次元の狭間ではレア枠であるのに対し、ロンカ遺跡では頻出するフロアがあるので、モンスター図鑑登録を狙う場合はロンカ遺跡で遭遇しておこう。
アルキュミアの召喚の場合は別モンスター扱いとなり登録されない。


ハイドラは必ず1匹で出現するが、フロアによってはヒュドラよりも出現確率が低い。根気よりも出現するフロアを把握する事が大事。
第五階層の、タイクーン王がいる場所のすぐ左の小さな部屋、宝箱周辺だと割と簡単に会える。

  • 王の後ろで盗んだりラーニングしたり作業するのはなんだが、タイクーン王の真後ろも同じく頻出エリア。
    フロアが合ってさえいえれば出現率が非常に高いので会うのは簡単。
  • スイッチのある第4階層最後のエリアではレアエンカ。GBA版で中断技をする場合はそっちの方が楽。

イストリーの滝B2FとB4Fでもアルキュミアカエル状態で連れられていることがあり、このときはHPは6000、物理倍率11、攻撃力85と強化されているが、リフレクはかかっておらず、吸収できる属性も無い。地属性は無効化する。
タイダルウエイブやポイズンブレスをくらう前にさっさと倒そう。なお、地震は操った時のみ使える技で、通常時のハイドラは使用してこない。


何故ファイナルアタックに絶対に止めを刺せない割合ダメージ攻撃を使うのか、解せない敵である。
もちろんそれの回復にアイテムやMPを消費するので無意味ではないのだが。
レベル4グラビガを低レベルでラーニングさせないため……というのは流石にないだろうけど。

  • 他のモンスターと一緒に現れるエンカパターンがあれば意味はあるのだが、単体でしか出ない。
  • その時期に於ける難易度的なバランス調整の一角&サプライズ+没後の呪い的な演出ではないかと思われ。
  • フェニ尾瞬殺だと本体が消えた跡からモワァ~ンと例のブラックホールが出てくるので、ますます怨念っぽい
    • ハイドラ自身がアンデッドだから怨念や呪いという単語が凄くしっくりくる。

フェニックスの尾で瞬殺できる(リフレクはロンカ遺跡の時点では解除不可能なためレイズはダメ)ので、レベル4グラビガの楽なラーニングにどうぞ。
通常版のこいつはフェニックスの尾を必ず落とすので、瞬殺した場合でも即回収可能。
ケチる必要は全く無い。おそらく制作側も推奨戦法としているのだろう。
まともに戦えば強敵だが判ってしまえば、という典型である。

  • ストーンドマスクはなつ(リフレク)→レイズをハイドラに反射ならいけるのでは。
  • フェニックスの尾によるアンデッド一撃死は75%と必中ではないので、
    ラーニングに挑む際はいくつかストックした状態にしておきたい。

通常版とイストリーの滝版とでは所持アイテムも異なる。
通常版はレア枠でキラーボウを盗める。
キラーボウは本来第二世界で購入出来る弓矢で、第一世界で手に入る弓矢では飛び抜けて強力なので、是非とも盗んでおこう。
ロンカ遺跡で出現する方は操ることができず、愛の歌も無効なので無力化するのが難しいが、麻痺が有効。
キラーボウを盗むのなら、マイナーな召喚魔法だが「レモラ」を連発して無力化しよう。
盗みの通常枠がないのは救い。
 
一方イストリーの滝版は、通常枠で雷迅の術、レア枠で竜の牙を盗め、倒すとダークマターを落とす事がある。時期的に狙う価値は微妙。

  • 通常版とイストリーの滝版は他の同名ありモンスターに比べ、共通点が少ない気がする。使用技、操る技、放つ技を始め、各種パラメータが異なる。共通点はMPがゼロなこととアンデッドであることぐらいか。

次元の狭間では遺跡エリアの宝箱が4つある部屋。および砂漠側の昇降口という狭い範囲で、1/16の確率のレアモンスターとして出現する。
蜃気楼の町側の昇降口(上下)で出現するのはラミアストーンドマスクなので注意。


フェニックスの尾以外では青魔法がおすすめ。ミサイルデスクローが効く(すべてボス系耐性を参照、リフレク貫通)。
デスクローは当たれば麻痺もする。グラビデは反射されるので不可。ボス系耐性がないため上記レモラはかなり長持ちする(2ターン程)。
また狩人も相性がよく、暗闇の弓矢暗闇が効き、さらに盗んだキラーボウの即死が発動した場合一撃。
(キラーボウの即死はデスと同じ即死属性だがアンデッドにも有効で、ハイドラには即死耐性もない)
ポイズンブレスはナイチンゲールで毒含めて一気に回復できるため、誰かにどうぶつをつけておくとよいかも。
レベルが20を越えていてもモモンガも効くので外れがほとんどない。
ファルコンも効くが、さすがに普通はそこまではレベルが上がっていないだろう)

  • 逆に相性が悪いのは風水士吟遊詩人
    ロンカ遺跡では他の雑魚敵相手に猛威をふるう「かまいたち」や「愛の歌」が効かない。
    (ついでに「レクイエム」もまだない)
    レベルが上がりまくっていればソニックブームが効くが。
    風水士の場合は何か別のアビリティをつけてそちらで、吟遊詩人の場合は竪琴で一応ダメージが通る。
    • 風水士や吟遊詩人以上に、3属性吸収&常時リフレクのせいで黒魔道士はナイフでちまちま削るぐらいしか出来る事が無かったりする。
  • 燃費が馬鹿にならないが、針千本3発当てれば沈む。

経験値は3108と破格で第一世界の雑魚敵では堂々の1位(次点はプロトタイプの2000)。
これより多く経験値を得られる敵はマジックポットシールドドラゴンランドクローラー鉄巨人????の5種だけである。
しかし、1戦闘あたりの経験値は同じ第一世界で遭遇できるミニドラゴン5匹(4500)に軍配が上がるうえに
こいつ自身が倒すのも会うのも面倒な為話題になる事はあまり無い。

FF5(GBA版)

遭遇までが少し面倒だったSFC版と違い、中断技で簡単に遭える。
是非ともレベル4グラビガをラーニングしておきたい。

FF11

ドラゴン族の一派で、3つ首の巨大な竜。
すべての個体がノートリアスモンスター扱いで、どの個体も強力。
3つの首のうち2つは切断が可能。
しばらくすると再び生えてきてしまうが、首の数が少ないほど有利に戦えるようになっている。
ただし、イベントで戦うザッハークは、上記の特徴が当てはまらず、 一人で勝てるほど弱く設定されている。 


詳細はこちら→ハイドラ

FF14

FF14でも3つ首のドラゴンとして登場。
レリック武器作成の過程で、ハラタリ修練所にて戦うことになる。
サービス開始時はそれなりに手強い相手であったが、現在ではアイテムレベルの上昇やプレイヤースキルの向上によってものの1分ほどで倒せてしまう相手になった。
また当初ハイドラ討伐戦はコンテンツファインダー非対応コンテンツであったが、後のバージョンアップで対応となった。

FFT

3つの頭を持つヒュドラ系モンスターとして登場。
飛行能力と強力なトリプルフレイムでプレイヤーを苦しめる。
仲間にすると心強いが、非常に有用なアイテムを密猟できるため、養殖されては屠殺されている。
弱点属性は冷気・風。

  • 密猟で入手できるアイテムは、透明化と永久ヘイストの効果を持つ香水セッティエムソンと、雷属性の攻撃を無効化出来る服のラバーコンシャス
    どちらも装備としては最高級品で、特にセッティエムソンはPS版だと女性キャラの最終装備として非常に人気が高い逸品。

イベントバトルでは、最終戦から2つ前のMAPにヒュドラ系が総出演している。
そのMAPは高低差が比較的多い為、場所によってはトリプルフレイムに当たる可能性が急増する。
更に上位種のティアマットも同じ攻撃をしてくるのでますます危険。
対峙する時はキャラの立ち位置に注意しなくてはならない。


ディープダンジョン最下層のランダムエンカウントでは3体も4体も出てくる事がある。
密猟目当てなら対策していけばウハウハだが、対策がないといきなり射程内に飛んできてこちらが瞬殺される。

WOFF

Lサイズのミラージュ