アイテム/トウガラシ

Last-modified: 2020-02-22 (土) 20:56:19

植物系素材の一種。現実世界にも存在する植物(ただし全くの同一かは不明)。

概要 Edit

  • 一口かじるだけでも火を吹くような辛さが特徴。
    ポッケ村などの寒冷地域では必須の調味料とされているが、毒テングダケにが虫
    平気で口にするハンターですら、そのまま食べられない程には辛いらしい。
    砂漠や砂原、火山といった暑い気候の地に自生しており、しっかりと手入れをすれば栽培可能。
    赤の種から実る事もある。
    • 沼地や原生林、密林といった割合普通の環境でも手に入るが、
      森丘や孤島、渓流、平原遺跡と言った比較的村と身近なフィールドに生えている事は少ない。
      後述にある鳥の食性によるモノだろうか。
  • 寒冷地域では誰もがお世話になるホットドリンクを始め、
    ホットミートや特産キノコキムチなど体を温める効果のある飲食物の調合素材。
    しかし、ホットドリンクは店で買える上に、ホットミートを常用しているハンターも少ないため、案外影が薄い。
    一般人から調味料としての需要があるためか、取引単価も大した額にはならない。
    • 香辛料という事で料理師防具や植物繋がりでカボチャ防具(の腕)を生産時に出番がある事がある
      メルホアのレベルアップに使われる事もあった。
    • 交易で増やそうとすると薬草カラハリネンチャク草と同等のポイントを必要とする。
      需要を考えるとボッタクリもいい所だが、狩猟以外の所で使われている事を考えればこれで妥当なのだろう。
  • MH3Gでは辛さでアロワナを破裂させるのかハレツアロワナと調合する事で消散剤
    辛さで目を覚ますのか眠魚と調合する事で元気ドリンコを作る事が可能、と活用範囲が妙に広い。
    • MH4では消散剤への調合のみハブられてしまった。旅団ポイントと交換すると52ptsかかる。
    • MHXで元気ドリンコも作れなくなったが、キノコキムチが復活し納品依頼にもなったため一度は調合する事になる。
    • 必要になるほど寒いエリアが存在しないため、MHWはお休みを貰ったがMHW:Iで現場復帰。
      しかし寒冷地帯「渡りの凍て地」でしか手に入らないという、従来とは真逆の展開となった。
      恐らくXXまでのとは別の、寒さに強い種のトウガラシなのだろう。
      メタ的に言えば、ホットドリンクを現地調達させる為の措置だろう。
      ありがたく自動調合をセットしておこう。
  • アイコンは火薬草と同じ赤い草。ついでに売値も同額である。
    現実でトウガラシと言えば概ねの事を指すが、MH世界では葉を使っているのだろうか。
    尤も落陽草の根キングサボテンオオモロコシも草の葉アイコンなので、深く考えなくていいかも知れない。
    • なお、もえないゴミと錬金するとその火薬草になるもえないゴミがよく燃える草になるだと。
      現実のトウガラシはナス目ナス科に、
      火薬草はサボテンの仲間なので恐らくナデシコ目サボテン科に属すと思われるので、近縁ではない。
      錬金が与える変化がどの程度なのか定かではないが、種の壁さえも超えるモノなのだろうか。
      またサシミウオと錬金すると今度ははじけイワシになる。こっちもこっちで小型化&飛び散る様になるという超変身を遂げた。

余談 Edit

  • 現実世界においても、トウガラシは南アメリカ(北アメリカ説もある)原産の実にメジャーな香辛料である。
    食料としては勿論、中国や韓国では魔除けアイテムや家内安全のお守りとしても使われている。
    漢字では「唐辛子」すなわち"唐"から来た"辛子"と書く。*1
    「鷹の爪」という呼び方もあるが、鷹の爪はトウガラシの品種の一つであり、トウガラシ=鷹の爪というわけではない。
    ピーマンがトウガラシの一種なのがいい例である。
    • また、オレンジ1個分・にんじん1本分と同量の唐辛子を食べられるという前提ではあるが
      ビタミンCは同量のオレンジより、目に良いといわれるビタミンAも人参より多い。
      コレステロールもなくカロリーも低いため、唐辛子自体は実に素晴らしい栄養源となる。
  • そのトウガラシの代名詞たる辛さをもたらすのが、トウガラシに含まれるカプサイシンという成分。
    接種したカプサイシンが交感神経を刺激して血行が良くなり、体温上昇や発汗作用をもたらす。
    カレー等を食べると体が熱くなってくるのは、この作用によるもの。
    有酸素運動と組み合わせることで、体脂肪の分解・新陳代謝機能、デトックス機能なども促進できるが、
    食べ過ぎると胃腸に大きな刺激を与えてしまうので、摂食は程々に。
  • この発汗作用は食物として摂取するのが最も手軽ではあるが、
    作用だけなら成分を含有させた布で作った靴下の着用など、直接皮膚に触れさせる使い方も効果が高い。
  • ただし、これがそのまま体温上昇効果として利用できるかどうかは場合による。
    気温がかなり低い場所で辛いものを食べた場合、多少体温が上がっても汗をかかないので、
    そのまま体を温める食べ物として利用できる。
    一方、ある程度以上気温がある場所で辛いものを食べた場合は当然汗をかくため、逆に体温が下がることになる。
    暑い地域と寒い地域のどちらでも辛い料理が好まれているのはこのためである。
    • ホットドリンク自体は体温を上昇させるアイテムだが、
      火山などの灼熱地帯で服用してもデメリットがないどころか、スキル次第でメリットになる。
      上記のカプサイシンの効能を考えると、モンハン世界でも現実的な効能のアイテムと言える。
  • ちなみに、現実世界では防犯用や暴徒の鎮圧用に、抽出したカプサイシンを噴射するスプレーが売られている。
    そして、モンハン世界でもベリーホットな武器が参戦を果たしてしまった。
  • 現実世界にはトウガラシの辛さの単位として、
    「辛みを感じなくなるまでエキスを砂糖水で薄めた時の希釈倍率」を現す「スコヴィル値」が用いられる。
    なお、現実世界でも激辛で有名な唐辛子といえば、スナック菓子の名前にもなったハバネロだが、
    ハバネロのスコヴィル値は25万~45万スコヴィル。
    一般的な唐辛子が大体3万~5万スコヴィルなので、8~9倍は辛いということになる。
    「一口かじるだけでも火を吹くような辛さ」とされるモンハン世界のトウガラシのスコヴィル値も気になるところである
    ……が、ハバネロは世界一辛い唐辛子ではない
    2017年現在世界最凶の唐辛子はドラゴンズ・ブレス・チリという品種で、スコヴィル値は約248万
    なんとハバネロの5~10倍の辛さという代物である*2
    先を少しかじっただけで舌を焼かれたような痛みを感じ、
    食べると気道が炎症を起こして塞がり死亡する可能性があるため、もはや食用に向かないレベルとの事。
    それにしても、モンハン的には親近感を感じるネーミングである。
    しかもこれだけでは終わらず、世界一辛いトウガラシの称号を得る為、
    現在もギネス・ワールドレコーズ社に多くの激辛トウガラシが記録を申請しているとか…。
  • 単純に辛さを求めるなら、しこたまカプサイシン濃度を高めればよい。ということで、
    実際に大量の唐辛子から精製したカプサイシンを濃縮し、
    ハバネロなぞ歯牙にもかけない辛味、もとい破壊力を持って生まれたのが、
    実際に死者が出たことから名付けられた、かの有名なデスソースである。
    一般販売されているウルトラデスソースですら70万スコヴィルを越え、一滴でどんな料理も煉獄に変える。
    かつては純粋なカプサイシンの結晶が同ブランドから限定発売されたこともあり、
    カプサイシンに関してはこれを上回る辛味は理論上存在しない(ちなみにスコヴィル値は1600万)。
    ここまで来ると完全に危険な薬品レベルで、扱う際には手袋にメガネなどが必須。
    皿いっぱいのスープに極々小さい欠片を落としただけで飲むことの出来ない代物になると言えば分かるだろうか。
    • さらに余談となるが、カプサイシンに限定しなければ同量のカプサイシンの1000倍のスコヴィル値
      おまけに純粋な結晶のスコヴィル値は計算上160億にも達するといわれる
      レシニフェラトキシンという天然物質が存在する。
  • ここまで見ると、人間以外の食害が考えられない植物なのではないかと思うかもしれないが、
    例外的に鳥類は積極的にトウガラシを摂食する。
    鳥類の感覚器はカプサイシンをほとんど感知できない構造となっており、トウガラシを食べても辛さを感じない。
    これがトウガラシにとって困ることかと思いきや実は大歓迎であり、何を隠そうこれこそがトウガラシの狙いである。
    トウガラシに限らず、植物が広範囲に繁茂するために種子を遠くに運ぶ手段の一つとして
    「動物に実を食べてもらい、実の中に入れてある種子をその動物を介して遠くに運ばせる」というものがある。
    それを効率よく行うには、空を飛べるために遠くに移動し、
    なおかつ丸飲みによって種子をそのまま排泄する鳥類にのみ実を食べてもらうことが最適であり、
    鳥類のみが寄り付く果実を実らせるように進化した種が残ったというわけである。

関連項目 Edit

アイテム/火山椒の実 - 香辛料仲間。ただし圧倒的に存在感が無い。
アイテム/ホットドリンク
武器/唐辛子銃槍


*1 ここでの『唐』は「(漠然とした)海外」程度の意味であり、西暦618年~907年頃の中国王朝の事ではない。同様に「(単純に)外国の辛子」という意味で「南蛮辛子」とも呼ばれていた。
*2 ギネス非公認だがスコヴィル値318万を記録するという「ペッパーX」なるトウガラシがある