立ち昇る煉獄の焔を具現。
業火に貫かれし世界は、善と悪をも一掃して夜明けを迎える。
目次
概要
- MH3Gのラスボス、グラン・ミラオスの素材から作成できる火属性ランス。強化前は「インフェルノピラー」。
ピラー(pillar:柱の意味)という名が示すとおり、天に向かって渦巻く炎の柱のような形状。
全長も結構あり、猫飯食ってたら頭上の屋根が燃えるんじゃないかと思ってしまうほど長い。
- 読み方は「うずまくぐれんのほこたて」。
初見ハンターの度肝を抜く名称で有名なミラオス武器の中では、比較的大人しい部類に入ると言えよう。
他のミラオス武器が異常すぎて感覚が麻痺しているような気もするが。
性能
- ミラオス武器の性なのか、物理攻撃力483とG級武器の中では低い部類。
しかし斬れ味は非常に良質であり、素で紫が30、斬れ味レベル+1をつけると80にまで延長される。
連続で当たり判定が発生する突進でもそう易々と斬れ味が落ちることは無いだろう。
不安なら業物も一緒につけてやれば、更に安定性が増す。
- そして肝心の火属性値は、全ランス最高と言わんばかりの堂々たる620。
相変わらず頭一つ抜けた驚愕の数値である。
ランスの突進は双剣の乱舞同様、属性値に下方修正がかかるとはいえ、
ここまで高いとなれば十分なダメージ量が期待できる。
ちなみに火属性強化+2、笛やチャチャ達の属性強化踊り重ね掛けた数値は1040。
手数が多いランスで四桁の属性値を実現できると言えばその凄まじさが分かるだろうか。
ラギアクルス亜種・希少種に担いで行こうものならその圧倒的な属性値の前にあっという間に絶命してしまうだろう。
- 他の火属性ランスと比較すると…
武器名 攻撃力 属性値 会心率 スロット 斬れ味 防御力
ボーナス作成難易度 ロストバベル 552 (250) 0% 3 匠で紫20 +34 易 ソル=プロミネンス 575 420 0% 1 匠で紫30 0 難 プロミネンスソウル 621 250 0% 1 匠で紫30 0 やや難 灼槍ヴァスティアグニ 529 360 15% 2 匠で紫40 0 やや難 渦巻ク紅蓮ノ矛楯 483 620 0% 0 素で紫30
(匠で紫80)0 難
いずれも斬れ味レベル+1(ロストバベルは覚醒も)の発動が前提である事から、
スキル枠の負担が軽いという点では矛楯に軍配が上がるだろう。
なお肉質50・属性25の場合、属性強化を含めた状態の攻撃期待値は、
矛楯と斬れ味レベル+1を発動させた(=紫ゲージの)ソル・プロミネンスが並ぶ形となる。- ロストバベルと矛楯以外の火属性ランスに関しては
どれも最終強化でレア素材の火竜の天鱗が壁として立ちはだかるため、作成は容易ではない
(ちなみにロストバベルも強化の過程で爆鎚竜の紅玉を使うことになる)。
矛楯の方も、インフェルノピラーの段階でセミレア素材の凶眼と不死の心臓を要求され、
最終強化にレア素材の光炎の大龍玉を使わなければならず、難易度が高い。
勿論、その作製難易度に見合った性能なので作っておいて損はない。
- ロストバベルと矛楯以外の火属性ランスに関しては
余談
- このランスの盾は、案の定と言うべきかかなりデカイのだが、
形状はグラン・ミラオスの頭部を模したものとなっている。
それだけでも十分不気味なのだが、さらにその盾が常時明滅しているのだから始末に負えない。
それは未だ脈動を続ける不死の心臓を思わせ、ハンターへの怨念を滾らせているかのようである。
ただ、研いでいる時やシールドバッシュの際は小刻みに揺れるので、ちょっと可愛らしかったりする。- ちなみに、白雷槍ガイオスと冥槍エンテルトリアもまた、
ラギアクルス亜種or希少種が睨みを利かせており、矛楯に負けず劣らず禍々しい。
この二振りを担ぎ、相対してガードすれば、たちまち煉黒龍vs白海竜&冥海竜の構図の出来上がりである。
- ちなみに、白雷槍ガイオスと冥槍エンテルトリアもまた、
- 日常生活でも使う言葉として「矛盾(むじゅん)」(辻褄が合わないことの喩え)というものがあるが、
この武器の場合、「盾」ではなく「楯」という漢字が当てられており、「ほこ・たて」と読む。
とは言え矛盾のほうが言いやすく変換も楽なので矛盾と言われることが多い
(但し、矛盾の原文において「或曰、以子之矛、陷子之楯何如」とあるようにどちらも意味は変わらず、
「矛盾(むじゅん)」を「矛楯」と書こうが、「矛盾」を「ほこたて」と読もうが結果は同じである)。
関連項目
武器/ミラオス武器
モンスター/グラン・ミラオス
武器/裂き爪と剛皮の盾 - 最終強化で「矛盾」と称されるラスボス武器
武器/ナールフォラーズ - MHFに登場する、低攻撃力・高火属性値のランス