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モーターヤブ

Last-modified: 2019-05-03 (金) 02:28:55

◆忍◆ ニンジャ名鑑#42 【モーターヤブ】 ◆殺◆
オムラ・インダストリが送り出す、カーボンナノチューブボディ、逆関節をフィーチャーした量産型ロボ・ニンジャ。機関砲やサスマタなど様々な武器を隠し持つ。相手の投降を受け付ける思考ルーチンにバグがあるが、仕様とされる。

登場エピソード Edit

 

「投降を受け入れました。ありがとうございます」(投降者にガトリング砲の狙いを定めながら)


機体概要 Edit

  • オムラ・インダストリ一応最新兵器として登場したロボ・ニンジャ。
  • 初登場は「スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード」。トットリ村の暴動鎮圧のため、エクスプロシブと共に3台が投入された。この後「オウガ・ザ・コールドスティール」までの恐らく数ヶ月間、警察の支援兵器として運用されていたようだ。
  • 戦闘力は高いものの、肝心の制御AIは「ポンコツ」の名を欲しいままにするほどお粗末なもの。着地位置を間違えて一般のトラックを踏み潰す、投降勧告に従った相手まで攻撃、頻発する友軍への誤射、ネオン看板への手榴弾自動投擲……などなど、欠陥要素には事欠かない。警察関係者の話では「相次ぐフレンドリーファイアで遺族への慰謝料はうなぎのぼり」だったとのこと。
     
  • 様々な問題を克服するべく、後継機として「モータードクロ」が数ヶ月後にロールアウトするのだが、結局こちらも認識精度の甘さはどっこいどっこいだった。
  • スポンサーであるラオモト・カンの目前で任務を失敗する失態を犯したこともあってか、モータードクロは第2部以降も限定的な生産に留まり、モーターヤブが改善を加えられて使用され続けている。第3部では闇マーケットへの横流しも起こっているようだ。
     
  • 登場するごとに破壊されるまでの時間が確実に短くなる様を見るに、「オムラ版クローンヤクザと言っても過言ではあるまい。

「……機械は機械のままか」――ニンジャスレイヤー

 
  • アニメイシヨンでの担当声優は田中秀幸=サン。温かくも凛としたボイスで様々な役を演じてきた実際ベテランアクターであるが、やられ役の量産型メカ、しかもボイスを加工しての役柄に配置するというあたり、スタッフの狂気が感じられる。

元ネタ・考察 Edit

  • オムラのモデルが映画『ロボコップ』シリーズに登場する「オムニ社」である可能性が強いことを鑑みても、元ネタは、シリーズ第一作『ロボコップ』に登場した、オムニが開発した法執行用ロボット「ED-209」だろう。
  • こちらも逆関節の二脚ロボットで、両腕にガトリングガンを搭載しているという共通点がある。流石にサスマタは持っていない。
  • 当然欠陥商品であり、オムニ社の重役会議中に行われたデモンストレーションにおいて、犯罪者に見立てた役員が武器を捨てたのを認識できず、そのまま射殺してしまうポンコツぶりを発揮している。そのせいで販売は延期され、代わりにロボコップ計画が成果を上げたことを不満に思った209開発者が逆に犯罪組織を支援する……というストーリーである。
     
  • さらに映画中盤、209開発者の陰謀でお尋ね者となったロボコップを追いかけるシーンでは階段を降りられないという致命的な問題点が発覚。段差に辟易する様子に愛嬌を感じた根強いファンもいるらしい。
    • ついでに転倒したら自力で起き上がれないという弱点もある。頭でっかちな上に両腕がガトリングガンなので当然と言えば当然なのだが……。起き上がれずもがく様はまるでアカチャン!
  • ロボコップの逃亡中にはこいつを代理として採用した署もあったようだが、「故障が多いので評判の悪いロボットです」とバッサリ否定されている。ここでもモーターヤブがオーバーラップする。

スペック・武装 Edit

  • 背中にはオムラの社紋と、カタカナで「モーターヤブ」の刻印がある。
  • AI系に致命的な欠陥が多々あるせいか、もっぱらやられ役に甘んじているが、対モータル用としてはすこぶる優秀なスペックを誇る。「一台で一軍に匹敵する虐殺マシン」とは地の文=サンの談。
  • 逆関節型の脚部を持ち、飛び跳ねながら装甲ジープに追随できるほど機動力は高い。レジスタンスの防衛の要であるバリケードや防壁を易々と飛び越え相手を血煙に変える。落とし穴に落ちかかってよろけても器用に回避・踏み止まるなど、ある程度の姿勢制御もこなす。
     
  • 武装は右腕のサスマタ、左腕のガトリングガン、ボディの機銃とグレネードランチャー、奥の手として展開式頭部に内蔵された機関銃一基。誘導兵器を搭載していないのは市街戦を考慮してのオミットか。
  • 装甲も厚く、関節部などの急所以外ならライフル程度では傷も付かない。驚くべきことに単発ならばRPGの直撃にすら耐える。脚部もヘリボーン着地時の衝撃にも耐えるほどの強度を確保している。
  • この手のロボのお約束めいて弱点は関節部で、ニンジャスレイヤーは脚部関節をスリケンで打ち抜いて破壊に成功している。
  • 姿勢制御はともかく重心は上に偏りがあるのか、ラプチャーの頭部への飛び蹴り一発で姿勢を崩し、落とし穴に転落している。流石にニンジャ相手の戦いは分が悪かった。
  • ロープトラップ・霞網の類に絡め捕られることも多い。
     
  • なお、本機を始めとする戦闘兵器のカテゴリーである「ロボニンジャ」とは、「ニンジャ並みの戦闘能力を有すロボ」という意味であり、ニンジャを改造してロボットにしたわけではない。当然ニンジャソウルも宿っていない。

ヤブ、改善の軌跡 Edit


モーターヤブ改善 Edit

登場エピソード Edit

 

「ドーモ、モーターヤブ改善!モーターヤブ改善は賢く強い!」
「改善イヤーッ!」


機体概要改善 Edit

  • モーターヤブの改善型。ザイバツのコフーン遺跡探索ミッションが作中確認できる最初の実戦投入。
  • 両肩にそれぞれガトリングガンを増設しているのが外見上の特徴。ジェットパックで飛行も可能になっているが、試作段階らしく不調が多い様子。
  • 最大の問題であった人工知能は、ヤブ改善曰く「モーターヤブ改善は賢く強くなっている」とのことだが、オジギして上体を起こす前から発砲してるようでは、とてもとても賢くなっているようには見えない。でも爆発間際にちゃんと「サヨナラ!」って言える程度にはお利巧になったよ!
  • そもそも「投降を受け付けないのは仕様でありバグではない」などと嘯く時点でまともな兵器ではないとわかる。開発陣も開き直ったか。

モーターヤブ(払い下げ品) Edit

登場エピソード Edit

 

「ドーモ、モーターヤブです。ニンジャスレイヤーは降伏を受け付けています」
「あれはバグだ」――セイジ


払い下げ品の機体概要 Edit

  • 第3部初期のお話である「フー・キルド・ニンジャスレイヤー?」では、裏社会に何処からかの払い下げという形で流された(実際カネの力である)モデルが登場している。カラーリングは黒。
  • ネオサイタマ市警で持て余されてキングピンあたりの小遣い代わりに売られたか、オムラ倒産の混乱で流通したと思われる。
     
  • 運用しているハッカーか、その前のブローカーのところで改装されたのかは分からないが、OSやデータベース、AIなど内部ソフトの精度に手が入っている模様。
  • 少なくとも、乱戦の最中でもフレンドリーファイアはしていないあたり長足の進歩を遂げていると言える。初期型からオムラでちゃんとやってりゃ良かったんじゃないだろうか。
  • ただ、感知システムは体格やソウルが違うセイジニンジャスレイヤーを間違えて混乱するあたりそんなに進歩はしていない。
    • セイジが精巧に化けていたとも言えるが、セイジの格好はサンシタでも見破れていた(死亡説が流布されていたのも大きいが)し、オナタカミドラグーンはニンジャネームを含めた完全な認知をしていたのとはまるで対照的である。
       
  • 物理書籍版では役割が変わり、マルノウチ・スゴイタカイビル地下駐車場にて駐車場警備用のモーターヤブをセイジらが乗っ取り警備させていた。

モーターヤブ特注型 Edit

登場エピソード Edit

 

「一帯はオムラ・エンタテイメント社が所有権を主張するものであり、投降は受け付けておりません!」


機体概要特注型 Edit

  • 岡山県のレジャー施設建設予定地に少なくとも12機ほど配備された、オムラ・インダストリの子会社オムラ・エンタテイメント社仕様の白いモーターヤブ。機体にはオレンジ色の社章があしらわれている。
    • 繰り返すが、レジャー企業用の殺戮機械である。モーター理念はTPOなどという些末な束縛からは自由なのだ。
  • 本編では雲よりも高い場所で運用されていたためか、太陽光充電パネルを備えられている。
    • よくある経緯で接収した用地を警備する任務だったようだ。親会社倒産で建設計画が幻に終わっても、太陽光で充電し働き続けたのだろう。
  • 投降を受け付けない旨を通告しているので、とりあえず上記の払い下げ品よりは後期の型の模様。
  • 本編中で確認できる武装は電磁サスマタのみ。銃火器類はオミットされていた可能性もあるのでごあんしんだ。
  • ニンジャ修道会に鹵獲されニンジャスレイヤーの前に立ちはだかるも、ブレイドマスターの相手の片手間に12機とも破壊されてしまった。

モーターヤブ再び改善 Edit

登場エピソード Edit

 

「「ドーモ。モーターヤブ再び改善です。即時正当防衛できます」」


機体概要再び改善 Edit

  • 再び改善が施された第三世代型モーターヤブ。「モータードリヴン・ブルース」にて、オムラ残党が憎々しげにこの機体について語っていたため、オナタカミによるマイナーチェンジモデルのようである。
  • 相変わらず火力は高く、従来のヤブ改善の武装に加えてロケットランチャーを装備している模様。
     
  • 初出は「フラッシュファイト・ラン・キル・アタック」。アメハダ区内の重点警備区域内に配備されていた。あるいは、アマクダリに雇用された傭兵ニンジャのサイサムライによって持ち込まれたものかもしれない。
  • 性能は初期型、改善からさらに向上され、フレンドリーファイアはしないしニンジャでもサンシタ程度なら返り討ちにする……らしいが、自販機の陰に隠れた不審者を見付けることすらできない体たらく。
    • 対ニンジャ兵器なのにセンサーがダメダメってどうなんだろうか。火器類よりセンサー類を改善した方が性能は格段に上がるのでは……?
    • 自前で用意したならば諸般の事情からして仕方ないのだが、本編ではクローンヤクザとひとまとめに突破されたようなものであった。
  • その他にも、オムラからフルタマ・プロジェクト第一区画の管理を引き継いだオナタカミの企業防衛隊に配備されている。

モーターヤブ後期改善型 Edit

登場エピソード Edit

 

「ニーハオ!」


機体概要後期改善型 Edit

  • 高級オーガニック中華飯店「スコシ・シャンハイ」に配備されていた特注のモーターヤブ。中華風ペイントが施されていた他、中国語でアイサツできる。
  • オナタカミでなく旧オムラによるものとのことなので、上記の改善よりは後、再び改善よりは前のモデルであろう。
  • 戦力としてはクローンヤクザの集団よりはマシなようだが、ネオサイタマ市警49課のデッカーニンジャ・タフガイには勝てないようで、殴り倒されてしまっている。
  • 武装はサスマタと射撃武器が確認できる。そして案の定フレンドリーファイアを起こした。
    • もっとも、この時点でタフガイによって半壊状態にされていた上、ネオサイタマ市警の課同士の内部抗争というケオスめいた状況下でのイクサだったことも鑑みてあげるべきか。
       
  • 「フェイト・オブ・ザ・ブラック・ロータス」でもブラックロータスのカラテトレーニングの相手として登場している。

ホーリーヤブ Edit

登場エピソード Edit

 

「ドーモ、ホーリーヤブはブッダの使い」「ホーリーヤブは強く神々しい!」
「HIYA」


神々しい機体概要 Edit

  • タダオ大僧正のオーダーメードと思しき、高級カスタムが施されたモーターヤブ。タダオの身辺警護やPR活動に従事している。
    • 素体は再び改善と推測される。
  • 武装は電磁サスマタと黄金マニ装飾ガトリングガン。黒漆塗りの機体にブディズム的な黄金装飾がなされた荘厳な姿は「歩くオブツダン」と形容される。
  • オナタカミによりAIの改善が施されており、10秒間だけ投降を受け付けるただし、本当に投降を受け入れてくれたかは不明。
  • 例によってニンジャ相手の戦闘は分が悪く、ニンジャスレイヤーにシリーズ共通の弱点である脚部を狙われて破壊されたり、ナンシーのハッキングによりコントロールを奪われ、味方であるクローンヤクザボンズ部隊を攻撃したりと散々であった。
  • 書籍版では「アサルト・ホーリーヤブ」なるものも登場している。

ヘヴィホーリーヤブ Edit

登場エピソード Edit

 

「ヘヴィホーリーヤブ、ハ、ソー、ホーリー……!」
「……SOOOOOOO」「HOLY!」


重厚かつ神々しい機体概要 Edit

  • タダオ大僧正のパレード用に試作されたモーターヤブ。通常のヤブ3機分の巨体を誇る完全な特注品。
  • 旧オムラの遺産であり、装飾過多かつ戦闘プログラムも粗いため、名称に反してホーリーヤブのバージョンアップ版ではない。とはいえヘヴィ・マニ・ガトリングガンの火力と圧倒的なサイズ自体が恐るべき脅威となる。
    • ……はずだったのだが、ニンジャスレイヤーとナンシーの連携の前に一分も経たずに破壊されてしまった。ナムアミダブツ!
  • その後、ナンシーに操られてブラックロータスへのアンブッシュを行い、ニンジャスレイヤーのイクサを手助けすることになる。

モーターヤブNSPD仕様 Edit

登場エピソード Edit

 

「私は、暴徒を鎮圧するためにここにいます」


機体概要NSPD仕様 Edit

  • ごく短い時期のみマッポに納入されていたのだが、上記の通り散々な結果だったため持て余され、スガモ重犯罪刑務所の地下最下層に放置されていた機体。
  • 電磁サスマタを装備し、頭部に回転する赤いLED、左肩にはオムラ・インダストリの家紋レリーフ、右肩にはNSPDのエンブレム。
    • 電磁サスマタでの攻撃の際、「私はAEDを搭載しています」と発言している。欺瞞!
      • 登場時にはこの電磁サスマタで、実際脅威となっていたサイコパスの元スラッシャーをいとも簡単に葬り去っている。そのため実況タグでは「これほど頼もしい『欺瞞』もあっただろうか」と言われた。
  • 伝説のハッカー、サイモンジによりWASD入力で操作されているため最大の問題点であるAIが解消され、作中では大活躍を見せる。
    • WASD入力とはPCゲーム等で用いられる操作で、「W」「A」「S」「D」のキーを上下左右キーに見立てた入力方法。Q、R、F、数字キーなど、周辺のキーにその他の操作を割り振れるため、迅速な操作が可能になる。
  • カンゼンタイの完全覚醒により大ダメージを受けながらもヤマヒロら四人をアドミン棟まで運び、その役目を終えた。

医療用モーターヤブ Edit

登場エピソード Edit

 

『私たちは怪我人の安全を確保してブッダファック』


医療用機体概要 Edit

  • アケガ・ターミナルに配置されている医療用機体。砲撃をしているため、ガトリングガンや機銃の類を装備していると思われる。
    • 医療用なのに「ヤブ」の名を冠しているため、非常に縁起が悪い。また、兵器をどのように医療用に改造しているのかも不明。
  • タネコにハッキングされY200トルーパーをなぎ倒す活躍を見せるが、軍用機体であるヤミヨには敵わず爆発し機能停止した。

一言コメント

「ドーモ、ハジメマシテ、モーターヤブです。今なら投稿を受け付けています。オムラは寛大です」