配給品

Last-modified: 2024-03-19 (火) 07:49:56
収録拡張コストカード種別効果
Menagerie2Treasure1 Coin
When you play this, gain a Horse onto your deck.
移動動物園2財宝1 コイン
このカードを使用するとき、馬1枚を獲得し、デッキの上に置く。

概要

使用すると、1金発生に加えて1枚をデッキトップに獲得する財宝カード。
次ターンには馬が打てるのはありがたいが、馬自体は使い切りのカードなので過信は禁物。
2コストと安価なので、余った購入権で買うことができる。銅貨改築先としても悪くないカードだろう。
得られるアドバンテージは、ドローが先かコインが先かという差はあるものの、隊商の護衛に近い*1
引ききれるデッキでは「デッキの実質枚数を増やすことなく、総金量を増やす」事に貢献できるため、コンボデッキでは銀貨より優先して採用される。

利用法

  • 次のターンを手札6枚の状態で開始することができ、始動が安定する。
    • ただし、引き切りする際は、ターンの最後にはただの銅貨でしかないこのカードを引き込まなければならない。
      • ゴーストタウンと似ているが、あちらは先に手札6枚(と+アクション)の恩恵が得られる。こちらは先に銅貨を引くので、短期的にはデッキを弱くしている点は無視できない。
    • 手札が増えるので、探索と組み合わせれば早期に金貨獲得ができる。
  • 次ターン(早ければ現在のターン)にコスト3のアクションカードが簡単に打てることになるので、強い習性を使用するゲームでは価値が高くなる。代表的な例は以下の通り。
    • チョウの習性と組み合わせると、コスト4のカードを獲得できる。
    • ハツカネズミの習性と組み合わせると、ハツカネズミの習性で脇に置かれたアクションの使用回数を稼げることになる。
    • ウミガメの習性と組み合わせると、馬を脇に貯めておけてビッグターンが作りやすくなる。
    • カメレオンの習性と組み合わせると、実質的にデッキに残らない銀貨が即座に使用できることになる。
  • カードとして馬を獲得することを利用し、2ドロー以外で利用する。
    • 馬のコストを活かし、がらくた改築の廃棄材とする。
    • 馬を取り替え子交換券と割り切れば、配給品1枚で取り替え子を獲得したのと同じ、とも考えられる。
    • 馬を動物見本市購入券と割り切れば、(1ターン+山札1枚の遅延で)動物見本市を買っているのと同じ、とも考えられる。
  • 使用した分だけ馬が獲得できることを利用し、獲得枚数を参照するカードと組み合わせる。
    • 収集品の後に配給品を並べたり、配給品の後に凱旋を購入したりすることで、大量のVPを獲得する。
    • 駐屯地の後に配給品を並べたり、また配給品を並べる相手に対してサルを使うことで、次ターン開始時に大量ドローする。
    • 商人ギルドの後に配給品を並べた分だけ財源を得る。配給品が低コストである点も商人ギルドにとっては集めやすい利点。
    • 大釜の呪い配り発動条件である「アクションカード3枚獲得」も、配給品が複数あれば容易に満たせる。
  • 馬を使用しない(or 習性を選ぶ)場合は、純粋にデッキ枚数を増やすことに貢献する。庭園ブドウ園での特殊勝利点を高めやすくなる。
  • 配給品使用→博打購入、とすれば、デッキトップに獲得した馬をすぐに使用できる。
    • ただしこの場合は馬の効果で引いたアクションや財宝は使用できないので、上記のような強い習性や騎兵隊と組み合わせるなどの工夫が必要。
  • 多く入れすぎると、手札破壊に弱くなるので注意。
    • 特に2人戦では、配給品を5枚以上使う→手札が馬5枚の状態で民兵などを喰らう羽目になりやすい。

詳細なルール

  • 配給品を使用した際、馬を1枚をデッキトップに獲得するのは強制である。
    • 馬の山札に馬が1枚もない場合は、獲得に失敗する。
  • カードテキストからはわかりにくいが、配給品の効果で獲得される馬は、捨て札置き場を経由せずに直接デッキトップに獲得される。詳細はリンク先参照。

コメント

  • ●🐎の財宝 -- 2023-03-25 (土) 16:16:52
  • 有力者と相性が良い2コストの財宝カードの1つ。 -- 2023-04-08 (土) 16:46:08




*1 配給品は、使ったときにはドローしない代わりに次のターンに1枚多くドローできる。