ハラバリー

Last-modified: 2024-08-10 (土) 00:17:34

ハラバリー

ハラバリー.png

タイプ でんき.png 
 
種族値HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ
10964911038345
 
特性でんきにかえる/せいでんき/しめりけ(隠れ)
 
入手方法進化、野生など

 
 

概要

テツノカイナコノヨザルと共にテラレイド最強格のアタッカーとの呼び声高いポケモン。人呼んでテラレイドの申し子

 

でんきタイプにしては耐久が高く、とくこうもしっかり300を超える。
何より特性「でんきにかえる」がとにかく強く、被弾するだけででんき技の威力が2倍になり、そこから「パラボラチャージ」を使って強烈なダメージを叩き出すと同時に、被弾で受けたダメージを回復する。
このコンボだけでも強いのに、最強デバフ技である「アシッドボム」でとくぼうを2段階ずつ下げてさらに火力を伸ばすことができる。
「ひやみず」「リフレクター」「かいでんぱ」「ひかりのかべ」で被弾のダメージを抑えることもでき、でんきタイプなので当然「エレキフィールド」も覚えられる。
しかも、これだけ破格のスペックを持ちながらその辺の水辺に生息している一般ポケモンなので、用意するのが非常に楽
アタッカーからサポーターまで何でもこなし、初心者から上級者まで多くのトレーナーに起用されている。

 

ただし、明確な弱点が2つある。
1つは「火力バフを『チャージビーム』以外持たず、立ち回りがデバフ依存になる」という点。
多くのレイドでデバフを解除してくるので、解除された後はまたデバフをかけ直さないといけない。この点はバフ技しか持たないテツノカイナと対照的である。
デバフが効かない相手(★6アーマーガア、★6キョジオーン※特性「クリアボディ」)や、デバフが相手の強化に繋がってしまう相手(★6コノヨザル、最強のエンペルト)は苦手な相手と言える。
もう1つは「被弾前提で火力を出すので、1つでも変化技を持たれると火力が出しづらい」という点。
特にその変化技がバフ技だった場合、相手がバフ技を使ったターンに火力で返すことができない。その間にバフを積まれてこちらのデバフが追い付かなくなってしまい、押し切られて負けかねない。最難関とされる★6カイリュー、★6サーナイト、最強のメガニウム等には勝ち目が薄い。
また、弱点とまでは言えないが、はがねテラスタル相手には「アシッドボム」が効かない。迂闊に出すと苦戦しがち。

 

これらの弱点を加味した上で適材適所の運用を心がけたい。
特に相手がデバフを解除したかどうかの確認は他のポケモン以上に重要なので、見逃さないように。

 

なお、ときどき野生のみずテラスタルハラバリーを育成して起用するトレーナーを見かけるが、「開幕からテラスタルできないので弱点対策にならない」「テラスタイプがでんきではないので、でんき技のバリアに対するダメージが下がり、バリアを割りづらくなる」という2点から、特別な意図がない限りテラレイド用としては非推奨である。

育成例

でんきアタッカー(ソロ・マルチ兼用)

Tag: でんき特殊アタッカー 物理耐久アップアタッカー 特殊耐久アップアタッカー

育成データ

テラスタイプでんき
性格ひかえめ(とくこう↑こうげき↓
特性でんきにかえる
努力値配分とくこう252・ぼうぎょ252とくこう252・とくぼう252
実数値359-x-281-335-202-126359-x-218-335-265-126
確定技パラボラチャージ/アシッドボム
選択確定技エレキフィールド
ひやみず/リフレクターかいでんぱ/ひかりのかべ
持ち物メトロノームorおんみつマント

詳細

最も分かりやすいテラレイド用ハラバリー。
努力値振りは2種紹介したが、2種用意する余裕がなければ以下のようにしてしまっても構わない。

努力値配分ぼうぎょ96・とくこう252・とくぼう160
実数値359-x-242-335-242-126
 

基本的な立ち回りは以下の通り。

  1. 耐久アップ技(ひやみず/リフレクター/かいでんぱ/ひかりのかべ)を最初に使う
  2. 「アシッドボム」を2~3回使い、余裕があれば「エレキフィールド」を展開する
  3. 「パラボラチャージ」で一気に大ダメージ!
  4. デバフ解除を見たら「アシッドボム」を使い直して再び「パラボラチャージ」で大ダメージ!
 

「メトロノーム」を持たせると「パラボラチャージ」を連続で使うことにより技威力を上げることができる。
技の追加効果が厄介なテラレイドも多数存在するため、火力よりも安定を取るのであれば、相手から受ける技の追加効果を受けなくする「おんみつマント」を持たせるのが無難。

 

なお、上記の立ち回りが難しい相手(バフデバフを即座に消してくる★6ニョロボンなど)には「メトロノーム」を持たせて最初から「パラボラチャージ」を連打する戦術が有効。

早バリー

Tag: でんき特殊アタッカー

育成データ

テラスタイプでんき
性格おくびょうすばやさ↑こうげき↓
特性でんきにかえる
努力値配分とくこう252・すばやさ252・ぼうぎょ4
実数値359-x-219-305-202-207
確定技パラボラチャージ/アシッドボム
選択確定技ひやみず/かいでんぱ
選択技リフレクター/ひかりのかべ/エレキフィールド
持ち物おんみつマント/メトロノーム

詳細

テラレイドの努力値振りの定石を完全無視した最速ハラバリー、通称「早(はや)バリー」
相手のすばやさ努力値は常に0なので、こちらのすばやさを極限まで振ることで★6レイドのうち補正あり85族まで、★7レイドのうち補正あり80族まで先手が取れるようになる。素早さ比較表も参照。
先手が取れるようになることで、相手が攻撃する前にデバフ技や壁技を展開できるようになり、実質的な耐久ですばやさ無振り状態を上回る。
「でもこれだと『でんきにかえる』は発動しないんじゃ?」と思うかも知れないが、この特性は後攻で技を受けた場合でも、次のターンの自分の番に威力2倍効果がかかるので問題ない。

もちろん、ここまでしても先手が取れない相手にはこのハラバリーを出してはいけない。大人しく上の型のハラバリーを出そう。
また、無振りでも先手が取れる相手(★6レイド45族以下)にも出してはいけない。遅い相手は火力が高い場合も多く、根負けする危険性が高いからだ。

最強のリザードン対策サポーター

Tag: イベント特化サポーター

育成データ

テラスタイプみず
性格おだやか(とくぼう↑こうげき↓
特性せいでんき/しめりけ
努力値配分HP252・とくこう4・とくぼう252
実数値422-x-x-243-291-126
確定技かいでんぱ
選択確定技でんじは/どろかけ/なまける
選択技アシッドボム/ひかりのかべ
持ち物おんみつマント

詳細

最強のリザードン対策のサポーター。
野生のみずテラスタル個体を育成。
ヌオーとの差別化点は「でんじは」。
「でんきにかえる」は攻撃されるたびにメッセージがいちいち出るのでそれ以外の特性で。
「アシッドボム」は火力アップに使えるがニンフィアが高確率で「うそなき」を搭載しているので無駄になりがち。

最強のジュナイパー対策アタッカー

Tag: イベント特化アタッカー

育成データ

テラスタイプでんき
性格ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓
特性でんきにかえる
努力値配分HP124・ぼうぎょ252・すばやさ132
実数値390-147↓-309↑-242-202-159
確定技パラボラチャージ/アシッドボム/ひやみず
選択確定技リフレクター/エレキフィールド/なまける
選択技
持ち物メトロノーム

詳細

最強のジュナイパー対策のアタッカー。
素早さ調整をすることで「ひやみず」を先手で打てることが最大の利点。
「パラボラチャージ」による回復も先手で行うことができるので事故防止にも役立つ。

アタッカーでありながら「ひやみず」でのサポートも可能。
すべてのハラバリーが最強のジュナイパーの「つるぎのまい」を見てから「ひやみず」を1回すれば世界は平和になる。

最強のバシャーモ対策アタッカー

Tag: イベント特化アタッカー

育成データ

テラスタイプでんき
性格ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓
特性でんきにかえる
努力値配分HP252・ぼうぎょ252・とくこう4
実数値442-x-309-243-202-126
確定技パラボラチャージ/アシッドボム/ひやみず
選択確定技
選択技リフレクター/エレキフィールド
持ち物シュカのみ

詳細

最強のバシャーモ対策のハラバリー。

飛行テラスタルの最強のバシャーモには「パラボラチャージ」で弱点が突けるので火力は十分。
弱点を突かれる「じしん」や重いハラバリーに対して威力の高い「けたぐり」のダメージは大きいので防御方面に振り切ってしまったほうが安定感が増す。
「ひやみず」でバシャーモの攻撃が上がりすぎないように調整しながら戦うのがオススメ。
「シュカのみ」を持たせておくと 2 回行動以外で「じしん」は打たれない。

最強のヘイラッシャ対策アタッカー

Tag: イベント特化アタッカー

育成データ

テラスタイプでんき
性格ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓
特性でんきにかえる
努力値配分HP64・ぼうぎょ252・とくこう192
実数値375-x-309-290-202-126
確定技パラボラチャージ/アシッドボム/ひやみず/エレキフィールド
持ち物メトロノーム

詳細

最強のヘイラッシャ対策のハラバリー。
「アシッドボム」と「ひやみず」のデバフを中心とすることで特性「てんねん」に左右されずに攻めることができる。

性格と努力値は細かいながらも重要な要素。
補正あり防御252振りにすることで「ウェーブタックル」が確定3発になり序盤の動きが安定する。
さらにHPに64を割くことで後半の2回行動での「ウェーブタックル」急所+「ウェーブタックル」を確定で耐える。*1

「エレキフィールド」は通常使用しないが自分に「あくび」があたった場合に使用することで眠りを回避できる。
序盤は「ウェーブタックル」が確定3発+NPCの「がっちりぼうぎょ」により「エレキフィールド」を貼る余裕がある。

立ち回り

  1. 「アシッドボム」
  2. 「あくび」を打たれるまで待機。自分が「あくび」の対象になったら「エレキフィールド」
  3. 弱体解除バリア展開バリア展開が出るまで「パラボラチャージ」連打
  4. バリア展開後に「ひやみず」2回
  5. 「アシッドボム」1回(体力危なかったら先にテラスタルして「パラボラチャージ」)
  6. テラスタルして「パラボラチャージ」

テラスタルする前に「アシッドボム」1回と「ひやみず」2回を入れておくのが最も重要。*2
テラスタル後はHPが満タンの状態でヘイラッシャの攻撃を受けられるので努力値調整が生きてくる。

「ウェーブタックル」急所+2回行動の何か+特殊行動の「ウェーブタックル」を受けると落とされてしまうが、特殊行動の「ウェーブタックル」が出た時点でバリアはほぼ削りきっている。
その場合は復活後に「アシッドボム」を入れてから「パラボラチャージ」連打でリカバリーする。

参考動画

Tips

コメント欄


*1 ヘイラッシャの攻撃ランクが-1の状態で計算。「ひやみず」2回を入れておくことで特殊行動の「のろい」1回と相殺して攻撃ランクが-1になる
*2 もし、過去育成の流用で努力値調整をしていない場合は「ひやみず」を合計3回にしてヘイラッシャの攻撃を-2にする