罪に苛まれし咎人の苦しみは、
この鎚により終わりを迎える。
(潰滅の一撃)
「罪深き者よ、我に平れ伏せ」
無数の棘が咎人の罪を圧し潰す。
(潰滅の一撃【壊】)
目次
概要
- ベースとなるのはアイアンハンマーのような見た目のハンマーだが、
ネルギガンテの武器ともいえる棘がびっしり生えた甲殻を被せているため、かなり物々しい印象。- ちなみに、この武器のデザインはMHWorldの発売直前に、
『パズル&ドラゴンズ』で開催されたモンハンコラボイベントにおいて一足先に公開されていた。
そちらでは、期間限定のガチャで手に入るネルギガンテを「アシスト進化」させる事でネルガルクラッシュになる。
- ちなみに、この武器のデザインはMHWorldの発売直前に、
性能
MHWorld
- 大鬼鉄Iからネルガルクラッシュへとまず派生する。
気になる能力値は- 本作のハンマーでも充分な攻撃力1040
- オマケ同然の龍属性90
- 龍封力【大】持ち
- 斬れ味はかなり長めの青で匠不要の打ち止め
- 安定した会心率0
- スロットLv1が一つ
斬れ味青で埋まるということは白ゲージを発生させられないという点で弱点と言えなくもないが、
逆に匠を切ってスキルを盛れると考えればかなりの強みとも言える。
しかもその青ゲージ量も大変多く、砥石使用高速化や業物がなくても継戦能力は十分。
汎用性こそ一強とまではいかないが、その性質はかつてのペダンマデュラに近い。
素材もネルギガンテさえ下せれば難しいものはないので、ネルギガンテ後の古龍やラスボスに困ったら手にとってみたい。
強いて問題があるとすれば、ハンマーと素材元であるネルギガンテの相性自体がやや微妙なことくらいか。
- 更に、ラスボスこと冥灯龍ゼノ・ジーヴァを無事征し終えた後、
冥灯龍の幽角や滅尽龍の宝玉、その他滅尽龍素材を投入すると潰滅の一撃へと強化される。
気になるその能力だが、- 高めだった攻撃力は更に1092へ強化
- 龍属性も120へ微強化されたがまだまだおまけレベル
- 斬れ味の青が+10
- 強化幅こそ小さいがやはりその火力と汎用性はハンマーのなかでもトップクラス。
登場当初はブロスシャッターと並んでハンマーの最終候補の一角に君臨していた。
後にエンプレスメイスやガイラハンマー等この武器を脅かす武器も登場するが、
龍封力や斬れ味の長さなどで差別化出来ている。
MHW:I
- MR100にて悉くを殱ぼすネルギガンテを討伐することで、
潰滅の一撃【壊】に強化することが出来る。
その性能はというと- 最高級の攻撃力1508
- 会心率0%
- 斬れ味は圧巻の白110
- 龍属性180
- 龍封力【大】
- 上位に引き続きLv1スロットが1つ
- 攻撃力に関してはVer.10時点では全ハンマー中トップだった。
並び立つ他のハンマーは斬れ味や会心率に難があり、はっきり言って使いにくいものだらけ。
そんな中、圧巻の斬れ味と圧倒的な性能を持つこのハンマーは頭1つ抜けており、
MHW:I初期はハンマーの最終武器はコレ1本と言われる程の性能を誇っていた。
【壊】の名は伊達ではなかったか。
- とはいえ、ライバルが全くいない訳では無い。
- ラスボス武器の明珠在掌―降魔―とディノバルド亜種武器の硫斬鎚アルタミラは、
無属性強化と匠で出る紫でこちらの物理攻撃力を上回ってくる。
しかし、それらスキルが必須という制限に加えて匠で出た斬れ味もカバーしなければならない為、
拡張性の高さならこちらが圧倒的に上である。 - 期待値こそ劣るが、毒属性の黒羽の凶槌IIと火属性の星砕きプロメテオルは、
斬れ味サポートこそ必要なものの、素の会心率の高さから、こちらに負けぬ拡張性を持つ。
圧倒する物理火力とスキルによる火力の底上げで差別化していきたい。 - 期待のネタ武器……のハズだった肉も意外なことにそこそこ強敵。
あちらは白ゲージ換算で実に1488相当の期待値を持ち、
それでいてこちらの白ゲージの倍以上の超長大な青ゲージで
こちらに近い物理性能を秘めている。
……それだけではなく、火属性210も持っている。
とは言えこちらを追い抜く物理期待値を持っているわけではなく、
坂やクラッチでハンマーが出す手数自体が大幅に増えたとはいえあちらの斬れ味は過剰気味。
武器スロもLv1が1つとは言え、こちらが勝っている。
しかし斬れ味的に運用はほぼ此方と同じ、それでいて火属性弱点の敵自体も少なくはない。
だが何よりあちらは受注条件がMR16以上、
最終強化には同イベントの報酬チケットと導きの地採取で作成可能と手軽。
こちらが明確に勝る面があるとはいえ、見た目のネタっぷりだけで無視できる存在ではないのは確かだろう。
- ラスボス武器の明珠在掌―降魔―とディノバルド亜種武器の硫斬鎚アルタミラは、
- そしてその後のアップデートで、潰滅に匹敵かそれ以上の性能を持つ武器も登場している。
- 強敵の筆頭が追加された赤龍武器、赤龍ノ掴ム鎚。
攻撃力強化の覚醒をすれば簡単にこの武器を越える火力の武器となる。
スロットも素でLv4のものが1つあり、手に入りやすさ以外での差別化は難しい。- ただしその手に入りやすさに関して本当にかなりの大差があり、
最終的なアップデート環境では下記のライバルの存在もあって赤龍武器は相対的にやや分が悪い。
- ただしその手に入りやすさに関して本当にかなりの大差があり、
- 鬼神鎚【金鬼】や煌黒堅鎚アルメタは
潰滅に匹敵する攻撃力に加えて、素で長い紫ゲージを持ち、匠スキルでそれの更なる延長が可能。
鬼神鎚とは属性の違いで差別化できるが、アルメタは同じ龍属性でしかも属性値が720とぶっ飛んでおり、
潰滅にとってかなり厳しいライバルとなる。
アルメタは龍封力が[小]なので、それで差別化していきたい。 - 総合性能において特に恐るべき相手と言えるのが砕光の滅鎚。
攻撃力が1560と潰滅以上の上に素で紫ゲージ20とそこそこの白ゲージがあり、
極めて優秀な武器スロットの為に斬れ味ケアもしやすいと、赤龍武器と同等以上の性能を持つ。 - そして最終的にはミラボレアスの登場に伴うミラデモリッシャーが
上記のライバルをも全て食い殺す勢いで登場。
なんと物理攻撃力が断トツの1820に到達しており、素で紫20まで備えてしまう。
武器スロットも優秀と言われた砕光の滅鎚より更に上のLv4スロット*2、
紫より下の斬れ味や会心率は低いがそれらについては補う手段も同時実装。
アルメタは龍封力の都合で完全上位互換とまではいかなかったが、こちらは龍封力【大】も備えまるで隙がない。
属性が重要になる対アルバトリオンを除き、これ1本でいいと言われるまでに至っている。
これらが何より優秀なのはいずれもMR24からの強化が可能ということ。
実際には勝つための武具集めの為にある程度MRは上がっていくはずだが、
上記武器の素材元になるモンスターたちは防具も優秀なため
装飾品が足りなくても素の性能がそれを補いMR100まで上げなくても充分強力な装備が完成する。
以上の事から、アップデートによって現在潰滅の一撃【壊】は役目を終えたと言えるだろう。 - 強敵の筆頭が追加された赤龍武器、赤龍ノ掴ム鎚。
- また、難点があるとすれば、強化時期が最終盤である事か。
上位武器からの直接強化なので、導きの地の超レア出現にかけるかMR100まで待たなければならない。
さすがにこの性能をストーリーで振り回すことは出来ないので注意。
余談
- MHWorldでは武器強化の際、強化前の武器の見た目が残るようなデザインのものが多い。
このハンマーの場合アイアンハンマーから強化していく形になっており、
ネルガルクラッシュの時点ではアイアンハンマーの形がしっかり残っている。
…のだが、強化ツリーをよく見てみると明らかに形が違う鬼鉄系統を挟む形になっている。
つまりこの武器はアイアンハンマーから鬼鉄へと変化し、
再びアイアンハンマーへと戻った後最終強化でオリジナルの見た目になるという謎の二度手間を踏んでいる。
鬼鉄はトゲが付いているので、こちらの方がネルガルクラッシュに似合う気がする。
…せっかく巻き戻し機能があるのだからもっと手前から派生してもよかったのではあるまいか…?
- 最終強化のデザインは長方形の面に棘がビッシリ生えているという状態であり、
棘を刺すように殴る姿は非常に暴力的なのだが…
実際に見た事のない人でもこの文で想像がつくであろう、その見た目は歯ブラシの異名を欲しいままにしている。
磨くには硬すぎるが。
【壊】のデザインも大雑把に言えば棘が伸びた程度に留まっており、歯ブラシからは脱却できていない。