ピアッツァ

Last-modified: 2023-03-29 (水) 00:16:20
収録拡張コスト種別効果
ルネサンス5プロジェクトあなたのターンの開始時、あなたのデッキの一番上のカードを公開する。そのカードがアクションカードの場合、そのカードを使用する。

概要

ターン開始時、デッキトップがアクションカードなら即座に使用するプロジェクト
アクション権を消費せず、手札消費もなく、デッキの回転速度も上がるため、上手くはまれば見返りは大きい。
ただし、何も工夫を凝らさなければ十分に機能するかは運任せになってしまう。性質上、アクションカードを多めに積んだデッキでなければ恩恵が薄い。
さらにそのようなデッキでも狙い通りにアクションを使うことは意外と難しく、このプロジェクト頼みの構築は避けた方が無難だろう。
また、公開したアクションカードの使用は強制なので、改築のような強制廃棄の効果を持つカードが公開されると困ってしまうこともある。

利用法

  • 城門と組み合わせれば、手札+ドローの計6枚の中にあるアクションをデッキトップに戻し、確定使用できる。毎ターンごとに狙えるので強力。
    • 隠し通路でも、「次ターン開始時にデッキの一番上になる位置にカードを戻す」という動きができれば、ピアッツァで使用できる。
  • 他のターンの開始時に処理する効果とデッキ操作アクションを組み合わせることでアクションをめくる期待値を大きく上げることができる。
  • 幽霊船などのデッキの上にカードを戻すアタックに対して、ある程度の対策としても機能する。
  • 副次的な効果として、デッキトップがアクションではなかった場合は、デッキトップのカードがわかった状態でターンを開始できる。
    • 医者戦車競走ゾンビの石工などをすぐに使用すべきか、他のドローカードを使用してからにすべきか、などの判断の助けにもなる。

詳細なルール

  • 公開したカードがアクションカードであれば、必ずプレイしなければならない。アクションカードでなかった場合は、元に戻す。
  • ピアッツァの効果でアクションを使用するのは「ターンの開始時」にあたる。
    • 「ターンの開始時」に発生する効果は好きな順番で処理できる。
      • ターンの開始時に呼び出せるリザーブカード(鼠取り案内人変容教師)をピアッツァでの使用により酒場マットに置き、それ自身をすぐさま呼び出すことも可能。
      • 「各ターンの開始時」の効果を持つカードをピアッツァで使用した場合、同じ「各ターンの開始時」中に効果を発揮する。
        「各ターンの開始時」の効果を持ち、ピアッツァで使用されうるカードは、雇人操舵手王子が該当する*1
    • ターンの開始時に誘発する効果には、一部のリザーブカードの呼び出し、持続カードの処理、一部のイベントプロジェクト習性同盟の効果の処理などがある。
      • このため、例えば「遅延で仕込んだ医者でデッキトップを弄ってからピアッツァの効果を処理する」なんてことも可能。
    • 「ターンの開始時」はアクションフェイズである。
      • ピアッツァの効果で使用したは、必ず「アクション2回使用」の効果となる。
      • ピアッツァの効果で使用した人狼は、必ず「+3ドロー」の効果となる。

余談

  • 『ピアッツァ(英語カード名は"Piazza")』とはイタリア語で「広場」の意味である。
    • ギルドにて『広場(英語カード名は"Plaza")』というカード名を使ってしまっているため、適切な和語がなく、カタカナ読みになってしまっていると考えられる。

コメント

  • サプライに村鍛冶屋があるなら不安定な失われし都市より村鍛冶を買うし、サプライに村鍛冶屋がないなら不安定な失われし都市1枚だけでコンボを組む気にはならない。1枚しか買えない伝令官はこんなに弱いのかと痛感させられる。 -- 2022-07-22 (金) 22:39:41
  • これと比較すれば水晶球の強さは驚異的である。 -- 2023-02-26 (日) 01:13:41
  • どちらかというとコンボよりステロの方が(兵舎と同じ理由で)使いやすいんじゃないかな。 -- 2023-03-01 (水) 16:38:17



*1 ピアッツァの効果で使用したアクションの効果で尽きぬ杯が私用された場合も、「各ターンの開始時」の効果を発揮する。