日本 RankII 戦闘機/水上機 A6M2-N / 二式水上戦闘機 
概要 
ランクIIの水上戦闘機。二式水戦の愛称で呼ばれる。A6M2-Nというコードが示す通り、飛行場設営能力に乏しい日本軍の弱点をカバーするべく、先行量産型の零戦を水上機に仕立て直したもの。急造品ながら、零戦譲りの旋回性能は健在。
だが、フロートの影響により旋回能力が本家より僅かながら劣っているので、マッチの可能性がある複葉機には警戒しよう。
機体情報(v1.79) 
必要経費 
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
機体購入費(SL) | *** |
乗員訓練費(SL) | 3000 |
エキスパート化(SL) | 10000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 20 |
護符(GE) | 530 |
BR・報酬・修理 
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 2.7 / 2.3 / 2.3 |
RP倍率 | 1.12 |
SL倍率 | 0.5 / 1.5 / 2.2 |
最大修理費(SL) | 570⇒743 / 1908⇒2413 / 2000⇒2530 |
機体性能 
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 415⇒449 / 408⇒432 |
(高度4300m時) | |
最高高度(m) | 9100 |
旋回時間(秒) | 20.9⇒19.4 / 21.1⇒20.0 |
上昇速度(m/s) | 9.3⇒19.2 / 9.3⇒12.3 |
離陸滑走距離(m) | 500 |
最大出力(hp) | 738⇒820 / 738⇒820 |
離陸出力(hp) | 844⇒926 / 844⇒926 |
毎秒射撃量(kg/s) | 2.51 |
燃料量(分) | min36 / 45 / 60 / max121 |
銃手(人) | 0 |
限界速度(IAS) | 650 km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)520 km/h, (離陸)450 km/h,(着陸)350 km/h |
主翼耐久度 | -15G ~ 18G |
武装 
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 7.7mm 九七式 | 2 | 1360 | 機首 |
機関砲 | 20mm 九九式一号 | 2 | 120 | 翼内 |
弾薬 
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
---|---|---|---|
7.7mm 九七式 | 既定 | T/AI/Ball/AP/AP/I | - |
汎用 | T/AP/AI/AP | 20 | |
曳光弾 | T/T/T/AP | 20 | |
ステルス | I/AP/AP/AP/AI | 30 | |
20mm 九九式一号 | 既定 | T/HEF-I/HEF-I/AP-I | - |
汎用 | HEF-T/HEF/HEF/AP | 7 | |
地上目標 | AP-I/AP-I/AP/AP/HEF/HEF-T | 7 | |
曳光弾 | HEF-T | 7 | |
ステルス | HEF/HEF/HEF/AP/AP | 10 |
追加武装 
分 類 | 名称 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備 考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 60kg 九七式六番陸用 | 2 | -5.8/-6.5/-6.5 | -1.5/-1.5/-1.5 | +0.3/+0.8/+0.8 | 40 | 9 in | - |
機体改良 
Tier | 名称 |
---|---|
I | 胴体修理 |
ラジエーター | |
7mm弾薬ベルト | |
II | コンプレッサー |
機体 | |
新しい7mm機関銃 | |
9 in (mod 30) | |
III | 主翼修理 |
エンジン | |
20mm弾薬ベルト | |
IV | インクジェット交換 |
カバー交換 | |
新しい20mm機関砲 |
カモフラージュ 
研究ツリー 
解説 
特徴 
海軍ツリーで最も早く20mm機関砲が使える機体。お馴染みの7.7mmに加え、A6M2と同様の九九式一号20mm銃を2丁装備しており、悩みの種だった火力不足を払拭出来るだろう。
ただし、本機を含む九九式一号銃搭載機にはバグが発生しており、
APが貫通0mm着火率0*1になっている。
必ずAPの含まれていない規定または曳光弾ベルトを使う事。
この機体が装備する九九式二〇粍機銃一号は、横方向に銃弾が拡散しにくく、かつ他国の20mm機関砲と比べて炸薬威力が高いという利点を持つ。
ただし発射速度で劣っている。
無駄撃ちを避けるには500m以内に接近し、初速の低さを勘定に入れて偏差を大きく取って見越し射撃をしよう。
性能は日本機らしく、低速、小旋回半径、紙装甲である。零戦も低速なのだがそれ以上に遅いので、ひとたび狙われたら旋回戦以外で振り切れる事はまずない。敵もその事を知っており比較的狙われやすいので、慎重な運用を心がけよう。旋回戦ではブラックアウトによる操作不能に注意。
フラップを展開すればさらに旋回半径を小さくする事も出来るが、Fキーでの切り替えだと着陸フラップになり、展開し続ければ必要以上に速度が落ちて失速するので気をつけよう。
フロートは大日本帝國の謎の技術により超強度を誇るため着水どころか着陸が可能であり、占領戦などでも役に立つ。御覧の通り、空母への着艦も可能。更に1.67からはフロートを破壊する事で運動性能が向上し、無理矢理零戦に近づける事も可能になった。さすが、惑星WarThunder…。
やろうと思えばすれ違いざまにぶつけたり上から踏みつけることで敵機を落とすこともできる(この場合敵は衝突して墜落したという扱いになる)。空中衝突の際のダメージ計算が変わったため、現状で本機よりも軽い機体相手でなければほぼ不可能。
本機とその次の強風を乗り越えれば、かの有名な零戦一一型を手にする事ができる。ぜひ研究しておこう。
立ち回り 
【アーケードバトル】
二式水戦の特筆すべき点は機動性のよさである。BR2.3以上の機体で本機に勝る機動性を持つ機体は一式戦闘機三型乙くらいである。その機動性と99式1号機関砲の威力の高さを生かし、巴戦を行えばいかなる敵機でも撃墜できるだろう。
本機の弱点としてフロートの存在がある。敵機にフロートが当たると空中衝突判定になる上、被弾面積も広く、装甲もないため容易に着火、撃墜されることが多い。そのスピードのなさも相まって、敵集団内に突っ込むことは自殺行為である。敵集団からはぐれた敵機を撃墜するなど立ち回りには細心の注意が必要である。本機で活躍できれば零戦でも撃墜数を稼げるようになる。本機で十分に練習しておくとよい。
【海戦】
本機の真価は海戦で発揮されるのではないだろうか。島影に隠れて接近し魚雷艇の魚雷や機雷に機銃掃射すれば大抵の艇は撃沈可能。同BR帯の相手は攻撃機や爆撃機も多いため組みやすい。戦闘機が来た場合は味方艦艇の弾幕に誘い込みつつ巴戦を仕掛けると良いだろう。着水占領はABだとマーカーが出てしまうため、2km以上遠くから射撃を受けたり、他の航空機に攻撃されてしまうため不向き。
【リアリスティックバトル】
機動性のよさは健在だが、敵機となる英米の戦闘機はほぼ必ず上昇してくる。十分に高度をとり巴戦を仕掛けよう。ただし、敵機が下方に逃げたからといって追いかけるのは空中分解を起こすため危険である。
本機は空母や飛行場に着艦・着陸することは熟練者でなければ不可能に近い。修理・弾薬補給は飛行場添いの海岸に着水すれば可能であるので自信のない飛行士諸君は正々堂々着水しよう。
【海戦】
本機の真価は海戦で発揮されるのではないだろうか。島影に隠れて接近し魚雷艇の魚雷や機雷に機銃掃射すれば大抵の艇は撃沈可能。また直接戦闘しなくとも艦船と比較して300km以上も優速を活かし着水してポイントの占領などやることがたくさんある。またBR帯が第一号型駆潜艇 と同じということも強力
【シミュレーターバトル】
20㎜銃2門の火力で史実通り爆撃機狩りに活躍……したい所だが速度性能が攻防両面で足かせになる。
ひとたび躱されると再攻撃位置につくのが困難なため、第1航過で絶対確実にエンジンを射抜く眼力が必要だ。そして鈍足無防備の本機が、敵尾部機銃の後方に付けた時どの様な目に遭うかは語るまでもない。対戦闘機でも同様で、相手が我が方のスパイでもなければ巴戦になる前にさっさと離脱されてしまうだろう。
そもそも巡航速度が致命的に遅いため、相当遠距離から敵を捕捉しなければ有効な接敵機動を取るのが困難であり、広大なMAPに当たればホットスポットに移動することも儘ならない。敵の姿が見えなくともその心理を予測して先回りしなければ、会敵すらできず試合を終える事になる。
本機のSB搭乗員が取り得る選択肢は2つ、超低空の初心者を追いかけてお茶を濁すか、或いは心眼を開眼し、レーダー並みの探知距離と分解能を身につけて抜き打ちの一太刀に懸けるか。
本機を以て大切如何する活躍を望むなら、相当の修練を積まねばならない。我こそはというSB海鷲諸君は実力発揮の時である。
史実 
二式水上戦闘機とは、大日本帝国海軍が第二次世界大戦中に使用した水上戦闘機。略して二式水戦とも呼ばれる。開発・製造は中島飛行機。制式番号はA6M2-N。連合国コードネームは「Rufe(ルーフェ)」。
日中戦争において水上観測機が搭載機銃で敵機を撃墜するなどの意外な活躍をしたことから、日本海軍は水上戦闘機の本格運用を考え出す。まもなく、占領した島嶼部の防衛において、飛行場の設営が不可能な小島の防衛や、飛行場を建設するまでのつなぎとしての役割を担う機体が必要になったこともあり、15試水上戦闘機(後の強風)などが試作される。しかし要求仕様の高さを始めとした数々の障害により開発は難航し、太平洋戦争の開戦に間に合わないと判断され、その間を埋めるため零戦11型を水上機型に再設計した二式水上戦闘機が開発された。
二式水戦は運動性能は零戦のものを受け継ぎ、武装も零戦と同一。水上機としては極めて空戦能力の高い機体として完成し、拡大していく勢力圏を支えるため、北の端から南の端まで全域に二式水戦は送られた。
しかし戦況が守勢に移り敵方に高性能な新型機が次々現れるようになると、戦闘機としての二式水戦の出番は徐々になくなっていき、1943年頃になるともっぱら偵察機としての任務をこなすようになっていた。そしてこの年の3月に生産が終了し、年末には前線の二式水戦は日本本土へと戻され始める。
その後も本土で迎撃任務についたが、陸上機ですら手の出しづらい超高高度から空爆を行うB-29の前にただでさえ性能の劣る水上機ではどうしようもなく、ほとんど何も出来ぬまま終戦を迎えた。
小ネタ 
この二式水戦、歴史上最も多く生産された水上戦闘機だったりする。そもそもWW2の時点では既にニッチと化していた水上戦闘機なんて機種をマトモに運用した国は日本くらいしかない……
強風のお話
二式水戦の対抗馬……というより、日本が期待した水上戦闘機の本命である強風。
完成が1942年、生産開始が1943年の12月と遅れ、そのころには活躍の場が失われ、性能もそれほど良いとは言えなかった(二式水上戦闘機と大きな差はなかった)ことにより、生産数は非常に少ないものとなってしまった。
しかし水上戦闘機の需要減を見越して企画された陸上戦闘機版「強風」設計案は局地戦闘機「紫電」へ繋がり、その紫電にさらに改修を加えた「紫電改」は戦争末期の迎撃機として活躍した。
--加筆求む--
過去の修正 
外部リンク 
コメント 
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照