眠れる獅子か般若の鬼面か、
厳めしいその豪鎚は持ち主の
猛る心に応じて力を解き放つ。
(怒髪鎚~怒髪天ダイラージャン)
金獅子の悪鬼の如き面相を
写し取った鎚。その凄まじき
形相に神すら逃げ出すという。
(鬼神鎚【金鬼】)
MH4でついに幕を打って出た、金獅子ラージャンの素材から作られるハンマー。
生産時の名称は「怒髪鎚」。
目次
概要
- その身にはラージャンの角を用いており、ラージャンの頭部を模した特徴的なデザインである。
また、持ち主の猛る心に応じて力を解き放つとされる。
- 説明文の通り、攻撃によって色が変わるギミックを持つ。
具体的には、溜め1、縦1、縦2の攻撃時は黒く、溜め3や縦3の攻撃時には眩い金色に輝く。
金色に輝く攻撃はどれもハンマーの中で強力な攻撃であり、まさしく説明文を反映した武器と言える。- 鬼神鎚【金鬼】になると、デザインが大きく変化する。
ダイラージャンまでは溜め3や振り上げの時に金色に輝くギミックを搭載していたが、
こちらは常に金色に光り輝いている。
では溜め3や振り上げの時にはどうなるのかというと、顔(?)が紅潮し、髪が逆立つ。
黒→金のダイラージャンが通常個体、金→怒髪の鬼神鎚は特殊個体のイメージだろう。
また、赤く染まる様はラージャンの切り札『闘気硬化』をモチーフとしているのかもしれない。
- 鬼神鎚【金鬼】になると、デザインが大きく変化する。
性能
MH4
- 全体的に物理重視の傾向にあるラージャン武器の例にもれず、やはりこちらも物理重視。
ハンマーの傾向にマッチしており、使い勝手がよい。
その攻撃力は1040と生産ハンマーの中では最高峰で下手な発掘ハンマーを大きく上回り、
斬れ味も匠をつければ十分な長さの白ゲージも出現する。
一応会心率-15%がついてしまってこそいるが、
それでも生産無属性としては業鎚ダグザや星砕きプロメテオルの期待値を上回り、2位をマークしている。
ただし純粋な無属性武器として使うと、期待値1位である七難八苦を砕くラグナが立ちはだかる。
ラグナは青ゲージでも此方の白ゲージを上回る超火力を誇り、トドメに白ゲージも僅かに備えている。
ダイラージャン自体も高性能なのだが、これは流石に相手が悪かったと言わざるを得ないだろう。
- 一方で、こちらには雷属性280までついている。
物理重視のハンマーにおいて属性は重視されにくいため、この数値でも十分である。
このことから、雷弱点の敵に対しては最高の相性を誇る生産ハンマーと言っていいだろう。
- だが、これだけの性能を有すだけあり、製作難易度も極めて高い。
まず、怒髪鎚がジンオウガのハンマーである王牙鎚【大雷】からの派生強化でしか入手できない。
そこからダイラージャンへの強化には黄金の毛に加えて、激昂したラージャンの素材が必要となる。
内容は手始めに金獅子の怒髪を3つ、角を折らないと入手できない羅刹の金角を2本、
そして入手確率が低めの金獅子の闘魂となっており、作製には根気がいるだろう。
しかし、その作製難易度に見合う実力は確実に有している。
MH4G
- G級では強化先が追加された。
まず通常個体の素材で「怒髪天ダイラージャン」となり、続いて最終強化の『鬼神鎚【金鬼】』となる。
その性能は- 相変わらず高い攻撃力1560
- やや改善された会心率-10%
- 素で白、匠で紫30とハンマーとしては十分な斬れ味
- 雷属性340、スロットは無し
- 前作同様、最強の雷属性ハンマーとして君臨するが、やはり気になるのはその要求素材。
前回で闘魂も角も要求されたのだから今度は幾分かマシ……なんて望みは勿論叶わず、
G級激昂したラージャンのレア素材ラージャンハートと、
角の破壊が必要な羅刹の金剛角2本がしっかり要求される。
部位破壊の面倒臭さは相変わらずであり、救済クエストとも言われる
「ソウルフル☆ゴールド」もハンマーを担いでのソロで角を折るのはさすがにつらい。
- 雷属性ハンマーの世界では敵は存在しないと言っても良い性能である。
ブリードフルブロウは雷属性720を持つが、火力で大きく劣る上に斬れ味が白止まり。
リオス希少種の部位破壊前の頭に回転攻撃でもしない限り負けないだろう。
しかし、新たにG級強化先を入手したジンオウガのハンマーは、
物理期待値は22.5も劣っているが属性値はこちらを上回る480。更にスロットが1つ。斬れ味はほぼ同じ。
属性値で上回られていると言ってもハンマーは物理重視なので単純な性能で負けることはほぼないのだが、
スキルを限界まで詰め込みたい時は悩ましいかもしれない。
- こうまで優秀だと、他の属性界においても最早敵なしか……と思われるところだが、
しかしここで対立候補として紅龍武器であるミラガルズイーラが立ちはだかる。
あちらは火属性だが、鬼神鎚より10高い武器倍率と10%高い会心率を持ち、斬れ味は同等。
それだけかと思うかもしれないが、物理重視のハンマーにおいてこの差は無視できない。
実際に計算してみると、雷属性が弱点のモンスターでも、
火属性も割と効いたり、雷属性の通りが然程でもなかったりすると逆転される恐れがある。
ハンマーでは属性の差というのは本当に微々たるものなのだ。
とはいえ、他の属性のハンマーが大体ミラガルズイーラに食われてしまっている中で、
雷が第一弱点の相手であれば勝てるこの武器は健闘している部類に入る。- 他には渾沌に呻くゴア・マガラのハンマーであるバースorデスも見逃せない。
攻撃力・斬れ味が同じで、会心率は-40%と+20%の複合。
攻撃力期待値は1474と劣るが、プラス会心も持つため一撃の火力ではこちらが勝ることもある。
属性値こそ龍140と低いがスロットを2つ持ち、なにより狂撃化中は他を抜きん出た圧倒的火力を得る。
- 他には渾沌に呻くゴア・マガラのハンマーであるバースorデスも見逃せない。
MHX
怒髪豪ダイラージャン
闘争を求めて猛りし者よ、我を
求めよ。怒髪鎚は最終強化を
経て鬼神を生み出す鎚と化す。
- 今作でも続投。
アイアンストライクからの強化か一発生産で入手可能。
最終強化の怒髪豪ダイラージャンの性能はというと…- 攻撃力200(MH4換算で1040)
- 会心率-15%
- 斬れ味は素で青50、斬れ味レベル+2で白40
- 雷属性28(MH4換算で280)
- スロットはなし
ダラ・アマデュラのハンマーがない今作はダイラージャン一強…にはなれなかった。
原因は、他のハンマーの物理火力がかなり強化されたことにある。
攻撃力220、会心率15%に匠スキルで実用的な白ゲージが出るグランドスパイク
匠で出る白ゲージこそ短いが攻撃力230、スロット2のエンシェントレリック
といった優秀なハンマーが揃っているため物理火力で勝負するのは厳しい。
- また、雷属性の物理ハンマーとしてはまさかの復帰を遂げたハイボルテックが立ち塞がる。
あちらは青ゲージこそほとんど持たないものの、匠で出る白ゲージが同じであり、
攻撃力も220でありながら会心率は0%とこちらを完全に上回る。
ダイラージャンは攻撃力とマイナス会心の差から、
青ゲージでも緑ゲージのハイボルテックと期待値がほぼ変わらないため、
鈍器スキルの存在も考えると匠の有無に関わらず負けてしまう。
属性値はこちらよりさらに低い18だが、ハンマーにおいては物理性能が重視されるためそこは問題ではない。
そして、とどめにハイボルテックはこちらにないスロット1を持っている。- 属性値と物理をある程度両立しているという点でなら…と期待かけてみても、
今度はMH4ではただの踏み台だった王牙鎚【大雷】が大躍進を遂げてしまった。
攻撃力、属性値、斬れ味、会心率、スロットすべてにおいてこちらと互角以上の性能である。
追い打ちに製作難易度も雷ハンマーのなかではかなり高い。
ジンオウガと登場時期が同じなため、攻略用にしても担ぐ意味がほとんどないのだ。
しかも最終強化には獰猛化金獅子素材が必要になる。
MH4では優秀なハンマーだったのだが、環境の変化により一気に役立たずなハンマーになってしまった…
- 属性値と物理をある程度両立しているという点でなら…と期待かけてみても、
鬼神鎚【金鬼】
激昂せし金獅子に恐れはない。
天界の神を冥府に叩き落とす
鬼神鎚最終強化型。
(鬼神鎚【金鬼】)
- そんなダイラージャンの性能にがっくりしていると、
何やら加工屋のリストにはもう一つの強化先があるではないか。
そう、「激昂したラージャン」の武器、鬼神鎚【金鬼】も別派生として続投していたのである。
今作では【金鬼】を抜いた「鬼神鎚」が初期名称となっている。
- 果たしてその性能は……
- 通常個体武器より少し落ちた攻撃力190
- その一方でわずかにマシになった会心率-10%
- 斬れ味は素で白20、ゲージが右端まで達しており匠無効
- 属性値は少し増えて雷属性32
- スキル自由度が低い今作には嬉しいスロット1
素の白ゲージの20は、絶対回避【臨戦】を駆使して容易く維持できる。
組み合わせて使えば、強靭な継戦能力を発揮するだろう。
今作の匠スキルはコストが重いため、斬れ味を気にせずに他の火力スキルを盛れるというのはかなり強い。
属性値が高めなのも、そこそこ手数のあるハンマーには嬉しい。
- ラージャンはハンマーとの相性が悪いとされているモンスターの一体である。
そんなラージャンをわざわざハンマーで狩り、そして上記のハンマーに最終強化をしたなら、
もはや勲章といってもいいのではないだろうか。本物の勲章よりぬるいとか言わない
ソロでこれを成し遂げ、自身の腕前の指標にするといった遊びもできる。
- 更に、鬼神鎚【金鬼】の強化過程では獰猛化金獅子素材を一切使わないにもかかわらず、
何故か金獅子の猛端材が手に入る。おそらく設定ミスであろうが、気にせずにオトモ武具にしても良いだろう。
MHXX
怒髪天ダイラージャン
- 前作では立場がなくなってしまった怒髪豪だが、
果たしてG級ではどんな性能なのか。- それなりの攻撃力320
- 及第点の雷属性32
- 無視できるレベルの会心率-5%
- スロット無し
- 素で長い青80、追加分は全て白(50)
- 攻撃力が突出して高いわけでもない割に斬れ味が悪いという、救いようのない事態になってしまった。
属性値もこれより高いハンマーはありふれている上、会心率も中途半端に低いため裏会心を活かせない。
更に、青ゲージなので鈍器も使えない。
他の雷属性ハンマーと比較することすらおこがましいという有様である。
- 当然強化の難易度が抑えられているということもなく、
究極強化には獰猛化ラージャン素材と勇気の証XXが必要になる。
それでいてこの性能である。
ちなみに、この武器のほぼ下位互換性能かつ、生産難度も上回るというより残念なハンマーがある所為で、
話題はあちらに掻っ攫われてしまった。
鬼神大鎚【怒金鬼】
- 一方、独自の立ち位置を確保していた金鬼。
せめてこちらはG級でも一線級で活躍してほしいのだが、- 怒髪天より低い攻撃力310
- 会心率-10%
- 怒髪天より高い属性値37
- スロット2
- 素で紫10かつ延長可能
強力なライバルとして電竜砕ゼクピスティアが立ちはだかる。
ゼクピスティアは攻撃力こそ290だが、会心率が20%なので物理期待値で怒金鬼を上回る。
しかも属性値もこちらより5高く、斬れ味とスロット数は怒金鬼と同じ。
要するに怒金鬼の上位互換である。
- 止めと言わんばかりにあちらの素材主はライゼクスであり、ラージャンより先に戦うことができる。
一方こちらは獰猛化ラージャンの素材は必要ないが、
覇王の証が必要なのでオストガロアやミラボレアスなどの裏ボスを倒さなければいけない。
こちらもG級では存在感を出せないハンマーとなってしまった…
せめて攻撃力or属性値が10高ければ…
MHW:I
怒髪豪ダイラージャン
- アップデート第1弾でラージャンが復活。
当時は激昂個体が存在しなかったため、怒髪豪ダイラージャンが最終強化だった。
その性能は…- 非常に高い攻撃力1612
- 手痛い会心率-15%
- おまけの雷120
- 素では斬れ味青60、匠で白50まで伸ばせる
- Lv4スロットが1つ
属性値は無いに等しくなったが、物理火力重視のハンマーなのであまり問題は無い。
- しかし、物理方面でのライバルはかなり多い。
- ネルギガンテ武器の潰滅の一撃【壊】は、圧倒的な白ゲージが特徴的ながら、
高い攻撃力を有する今作トップクラスのハンマー。
長い白によるスキル自由度が圧倒的であり、こちらが火力で勝つには生存スキルはほとんど積めなくなる。
但し倍率差のおかげでこちらは青ゲージの時点から期待値でかなり肉薄し、
匠で白を出せればマイナス会心込みでも攻撃力倍率である程度勝るようになる。
なお、属性による差別化は属性値が微弱なのでよほど微妙な計算でない限り無視できる。 - ディノバルド亜種の硫斬鎚アルタミラは、わずか10の斬れ味紫と、
無属性強化対応であることを考慮すれば、火力でこちらを上回る。
しかしさすがに達人芸があっても紫10は厳しく、白も20とかなり短いので継戦能力で差別化したいところ。 - アン・イシュワルダの明珠在掌―降魔―は継戦能力は高いが、
紫+無属性強化を以てしてもこちらの火力には劣る。 ネタ武器のこんがり肉【特選】は匠無効の青止まりだが攻撃力で此方に並び、マイナス会心がなく安定している。
そもそも斬れ味青が異常に長く、達人芸なども不要である。
スロットはないが結果的にスキル自由度は高いといえるだろう。
白の補正でこちらが勝る場面こそ多いだろうが、あちらは制作難易度・時期が圧倒的に優秀であり、
火力で勝ることが多いといっても圧倒的大差とまではいかず、コスパはあちらの圧勝といえる。
あちらは火属性値も210あり、低いながら攻撃力1612の青ゲージという攻撃力を考えると高い方である。
- ネルギガンテ武器の潰滅の一撃【壊】は、圧倒的な白ゲージが特徴的ながら、
- なおギミックの仕様追加がなされ、今作では溜め段階に加え、
力溜めを行うことでも、真っ黒な鎚が金色に輝く仕様となっている。
グラフィックの向上もあり、過去作以上に金色になるというかもはや毛が生えている
ことが一目で分かりやすくなっている。
このギミックに惚れてダイラージャンを振り回す者もいるとかいないとか。
鬼神鎚【金鬼】
- 第3弾アップデートで激昂ラージャンが追加、鬼神鎚【金鬼】も復活。
その性能は- ダイラージャンよりは劣るがまだまだ高い攻撃力1508
- 裏返った会心率15%
- これまた倍以上に上がった雷300
- 素で紫50、匠で更に伸ばせる
- スロットは無し
加えて制作時期もMR24と非常に早く、
性能・制作時期の双方から潰滅の一撃【壊】の立場をほぼ食い切ったと言っていい。
激昂したラージャンは非常に強いが、最悪倒せないにしてもぶんどり刀である程度の素材は持ち帰る。
ラージャンには雷が通らないといってもこれほど優秀な物理ならそれだけで十二分に戦えるので、
これでにリベンジするのも一考だろう。
羅刹の金剛角だけはなんとか自分でへし折る必要があるが、幸い片角破壊のみでも30%の確率で手に入る。
実力が及ばない場合でも、玉砕覚悟で罠などをフル活用していけばいずれ入手は出来るだろう。
- 同時期に実装された砕光の滅鎚との総合性能はほとんど拮抗している。
物理火力面では会心率・斬れ味に優れるこちらが若干リードする場面が多く、
当然ながら雷弱点にもこちらが一歩上をいく。
汎用性で優れる爆破に対しては活躍する場面の数で及ばないと思いきや、
雷が有効な敵の数は存外多く、したがって使える場面もかなり多い。
一方で入手難易度に関してはあちらは部位破壊限定素材の弾頭殻の入手が
こちらの金剛角よりは格段に楽であり、こちらが一歩譲る形になる。
スロット面もあちらはLv4・Lv3を1つずつ持つ超優等生であり、火力差もここで逆転される可能性はある。
制作難易度に差があるとはいってもどちらも難易度面では覚醒武器よりよっぽど優秀なので、
どちらも作って振り比べてみるのが吉。- 赤龍武器との差に関して言うとスロットの差が響くようにも見えるが、
此方には会心率10%分のアドバンテージがあるためほとんど帳消し。
但し若干素の物理が低いこと、達人芸によって斬れ味をカバーしきれることから
会心率を100%にしやすいMHW:I環境だと不利な一面はある。
……だがやはり入手難度が違いすぎる為、多少の不利程度でこちらの作成を躊躇う必要は無い。 - また全イベントクエストが常時配信となった現在では、
ストーリークリアさえしていればすぐに激昂したラージャンが対象となる「嗚呼嗚呼、マッスルボディ」に挑戦出来る。
猛り爆ぜるブラキディオスやムフェト・ジーヴァはジンオウガ亜種が出現するまで戦えず、
武器としての総合力がいずれも拮抗している以上この僅かな製作時期の差が明暗を分けることもある。
ぶんどりや破壊王+罠活用による角折りで地道に素材を集めてもいいし、
ハンマーにおけるストーリー攻略のテンプレ武器であるベネ・フローレスなどでも
やや時間は掛かるが2頭狩猟も充分可能。目指してみてもいいだろう。
一度作れれば角折れキリンからミラボレアス討伐まで準備は万全であり、挑戦の価値は十分ある。
- 赤龍武器との差に関して言うとスロットの差が響くようにも見えるが、
MHRise
闘争を求めて猛りし者よ、我を
求めよ。怒髪鎚は強化によって
鬼神を生み出す鎚と化した。
(怒髪豪ダイラージャン)
- MHW:Iから時は流れMHRise。ラージャンの参戦とともにこの武器も続投が決まった。
- 初期~Ver.2.00のアップデートではダイラージャンの前身となる「怒髪鎚II」までの強化だった。
その性能は、- 非常に高い攻撃力220
- 攻撃力を考えれば妥当な雷13
- 手痛い会心率-15%
- 斬れ味は素で緑100、匠で最大青50まで出現
- 百竜強化は会心率強化I、鈍刃の一撃、属性強化【雷】II
- 汎用性の高いLv3スロット*1
会心率強化はあるが、上昇率が低すぎるため鈍刃の一撃の方が期待値は上になる。
派生元もないので百竜強化はこの3つしかなく、全体的にしょっぱいと言う他ない。- ライバルは同属性であればまず王牙鎚【大雷】が挙げられる。
攻撃力ではあちらが劣るが、会心率の差と匠白の出やすさ、そして属性値の高さ、水棲系特効の存在から
Lv3スロットの力を持ってしてもなかなか辛い相手である。
- そして、Ver.3.00アップデートでいよいよ怒髪鎚ダイラージャンが追加。
同時で追加された百竜ノ淵源素材を投入して作成することになる。
その性能は、- 更に上がった攻撃力230
- まだ低いが伸びたには伸びた雷16
- 若干改善された会心率-10%
- 斬れ味は素で緑120、匠では青30+白20が出現
- 百竜強化は会心率強化がIIになった以外変化なし
- スロットは変わらずLv3*1
特に目を瞠るのは匠での白登場であり、ここまでの倍率で白が登場するのは驚異的。
…が、今作では匠が重くここまで積むなら素白武器やもっと早く白の出る武器の方がよかったりすることも。
- 順当に強化されているが、ライバルは非常に多い。
- まず、Ver.2.00同様に王牙鎚【大雷】はライバルのまま。
物理差はやや広がっているがそれでも素で青40、属性差、水棲系特効とまとまったステータスを持ち
特に特効が入り、雷が有効な場合が殆どである海竜種及び魚竜種相手になると全ハンマー中でも最強とされ、
いかにダイラージャンといえども一歩引かざるを得ない。 - Ver.1.00から根強い人気を誇るアトラスハンマーも攻撃力は全く同じ230、Lv3スロットを持つ。
その上で百竜強化が若干ではあるがこちらより優れる。
何より制作難易度及び時期が非常に優れており、百竜ノ淵源まで倒さなければならないこちらと違い
あちらは攻略の道すがら手に入った骨素材+αだけでHR7までに作れてしまう。
属性は持たないが、会心率が0%なためその差は殆どないと言っていい。
但し青ゲージで言えばあちらは匠Lv3からでないと出現せず、短めの青で戦うならこちらが若干上。 - 最大のライバルは攻撃力特化した百竜鎚【万物流転】。
攻撃力が全く同じ230で会心率0%、更に素で青40を持ち、匠4以上が必要になるが白も出る。
匠の条件自体はスロットの分でこちらのほうがやや緩いが、あちらは素の青が40とそれなりにあるため
匠など斬れ味スキルは全て切って火力に全振りすることで基本的にはこちらを超える。
見た目の変更を行えるのも人によっては大きなメリットである。
スロ差と雷でどうにか覆したいところだが、素で青を持たないこととハンマーにおける属性の微妙さ、
そして会心率が低いことがどうにもダイラージャン側の足を引っ張っている。 - 攻撃力や属性、会心率差で煩雑になるため詳しい性能差は割愛するが、
計算上物理ハンマーはこれか常闇、虎丸のいずれかが最適になることが多いため、
常闇と虎丸の二振りもまたダイラージャンの強大なライバルである。
…と言うか、どの運用でもより強力なハンマーが存在するのでこのハンマーが最適解として選ばれることは基本的にない。
雷弱点を選ぶなら王牙鎚が最適になることが多く、そうでなければ百竜鎚が待ち構え、
ついでに水弱点ならおきつなみ撓鎚の華石も待ち構えたりしていたりする。
とはいえ悪条件でも若干劣るだけで最前線で担げない性能ではないため、
愛で担ぐには十分な性能ではある。 - まず、Ver.2.00同様に王牙鎚【大雷】はライバルのまま。
MHR:S
怒髪天ダイラージャン
怒髪豪、ここに極まれり。
憤怒に抗わず、猛りに身を任せ
いざ存分に荒れ狂うがいい。
(怒髪天ダイラージャン)
- MRでは★5からラージャンが登場。狩猟することで怒髪豪ダイラージャン改に強化できる。
性能は- 攻撃力330
- 雷属性値21
- 延長可能な短い素白20で、匠4から紫も出現する
- 変わらない会心率-10%とスロットLv3×1
- 百竜装飾品スロットはLv2
さらに、上位同様百竜ノ淵源素材を用いる*1ことで、XX以来の怒髪天ダイラージャンへと最終強化ができる。
強化点は- 攻撃力340(+10)
- 属性値23(+2)
- 白ゲージが10→20に長くなる
より強くしたいならばしっかり強化し切ろう。
- 本作の雷属性ハンマーは復活したライゼクス、激昂したラージャン(後述)のものが
新たに追加され、全部で7本。
その中で最も攻撃力が高いため、そちらを伸ばす構成が良いか。
- Ver.11で追加された傀異錬成により、最終強化後もさらに性能を強化できるようになった。
会心率のマイナスを打ち消すこともできるが、そのためには傀異スロットを6枠も使う。
MRのスキル環境であれば10%程度は簡単になんとかできるため、攻撃力や他の強化を行う方が良いだろう。
鬼神鎚【金鬼】
- 激昂したラージャンの復活に伴いこちらも再登場。MR50で緊急クエスト「羅刹激昂、天を衝く」が解放され、
クリアすると本武器も作成可能になる*2。
一発生産にのみ対応。その性能は、- 攻撃力320、会心率0%
- 雷属性18、ヘシオリと並んで全属性ハンマー中最下位タイ
- 長めの紫50、匠で延長可能
- スロットはLv2×2、百竜装飾品スロットはLv1
- スロットについてはハイパーノヴァ改がLv2×1とLv1×2、
雷鎚フルフルスイング改がLv4×1とこちらに匹敵しうるが、
素の紫ゲージについては対抗できるものが雷ハンマーにはないため、
独自の立ち位置を築く事に成功している。
- 他の属性を見てみると、冥淵巨鎚アネモスと破邪之鎚ウカノミタマが似た性能となっている。
両者とは長い紫と低い属性値、後者とは物理性能とスロットまで酷似している*3。
拡張性については原初を刻むメル・ゼナの刻銀の破鎚がスロットLv4×3という、
他の追随を許さない性能を持つためウカノミタマ共々下位互換になってしまった。
余談
- このハンマーのデザインはラージャンの頭部を模したもので、
どうも打撃面にもラージャンの毛皮が貼ってあるように見える。
側面には角も生えているが、叩き付けているのは毛皮っぽい部分なので
「そこで叩いたらむしろダメージが減るのでは?」と思うハンターも多いだろう。
実際、実在する一部の警棒やブラックジャックのような革張り・布張りの打撃武器は、
「重みで殴り倒す効果は得つつ、表面を柔らかくして過剰な流血沙汰を防ぐ」ためのものなので、
威力が高まるような事はないし、甲殻を持つモンスターを相手にするならなおさらである。
しかし、素材説明を見るとラージャンの毛は黄金の毛も黒毛も相当に強靭なようだし、
皮に関しても部位によっては闘気硬化で刃物を弾くほど硬くなる。
むしろ頑強な甲殻を持つモンスターに対して、
ハンマーの側を欠けや磨耗から守るためのラージャン革張りなのかもしれない。
ハンターは容赦なく砥石を当てるが。
- 冒頭でも触れた通り、強化前の銘は「怒髪鎚」なのだが、
MHFにはグレンゼブルの通常武器として全く同名の「怒髪鎚」が存在した。
もっとも、あちらの「怒髪」は気性の荒いグレンゼブルのリーゼントっぽい角をネタにしたものなので、
「怒髪天を衝く」を体現するラージャンの武器という点では此方の方が本来の意味に近いと言える。
関連項目
モンスター/ラージャン
モンスター/激昂したラージャン
武器/ラージャン武器
武器/激!金獅子インパクト - MHFに登場するラージャンのハンマー