防具/マッスルシリーズ

Last-modified: 2024-11-03 (日) 11:03:45

MHW:Iで初登場した防具。
そのあまりにも衝撃的な見た目から数多の変態紳士淑女達が狂喜し、
これを求める彼等狩猟ターゲット双方が屍山血河を築いた罪深き装備である。

目次

性能

MHW:I

EXマッスルαシリーズ

  • 「嗚呼、マッスルボディ」の報酬「マッスルチケット」を入手すると生産一覧に並ぶ、頭を除く4つの部位で構成された新防具。
    名前が長めなのに加えて、他のイベント装備同様βが存在しないので「マッスル」と略される事が多い。
    ズバリ、この装備が紳士淑女達の心をものの見事に射止めたがために、
    ラージャン兄弟と変態ハンター達は熾烈なる激闘を繰り広げる羽目になったのである。
  • 「マッスル」というストレートな銘を訝しみながらプレビューを表示させると、
    そこに映るのはお盆に載せられた瓶入りプロテインとシェイカーとダンベル
    腰以外どの部位を表示してもコレであり、しかも部位ごとに瓶のラベルが異なる。
    どういう事なの…
    謎の芸の細かさに困惑しながらも工房に製作を依頼すると、
    いつもの鍛冶作業演出からコンベアで流れてくるのはお待ちかねのエロ装備
    ではなくやっぱり瓶入りプロテインとシェイカーとダンベルである。
    だからどういう事なの…
    • ちなみに、マッスルチケットの説明文は
      「自らを律し、肉体を鍛える者たちの汗と努力の結晶。加工屋に渡してレッツ、ビルドアップ!」
      と、比較的簡素なテキストが多い本作の中で一際ネタ性の高いものとなっている。
      というか、加工屋に渡してビルドアップという説明が既におかしい。
  • イメージとしては「差し出されたトレーニンググッズで体を鍛え上げろ」という事なのだろうが、
    これを装備?したハンターの外見がどうなるかというと、
    男性ハンターは全身の筋肉がムキムキにパンプアップして黒パンツ一丁に、
    女性ハンターは引き締まった筋肉の陰影が浮く肢体を水着並みに露出するスポーツインナー姿になる。
    (参考画像1 参考画像2)
    シンプルかつ純粋で実に健康的な、プレイヤー諸氏が求めた欲望肉体美の具現ともいうべきデザインであり、
    実装後は瞬く間に秀逸この上ない紳士淑女装備として認知されるに至った。
    • 因みに女性用は胸が揺れるようになる
      この魅惑のギミックはさくらシリーズおよびEXグリードメイルβに続く3例目。
      さくらシリーズは防具も重ね着も一式固定であるため、部位で採用できる防具としては
      EXグリードメイルβかこのEXマッスルボディαの2択となる。
    • 男性装備の露骨な体型変化と乳首の消失、首筋の境目に見える「薄い布感」、
      容易な着脱から察せられるように、この肉体美はいわゆるシステム的には肉襦袢型の防具*1のようである。
      質感は素肌と言っても通用するレベルなのだが、着彩対応部位は布ではなくであり、
      色を変えると肢体の色が目まぐるしく変化することになる。
      全身に試着するとその時に着ていた防具の着彩が肉体に反映されるので、どっきりすること請け合い。
      男性用は鍛え上げられた胸板を惜しげもなく露出しているが乳首が存在しないので、
      胴だけ装着して着彩すればピチピチのTシャツやタイツ状の服に見えなくもない。
      • 頭装備が存在しないので、装備の色を変えても首から上の肌の色はハンターの肌そのままである。
        基本的には気合で微調整してキャラクターの肌色と一致させてしまうのがオススメだが、
        ゴクオウヘルム辺りを被って覆面レスラー風にするか、フェイクや虹色で変態にするのも一興。
  • 気になる性能は以下の通り。

    部位α
    スキルスロット
    挑戦者+3Lv1×3
    不屈
    攻撃+3Lv4×1
    死中に活
    挑戦者+2Lv4×1
    火事場+3
    攻撃+3Lv4×1
    火事場+2
    一式攻撃Lv6Lv1×3
    Lv4×3
    挑戦者Lv5
    火事場Lv5
    不屈
    死中に活

    レア度11で、防御力は初期154、最終強化で178。Ver13.00以降はカスタム強化込みで198になった。
    …おわかりいただけただろうか。
    デザイン面で既に紳士淑女御用達装備としての実力を有しながら、
    火力特化構成のスキルと高防御力を兼ね備えた、実用面でも申し分ない性能を誇っている防具なのである。
    シリーズスキルは搭載されていないが、
    普通の防具としてマッスルで装備を組んでも十分に狩場に出られるレベルである。
    • 特に一部位で攻撃+3とスロ4の腕&脚、挑戦者+3と不屈にLv1スロ×3の胴は優秀で、
      混合装備でお呼びがかかることも少なくない。
      マッスル胴や腕を利用した混合装備なら、下半身が鎧で上半身が筋骨隆々な諸肌脱ぎの武人、
      あるいは筋肉質の腕を露出した精悍な見た目となる。
      逆に上半身が鎧で下半身がムキムキ脚の丸出しという奇怪な格好になるケースもあるが。
    • オーソドックスな攻撃のスキルの他は挑戦者、火事場、不屈、死中に活と
      ピンチに陥った時に発動するスキルばかり並ぶ。
      負荷のかかるトレーニングをこなし、自分の体をいじめ抜いた先に
      屈強な筋肉(=攻撃力)が得られるといったイメージのスキルだろうか。
  • 耐性面は水・氷・龍に弱く、火にのみ強いという、露出高めの外見からすると謎めいた按配だが、
    リオスやイャンガルルガ、バゼルギウス、テスカトなど火属性を扱う強敵が犇めく現状、耐性が役立つ機会は多い。
  • 特にこれと言って集めるのが難しい素材もなく、クエストを少し周回するだけで一式作成できるため、
    配信期間中、ジム闘技場にはエロ装備を希求する肉体美を作り上げんとする紳士淑女が殺到し、
    トレーナー金獅子と熾烈なボディービルトレーニング殴り合いを繰り広げた*2
  • 実装当初は重ね着が存在していなかった。
    後日配信された「嗚呼嗚呼、マッスルボディ」のクリア報酬で生産できたのはマッスルボディαの重ね着ではなく
    後述のEXマッスルγの重ね着であった。これには紳士淑女が落胆した…と思いきや…
    マッスルボディαの重ね着がようやく生産可能となったのは2020年10月23日からで、
    同日配信のイベントクエスト「黒轟竜は傷つかない」にて入手できる黒轟竜チケットが必要となる。

EXマッスルγシリーズ

  • 2020年10月16日から配信された「嗚呼嗚呼、マッスルボディ」を乗り越えた暁に生産できるようになる重ね着装備。
    マッスルαと比べると露出度筋肉量が増加
    そのため、再び闘技場が血の海に染まったのは言うまでもない。
    あまりの筋肉の盛り具合により、マッスルαよりは好みが分かれる結果となっているが、
    モンハンシリーズでもトップクラスの肉体美を拝めるので是非とも制作してみよう。
    • マッスルチケットGの説明文は
      「己の限界に挑戦し、究極を求めて鍛錬の道を歩む者たちの物語。加工屋に渡して、バンプアップ!」
      というもの。
      今更であるが、加工屋は装備を鍛える施設であって筋肉を鍛える場所ではない
  • イメージ画像は相変わらずだが、今回は重ね着装備なのでプロテインが流れてきたりはしない。
    制作にはチケットやラージャンハートの他、
    なぜか古龍の浄血を5個にモンスターの特濃を10個も要求される。
    皮膚に注入してニセ筋肉を作っているとかじゃないことを祈ろう

MHR:S

マッスルシリーズ

  • マッスルシリーズ、堂々の現大陸進出。
    タイトルアップデート第5弾(Ver.15)の紹介映像の中で、イベントクエスト紹介のパートにて
    突如として相変わらずの眩しい肉体美が映し出され、またしても紳士淑女達が歓喜することとなった。
  • そしてなんと、大型アプデから僅か2週間後の2023年5月4日にイベントクエスト「烈禍襲来:獅子が魅せる肉体美」が配信され、
    同クエストの報酬「マッスルの証明」でマッスルシリーズが生産可能となった。
    まさかの高難度クエスト群「烈禍襲来」シリーズのクリア報酬として登場したことで一時は戦慄する紳士淑女も出た一方、
    案の定というべきかこのクエストを速攻で乗り越えた者も多く、GWはサンブレイク界隈がマッスル撮影会で賑わうこととなった。
    なお、今回は最初から重ね着装備も実装されている。
    • 本作のメイン素材となるマッスルの証明の説明文は
      君の筋肉が、もっと鍛えてくれと叫んでいる!加工屋に渡して、ビルドアップ開始だ!
      となっている。
      加工屋に渡してビルドアップというおかしな説明は相変わらず
  • 説明文通り加工屋に持っていくと、プレビューにはまたしても瓶入りプロテインとシェイカーとダンベルが。
    やっぱりどういうことなの…
    ちなみに、腰装備だけはなぜか腰についたバッジが表示される。
    一応防具の見た目としては正しいのだが…狩友同士でボディビル大会と洒落込むか…仕上がってるよー!
    生産して装備すると、MHW:Iの時と変わらずシンプルかつ健康的な肉体美が拝める。
    女性用の乳揺れギミックも健在
    • …が、今作のマッスルシリーズは一味違う。
      今作の装備は、防具着彩の着彩可能部位が2つある。マッスルシリーズも例外ではない。
      着彩1はMHW:Iの時と同じく肌部分なのだが、着彩2はどこかというと、なんとスポーツウェア部分である。
      全体的に発色もよく、好きなカラーのスポーツウェアでトレーニング狩猟を楽しめるようになった。
      勿論、肌色にもできる。一方で、今作に虹色が実装されてない点がネタ的には惜しいところ。
    • 加えて、腕の着彩2はなんと
      ハンターもネイルでお洒落する時代がやってきたのだ。
    • 尚、本作では肌部分の色設定を「デフォルト」に設定することで自キャラの肌色に自動で調整されるようになった
      かなり便利で嬉しい仕様である。
      また些細な違いではあるが、明らかに真っ直ぐな境目があった首元のデザインが変更され、
      首全体を覆うような形になっている。
      さらに男性用には、MHW:Iの時は無かった乳首が追加されている
      異常な程に防具の表現規制が多くなってしまったMHR:Sだが、
      これに関しては過剰規制の世の中ではかなり快挙と言える…かもしれない。
  • さて、気になる性能だが、
    部位スキルスロット
    挑戦者+3Lv4×1
    Lv1×1
    根性+1
    攻撃+2Lv3×1
    Lv2×1
    Lv1×1
    火事場力+3
    攻撃+2Lv3×1
    Lv2×1
    根性+1
    攻撃+3Lv4×1
    Lv1×1
    不屈
    一式挑戦者Lv3Lv4×2
    Lv3×2
    Lv2×2
    Lv1×3
    根性Lv2
    攻撃Lv7
    火事場Lv3
    不屈

    MHW:Iの時と方向性は大体同じで、挑戦者と火事場のレベルが下がり、死中に活の代わりに根性が付いた形になる。
    レア度は9ながら、なかなか優秀なスキル構成であると言えよう。
    特に、根性は付いている防具が少なく装飾品もない。
    傀異錬成や護石錬金で出るとはいえ、なかなかに貴重なスキルである。
    なお、曲がりなりにも防具であるため、
    ちゃんと肉体改造傀異錬成にも対応している。
    武具の加工屋に行って鍛えた肉体を傀異錬成…?などと気にしてはいけない
    • パーツ単位で見ると、
      実質2スロ7個分となる腕が目を引く。扱いづらい火事場を採用する機会は多くはないが、
      逆に採用する場合は役に立ってくれるだろう。傀異錬成で1スロ増えればスロットが4-2-1になるのも嬉しい。
      また脚も優秀で、不屈を使わなければスキル特化で傀異錬成するのも良いだろう。

マッスル極シリーズ

  • 2023年7月20日から配信された激昂したラージャン2頭を狩猟する「凶双襲来:獅子が奏でる肉体美」にて追加された重ね着防具。
    素材は「マッスルの証明G」と、激昂したラージャンのものを要求される。
    説明文は「まだだ! まだ君の筋肉は満足していない! 加工屋に渡して限界までパンプアップだ!
    加工屋はトレーニングルームではないのだが…。
    名称は変わったがMHW:IでのEXマッスルγシリーズと同じ重ね着防具で、露出度筋肉量が増加している。
    • 防具において「極」はZの漢字表記として用いられている*3が、この名前が付いている防具は非常に数が少ない。
      希少種防具はMHR:S現在、Z表記のものしかなく*4、特殊個体の防具も、
      アルファベットのものは「Z」が用いられているが、漢字表記のものは「真」が用いられている。
      そもそも特殊個体がG級/MRでしか登場しないモンスターが多く、
      そうした個体の防具は基本的にアルファベットや漢字が付いていない。
    • そうした事情故に「極」が付くのは亜種防具に限られてくるのだが、
      対象となる防具が最後に登場したのはなんとMH3Gで、素材元はこれまた激レアなジエン・モーラン亜種である。
      なおコラボ防具を含めるなら、これまた例外命名であるMHXXでのUSJ防具が直近の前例になる。

余談

  • 実用的な性能でありながら露出&胸揺れの直球で攻めてくるエロ装備でもあると同時に、
    わざわざ特殊なプレビュー・生産演出用画像モデルを用意し、
    工房謹製のトレーニンググッズで身体を鍛えて作り上げた本物の筋肉…
    という御無体な体裁を押し通している点では、公式がシステム上でお遊びを仕込んだ
    立派なネタ装備だとも言える。
    性能や見た目もさる事ながらフレーバーテキストも、
    まるでボディビル大会の評価の様な文に仕上がっている。一読の価値あり。
    • MHW:IでもMHR:Sでも共通した解説文となっているが、
      ウエストだけは後者において「強健な体は万人の注目の的。」と少し追記されている他、
      言及のある審査員人物が大団長から里長になっている。
  • 生産時には専用報酬チケット以外にも金獅子から採れる素材を要求されるのだが、
    まさかダンベルとプロテインの材料って…
    朝起きたら髪型が金色の鬣になっていないことを祈る。
  • 肉襦袢装備ということで、MHW:Iではセリエナのマイハウスに設置できるマネキンに着せると地肌が出現する
    その上家具扱いの為、ビューモードでどれだけ接近してもその見事な肢体がカメラから消えることがなくなる。
    今日もどこかのマイハウスでは静かにシャッター音が鳴り響いているとかいないとか。
    • 尚、MHR:Sではそもそも防具を飾れない為、上記の撮影が出来なくなり、
      多くの紳士淑女が肩を落とすという非常に残念な結果になってしまった。
  • 筋トレに親しむ紳士淑女にはお馴染みだろうが、
    ビルドアップとは数ヶ月~年単位かけて部位ごとにメニューを組み、高タンパク低脂質を基本とした食事を基本に、
    徹底した自己管理の元で長期間かけて筋肉を作り上げること(界隈ではバルクアップと称することが多い)。
    対してパンプアップとは、高負荷のトレーニングを行うことで
    筋肉の水分量が増し、一時的に見た目が肥大することを指す。
    こちらは時間経過で元に戻るが、ボディビル大会の出番前などここ一番の見せ場には欠かせない。
    見た目装備の説明文には適切とも言えるが、加工屋ででも注入してないことを祈るばかりである

関連項目

クエスト/嗚呼、マッスルボディ
クエスト/烈禍襲来:○○ - 「獅子が魅せる肉体美」の詳細あり。
クエスト/凶双襲来:○○ - 「獅子が奏でる肉体美」の詳細あり。
モンスター/ラージャン
モンスター/激昂したラージャン
モンハン用語/エロ装備/具体例
モンハン用語/ネタ武器 - 男性用装備込みで考えればどちらかと言うとこのカテゴリ。武器じゃないけど。
武器/範馬刃牙流格闘術 - プレビューと実際の装備の見た目が異なる前例。
防具/王者・強者シリーズ - マッスルボディ装備の前例。素材は金獅子一頭の狩猟で手に入るが別の理由で作成は困難。


*1 一応説明文やプロテインの描写からして本当に鍛えた身体という設定ではあるようだ。急に体型が変わったり変色するのはおかしい?細かい事は気にするな。
*2 キャンプでの弾薬補給ができない為、冗談を抜きにしても近接武器向きのクエストである。最も、ガンナーでも時間経過で2匹目のラージャンが出現するため同士討ちを狙えば随分楽になるが
*3 詳細はこちらから
*4 シルバーソルゴールドルナエクスゼロの3つ
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