イギリス RankVI MBT Tank,Combat,120-mm Gun,Challenger Mk.2 
概要 
Ver1.77にて追加されたイギリスの第三世代MBT(主力戦車)。
チョバムアーマーと呼ばれる複合装甲の鎧は高い防御力を発揮し、チーフテンから続く120mmライフル砲は新砲弾によって十分な攻撃力を有する。そして高馬力エンジンによって生み出される機動力はここに至るまでの英戦車のイメージを大幅に変えるものとなるだろう。
車両情報(v1.77) 
必要経費 
必要研究値(RP) | 250,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 690,000 |
乗員訓練費(SL) | 200,000 |
エキスパート化(SL) | 1,010,000 |
エース化(GE) | 2,100 |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 60 |
護符(GE) | 2,700 |
BR・報酬・修理 
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 9.7 / 9.7 / 9.7 |
RP倍率 | *** |
SL倍率 | *** / *** / *** |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能 
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 18.4⇒**.* / **.*⇒28.8 |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | **.*⇒**.* |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | *** / *** / *** |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | *** / *** / *** |
重量(t) | 62.0 |
エンジン出力(hp) | 1860⇒2290 / 1086⇒1200 |
2,300rpm | |
最高速度(km/h) | 62 / 56 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 88% |
乗員数(人) | 4人 |
武装 
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 120mm BL/TK L11A5 cannon | 52 |
機銃 | 7.62mm L8A1 機関銃 | 4600 |
弾薬*1 
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
L15A3 | APDS | 7.6 | なし | 1370 | 400 | 397 | 393 | 389 | 385 | 379 | - |
L23 | APFSDS | 3.9 | なし | 1535 | 410 | 408 | 405 | 400 | 390 | 380 | 410 |
L23A1 | APFSDS | 3.9 | なし | 1535 | 415 | 413 | 410 | 405 | 395 | 385 | 920 |
L37A7 | HESH | 17.0 | 3.97 | 670 | 152 | - | |||||
L34 | Smoke | 17.0 | 0.05 | 670 | 貫徹力なし | 410 |
車両改良 
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ 
研究ツリー 
前車両 | Chieftain Mk.10 |
---|---|
派生車両 | - |
次車両 | Challenger Mk.3 |
解説 
言わずと知れたイギリスの第三世代主力戦車。チョバムアーマーと呼ばれる複合装甲を搭載し、チーフテンから大幅な防御力向上を果たし、この時第四次中東戦争などで猛威を振るった対戦車ミサイルから防御する事が可能となった。主砲はチーフテンの同じ120mmライフル砲だが、新型APFSDS弾などの採用により火力も向上、重量は63tとチーフテンよりも重くなったが、1200馬力のコンドルV12エンジンを搭載した事により、機動力の向上も実現している。
湾岸戦争では5Km先のT-55を撃破した事で話題となり、今ではチャレンジャー2の配備によって退役したが、ヨルダン陸軍で現役である。
特徴 
まさに英国戦車の集大成とも言えるMBT。他国のMBTを凌駕する防御力を誇る。
【火力】
チーフテンMk.3から続く120mm砲だが、BL Tk.L11ではなくL11A5になっており、APDSとAPFSDSの貫徹力が強化されている。初期弾のAPDSは至近距離で412mmの貫徹力があるが、T-64Bやエイブラムスを相手にするには不足しているので、出来ればTierIVのL23A1(APFSDS)を早く開発しよう。 ( 資金に余裕があれば、GEをぶち込もう紅茶でも飲みながら気長に開発しよう。)
遠距離の射撃精度が余りよろしくない。他国の滑腔砲装備の戦車と比べると遠距離戦でやや不利か。
【防御】
BR9.7としてはかなり強固な砲塔装甲を持つ。
砲塔正面は470mm相当、車体正面は400mm相当の複合装甲を持っており、化学エネルギー弾にも前者は750mm(!)、後者は600mm相当の装甲となっており、大半のミサイルを恐れる必要はほぼない。砲塔側面も運動エネルギー弾には130mm、化学エネルギー弾には300mm相当の装甲の複合装甲が配置されている。
一方で、弱点もしっかり存在している。車体側面が薄いのは当然のこととして、車体正面中央の窪み(操縦士の入るスペース)は60mmしかないので、APFSDSならまだしも徹甲榴弾を食らうと大惨事になりかねない。砲身付け根付近も200mmほどしかないので、砲閉鎖機が壊されることが多い。そして一番の弱点なのが、車体正面の大半を占める下部で、複合装甲は上半分くらいにしかないので、撃たれようものなら弾薬に当たりエンジンまで貫通されて爆散する。敵戦車と撃ち合いをするときは、砲塔だけを覗かせよう。
【機動性】
重量がチーフテンMk.10より5tばかし増えているが、エンジン出力もしっかり強化されているため、今までのイギリス戦後戦車で感じた機動力不足も感じさせることはないだろう。ちなみにだが、整地において後退が36km/hとゲーム内トップクラスの速さである。 チーフテン.Mk10の前進より、こっちの後退の方が速く感じるかもしれない。
史実 
2001年までイギリス陸軍で運用されていた、英国の第三世代MBTである。後継機にチャレンジャー2がいる。
戦車開発に保守的なイギリスで生まれただけあって、車内のレイアウトなどはチーフテンに似通っており、言うならば"チーフテンの大幅な改良型"といったところか。
1970年代、英国はチーフテンに変わる新型MBTとして、「MBT-80」計画を発動していた。また、イランから請け負ったMBTの開発も同時進行させていた。このイランから発注された戦車は「シール・イラン」と名付けられ、シール1とシール2の二種類が作られていた。
しかし1970年代、イギリスは「英国病」*2により不況に陥っており、他の要因も重なったことで「MBT-80」計画は中止、1979年のイラン革命でイランで政権交代が起こり関係が悪化したことにより、シール1、シール2が行き場を失った(購入のキャンセル)。
そこでイギリスは、シール2(FV4030/3)を諸外国にセールスを行う一方で、自国の新型MBT用としてFV4030/3の発展型を「チャレンジャー」と名付けて採用した。このチャレンジャー、性能的にはFV4601(MBT-80)より劣っているが、コスト面などを考慮すれば最善の策といえた。
FV4030/3の試作車は1977年に完成し、これを発展させたものがFV4030/4"チャレンジャー"となった。チャレンジャーとして制式採用されたのは1982年末で、1983年3月16日に1号車が陸軍に引き渡されて様々な試験を経て、3回にも上る追加発注で計420両が生産された。
一時期は本車の特徴の1つである120mmライフル砲が他国戦車との射撃競技会で命中率が劣っていた事から第三世代MBTとして低く評価されていたが、湾岸戦争でイラク軍の戦車を多数破壊、5000m先のT-55を撃破した事等から再評価を受けている。
現在、イギリスでは後継機のFV4034こと、チャレンジャー2が配備されているが、ヨルダン軍では現役である。
小ネタ 
- Challengerとは名前が同じだけで関係ない。もともと兵器の名前被り自体はそこまで厳密には考慮されないらしく、FuryとSea FuryやSherman FireflyとFireflyなども同名別兵器である。
- ヨルダンの2018年現在の国王 アブドゥッラー2世・ビン・アル=フセインはイギリスの王立陸軍士官学校でチャレンジャー1の指揮及び操縦を学んでいる。ノブレス・オブリージュの気風を持つ貴族や王族が友好国の士官学校に留学をするという事は欧米等では珍しい事ではない。
外部リンク 
●DMM公式
チャレンジャー1:ふさわしい後継車
コメント 
【注意事項】
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