犠牲は、均衡を揺るがさずにはいられない。
どんな代償であれ、その瞬間、振り子は動き出した。
自然の均衡は、いずれすべてをゼロへと戻す。
ならば論理的に、悪魔は天使の死を求めるだろう。
悪魔は天使によって生まれた、と考えるのは妥当だろうか?
もしそれが真実なら、なぜ悪魔はこんなにも弱いのだろう?
もしかして、生まれながらにして力を持たなかったのか?
深い闇の穴の中で生まれ、互いに腐敗し合いながら、
やがて誰か一人が外へ出るまで続くような存在なのか?
もしこれが悪魔だとするなら、
それもまたその穴から這い上がり、ここへ来て捕らえられたのだろうか?
なんと哀れな存在だろう。
必死に這い上がった先で、自分がさらに大きな“穴”に閉じ込められていると知るなんて。
それは、自分たちを生み出した天使に嫉妬しているに違いない。
だからこそ、それを破壊しようとするのだろう。
人々は皆、天使の名を知る。だが悪魔の名を知る者はいない。
レストレスもまた、その影響を受けた犠牲者の一人に過ぎない。
弱さに付け込まれ、あらゆる利を奪われている。
いずれにせよ、それは天使を殺さなければならない。
結局のところ、手に入るものはすべて奪うのが道理なのだから。
※Midnightで生存すると見ることができる
