収録拡張 | カード名 | コスト | カード種別 | 効果 |
Renaissance | Cargo Ship | 3 | Action | +2 Coins |
Duration | Once this turn, when you gain a card, you may set it aside face up (on this). At the start of your next turn, put it into your hand. | |||
ルネサンス | 貨物船 | 3 | アクション | +2 コイン |
持続 | このターンに1度、あなたがカード1枚を獲得するとき、そのカードを表向きにして脇(このカードの上)に置いてもよい。 あなたの次のターンの開始時、そのカードをあなたの手札に加える。 |
概要
銀貨同様に3コストで2金を得られるアクションカード。持続効果として、このターンに獲得したカード1枚を次ターンの手札に加えることができる。
獲得したカードをラグ無く次ターンに使えるようになるだけでなく、次ターンは手札6枚で開始できるため、非常に強力。
次ターンの手札が予測できるのなら、それに合わせたカードを獲得するのも有効だろう。
持続カードである関係上、デッキに戻りにくいのが難点。デッキ総金量の都合など、状況によっては脇にカードを置かない方が有利なこともあるだろう。
利用法
- 2金出しつつデッキ成長も早める効果を持つので、他に強いターミナルカードが無い限り、強力な初手候補となる。
- 初手を貨物船-銀貨とするだけでも5金率91.2%、6金率42.4%である。上手く貨物船使用時に6金が出て、金貨を脇に置ければ極めて速いデッキ成長が見込める。
- 貨物船使用時に運悪く4金しか出なかった場合でも、銀貨(あるいは貨物船)を購入し脇に置くことで次ターンの6金を狙うこともできる。ただし、デッキシャッフル時に貨物船を持続させて(=新しいデッキに貨物船を混ぜないで)まで行いたいかはよく考えよう。
- 初手を貨物船-銀貨とするだけでも5金率91.2%、6金率42.4%である。上手く貨物船使用時に6金が出て、金貨を脇に置ければ極めて速いデッキ成長が見込める。
- 次ターンの手札が鍛冶屋などターミナルアクションしかないと予想できる状況では、村を購入して脇に置くことで事故を回避できる。
- デッキシャッフル直前に獲得した勝利点カードを脇に置くことで、擬似的な圧縮としても利用できる。
詳細なルール
- 持続全般のルールついて、詳細は専用ページを参照。
- 持続カードがターン終了時に何らかの理由により場を離れている場合、【持続効果】はターン終了時にすべて失われる、というルールがある。
貨物船がターン終了時に場を離れている場合、脇にカードを置き続けることになる。詳細はリンク先を参照。
- 持続カードがターン終了時に何らかの理由により場を離れている場合、【持続効果】はターン終了時にすべて失われる、というルールがある。
- 1ターンに複数枚のカードを獲得した場合、その中の任意の1枚を脇に置くことができる。
- カードを脇に置いた場合、貨物船は使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならず、次のターンのクリーンアップフェイズに捨て札になる。
- 貨物船の効果は、使用時に全て予約される。
- 何かカードを獲得した際、そのカードの「獲得時効果の発生」(あるいは望楼などのカード獲得に誘発する効果)は、貨物船の効果と同じタイミングで誘発される。どれを先に解決するかは、カードを獲得したプレイヤーが自由に選んでよい。
- 貨物船の効果が誘発するとき、獲得したカードは獲得先(通常は捨て札置き場の一番上)を「訪問」しており、その後、貨物船の効果でカードを脇に置く。これは「移動阻止ルール」に抵触する場合があるので注意が必要。
- 獲得したカードが、望楼のリアクション等によって獲得先(通常は捨て札)以外の場所に移動した場合、そのカードは貨物船の効果で脇に置くことができない。
- 獲得したカードが宿屋の場合、獲得した宿屋をデッキに加えず、宿屋が獲得先(通常は捨て札置き場)にある場合は、貨物船の効果で脇に置くことができる。
- 2019年のルール変更とエラッタにより、獲得したカードが、「(付随する獲得時効果の処理などにより)捨て札にはあるが、一番上に(公開情報として)見えていない」という状態となった場合、捨て札を全て見て、獲得したカードを貨物船の効果で脇に置くことができるようになったので注意。
- 貨物船Aを獲得した際に、技術革新などの効果で即座に使用した場合、「獲得した貨物船Aを、自身の効果で脇に置こうとする」ことはできるが、この貨物船Aは技術革新の効果で獲得先から場に移動したカードであるため、移動阻止ルールに抵触し、脇に置く処理に失敗する。
- 貨物船の効果で置いたカードは脇に置かれる。つまり、場に出ていないものと見なされる。
- 貨物船は「自身の効果でカードを脇に置かなかった場合、使用ターンのクリーンアップフェイズに捨て札になる」という処理が可能で、また増築は「クリーンアップフェイズ開始時、場から捨て札にするアクション1枚を廃棄してもよい。そうした場合、廃棄カードよりコストがちょうど1多いカード1枚を獲得してもよい」という効果を持つので、以下のような特殊な状況が発生しうる。(詳細は持続のページの小見出しも参照のこと)
プレイヤーAの10ターン目に、アクション権が十分ある状態のアクションフェイズで…
- 貨物船を使用し、「+2金、ターンに一度、カード獲得時にそのカードを脇に置いてもよい。次ターン開始時、そのカードを手札に加える」を得る。
- 増築を使用し、「+2金、クリーンアップフェイズ開始時、場から捨て札にするアクション1枚を廃棄してもよい。そうした場合、廃棄カードよりコストがちょうど1多いカード1枚を獲得してもよい」を得る。
- その後、カードを獲得しても1.の効果で脇に置かなかったとする。
- クリーンアップフェイズ開始時を迎え、場から捨て札にするアクション1枚として貨物船を選び、場から廃棄する。そして「コストがちょうど1多いカード1枚」として山村を獲得したとする。
この時、1の効果は(貨物船は場に無いが)まだ発揮されているので、1.の効果で山村を脇に置いたとする。- プレイヤーAの10ターン目のターン終了時を迎える。貨物船が場に無いので1.で得た効果はすべて失われる。
- プレイヤーAの11ターン目の開始時が来るが、1.で得た効果は発揮されていないので、プレイヤーAが「(1.で一度発揮した)次ターンの開始時(脇に置いたカードを)手札に加える」は得られない。
※結果として、1枚のカードが脇に置かれ続けるが、これは「プレイヤーAのカード」であり続ける。(例えば、得点計算時に「プレイヤーAのカード」を数える場合に、この脇に置かれ続けるカードもカウントする。)
余談
実機プレイにおいて、テキストの指示に従って獲得したカードを貨物船の上に置いた場合、場に出ていない扱いのカードが場に出ている貨物船の上に表向きにして置いてある絵面となるので、上記のような場に出ているカードを参照するカードを一緒に使用するゲームでは要注意。
- そのようなゲームにおいて貨物船の効果でカードを脇に置くときには、(テキストの指示には反することになるが)①貨物船の下に表向きにして置く、②貨物船の上に裏向きにして置いておき、すべてのプレイヤーは好きなタイミングで置いてあるカードを確認できる、などとした方が間違いにくくなるのかもしれない。
コメント
持続カード | ||||||||||
王国カード | 停泊所 | 灯台 | 漁村 | 隊商 | 前哨地 | 策士 | 商船 | 船着場 | 地下牢 | 道具 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
魔除け | 隊商の護衛(■) | 沼の妖婆(■) | 呪いの森(■) | 橋の下のトロル(■) | 雇人 | 女魔術師(■) | 資料庫 | 守護者(■) | 秘密の洞窟 | |
ゴーストタウン(■) | 納骨堂(■) | 悪人のアジト(■) | カブラー(■) | 夜襲(■■) | 貨物船 | 研究 | 村有緑地(■) | 艀 | 門番(■) | |
首謀者 | 輸入者 | 王家のガレー船 | 追いはぎ(■) | 契約書(■) | 航海 | 駐屯地 | 要塞(■) | 将軍(■) | 霊術師 | |
サル | アストロラーベ(■) | 船乗り | 潮溜り | 封鎖(■) | コルセア(■) | 海の魔女(■) | 海賊(■) | 岩屋 | 調査 | |
檻(■) | 秘境の社 | 現場監督 | セイレーン(■) | 密航者(■) | キャビンボーイ | 上陸部隊 | 旗艦 | 豊穣(■) | ゴンドラ(■) | |
縄(■) | 乗組員 | 拡大 | ロングシップ | 操舵手 | 切り裂き魔(■) | フリゲート船(■) | 埋められた財宝(■) | 川船 | 侍(■) | |
王子 | Captain | Church | ||||||||
サプライ外 | チャンピオン | 幽霊(■) | アンフォラ(■) | 尽きぬ杯(■) | 船首像(■) | 宝石(■) |