ジョブ/【魔獣使い】

Last-modified: 2024-01-16 (火) 18:41:12

FF5以降登場するジョブ。本来なら相容れぬ存在であるモンスターを
あやつり」、味方にしてしまう能力を持つ。
ただし、ボスモンスターやアンデッドなど一部の敵はあやつれなかったりする。
モンスターを操る仕組みはどういう風になっているのか?それは永遠の謎である。


関連項目
アビリティ/【まじゅう使い】ジョブ/【獣使い】


FF5

初登場。火のクリスタルの欠片から得られるジョブの一つ。
魔物を「とらえて」、任意のタイミングで「はなつ」ことが可能。
「はなつ」で発動する技は魔獣使いの能力に影響されない上、割合ダメージなどの非常に強力な技を
発動させる魔物も多い。低レベルクリア等の制限プレイ時には大いに役に立つジョブである。
マスターに必要な累計ABP:460。



魔獣使いのアビリティ一覧→魔獣使い


力が+13と割と高く、専用装備のは後列からでも威力が落ちないので便利(忍者より2低く、魔法剣士より1低いだけ)。
HPも割と高めで、後列ジョブとしては一番高い。を装備できないのが残念だが、後列に配置するのであまり問題にならないだろう。
また、のような格好はしばしばネタにされる。

  • 外見は導師並みに可愛い。イストリーで女の子がものまねしていたが、である。
  • レナのコスチュームはカチューシャと色合いからメイド服っぽく見える。可愛い。
    胸元にドクロのバッジ(?)がついているが、なぜかファリスだけがついていない。

鞭の麻痺効果はかなり強力。麻痺はかかった相手のATBゲージがリセットされるため、活用次第で延々相手を無力化し続けられる。
相手によっては「すっぴん」にして装備させる価値があるくらい。


あやつる」はジョブレベル2のアビリティとして覚える。
アビリティなので、別に魔獣使いでなくても使える。
「あやつる」を習得するまで鍛えたらそれ以降のアビリティは習得されず、
「とらえる」「はなつ」が必要な時にスポット参戦的に使われる事が多いジョブ。いざと言う時の秘密兵器。

  • 第一世界のうちに「あやつる」を習得したいのなら、ジョブ入手直後から使っていきたい。
    専用武器の鞭も無料入手済みなので使いやすい(風水士用のギヤマンの鐘も同様)。
  • タフネスに不安が残る忍者用にジョブレベル3の鞭装備も有効。
    後列で運用できる上に、麻痺効果は2回攻撃のどちらかで発生すれば十分なので、二刀流の価値が高い。
    最終的には右手竜の髭で麻痺を、更に左手ファイアビュートなら追加ファイガで与ダメージまで稼げる。
    • 素早さ25はあまり有用ではないが、魔道士系の攻撃力を上げるのにも使える。

薬師などと同じようにアビリティの特性を理解できれば評価が一気に変わるジョブ。
「はなつ」や「あやつる」を使った際に得られる結果が分かっていれば非常に頼もしい戦力となる。
どちらかと言うと玄人好みのジョブ。


力・体力がそれなりに優秀とはいえ、ジョブ特性自体は際立ったステータスもなく、アビリティを組み合わせて常時連れ歩くにはやや厳しいスペック。
自慢のタフネスを活かして単体の敵を鞭でジワジワ締め続ける、良くも悪くもマイペースな戦法が軸になる。
敢えて常用したいなら、

  • まず相性の良いアビリティはじくうあおまほう
    割合ダメージはとらえるのに都合が良く、鞭戦法の前には補助魔法も使え、電撃鞭やファイアビュートの魔力ブースターにもなるなど、あらゆる局面で使い勝手が良い。
  • もちろん、かくとうバーサクで単純に火力を増してもいい。
    後列カウンターも、上手くハマれば広範囲の敵を鎮められる。
  • 麻痺の特性上、素早さよりはターン毎の攻撃回数を増やしたいので、終盤はにとうりゅうで。みだれうちでは麻痺が発動しない。
    その他、はなつ時だけかたなそうび+正宗というのも便利。

エクスデス城ビーストキラーを手に入れていた場合(要モータードライブからのレア枠盗み)、ピラミッドのモンスターは魔獣だらけなので非常に強い戦力となる。その入手時点では高い武器攻撃力を持つので、ピラミッド以前でも有効。
 
またネオエクスデス相手にも、竜の左上(グランドクロスを使う)への竜の髭の特効+麻痺での足止めを基本として、後列の左下にはファイアビュートでの追加ファイガ狙い、獣の右下にはビーストキラーと、力と武器攻撃力の限界はあれど臨機応変な活躍も出来る。竜の左上を最後に残したなら、麻痺した相手をタコ殴りという一方的展開にも持ち込める。


「とらえる」は、ひょうたんに封じているという設定がある。
実際のゲーム中でも、捕らえる際にひょうたんらしきものが確認できる。

  • 元ネタはまず間違いなく西遊記であろう。

エンディングの「演舞」は、キングベヒーモスを放ってのギガフレアと、なかなか派手。


海外版PS版FF5ではTrainer表記。
海外版GBA版以降はBeastmaster表記になる。
NTT出版戦闘解析編56PではMONSTER TRAINER表記。

FF5(iOS/Android版)

スマホ版ではダンシングダガー二刀流時限定で超強化されたので、ファイアビュートと二刀流すれば最大5連続の大火力が実現できる。

「はなつ」が大幅に弱体化されたが、その分前衛ジョブとして第三世界のメインアタッカーになれるほどの強化である。
スマホ版は忍者が従来以上に強化されているため、忍者を中盤で多用して二刀流を習得したら、そのまま魔獣使いに二刀流させやすいのも長所。


スマホ版の4人ジョブマスター時アチーブメントコメントは「キャッチアンドリリース」。

FF6

魔獣使いのジョブはないが、リルムが「団長のヒゲ」を装備する事で「スケッチ」が「あやつる」に変化する。
敵の技を利用する繋がりだろうか。

FF11

プレイヤーが扱えるジョブとしては存在しないが、アトルガン皇国で「パンクラティオン」を主催する集団がこの名で呼ばれている。
獣写器や魔獣鏡を用いて封獣したモンスターを使役することが可能。
コロセウムで開催される「パンクラティオン」内のみで、プレイヤーも封獣したモンスターを呼び寄せることができる。
獣使いなどのジョブに依らず全プレイヤーが楽しめる要素となっており、モンスター同士の対戦や育成、カスタマイズに重点を置かれている。
なおNPC本職と区別するためか、プレイヤーは魔獣使いではなく「魔獣マスター」と呼ばれる。


詳細はこちら→パンクラティオン

FF14

獣王ライアン率いる帝国軍第IV軍団・魔獣大隊のビーストマスター達が「魔獣使い」と呼ばれている。
戦闘スタイルはFF11の獣使いを踏襲しているようで、片手斧と盾を装備し、「いたわる」「ふりしぼれ」といったアビリティでペットを支援する。
プレイヤーへの開放も期待されているが、たまに使う斧技のモーションが戦士の使い回しだったりするので……

  • どっちかというとオウガのビーストマスターのイメージが強い。
    ライアンなので、ファンサービスの域だろう。

そして……2024年1月のファンフェスにおいて、パッチ7.xのどこかで、青魔道士に続く2番目のリミテッドジョブとして追加される事が発表された。

FFTA

ン・モゥ族の初期ジョブとして登場する。
アビリティ「あやつる」で魔物を自在に操作出来るが、失敗することもある。
格好は厚手のセーターを着込んでいる。まあモコモコではある。
武器は楽器。そのため殴りには向かない。


ン・モゥ族唯一の純粋な物理系ジョブで、ソルジャー並みの物理攻撃・防御力を誇る。
ただし、魔法関係の能力はン・モゥ族とは思えないほど低い。
ン・モゥ族が就けるジョブは大半が魔道士系なので、このジョブでレベルを上げるのはお勧めできない。


敢えてこのジョブで物理系に育てる場合、アルテマブロウを擁する賢術や、
自身の能力値が影響しないめたもるを主力コマンドにするといいだろう。
最終的にはセージめたもる士にし、サボテンサックルカヴィソウルなどの強い武器を装備させたい。

FFTA2

ン・モゥ族のジョブ。今作は初期ジョブではなくなった。
チェンジ条件は、序盤のサブクエスト「魔物の心」のクリア。
成長率は少し戦士寄りと言うか、スピードが割と上がる。
「あやつる」で確実に操れるようにはなったが射程範囲が狭い。
操るモンスターに愛着をもってしまっては、いけないらしい。


  • 対象モンスターに対応した技を覚えていなければならない(または武器を持っていなければならない)
  • 対象モンスターの2マス内に接近しなければならない
  • 攻撃したい別の敵または援護したい他の味方が射程内にいなければならない
  • 対象モンスターが技の使用に足るMPを残していなければならない
    といくつものAND条件をクリアしなければならないため、正直実戦で使いやすいとは言い難い。
    主な使い道は援護・回復技をラーニングする時であろう。

DDFF

ラビリンスジョブカードとして登場。
「とらえる」で、次に表になるカードの対戦相手の強さを最強にする。
モンクの正反対の効果だが、どういうわけか状態異常カードと一緒に出ることが多い。
特に今作では装備に制限のあるために相手がちょっとでも強いと一気に勝率が落ちる。
使えるどころか地雷でしかなく、存在自体が嫌がらせとしか言い用がない。

  • ちゃんと説明を見ると、
    「次に表になるカードを強さが最強のバトルカードにし、もらえるメダルを2倍にする」
    と、書かれている。
    • ちなみにラビリンス内での説明には、もらえるメダルが倍になることまでは表記されていない。
      文字数制限に引っかかったからかもしれないが、何らかの形で書いてほしかった。
    • 誤解があるといけないので注記しておくと、シークレットのようにメダルが「×2」になるわけではなく
      元々の取得メダル数の2倍になる。

なんと、次のカードを強制的にバトルカードにしてしまう効果も判明。
自分の場合パーティーカードがバトルカードに変化したのを確認(相手はユウナ)。
ますますこれで罠カードぶりが発揮されることになった。


DFF無印版の赤魔道士カードと同じく、はっきり言って「状態異常の1つ」である。


主な出方としては以下の「」内のものである。
「状態異常カードに混ざる」「取れないトレジャーカードに混ざる」「開いたカードすべてがこれ」
場面としては、フロアの最初で開くカードとして上記のように出るケースがほとんど。
他のカードと一緒に出ることもあるが、そのようなケースは稀。

FFEX

仲間モンスターを累計20匹以上生成すると解放されるジョブ。
斧、棍棒が装備でき、アビリティは斧技が得意。ユニークアビリティはなだめる、ジョブ特性は調教
マスターすれば二刀流に加え、鎌と格闘武器も装備可能になる。
主な役割は近接型のアタッカー


力と命中が高く防御や回避も高めで突出した面はないがそこそこ優秀なアタッカー。
斧技の性能の低さをテクニックでカバーしたい。
ここだけ聞くと暗黒騎士の相互互換だが調教のおかげで独特の地位を築けている。
レベル50の仲間モンスターは下手なプレイヤーよりよっぽど強くかなり頼りになるためモンスター頼みも立派な戦術なのだ。
なだめるで仲間モンスターを増やす際にも役に立つ。なかなか面白いジョブ。
というか、武器や防具にサポート効果を付与するため特定の魔石を量産するという場面で重宝したというプレイヤーも多いのでは(ラミアを魔石化して武器に盛ると力が最大15までブーストできる)。


仲間モンスターのいないマルチプレイでは…(泣)

  • マルチプレイでも、プレイヤーが3人以下なら空いた枠一つあたりコスト100でモンスターを連れて行ける。出撃の度に仲間モンスターの設定をするのが少々面倒くさいが。