概要 
使用すると、1金発生に加えて馬1枚をデッキトップに獲得する財宝カード。
次ターンには馬が打てるのはありがたいが、馬自体は使い切りのカードなので過信は禁物。
2コストと安価なので、余った購入権で買うことができる。銅貨の改築先としても悪くないカードだろう。
得られるアドバンテージは、ドローが先かコインが先かという差はあるものの、隊商の護衛に近い*1。
引ききれるデッキでは「デッキの実質枚数を増やすことなく、総金量を増やす」事に貢献できるため、コンボデッキでは銀貨より優先して採用される。
利用法 
- 次のターンを手札6枚の状態で開始することができ、始動が安定する。
- ただし、引き切りする際は、ターンの最後にはただの銅貨でしかないこのカードを引き込まなければならない。
- ゴーストタウンと似ているが、あちらは先に手札6枚(と+アクション)の恩恵が得られる。こちらは先に銅貨を引くので、短期的にはデッキを弱くしている点は無視できない。
- 手札が増えるので、探索と組み合わせれば早期に金貨獲得ができる。
- 次ターン(早ければ現在のターン)にコスト3のアクションカードが簡単に打てることになるので、強い習性を使用するゲームでは価値が高くなる。代表的な例は以下の通り。
- チョウの習性と組み合わせると、コスト4のカードを獲得できる。
- ハツカネズミの習性と組み合わせると、ハツカネズミの習性で脇に置かれたアクションの使用回数を稼げることになる。
- ウミガメの習性と組み合わせると、馬を脇に貯めておけてビッグターンが作りやすくなる。
- カメレオンの習性と組み合わせると、実質的にデッキに残らない銀貨が即座に使用できることになる。
- カードとして馬を獲得することを利用し、2ドロー以外で利用する。
- 馬のコストを活かし、がらくたや改築の廃棄材とする。
- 馬を取り替え子交換券と割り切れば、配給品1枚で取り替え子を獲得したのと同じ、とも考えられる。
- 馬を動物見本市購入券と割り切れば、(1ターン+山札1枚の遅延で)動物見本市を買っているのと同じ、とも考えられる。
- 馬を使用しない(or 習性を選ぶ)場合は、純粋にデッキ枚数を増やすことに貢献する。庭園やブドウ園での特殊勝利点を高めやすくなる。
- 配給品使用→博打購入、とすれば、デッキトップに獲得した馬をすぐに使用できる。
- ただしこの場合は馬の効果で引いたアクションや財宝は使用できないので、上記のような強い習性や騎兵隊と組み合わせるなどの工夫が必要。
- 多く入れすぎると、手札破壊に弱くなるので注意。
- 特に2人戦では、配給品を5枚以上使う→手札が馬5枚の状態で民兵などを喰らう羽目になりやすい。
詳細なルール 
- 配給品を使用した際、馬を1枚をデッキトップに獲得するのは強制である。
- 配給品の効果で獲得される馬は、捨て札置き場を経由せず、直接デッキトップに獲得される。
捨て札置き場から移動する訳ではないので、以下の各種「カードを移動する効果」は移動阻止ルールに抵触せず、問題なく処理できる。
- 望楼でリアクションし、デッキトップに獲得した馬を廃棄することができる。
- そりでリアクションし、デッキトップに獲得した馬を手札に加えることができる。
- デッキトップに獲得した馬を取り替え子に交換することができる。この場合、交換した取り替え子は捨て札置き場に置かれる。
- デッキトップに獲得した馬を貨物船や技術革新の効果で脇に置くこともできる。
コメント 
- ●🐎の財宝 --
- 有力者と相性が良い2コストの財宝カードの1つ。 --