紅玉、宝玉等の総称。
これらの素材解説文に表記されている場合もあるため、公式でも使用されている名称と言える。
目次
概要 
- 火竜の紅玉に始まり、大型モンスターの竜玉、大型古龍種の宝玉や大宝玉、
変わり種としてはドボルベルクのドボルストーンなど、様々な名称やタイプのものが存在する。
作中の解説文でこれらの素材を玉石と総称していることがわかる。
殆どが強力な力を秘めており、中には材質を変えてしまうもの、
不吉な伝説が言い伝えられているものも存在する。
値段はどれも高価。尤も、何れも入手困難なレア素材なので売却する人などまずいないだろうが。
- 極一部の採取可能な物を除けばどれも非常に入手しづらい。
素材として入手できる物は、ハンター側に素材としての価値があり、尚且つ実用性のある物のみとなっている。
これは逆鱗や天鱗・天殻も同様である。
なかなか入手できないのは、玉石が戦闘中に割れてしまい実用性がなくなってしまった、
若しくは、壊れてはいないものの玉石自体がまだ未成熟で、素材としての価値がない可能性が高いからである。
捕獲可能な場合は捕獲によって損傷を抑えることが可能なのか、玉石が捕獲報酬に入っていることは多い。
しかし、最近ではジンオウガやセルレギオスのように剥ぎ取りのほうが出やすいモンスターや、
ゴア・マガラやディノバルドのように捕獲報酬では一切出ないモンスターもいる。
- MH4Gにて極限状態のモンスターから「極竜玉」「大極竜玉」という素材を得られる。
この二種は解説文では「竜玉が変質したもの」とあるので玉石の一種なのだと思われるが、
大か大でないかの違いはあれど倒せば必ず手に入る、モンスターの種類を問わず同じものが手に入る
(玉石の類を一切持たないモンスターからも出る)など、既存の玉石とは様々な面で性質が異なっている。
- MHXXでは、初めて甲虫種のモンスターに玉石が確認された。
- MHWでは調査クエストが登場し、レア素材を比較的容易に入手可能になった。
このため、過去作ほどのストッパーになり得る素材という印象は薄れた。
装備作成に於いては大量に要求される牙や翼等の部位破壊素材の方が厄介で、
これらの素材が集まる頃にはダブついていることさえある。
また、装飾品や龍脈石のために歴戦調査クエストの周回が必要なことから、
危険度2・3のモンスターの玉石はそういう意味でも余りがちになる。- また、毎週の配信バウンティをクリアすると貰える金の竜人手形をマカ錬金で使用すれば、
宝玉を含む指定のレアアイテムが確定で入手可能。
どれだけ運が悪くても週に1個は入手できることになる。
- また、毎週の配信バウンティをクリアすると貰える金の竜人手形をマカ錬金で使用すれば、
- MHW:Iのマスターランク装備では部位破壊素材の要求数が抑えられたことにより、
再び装備作成の際に最もストッパーとなり得る素材に返り咲いた。
とは言え調査クエスト自体は続投しており、報酬枠も最大5枠に増えたため、やはり過去作に比べれば楽に入手可能。- 装飾品はレベル4の複合珠という更なる沼が追加されたものの、
MHW:Iでは危険度2の調査クエストの価値が激減したため、余るのは概ね古龍種のもののみとなる。
- 装飾品はレベル4の複合珠という更なる沼が追加されたものの、
- MHRiseにて、牙獣種の汎用玉石素材『獣玉』が登場。
過去にも玉石素材が存在する牙獣種はいたが、牙獣種という種族自体に強力と目されるモンスターが少ないのもあり、
レア素材とは縁遠かった中でのまさかの登場となった。- 調査クエストが無くなった上にマカ錬金による素材錬金も無く、山菜ジイさんもいないため
今作では玉石を集めるのは過去作並みに大変になった。
- 調査クエストが無くなった上にマカ錬金による素材錬金も無く、山菜ジイさんもいないため
- MHR:Sでは傀異調査クエストのクリアで得られる傀異討究コインを消費して宝玉アイテムを入手可能に。
対象モンスターを5回 or 10回狩猟することで、バハリの傀異研究所にて交換が解禁される。
Ver.13までは傀異討究コインの入手性に難があり救済措置としては微妙だったが、Ver.14にてリファインされ緩和。
概ね5~10回の傀異調査クエストクリアで任意の宝玉と交換できるようになった。- またVer.12からは、新たに「傀異克服古龍」を討伐した証となる「破傀玉」が登場した。
全ての傀異克服古龍に存在するものの剥ぎ取りや部位破壊などでは入手できず、クエスト報酬でのみ排出されるという、
丁度上述した極竜玉系のような扱いとなっている。
- またVer.12からは、新たに「傀異克服古龍」を討伐した証となる「破傀玉」が登場した。
- 辿異種のフルフルからは、「アルビノパール」という素材を入手できる。
"真珠のような丸い物質"という文言と、辿異種フルフルで最も剥ぎ取りづらくレアな素材であることから、
ここで述べているような玉石の位置づけを明らかに意識した素材となっている。
少しプニプニしているらしく、あくまでもこれは玉石というわけではないようだ。
考察 
- 似たような立場のレア素材である天鱗や天殻は、
生まれつき強く変異した個体に現れる、あるいは普通の鱗や甲殻が厚鱗や重殻となるように、
強大な個体に成長する過程で逆鱗などが変質したものと考えれば
生き物の体から採れるのも不思議ではない。
では玉石はどうやって出来ているのだろうか。
仮説も含めて成り立ちが説明されている物もあるが、そうでないものは謎極まりない。- ドラギュロスの「冥雷竜の鉛玉」は龍属性エネルギーを圧縮した際の結晶であり、
グラン・ミラオスの「光炎の大龍玉」は体内を巡るマグマ状の体液が結晶化した物体であるなど、
能力や体組織に由来すると解明されている玉石もある。
どちらの玉石も、おかしなところで結晶化して血管などが詰まったりしないか心配であるが…
偶然に生成されてしまうのか、生成を前提とした生態なのかは謎である。 - 例は少ないが、ディスフィロアの「熾凍龍の対玉」ように、
自身の能力を制御する器官としての役割を果たしているとされるものもある。
- ドラギュロスの「冥雷竜の鉛玉」は龍属性エネルギーを圧縮した際の結晶であり、
- 実は、ファンタジーでなくとも生物の体内に「鉱物のようなもの」ができることは珍しくない。
- 脊椎動物の頭の中には平衡感覚に関係する砂粒のようなものが入っていて、人間なら耳の中にある。
これはカルシウムなどが固まったもので、魚のイシモチはその名の通り特に大きな石がとれるので有名。
これは「耳石」と呼ばれ、釣り上げたり食べたりした様々な魚の耳石を剥ぎ取りしてコレクションする人もいるとか。 - 身も蓋もなく「結石」と言ってしまえば病気のイメージが強いが
ウシやウマの消化管にできる結石は古くから薬や呪物として珍重されていた。
モンハン世界のモンスターは「世界観の中での生物らしさ」が推し出されているが、
ましてや石炭だの火薬だのを当たり前のように餌にしたり、
特異な性質を持つ血液が身体に流れていたり、
体内で可燃性物質やらを生成するような連中となれば、
それら特異な成分や効能が凝縮されたものが体内に結晶していても、驚くような話ではないのかもしれない。
年配のハンターなら尿管結石の一つくらい拵えてるし
- 脊椎動物の頭の中には平衡感覚に関係する砂粒のようなものが入っていて、人間なら耳の中にある。
- ヒプノック科の生物からは宝石のような「胃石」が採れるが、
これは彼らが意図的に飲み込んだ石であり、体内の生成物とは恐らく無関係。
極端な話「胃袋に入っているその辺の砂利」である。
これは実際の鳥類にも見られるもので、歯がない鳥類は丸飲みした食物を腹の中で石と擦り合わせて潰すことで消化を助けている。
胃石は擦れ合うことで丸く磨かれるため、ヒプノックが質の良い石を飲んでいれば、研磨済みの宝石が出てくるような扱いなのだろう。
実際にヒプノックの胃石は宝石顔負けな美しさを持つとされており、希少価値も高い。硬く綺麗な石を好んで呑む習性でもあるのか、はたまた質の良い胃石だけが取引の対象になっているのか。
鳥類だと砂嚢という器官がこの役割を担っていて、いわゆる焼き鳥の「砂肝」のこと。石を擦り合わせる筋肉が発達しているので弾力ある食感が楽しめる。ヒプノックからは立派な砂肝が採れるのではないだろうか。
「玉石」の素材を持つモンスター 
- 玉以外にも、ここでは「玉」の素材性質に準じる素材も一括して扱う。
なお、火竜などから得られる玉石は「紅玉」、特殊な玉石は「宝玉」、
強大な古龍種から得られる玉石は「龍玉」と呼ばれ区別される場合がある。
- 獣人種
- メラルー - ネコ毛の紅玉
汎用…獣人種の紅玉、獣人種の上紅玉、獣人種の秘紅玉
- 甲殻種
- 汎用…甲殻種の宝玉*1
ダイミョウザザミ - 黒真珠、極上黒真珠
辿異種ダイミョウザザミ - 黄金真珠
ショウグンギザミ - 黒真珠、極上黒真珠
辿異種アクラ・ヴァシム - 尾晶蠍の大水晶
辿異種タイクンザムザ - 多殻蟹の雷石
- 甲虫種
- アトラル・カ - 閣螳螂の麗眩玉
- 牙獣種
- 汎用…獣玉、大獣玉
辿異種ドドブランゴ - 雪獅子の冬玉
ガムート - 巨獣の氷玉
カム・オルガロン - 響狼の紅玉、響狼の堅氷玉
ノノ・オルガロン - 響狼の紅玉、響狼の豪氷玉
辿異種ミドガロン - 爆狼の照閃玉
- 鳥竜種
- 汎用…鳥竜玉、幻鳥竜玉
ヒプノック - 眠鳥の胃石、眠鳥の稀胃石、眠鳥の極胃石、眠鳥の晃胃石、眠鳥の重胃石
辿異種ヒプノック - 眠鳥の暗胃石
ヒプノック繁殖期 - 蒼眠鳥の照胃石
ヒプノック希少種 - 蒼白眠鳥の透胃石
トリドクレス - 照雷鳥の蒼玉、照雷鳥の瑠璃玉
辿異種トリドクレス - 照雷鳥の照麗蒼玉
- 飛竜種
- 汎用…飛竜種の稀玉、飛竜種の宝玉*2
リオレウス - 火竜の紅玉、火竜の血色珠
辿異種リオレウス - 火竜の耀紅玉
リオレウス亜種 - 蒼火竜の紅玉、蒼火竜の血色珠
リオレウス希少種 - 銀火竜の紅玉、銀火竜の血色珠
黒炎王リオレウス - 黒炎王の紅玉*3
リオレイア - 雌火竜の紅玉
リオレイア亜種 - 桜火竜の紅玉
リオレイア希少種 - 金火竜の紅玉
紫毒姫リオレイア - 紫毒姫の紅玉*4
辿異種グラビモス - 鎧竜の灼熱玉
辿異種ティガレックス - 轟竜の琥珀玉
アカムトルム - 覇竜の宝玉、覇導玉
ウカムルバス - 崩竜の宝玉、崩天玉
ベリオロス - 氷牙竜の凍玉、氷牙竜の天玉*5
セルレギオス - 千刃竜の鏡玉
ライゼクス - 電竜の雷玉
レイギエナ - 風漂竜の宝玉
バゼルギウス - 爆鱗竜の宝玉
エスピナス - 棘竜の紅玉*6
辿異種エスピナス - 棘竜の大紅玉
エスピナス亜種 - 棘茶竜の紅玉*7
エスピナス希少種 - 棘白竜の紅玉
ベルキュロス - 舞雷竜の紫玉、舞雷竜の涙石
ドラギュロス - 冥雷竜の鉛玉、冥雷竜の濃鉛玉、冥雷竜の黄昏鉛玉
辿異種ドラギュロス - 冥雷竜の焼爛玉
パリアプリア - 呑竜の爛石
アノルパティス - 暴鋸竜の冷眼
辿異種アノルパティス - 暴鋸竜の白銀玉
ゼルレウス - 輝界竜の蒼玉
メラギナス - 黒穿竜の暗玉、黒穿竜の影玉
ディオレックス - 雷轟竜の藍玉
ヴァルサブロス - 炎角竜の朱玉、炎角竜の緋玉
ゼナセリス - 裂水竜の黒鋼玉、裂水竜の紅鋼玉
ボガバドルム - 爆霧竜の炎霧玉
- 牙竜種
- ジンオウガ - 雷狼竜の碧玉、雷狼竜の天玉
ジンオウガ亜種 - 獄狼竜の昏玉、獄狼竜の天玉
オドガロン - 惨爪竜の宝玉
マガイマガド - 怨虎竜の紫玉、怨虎竜の禍玉
ルナガロン - 氷狼竜の秘氷玉
- 古龍種
- 汎用…古龍の大宝玉、古龍種の珠、古龍種の稀玉
ラオシャンロン - 老山龍の紅玉
クシャルダオラ - 鋼龍の宝玉、鋼龍の大宝玉*8
傀異克服クシャルダオラ - 鋼龍の破傀玉
オオナズチ - 霞龍の宝玉、霞龍の大宝玉*9
傀異克服オオナズチ - 霞龍の破傀玉
テオ・テスカトル - 炎龍の宝玉、炎王龍の大宝玉*10
傀異克服テオ・テスカトル - 炎王龍の破傀玉
ナナ・テスカトリ - 炎龍の宝玉、炎妃龍の宝玉*11
ナバルデウス - 深淵の龍玉
ナバルデウス亜種 - 深淵の皇龍玉
ジエン・モーラン - 大地の龍玉、大地の龍神玉
アマツマガツチ - 天空の龍玉、天空の龍神玉
シャガルマガラ - 天廻龍の光玉
ダレン・モーラン - 大地の龍玉、大地の龍神玉
ダラ・アマデュラ - 天剣の龍玉、天剣の龍神玉
ゴグマジオス - 戦火の龍神玉
オストガロア - 骸龍の残魄玉、骸龍の残魄秘玉
バルファルク - 赤色の龍氣玉、赫色の龍氣玉
奇しき赫耀のバルファルク - 赫星招く龍氣玉、赫星招く龍神玉
傀異克服バルファルク - 天彗龍極の破傀玉
ゾラ・マグダラオス - 熔山龍の宝玉
ネルギガンテ - 滅尽龍の宝玉
ヴァルハザク - 屍套龍の宝玉
ゼノ・ジーヴァ - 冥灯龍の幽玉
マム・タロト - 爛輝龍の金煌玉、金色の龍神玉
イヴェルカーナ - 冰龍の零玉
アン・イシュワルダ - 地啼龍の顕玉
ムフェト・ジーヴァ - ジオニウム結晶体
イブシマキヒコ - 風神の龍玉、風神の龍神玉
ナルハタタヒメ - 雷神の龍玉
百竜ノ淵源ナルハタタヒメ - 淵源の嵐玉
メル・ゼナ - 爵銀龍の紅血玉
ガイアデルム - 奈落の龍神玉
ルコディオラ - 極龍の黒石、極龍の黒曜玉、極龍の虹黒曜玉
辿異種ルコディオラ - 極龍の永磁玉
レビディオラ - 磁雷石
シャンティエン - 天翔龍の翡翠晶
ディスフィロア - 熾凍龍の対玉
ガルバダオラ - 金塵龍の黄玉、金塵龍の陽玉
ハルドメルグ - 司銀龍の流玉、司銀龍の激流玉
トア・テスカトラ - 凍王龍の斑玉、凍王龍の稀宝玉
グァンゾルム - 帝征龍の紅玉
ケオアルボル - 焔嶽龍の大焔玉
エルゼリオン - 灼零玉
ミラボレアス - 黒龍の珠、黒龍の宝玉、黒龍の眼*12
紅龍ミラボレアス - 黒龍の紅玉
祖龍ミラボレアス - 祖龍の輝玉*13
アルバトリオン - 瑠璃色の龍玉、瑠璃色の龍神玉
グラン・ミラオス - 光炎の大龍玉
- 遷悠種
- ・遷悠玉 - GR800以上で、ジンオウガ(亜種)、ベリオロス狩猟時に入手可能
- その他
- ・竜玉、大竜玉、極竜玉、大極竜玉
・優玉、偉玉、華玉、壮玉、至玉、仙玉、絶玉*14
・碧武玉、蒼武玉、紅武玉、黄武玉*15
・蒼星の宝玉*16
・ネコ毛の大紅玉*17
余談 
- 現実での玉石は上記の様な「貴重な宝石」という意味の他に、「価値のある物と無い物」を表す二字熟語が存在する。
モンハンで表せばまさに「火竜の紅玉と石ころ」を示した言葉である。
まぁ希少価値はともかく、ゲーム中での石ころは狩りの必需品とも言えるアイテムの元だが。
広義に言えばこれらのアイテムやトレジャーたちも玉石に当たる。- 上記の意味ではゲリョスやキリンから取れるライトクリスタルや、
クルペッコ通常種の火打石に亜種の電気石も玉石と言えば玉石である。
とはいえ固有素材の後者二つはともかく、前者は採掘でも手に入るのでむしろガッカリされる事が多い。
- 上記の意味ではゲリョスやキリンから取れるライトクリスタルや、
- 「玉石混交」という四字熟語は「良い(優れた)モノと悪い(劣った)モノが混在した状態」を表す。
こっちはオンラインとかアイテムボックスを想像して貰えれば。
- 建築材料に使われる玉石(たまいし)という全く同じ字の石もある。
自然に丸くなった物のみを玉石と呼び、人工的に丸く成型した石は「丸石」と区別するそうだ。
円盤石は関係ない。 - 外伝作品のアニメ『ぎりぎりアイルー村G』にて、
教官がジンオウガに直接「雷狼竜の碧玉はどこにあるのか」と聞くと返り討ちに遭ってしまった。
余程秘密にしたいことなのであろうか…。
ヒロインのニャミィは何処にあるのかを知っている様で、
仲間のアイルー達こっそり教えると皆は物凄く興奮した。
まさか…
関連項目 
アイテム/紅玉
アイテム/宝玉
アイテム/秘玉 - 初期のみ宝玉と呼ばれていた。
アイテム/鎧玉 - 重鎧玉や真鎧玉は、作品によっては玉石並に入手困難。
アイテム/レア素材