目次
概要 
- 対超大型モンスター戦を想定して設計・建造された巨大戦艦。
バリスタ関連や大砲、撃龍槍と多彩な兵器を搭載、支給品BOXには対巨龍爆弾も完備しており、
強大なモンスターにも立ち向かう事が出来る。それは言うなれば移動要塞さながらである。
大砂漠 
- ジエン・モーラン種やダレン・モーランに挑むハンターが乗船することになる、最大級の砂上船。
ジエン・モーランやダレン・モーラン戦序盤の戦闘フィールドも兼ねている。
あまり知られていないが、MH3系列作品のそれは「峯山丸」、
MH4Gのとあるエピソードクエストで使われる方は「教官号」という、それぞれ立派な名前がある。
- 季節風が吹く頃になると、ロックラック周辺の大砂漠にジエン・モーランが姿を見せる事がある。
ジエン・モーランは大量の砂を飲み込んで有機物をこし取った後、その砂を一気に吐き出す。
が、その巨躯ゆえに吐き出される砂の量は膨大を極め、この排出される砂によって
大砂漠には予想もつかない砂の波や激流が発生する。
その余りにも強い砂の流れは通常の砂上船では耐える事が出来ず、舵を取られたり転覆したり、
最悪の場合大破してしまう事さえある。ジエン・モーランが災厄の象徴と呼ばれる所以の一つである。
「峯山丸」はこれ程の砂の流れにもジエン・モーランの攻撃にも耐えられるように、
交易でしか手に入らない高価で特別な木材を使って建造されている。
- 上記の通り、撃龍船には大銅鑼やバリスタをはじめとする多彩な兵器が搭載されているが、
規格外の巨体を持つ古龍を相手取るには少々力不足であり、
迎撃兵器をフル活用しなければ討伐はおろか撃退もままならない。
また、勿論それだけの装備をしていても簡単に勝てるような相手ではなく、
古龍の過度な攻撃には耐えきれず、撃沈させられてしまう事もある。
こうなったらその時点でクエスト失敗である。- なお、モンスターから攻撃を受けると徐々に耐久度が下がっていくが、
前半マップではどれだけダメージを受けようと外観が変わることはない。
ただし、後半の決戦フィールドではMH3でのみ、耐久度が下がるにつれて
煙が上がったり火の手が上がったりといった外観の変化が現れていた。
- なお、モンスターから攻撃を受けると徐々に耐久度が下がっていくが、
- MH4ではゲーム開始直後のチュートリアルとしても登場し、ハンターたちを驚かせた。
ダレン・モーランを相手に、我らの団団長からの指示で簡単な操作方法や迎撃兵器の使い方などを学ぶことになる。
…尤も、この兵器に関するレクチャーが実際に役立つのは大分先なのだが。- このチュートリアルはスキップが(当然)不可能であるため、
tri系列の作品を経験済みあるいはサブデータで二周目をプレイしようとする一部のハンター達からは、
「もう知ってるから飛ばさせて」とか、「バリスタの解説はないのか」とか言われてたりする。
- このチュートリアルはスキップが(当然)不可能であるため、
- 地味ながら、MH4から撃龍槍の起動スイッチの左右から飛び降りれるようになっている。
操虫棍なら、タイミングによってはダレン・モーランに飛び移れる。
厄海 
- グラン・ミラオス戦専用フィールドである厄海にも、計3隻の撃龍船が存在する。
劇中の描写から、ギルドが派遣した調査船団の戦艦だと思われるが、
3隻ともグラン・ミラオスによって撃沈されてしまっており、見るも無残な残骸となっている。
- 地上に打ち上げられた2隻に設置されているバリスタ砲台はまだ生きており、
バリスタの弾さえ入手できれば強力な兵器として利用できる。
また、船首が海岸側を向いている戦艦のスイッチを押せば撃龍槍を起動することが出来る。
ただし、破壊された影響かリーチが非常に短いため、狙って当てるのは困難である。
- 水中に横たわる戦艦でもスイッチを押すことで撃龍槍を使用することが可能。
此方も陸上のものと同じくリーチは短い。
- また、このことから砂上を航行する船だけでなく、水上を航行する通常の船舶にも
撃龍船にカテゴライズされる船が存在していることがわかる。
イサナ船 
- 我らの団が誇る大型船。
キャラバンが海にこぎ出すためにナグリ村の人々が用意したクジラ型の船である。
- 基本的には上記の撃龍船と異なり、戦闘用ではないが、
危険な海域を航海するために撃龍槍を始め、様々な武装が施されている。
そしてその用心が処女航海でいきなり役に立つというある意味すさまじく不幸な船。
- 海上を航海中、突如としてゴア・マガラが急襲。
我らの団ハンターはゴア・マガラを撃退し安全を確保するため、船の武装をフルに活用することになる。
上記の撃龍船と違い、ゴア・マガラの攻撃によって耐久度が下がって撃沈といったことは起こらないため、
落ち着いて対応していきたい。
- 基本的には大砂漠の撃龍船とほぼ同じだが、
撃龍槍の起動スイッチが高い位置にあるのが最大の違い。
同じ感覚で使おうと思うと、予想外に手間取る可能性があるので注意。
地脈回廊 
- ゾラ・マグダラオス誘導作戦の要として登場。
作戦ための支援としてギルドから提供された船であり、装備の面から撃龍船の一種であると思われる。
- 地脈回廊に建造した障壁付近に停泊しており、障壁の左端付近から飛び降りて移動できる。
障壁の上に戻る際は翼竜に掴まって移動する。- 撃龍槍は船首付近のレバーを動作させることで起動する。
従来と違い、大きなスイッチではないのでうっかり見落とさないように。 - 船上にもNPCが配置されており、大砲を装填してくれるのでこちらも活用したい。
- 撃龍槍は船首付近のレバーを動作させることで起動する。
- なお、作戦開始前のムービーでは障壁付近の岩場に停泊後、
船首部分が変形し搭載された撃龍槍を展開するというロマンに溢れた機能が確認できる。どう見ても船首部分のサイズに大して撃龍槍が長過ぎることにはツッコんではいけない。- 特に作戦終了後のムービーでは船の全長に匹敵するほど撃龍槍が伸びている。
- ムービーをよく見ると、槍部分が伸縮式の望遠鏡のような構造になっていることが分かる。
恐らく、不使用時は短く畳まれているのだろう。このようなテレスコピック可変機構は、
当然ただの一本槍のタイプよりも強度や信頼性では劣るというハンデを抱える事になるのだが、
それを乗り越えて実装している辺り、モンハン世界の技術進歩のほどがうかがえる。
- ムービーをよく見ると、槍部分が伸縮式の望遠鏡のような構造になっていることが分かる。
余談 
- MH4の公式サイトにて公開されているコンセプトアートの中にこれと思しき物がある。
大銅鑼はもちろんのこと、ちゃんと船首に撃龍槍もついており、
少なくとも「ジエン・モーランに類するものの狩猟」があることはほぼ確実とみられていた。
その後PV第2弾と第3弾にこの船が登場、ジエン・モーランに酷似した「ダレン・モーラン」も登場したため、
上記の予想は現実のものとなった。
このPVではダレン・モーランの攻撃を受け、船が大きく傾きハンターがよろけているが、
これはMH4での地形変形の一環である。
- ちなみに作りを良く見るとクジラをあしらっている事が分かる。
前方の目の如き穴、大銅鑼に巻きつく尻尾の如き骨の台、そして撃龍槍を携える
顎の如き変形部分を見れば分かるだろう。- この事からモンハンの海にもクジラがいる(いた)ことが推察できる。
現実では天敵と言える生物はシャチ(と人)くらいしかの存在しないクジラだが、
大型の捕食者の跋扈するモンハンの海において、
体が大きいことは大してアドバンテージにならない。
加工屋の娘がモチーフにする位には知名度・認知度は高いようだが、
果たしてやっていけているのだろうか?というかまだ現存しているのだろうか?
あるいはもはやモンスターすら寄せ付けないほど巨大化してるのか?
なおモンハンにはイッカクが存在しているのは確認できるが、
現実のそれとは異なり海獣(水棲哺乳類)ではなく「大幻魚」、つまり魚扱いである。
- この事からモンハンの海にもクジラがいる(いた)ことが推察できる。
- 映画『モンスターハンター』にも撃龍船は登場している。
構造に関してはMH3~MH4Gに登場していたものとほぼ同じ。- 作中冒頭で調査団メンバーを載せて夜の砂漠地帯を突き進むが、
突如現れたディアブロス亜種にあっさり転覆させられてしまう。
中盤にその転覆させられた撃龍船が再登場。アルテミスとハンターはここを拠点に力を蓄えることとなる。
- 作中冒頭で調査団メンバーを載せて夜の砂漠地帯を突き進むが、
関連項目 
世界観/砂上船
フィールド/大砂漠
フィールド/大海原
フィールド/厄海
フィールド/地脈回廊
モンスター/ジエン・モーラン
モンスター/ジエン・モーラン亜種
モンスター/ダレン・モーラン
モンスター/グラン・ミラオス
モンスター/ゴア・マガラ
モンスター/ゾラ・マグダラオス