MH4Gで登場した施設。
概要
- 村上位クエストの序盤で、ドンドルマ復興活動の一環として、
我らの団ハンターはこの施設の建設を手伝うことになる。
建設材料となるドスガレオスの素材と原生林の木材が集まることで完成するのだが、
研究所の助手の到着が遅れているため、すぐに研究所の稼働は始まらない。
結局本格的にプレイヤーがこの施設を利用できるのは、村★8の攻略段階となる。
- この施設では、以下の2つのことが行なえる。
抗竜石の設定
- クエストに持ち込む抗竜石の種類を選択することができる。
当初は抗竜石【耐衝】と抗竜石【剛撃】のみだが、
G級クエストを進めていく中で【属撃】と【心撃】も選べるようになる。- 【心撃】については試作品も存在し、村上位終盤のあるクエストでのみ使用できる。
抗竜石を2種類持ち込むことができるようになったりする。
- 生態未確定のクエスト、特に極限状態のモンスターに挑む前には、必ず抗竜石の設定を忘れないようにしたい。
研究アイテムを買う・買って送る
- 研究所で作られた特殊なアイテムを購入することができる。
ただし、対価として要求されるのはゼニーではなく、旅団ポイントとなる。
「買って送る」を選んだ場合は雑貨屋などと同じく、そのままアイテムボックスへ送られる。
- 研究アイテムはあまり量産体制が整っていないらしく、新たに入荷されるまでは時間がかかる。
入荷までの時間が短いものでも1クエストに1つ、長いものだと5クエストで1つというものもある。
どれも強力な効果を持つものの、それらのアイテムがたくさんほしいクエストに連続で出発するのは、
ストックに余裕がないのなら厳しいかもしれない。
もちろん旅団ポイントの消費量も馬鹿にならないため、ご利用は計画的に。
- なお、研究所に在庫としてとっておける数は99個までとなっている。
それ以上には生産してもらえないため、注意しよう。- アイテムボックスの容量の都合などを考え、研究所に在庫として残しておき、
必要になったらその都度受け取るという使い方もあり。
- アイテムボックスの容量の都合などを考え、研究所に在庫として残しておき、
- 以下に各研究アイテムについて簡単に紹介する。
各々の詳細については、それぞれのリンク先を参照してもらいたい。
- 万能湯けむり玉
- 使用することで一定時間、ほぼ全ての状態異常を回復できる湯けむりをその場に発生させる。
ユクモ温泉の成分を参考に開発されたらしい。
生産性は3クエストに1つで、価格は300ポイント。最初から購入できる。
- 生命の大粉塵
- 通常より大きな回復が見込める生命の粉塵。
購入に500ポイントもかかる上に生産性も5クエストに1つと、かなり貴重なアイテム。
そのため、ここぞと言う時の回復アイテムとして使いたい。こちらも最初から購入が可能。
実は一部のアイテムを山菜爺さんと交換してもらったり、
難易度が高いG級闘技大会の報酬としても入手できたりする。
- 応急耳栓
- 使用することで、1度だけ咆哮やられを防ぐことができるアイテム。
耳栓関係のスキルが発動させられない場合にはぜひ持ち込みたい。
1クエストごとに1つ入荷されるうえに価格は200ポイントと比較的お手頃なため、
他の研究アイテムより気軽に使いやすい。旅団★9「高難度:王と女帝は狂威に満つ」をクリアで購入可能。
- 要塞防衛式弩砲弾
- 戦闘街に設置されたバリスタ専用の特注弾。
通常のバリスタの弾よりも威力が向上されているが、戦闘街以外のバリスタでは使用できない。
開発に難航したらしく、大老殿で受注できる研究所所長からのクエストを全てクリアすることで購入できる。
生産性は1クエストに1つ、価格も50ポイントと非常にお手軽だが、
ゴグマジオスなどと連戦する場合にはあっという間に使い切ってしまいがち。
ある程度のストックは常に用意しておきたいところ。
- 高密度滅龍炭
- 戦闘街に設置された最終兵器、巨龍砲発射のための動力となる特殊燃料。
巨龍砲は特にゴグマジオス戦の切り札となるため、常にいくつかは持っておきたい。
ただし生産性は5クエストに1つと低く、価格も1000ポイントもするため、非常に貴重なアイテムである。
購入できるようになるためにも大老殿の研究所所長のクエスト全てをクリアしなければならず、
一筋縄ではいかない。
余談
- 研究所の機能を解放していくためには研究所所長が提示するクエストをクリアしていく必要がある。
狂竜ウイルスの研究を行なっているだけあり、対象のモンスターは多くの場合狂竜化している。
そのため、やや他のクエストと比較しても難易度が高めなものが多い。- サブターゲットには抗竜石を使った「狂竜症鎮静化」が指定されている場合が多い。
やはり所長としても、自分が開発した抗竜石がちゃんと効果を発揮するのかどうかを確かめたいのだろう。
所長が提示するクエストに挑む時には、抗竜石の使用を忘れないようにしたい。
- サブターゲットには抗竜石を使った「狂竜症鎮静化」が指定されている場合が多い。
- 研究所のそばに立てかけている武器は以前に狂竜化モンスターと戦ったことのあるハンターから
譲ってもらったものであり、おそらくこの武器の表面に付着したゴア・マガラの鱗粉や狂竜結晶などを抽出し、
それをサンプルとして研究材料にしているのであろうと推測される。
- G★2にある所長からのクエスト「高難度:大脱走はお静かに」では、
「研究所に輸送されるはずだった狂竜化モンスターたちが脱走した」と書かれている。
狂竜化モンスターが脱走とは正直、かなり大きな不祥事ではないのかとも思うのだが…。
さらに依頼文を読み進めると、きゃつらを狩猟し、我が研究に貢献してくれたまえなどと言っている。
「脱走したから何とかしてくれ」ではなく、「脱走したのならついでにそれを研究に応用してしまおう」
と言っているようにも聞こえる。
おそらくは実戦データを取るとか、そういった意味なのだろうが、相手は病魔をまき散らす狂竜個体である。
周辺地域への生態系の影響とかの心配をしないあたり、所長はマッドサイエンティストなのかもしれない…。- なお、モンハン同じくカプコンが開発しているバイオハザードシリーズの初期作では、
ゾンビ化ウイルスの黒幕である会社が、
開発した生物兵器を解き放ち警察と戦わせて実戦データを取ったり、
ウイルスを使ったバイオハザードを街全体で発生させるという大規模な実験を行なったりしている。
何となく、このクエストの内容もそれらと似ている気がしなくもない。 - まぁ、極限個体じゃないので感染が限られるだろうという認識なのかもしれない。
- なお、モンハン同じくカプコンが開発しているバイオハザードシリーズの初期作では、
- 研究所長はせっかちで口うるさく頑固な性格な一方、助手の方は非常にのんびりでおっとりとした性格をしている。
なお、どちらも竜人族である。- 所長は「~してくれたまえ」という語尾も相まって一見上から目線の嫌な人物のように見えるが、
ストーリーを進めていくと研究のために狂竜ウイルスが付着した武具を提供したハンター達への
感謝の言葉を述べたり、我らの団ハンターが極限状態セルレギオスに挑むと聞いて
「対応策があるから狩り場で待っていてほしい」と言ってハンターとセルレギオスの対決に間に合わせるために
徹夜で心撃の試作版の制作に取り掛かったり、我らの団ハンターをお茶に誘ったりするなど、
根は真面目かつ好々爺な人物である。
- また、所長は生物学者でもある筆頭ランサーとも親交があり、頻繁に情報のやり取りをしていた模様。
研究所の設立や抗竜石の開発も、筆頭ランサーのもたらした研究成果があってこそのものだったようだ。
- 一方で、所長は常日頃から狂竜ウイルスと直に向き合っているためか、
その根源たるシャガルマガラ、ひいてはそんな能力を己の生態とする古龍種に対して
言い知れぬ畏怖の念のようなものを抱いていることが本人の口から語られる。
- 所長は「~してくれたまえ」という語尾も相まって一見上から目線の嫌な人物のように見えるが、
- 所長に何度か話しかけていると、罵声ともとれる空耳が聞こえることがある。
「おぃタヒね!」「何だお前」
開口一番このセリフである。「何だお前」とはこっちのセリフである
- 所長はユクモ温泉で飲める堅米茶【雁木】が好きとのこと。
おそらく、万能湯けむり玉の研究開発のためにユクモ村に赴いた際に気に入ったのだろう。
また助手の方もお茶が好きらしく、遺跡平原周辺地域の名物のお茶を気に入っていた。
- MH2の時期のドンドルマにはまだ設立されておらず、
この場所には窓のない建物が存在していた。
また、全ワールド共通の価格情報板も設置されていた。- なお、「知的なハンター」は価格情報板に関わる情報を話す物知りなハンターとして当時から居た。
常に眺めていた掲示板が撤去されてしまった彼女の心境やいかに。
一応、研究所の手前の木造建築物のところに、何かの掲示板のようなものは存在している。
プレイヤーが確認することはできないが、実際はこれが価格情報板なのかもしれない。
- なお、「知的なハンター」は価格情報板に関わる情報を話す物知りなハンターとして当時から居た。
- モンハンフェスタ2015での藤岡要氏へのインタビューによると、
古龍観測所の施設の一部を間借りしているとのこと。
関連クエスト
侵蝕の残滓
- 研究所の全機能を解放するための最後の関門となるクエスト。
地底火山でブラキディオスを含む2頭のモンスターを同時に狩猟する……
というどこかで聞いたことのあるような内容。
- このクエストをクリアする事(と納品依頼)によって、
抗竜石を2個持てるようになると共に、狂竜ウイルス研究所の品目に
高密度滅龍炭と要塞防衛式弩砲弾が並ぶようになる。
滅龍炭についてはパーティでゴグマジオスを討伐するのなら必須ではないが、
極限状態モンスターの狩猟をしていくのなら抗竜石2個は是非とも所持できるようにしておきたいので
いずれは避けては通れなくなるクエスト。
- ただし今回の相方はジンオウガではなく、リオレウスの亜種。
火の国クエで龍属性やられに苦しんだハンターはほっと胸を撫で下ろすのだが、
そうは問屋が卸さない。G★3かつ高難度の看板は伊達ではないのである。
- まず火の国と違い、2頭とも狂竜化個体である。
狂竜化ブラキディオスの手強さは知っての通り(4Gになって多少マシになったとはいえ)指折りであり、
狂竜化リオレウス亜種に至っては一度飛んだらまず殆ど降りてくることがない。
2頭クエでそれぞれの体力が低くなっていることから、
閃光玉を当てて落ちたところを着実に攻撃すれば十分狩猟できるのだが、
閃光玉を外しまくって調合分まで使い切ってしまうと
リーチの短い武器では空中から文字通り狂ったかのようにブレスを吐いてくる
レウス亜種を見ているしかできないという目も当てられない状況に……。
今となってはエピソードクエストがあるので、イモートに叩き落としてもらうという手もあるのだが。
- 攻略に至っては火の国同様、やはり細菌研究家のスキルを発動させておくのが望ましい。
ブラキディオスの爆破やられを防げるのは勿論、こやし玉による分断が確実だからである。
(ちなみにモンスターの強さランクはどちらも同等なので、どっちに投げても効いてくれる。)
また、ブラキディオスの地底火山の移動エリアは2、6、8、9だが、リオレウス亜種はそれらに加え1と4にも移動する。
もしリオレウス亜種が運良くその2つのエリアに移動してくれれば合流の心配がないので集中して戦える。- 2頭とも第一弱点でこそないものの氷属性を弱点としている。
武器は氷属性の武器、お誂え向きにG3にはクシャルダオラがいるので用意して挑もう。
また、火の国が難関と言われる要因の一つにその時点での防具の心もとなさが挙げられるが、
今回はG3なので古龍防具を用意できる。龍耐性の低さもこちらは気にはならない。
装備をしっかり整えられるので火の国の時ほど苦戦することはないと思われる。
- 2頭とも第一弱点でこそないものの氷属性を弱点としている。
関連項目
システム/狂竜ウイルス - 研究対象
システム/極限状態
システム/ポイント - 通貨
アイテム/抗竜石 - 発明品