MH3以降のシリーズに登場する大剣。素材の多くに鉱石を用いている。
名前にヴォルガとベルが並ぶが、ヴォルガノスの狩猟笛ではない。
目次
概要 
- 下位から作成可能。メインの素材はシーブライト鉱石。
刀身がやや弧を描くように曲がっており、その周りを鉱石が沿うように付着したような特徴的な見た目で、
ミラブレイド系統の大剣にも若干似ている。- 武器説明によれば、古代の火山活動の記憶がこの造形を生み出したらしい。
実際、覚醒させる(武器が秘める性質を発現させる)ことで、
火属性や爆破属性など火山の性質を思わせる属性を引き出すことができる。
- 武器説明によれば、古代の火山活動の記憶がこの造形を生み出したらしい。
- 基本的にモンスターの素材をあまり使用しないため、必要な鉱石さえ揃っていれば
お手軽に作成できるのがウリ。
性能 
MH3 
- 攻撃力624の無属性(覚醒で火190がつく)、スロット1、斬れ味は緑とまずまずの数値。
ここから性能が異なる3種類の派生強化が行える。
- 性能一覧表
武器 攻撃力 火属性値 会心率 スロット ヴォルガッシュ攻 720 260 0% 00- ヴォルガッシュ援 672 260 0% 000 ヴォルガッシュ輝 672 260 15% 00- ヴォルガンツァー剛 912 350 0% 000 ヴォルガンツァー天 864 350 15% 000
- 上位からは3つとも「剛」「天」のどちらかに強化でき、いずれも斬れ味レベル+1で白に到達する。
単純な火力は他の強力な大剣にやや遅れを取りがちだが、
最終的にスロット数が最大3つに増えるためスキル構築に幅が出るという強みがある。
MHP3 
- 生産に必要な素材が、地味に巨大真珠からモンスターの体液に変更されている。
タイプ別の派生が無くなり、強化先はヴォルガッシュ、ヴォルガンツァーの一本道になった。
本作は紫ゲージがオミットされた為、
斬れ味レベル+1で白の出るヴォルガンツァーは実質的に前作よりは強く感じる。火属性は没収されたが…
相変わらずスロット数は3つと多い。
MH3G 
- ヴォルガベルの次に「ヴォルガベル改」が追加、
更にガンツァーから先の強化生産にはG級武器として「ヴォルガヴァーチ」と、
最終強化の「ヴォルガンヒッツェ」が新たに登場した。
ヴォルガヴァーチからはスロット数が3つになり、ヴォルガンヒッツェはデフォルトで白ゲージがつく。
そのせいか、中間武器に格下げされたガッシュ、ガンツァーの2つはスロットが1つ減らされ、
後者は斬れ味も劣化してしまった為、強化なしには以前より使い勝手が悪く感じる。
- MH3Gにはデフォルトで十分強かったり、覚醒や斬れ味レベル+1で化ける武器が
新しく登場したことに加え、更に本作一強とも言われる爆破属性が参戦した
(武器達の)戦乱の世において、平凡性能のヴォルガベル系列はぶっちゃけ影が薄い。
特にG級からは大竜玉などの貴重な素材も要求されるが、
同じそれを使用する武器に有用なものが多いため、優先順位も後回しにされがち。
スロットが3つも無かったら没個性もいいとこである。
- だが奴は弾けた。
連中に対抗して覚醒をつけると、なんと火属性の代わりに爆破属性が現れるのだ。
それだけで十分驚きだと言うのに、最終強化のヴォルガンヒッツェに至っては脅威の620。
ボマー+火薬術を併用した零点を、何のスキル補正も無しに単独で上回っている。
この数値まで来ると、もはや適当に振り回すだけでモンスターが爆発しまくるのだから
何とも恐ろしい代物である。
ここへ更にボマー+火薬術を合わせたらもう誰も追いつけないだろう。
MH4 
- MH4にも登場。強化先はヴォルガンツァーのみで、その時点で強化打ち止めである。
前作と同じく覚醒で爆破属性を得る。
…のだが、やっぱりと言うか何と言うか、性能は微妙である。順に見ていこう。- 攻撃力は672。上位序盤武器としてはまずまずである。ヴォルガンツァーは768。
- 属性値は150。ヴォルガンツァーで250まで上がるが、手数の少ない大剣だけに物足りない。
- 斬れ味は素で緑、匠で青50。こちらも上位序盤ではまずまず。
ガンツァーでは一応素で青、匠で白10が出現するが、火力不足感は拭えない。 - 空きスロットは1、ガンツァーでは3。汎用性には富む。
- 見ての通り、どの項目を取ってもこれといったものが無い(一応スロットだけは優秀)。
また、ストーリークリア後限定となるが旅団クエに下位ブラキが登場するのも痛い。
集会所を無視して進めればそちらの方が早く素材が集まり易いからである。
あちらのディオスブレイドは下位にも関わらずスロット以外の全ての性能でこちらの同等以上というスペック。
こちらは正直完全な下位互換である。他にも強力な爆破大剣が存在するのもかなり痛手。
発掘作業なんてしていると山程溜まっていたりするのでさっさと売り払って金策に充てよう。
MH4G 
- G級の強化先としてヴォルガヴァーチ、ヴォルガンヒッツェが復活。
ヴォルガンヒッツェまで強化すると斬れ味にデフォルトで短い白が付き、
最終的に攻撃力は1152、覚醒で出現する爆破属性の属性値は620まで上昇する。- …が、正直に言ってしまうとかなり微妙である。スロット数こそ3と一級品なものの、
匠で追加されるゲージは白で紫が出ず、爆破属性も高い方には入るものの特筆するようなレベルではない。
同じ爆破大剣として見た場合他の爆破大剣の完全な下位互換であり、
愛用し続けるのは深い愛情を持ってしてもかなり辛い。 - とまあ余りにも不憫な性能であるが、そのような武器のメリットなのか、作成難度はかなり低い。
いにしえの巨龍骨とピュアクリスタルさえ手に入ればG級上がりたてでも作成が可能。
爆破属性は大剣と相性が悪いとはいえ、担ぐ相手を選ばない属性である。
どうせ紫ゲージが出ないのだから匠は切ってしまって構わず、
その分他のスキルを視野に入れることが出来る。
他の強力な大剣が揃うまでの繋ぎとして一本作っておくには十分であろう。
- …が、正直に言ってしまうとかなり微妙である。スロット数こそ3と一級品なものの、
MHX 
- 今作でも続投。システム変更により、強化してもしばらくはヴォルガベルのまま。
最終強化にてヴォルガンツァーとなる。ヴォルガッシュの銘は登場しない。
- 今作では覚醒スキルが存在しないため、爆破属性は無いものに…ならず、
デフォルトで爆破属性を持つ大剣として生まれ変わった。
ただ、ヴォルガンツァーまで強化してもその属性値は18(過去作の180に相当)と、以前と比べるとかなり低い。
そのまま使うなら爆破属性はせいぜいおまけ、あるいはいっそ切り捨てて考えてしまった方が良いだろう。
攻撃力も190と、大剣の最終形態にしては高くはない。
会心率15%がある程度フォローしてくれてはいるが、抜刀術【技】を発動させるならそれさえも霞んでしまう。
モンスターの固有素材はあまり使わずに強化できるので、
製作難度の低さとスロット3でどうにか差別化を図れば、まだ活路は見出せるかもしれない。- なお、最終強化には古龍の浄血が必要となるため、完成するのは比較的遅い。
この頃になると、ヴォルガンツァーと同等以上の性能を誇る大剣も数を増やしてくる。
それでも強化し、使い続けるのであれば、やはり必要なのは深い愛情である。
- なお、最終強化には古龍の浄血が必要となるため、完成するのは比較的遅い。
MHXX 
- G級に対応した強化先が登場。究極強化でヴォルガヴァーチとなる。
しかしここまで強化しても攻撃力310に爆破属性22、さらに紫も出ないとやはり微妙。
さらに究極強化には勇気の証XXを要求されるのでG★4までお預けである。
MHXと同様、このころにはより強力な大剣が増えてくるので使い続けるのは厳しい。 - が、この武器の利点はそこではない。強力な大剣が出てくるまでの繋ぎとしては優秀なのだ。
- まずG★1からすぐに限界突破を果たす。
必要な大型モンスター素材はカワズの大殿油1つだけというお手軽さ。
ただしこの時点では攻撃力220と上位のトップクラスとほぼ変わらない。 - ヴォルガンツァーが輝くのはG★2へ昇格後。LVを7に上げると攻撃力がなんと50も増える。
攻撃力270というのはG★2では十分強力で、期待値で同等以上の大剣はいくつかあるものの、
会心率15%と爆破属性22、そしてスロット3の後押しがあれば十分に対抗できる。
斬れ味も匠なしで白が30あるのでスキルによるフォローは不要。
この時点で紫が出る大剣はほとんどないので斬れ味でも隙はない。
これだけの性能で、強化に使う大型モンスターの素材は光り輝く体液をやはり1つ使うだけ。
大型モンスターと連戦することなく作れるのも繋ぎとしての優秀さに拍車をかける。 - まあ繋ぎとして優秀ということはG★3~G★4まで上がれば流石に苦しくなってくる。
このころには優秀な大剣も増えてくるので、感謝しつつ後を託そう。
- まずG★1からすぐに限界突破を果たす。
関連項目 
アイテム/シーブライト鉱石 - ヴォルガベル作成に必要な素材。
武器/シーブライト武器