ゲーム用語/ソニック

Last-modified: 2024-02-15 (木) 18:09:28

形容詞の1つ。もしくはそれを名前の由来とするセガのキャラクターとそのシリーズの事。

目次

一般的な意味での「ソニック」

  • 「音(波)の~」転じて「音速の」を意味する単語。
    英語での表記はsonicだが語源はラテン語で音を意味するsonusで、
    そこに接尾辞の「-ic」を組み合わせた言葉である*1
    速さの代名詞として使われる事もあり、この単語を冠する鉄道車両や車も実在する。
    モンハンでは虫武器名驚異的な飛行速度の古龍のクエスト名に使われる例がある。
    日本では株式会社パナソニック(Panasonic)が有名所か*2

キャラクターとしての「ソニック」

  • ソニック(SONIC)こと「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」は
    株式会社セガ(SEGA)の看板キャラである青いハリネズミ。
    および彼を主人公のアクションゲームとのそのシリーズの名称である。
    彼が音速を超える速度で走ることが出来る設定が名前の由来になっている。
    • ちなみにヘッジホッグ(hedgehog)*3の方は「ハリネズミ」。そのまんまである。
      1秒間に約1.8mの速さで走り、1晩で3~5km動くこともある活発な動物である。

ソニックシリーズ

  • シリーズ第1作「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」は、
    セガの自社ハードであるメガドライブ用ソフトとして1991年に発売された。
    元々は任天堂のマリオの人気に対抗するために作られたソニックおよびソニックシリーズは、
    メガドライブのハード性能を活かした高速アクションがマリオシリーズとは絶妙に違うゲーム性を生み出し、
    実際マリオシリーズにも引けを取らない人気シリーズとなった。
    • 当初はマリオのライバルとして存在したソニックだったが、セガの自社製ゲームハードの撤退もあってか、
      任天堂のハードでも新作が発売されたり、過去作が移植されるようになった。
      そうした縁もあってか『マリオ&ソニック AT北京オリンピック』や『大乱闘スマッシュブラザーズX』を皮切りに、
      かつてはライバル同士だったマリオとの共演作も増えている。
  • ちなみにソニックシリーズは日本でも人気ではあるが、その人気が著しいのは主に海外の方である。
    特にアメリカやイギリスなどでは日本よりもグッズやアニメ、漫画等の展開も手厚かったためか、
    いくつかのアンケートでは最も人気なゲームキャラクターとして選出されていたりもする。
  • モンスターハンターとコラボした際のアイテムとして、
    ソニックシリーズの定番アイテムである「リング」が登場するのが恒例。
    マリオシリーズのコインのようにコース上に大量に配置されており、
    1つ以上回収しておけば敵に衝突してもミスにならず、代わりに持っていたリングが飛び散る形式。
    再び回収することも可能(一部の作品では回収できない)。これにより、初心者にも配慮した難易度になっている。
  • ソニック側にモンハンが出張コラボするというケースは長らくなかったが、
    2022年11月8日に発売された作品である『ソニックフロンティア』にてついに実現に至った。
    同作で11月15日に配信された「モンスターハンター」コラボパックを導入すると、
    レウスシリーズ、レウスネコシリーズの見た目をしたソニック用の特別な装備や、
    ミニゲームが遊べる肉焼きセットが手に入る。
    肉を焼いた結果に応じてトークンを獲得でき、ソニックの強化アイテムなどと交換が可能。

MH4G

クエスト/ソニック・千刃竜への疾走

MH4Gに登場するイベントクエストの1つで、
日本を代表するゲーム会社セガの看板作品『ソニック』シリーズとのコラボクエストである。


作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金備考条件配信日
MH4G集会所上位★4狩猟クエスト天空山13800z1400z生態未確定受注HR4~
参加HR4~
2014年12月5日


ハンターさんへ 旅の途中ですごいモンスターを見つけたよ!
まるでソニックみたいにすばやくて体もトゲトゲしているんだ!
もしかして危険なモンスターかも! この手紙を読んだら、すぐに天空山に行ってみて!

  • 内容はMH4Gのメインモンスター・セルレギオスを1頭狩猟する上位クエスト。
    途中で狂竜化するが、流石にソニックの如く機動力が超音速化するといった強化個体ではないので
    安心して普段通り戦おう。
  • 基本報酬に千刃竜の伐刀角がでる唯一のクエストでもある。
    セルレギオスはメインモンスターとしては珍しく頭部が硬めな為、破壊する前に討伐してしまうこともしばしば。
    よって角が大量に必要な時はこのクエをマラソンすると良い。
    一方で、サブターゲットが竜の大粒ナミダの納品であり、サブ報酬でレギオス素材などが出現するので、
    生産時点で白ゲージ&斬れ味回復持ちのレギオス武器を上位序盤で使えるようになる。
    上位序盤で天空山に赴ける利点もあるが、それだけならこっちの方が楽だろう。

ソニックネコシリーズ

  • クリアすると「リング」というソニックシリーズでお馴染みのアイテムが手に入り、
    原作の様にプレイヤーを攻撃から守るといった用途に利用は出来ないが、
    オトモアイルーの見た目や音がソニックになりきれるソニックネコシリーズが生産可能になる。
  • ソニックネコヘッド及びソニックネコボディは、防御力は合計160とそこそこながら水以外の属性耐性に優れている。
    水属性に弱いのは、ソニックの「水が苦手」という一面を再現したからであろう。
    標的傾向はバランス型で、頭と胴の両方に体力+5のボーナスが付いている。
    • ソニックネコシリーズを装備している間は、
      オトモがジャンプする際に独特の快音(ソニックのジャンプ音)を発する。
      それ自体はギミックとして評価できるのだが、
      オトモのダッシュも地面から足が離れるということで律儀に一歩ずつサウンドが鳴る
      このため、大老殿の雑貨屋の机にオトモがひっかかると
      ハンターに追いつこうと延々走り続けてこの音が鳴りやまなくなり、地味に鬱陶しい。
      ひっかかる事態は割と良く起こるので、できれば他メンバーに配慮して
      メインオトモには装備させない方がいいだろう。性能的にもG級では少々心もとないものがある。
      因みにダメージを受けると、こちらもソニックシリーズお馴染みのリングをばら撒くSEが響く。
  • コラボ武器は「カリバーン」。
    同じレア7のオトモ武器の中でも物理火力はかなり高い。属性こそ無いが安定した強さを見せてくれるだろう。
    生産に必要な素材が「リング×2」だけであるのも魅力。
    モンニャン隊をあまり利用してこなかった人でもすぐに揃えられる。
    見た目も正統派な両刃剣なのでどの装備に合わせても違和感がないのも嬉しいところ。
    • MHFにも同名の武器が存在するが、
      オトモ武器の方はソニックの絵本シリーズ第2作「ソニックと暗黒の騎士」に登場する剣を元にしている。
      この剣、原作では喋ることができやたらとソニックに説教をかましているが、流石に再現はされていない。
      仲間を斬ったとしても「たわけ!」とか言わないのでご安心を。
      サボり注意の巻き添えを食らった場合「たわけ!」と言いたいのはこちらなのだが

余談

  • MH4Gにおいては、依頼主である2本の尻尾の子ギツネ・テイルスになりきれる装備は生産出来ない
    マリオ側はルイージもいるのだが…
    • なお、テイルスは8歳にして数々の発明を成し遂げており、
      メカの扱いに関しては宿敵である天才発明家Dr.エッグマンに比肩する頭脳と技術を持っている。
      自慢のトルネード号*4辺りで十分応戦出来そうなものだが…きっとエッグマンに手を焼いていたのだろう。
  • ターゲットのセルレギオスはおそらく上述の「ソニックと暗黒の騎士」において、
    ソニックが黄金の鎧を身に纏ったパワーアップ形態「エクスカリバーソニック」を意識したものだと思われる。
    差し色の赤と白もセルレギオスにそっくり。
  • MH4Gにおいて集会所で上位セルレギオスを狩猟するクエストは他にも
    エピソードクエスト「湯けむり繁盛記」の「外伝:乗りかかった輸送船」がある。
    こちらの個体は狂竜化はしないが、フィールドがイサナ船であるため狭い。
  • 上述にもある通り、ハンター用の武器にも「カリバーン」と言う同名の武器が存在し、
    ハンター用の「カリバーン」は伝説に謳われる通り「エクスカリバー」の銘を冠する事となる
    (ソニックが振るうオトモ用の「カリバーン」も、エクスカリバー伝説をオマージュした同一の聖剣ではある)。
    なお、諸説には「カリバーン」は「カラドボルグ」とされるとの別説もあり、
    カラドボルグの伝説が流れ流れてエクスカリバーの銘になった…とされる伝承の派生もある。

MHRise

  • 本作初、そして本作唯一の他社ゲームコラボとしてソニックシリーズとのコラボクエストが登場。
    2021年11月26日に以下のイベントクエスト2種が配信された。
  • 配信日からおよそ2年後となる2024年1月21日に、全プラットフォームを対象に本クエスト群は配信終了した。
    同時にUSJコラボも終了したため、恐らく版権絡みの対応と思われる。

クエスト/いっぱいのリングをこの手に!

作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金生態情報
MHRise集会所★2採集クエスト大社跡1200zなし
2本の尻尾の子ギツネ
大変だ! ソニックがリングを
落として行っちゃったみたい。
集めるのを手伝ってくれたら
ボクたちになりきれる重ね着が
つくれる素材をあげるよ!
よりすばやく集められたら、
ごほうびも貰えるみたい!
  • 久しぶりに登場した下位のイベントクエスト。
    依頼主はソニックの相棒にあたる狐キャラクター「テイルス」。
    内容は「大社跡中に散らばっているリングを200個集めろ!」というもの。
    最初は200個という数に面食らうだろうが、実際にはルート上に配置されたリングにただ触れればよいので結構楽。
    本作における金霊テントウと同じ仕様ではあるのだが、
    意外なことに、触れるだけで手に入るアイテムというのはモンハンシリーズを通じては前例がない。
  • クリアすればコラボ報酬オトモリングが1~3個手に入り、
    加工屋で下記のオトモ用の重ね着が製作できるようになる。
    また、このクエスト限定でクリアタイムによるランクが設定されており、
    SSランクは2分以内、Sランクは3分以内、Aランクは6分以内、それ以降はBランクとなる。
    更に、SSランク達成で金のたまごが報酬に加わり、
    Sランクでは銀のたまご、Aランクで鋼のたまごが3個が貰える。
    上位ハンターがわざわざ換金アイテム目当てに周回することはなかろうが、
    本クエストは下位でも受注可能であるため、最序盤の金策として見ればなかなか嬉しい。
    • とはいえ、下位に限らず「ルートさえ組めばソロでも3分弱でクリア可能」かつ
      「たまごの売却額と合わせて15000ゼニー程度の報酬が最低保証」という条件で見ると、
      獲得ゼニーとクリア回数消化のバランスでは全クエスト中トップクラスの効率なのは間違いない。
      単純な回数稼ぎだけなら闘技場のラージャンに叩きのめして貰った方が早いが、
      金欠ならばこちらも十分選択肢としてはアリ。あと失敗しなくていいので気分がいい。
    リングはBCからぐるっと一周するだけで全回収できるように配置されており
    ソロでもSSランクが達成可能なラインではあるのだが、これがなかなかどうしてシビア。
    闘技大会と同様、タイムを詰めて遊びたい人への配慮のようなものだろう。もはや別ゲーだが…
    • 一応採集クエストである為、マルチプレイの場合は参加者全員の合算で達成できる。
      4人も集まれば、不慣れであっても数の暴力で手分けすることで容易にSランクを得られるだろう。
  • ちなみに報酬で受け取れるオトモリングのアイコンは名前の通り「輪っか」なのだが、
    なんとこれはこのイベントクエスト用にわざわざ新しく作られたモンハンシリーズ完全新規のアイコンである。
    MHSTシリーズのドーナツ系アイテムのアイコンの色違いのようにも見えるが、
    よく見ると穴の大きさなど細部が異なっているため流用などではない様子。
    なお、精算アイテムとしての「リング」及び下記の「ハンターリング」に関しても同様である。
  • クリア時のターゲット報酬で他に得られるのは、こんがり肉・元気ドリンコ・強走薬などなど。
    見ての通りスタミナ関連の消費アイテムが並ぶ。
    これを使用し狩場を駆け、ソニック気分を味わおうということか。
    尤も、今作の場合その役割は全てガルクに任せているハンターも多いが。
    更に、クリア時のランクに応じて自宅に飾れる置物が手に入る。
    貰える置物はSランクでソニック、Aランクでナックルズ、Bランクでテイルス。なぜかSSランクの報酬は無い。
    ソニックの置物が欲しい場合はオトモガルクを連れて行かないとまず間に合わないだろう。
    • 本気でクリアタイムを縮めようとすると、
      必然的にドリフトやジャンプなどのテクニックを駆使することになる。
      リングの配置はなかなか絶妙で、テクニックを活かせば数秒単位でタイム短縮ができる箇所も多い。
      そのため、初心者にとってはガルクの練習用クエストとしても適している。
    • スタミナ関連のスキルと回避距離UPを最大まで揃え
      双剣の鬼人回避等のテクニックを駆使すれば、ガルク無しでもソロでSSランクを狙える。
      ソニック程の速さではないが、自分の足で駆け抜けてみるのも一考。
      ハンターの人間離れ振りは加速するが……
  • リングは精算アイテムに分類されており、きちんと報酬に加算される。
    1個の価値は10zと低いが無理やり200個も集めさせられる為、ある程度ポイントは手に入る。
    • アイテム説明文は、「見れば思わず集めたくなる」というもの。
      輝く見た目と小気味よい効果音とカムラポイントに惹かれ、
      クリア後の20秒間でもついつい集めてしまったプレイヤーも多いことだろう。
  • 本作のコラボクエストの例に漏れず、クエスト中は該当作品のBGMが流れる。
    このクエストで流れるのは『ソニックアドベンチャー2』および『ソニックアドベンチャー2バトル』より、
    人気の高い1stステージBGM「Escape From The City」である。
    3Dのマップを駆け抜けつつリングを集めるというクエスト内容も、上記作品に着想を得たものだろう。
    大社跡にサンフランシスコの街並み感は皆無だが…
    リングを拾った時のSEもしっかり再現されており、当時の3Dソニック気分を味わえる。
  • 当BGMは高い人気から『ソニックジェネレーションズ:白の時空』でも再録され、
    ステージ「City Escape」のBGMとしてリメイクされている。
  • クリア時のBGMは下記のもう一つのクエスト『瓜二つな音速の影』と同一のもので、
    こちらは2Dアクションゲーム『ソニックマニア』のステージクリアジングル「Stage Clear」
    およびスタッフロールBGM「Guided Tour」が使用されている。
    クリアジングルのメロディーはソニックシリーズ内でも何度か使われているものなので、
    聞き覚えのあるプレイヤーは多いのでは?
  • ちなみに依頼文では「ソニックがリングを落として行ってしまった」と書かれている。
    原作ではリングを落としてしまう状況というと敵やトラップに被弾した時だが、
    大社跡のマップを見てみると原作通りに円形にリングが散っている所が4ヶ所ある。
    …何が相手かは不明だがそこそこ苦戦したらしい。
    まあ現在持っているリングを周囲にぶちまけるシステムなので、
    落ちている形から察するに相当量を集め直した後に回収せずに走り始めた可能性はある。
    • 無論、原作では元からリングが円形に置いてあるコースもあるのでこちらもその可能性はある。
      元から置いてあるリングを拾っているだけなので、この場合だと「落とした」事にはならないのだが…。
      そもそもソニックが落としたリングは数秒で消えるので、ハンターが拾う前に消えているかもしれない

着ぐるみソニック

  • オトモリングで製作できる重ね着。こちらはアイルー用。
    頭と胴を一括で生産/装備するワンセットの重ね着装備となり、
    MH4Gのソニックネコシリーズとは異なり顔まで含めてソニックになりきれる装備。
    独特な毛並みも、特徴的な左右繋がった白目もバッチリである。
    • 実際のところはソニックを模った「着ぐるみ」となっている。
      よく見ると随所に継ぎ目が見えており、足の太さも段違い。胴体もそのままアイルーの形。
      他社コラボゆえか、ソニックそのものではないことを明示したデザインとなっている。
    • カラー変更は部分のみ変更が可能。変更するとダッシュ時の残像色も変わるので、
      真っ赤な靴にすればメガドライブ/セガサターン時代よろしくクラシックソニックの気分が味わえる。
  • 下記のガルク用のコラボ装備とは異なり、こちらは特殊な演出が用意されている。
    気になる人は、とりあえずアイルーに着せて走り回ってみよう。
    …すぐに聞こえるだろう。キュイィィィィンという独特な効果音が。
    そう、この着ぐるみを装備したアイルーはモーションまでもソニックを模したものに変化する。
    • 走行中は腕を後ろに伸ばしつつ足の軌跡がの形を描く、原作における"ストライクダッシュ"となる。
      ストライクダッシュは忍者のごとく素早い足さばきで文字通り『走る』ため、
      通常のアイルーよりもやや移動速度があるのが特徴。
      ボタンを押してない状態のガルクの通常走行について来る、と書けばその速さが分かってもらえるだろうか。
      トップスピードになると体を丸め、キュイィィィィンと音を立てながら高速回転する"スピンダッシュ"になる。
      また、装備武器は非表示になり素手や体当たりでの攻撃を行う。
      攻撃モーションの一部は、原作ソニックを模した"スピンアタック"になるのも芸が細かい。
      マタタビ玉で強化されれば、7つのカオスエメラルドを召喚し黄金に輝くスーパーソニックになる。
      原作でも制限時間つきの無敵モードだっただけに、マタタビ玉の仕様とはピッタリである。
      戦闘中にアイルーをまじまじと見ることはあまり無いはずなのでディテールはさほど気にならず、
      その独特な効果音も相まってまるでそこにソニックがいるかのように錯覚すること請け合いである。
    • ちなみに、スーパーソニック状態の最高速度では走行モーションが原作の飛行ポーズになる。
      あくまでも走行モーションの差し替えであり空を飛べるわけではないのだが、
      その辺りも含めて実に芸の細かい再現である。

テイルスガルシルーズ

  • オトモリングで製作できる重ね着。こちらはガルク用。
    クエストの依頼主でもある「マイルス"テイルス"パウアー*5」をイメージしたガルク用装備…というか
    よく見間違えられるが、当キャラクター名はテイル(tales)ではなくテイル(tails)である。*6
    • 後述のソニックウェアシリーズのガルク版、といったところか。
      なかなかイカした風合いの服装は、ハンターのルドロス装備をそのまま着せたようなカッコよさがある。
  • 着ぐるみの類ではなくの為、頭と胴で別パーツとなっており、着合わせが可能。
    色変更は一部の布部分のみに対応しており、黄色い体毛色は変更されない。
    • 装備しても特に効果音などが変わったりはしないが、最大の特徴は尻尾。
      そこにはなんとテイルスよろしくフッサフサで長い2本の尻尾が。
      別に飛べはしないし走行時に回転するわけでもないのだが、このフッサフサっぷりは一見の価値あり。

クエスト/瓜二つな音速の影

作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金生態情報
MHRiseイベント★7狩猟クエスト水没林13680z野良出現
自由気ままなハリネズミ
オレとそっくりなアイツかと
思ったらどうも違うみたいだ。
それになんだかヤバそうな
雰囲気だな…。
アイツを倒してくれたら
クールな重ね着がつくれる素材を
プレゼントするぜ!
  • こちらは上位クエストであり、水没林で強化個体のナルガクルガを狩猟する。
    同日にやっぱりあった超強化クエストが配信されただけに身構えてしまうが、
    幸いにして強化倍率は控え目で、★6の単体クエストに比べると体力と攻撃力がそれなりに高い程度。
    慣れたハンターには強化個体であることにすら気付かなかった者も少なくはない。
  • 依頼主はソニック・ザ・ヘッジホッグその人だろう。
    狩猟対象がナルガクルガなのは依頼文の「オレ(ソニック)とそっくりなアイツ」、
    すなわちライバルであるシャドウ・ザ・ヘッジホッグをイメージしていると思われる。
    黒い体毛に目元の赤色、その素早さに加え尻尾の逆立ったトゲに黒いハリネズミらしさを見出せる。
    また、怒り時に赤く光り残光が残る目はもうひとりのライバルであるメタルソニックも彷彿とさせる。
    英語版でのクエスト名は「Super Shady Look-alike」、直訳すると「とても怪しいそっくりさん」となるが、
    「瓜二つ、そっくりさん」という意味の「Look-a-like」は
    メタルソニックがメインの悪役としてフィーチャーされたOVA版ソニックの主題歌のタイトルとしても使用されている。
    • ちなみに、ナルガクルガを40頭狩猟することによって得られる称号は「ソニック」である。
      ただ称号の方のソニックはソニックシリーズとのコラボをする遥か前、MHP2Gから存在している。
      称号自体はナルガクルガのスピードを意識したものであり、今回のコラボに関しては偶然の一致だろう。
  • こちらのクエストも専用BGM持ち。
    流れる曲は『ソニックアドベンチャー2』および『ソニックアドベンチャー2バトル』より、
    メインテーマでありラスボス戦用BGMでもある「Live & Learn」。
    この曲は3D『ソニック』シリーズを代表する曲のひとつとなっており、非常に人気が高い。
    アニメ「ソニックX」の最終話付近のエンディング曲にも採用され、
    以降の作品でもたびたび挿入歌やステージBGMとして登場している。
    • 大乱闘スマッシュブラザーズX』のソニックステージBGMにも採用されており、
      ソニック参戦ムービーに用いられた曲…と言えば通じる人もいるだろうか。
    • 疾走感溢れるロックナンバーは、速さをウリとするナルガクルガと、
      今作で機動力が著しく上昇したハンターの戦いにピッタリ。
      ソニックシリーズをプレイしていなくても、強力なナルガ武器作りついでに聴きに来たハンターもいるのでは?
  • 報酬で得られるチケットはハンターリングで、これを使うことでハンター用の重ね着が製作できる。

ソニックウェアシリーズ

  • ソニックをイメージした、ハンター用の重ね着。
    彼の体のような青をベースにし、反射材をふんだんに用いたスタイリッシュなウェアである。暗所でめっちゃ光る
    男女でのデザインは全体的には変わらないが、
    男性用はレギンスにハーフパンツである一方、女性用はスキニーパンツ、
    そして女性のみヘソ出しとなっている点が大きな違い。
  • 地味ながら胴部位のパーツのインナーは長袖になっており、
    腕防具をソニック以外にしても黒いインナーが腕防具の下に反映される
    腕防具から露出する肌色が気になる、という場合には優秀なパーツである。
  • イベント装備にはありがちなことだが、腰部位のパーツが存在しない。
    本作は好きな部位を非表示にはできるのだが、重ね着マイセットとは同期されないため、切り替える度に設定することになる。
    レザーベルトチェーンベルトガブラスーツベルト、そして同日追加のダイバーベルトあたりのベルト系装備や
    DLCのアイルーテールやガルクテールを装備すれば、見た目の違和感を抑えつつ設定の手間を省けるので一考の余地あり。
    • ストリートファイター5に登場するスポーツウェアによく似ており、
      着合わせパーツとしてはなかなか良い見た目だが、前述のオトモ装備達と同様に
      ソニック・テイルスの体毛にあたる部分は色彩変更ができないため、中心部位は青色で固定。
      他社コラボであるため、あまり大胆なイメージ変更はできない仕様と思われる。
    • MHR:Sではマッスルシリーズが登場。
      このマッスルシリーズの腰部位がメダルのみと非常に簡素な見た目となっており、
      色さえ合わせてしまえば実質的に腰防具非表示も同然となる。
  • 当初はソニックそのままのハンター用着ぐるみを考えていたのだがさすがに体型的に落とし込むことができず、
    モンハン世界における運動着をソニックをイメージしたデザインで作る方向に落ち着いたとのこと。

余談

  • コラボ実施に際し、公式サイトやモンハン、ソニック双方の公式SNSにおいて
    それぞれの開発陣がソニック、アイルー、ガルクを描いた記念イラストが公開された。
    MHRise開発陣が描いたイラストは本作のデフォルメイラスト特有の墨絵タッチで、
    金霊テントウを集め走るソニックと並走するガルクに乗ったアイルーが描かれており、
    テイルス代わりなのかハクメンコンモウも顔を出している。
    ソニック側の開発陣によるイラストは丸まって眠るガルクとその上に乗るアイルー、
    ガルクにもたれかかりアイルーと話しているようなソニックが描かれており、
    アイルーとガルクだけでなくソニックもカムラノネコ装備を身にまとっている。

関連項目

モンスター/セルレギオス - (エクスカリバー)ソニックのそっくりさん
モンスター/ナルガクルガ - シャドウのそっくりさん
システム/環境生物/ハクメンコンモウ - テイルスのそっくりさん(?)


*1 ~のような位の意味。「土台/Base+ic」で『基本的/ベーシック(basic)』、「学校/academy+ic」で『学問的/academic』と言った具合。
*2 「Pan(汎)+Sonic」。元々社名は「松下電器産業」でのパナソニックはブランド名(登録商標)だったが、2008年に社名なった。
*3 直訳すると「生垣のブタ」。鼻を鳴らしながら生垣をかぎ回ることに由来する。
*4 ソニックから預かっている複葉飛行機。テイルスによって数々の改造が施され、作品によっては超音速ジェット機やら2足歩行型戦闘マシーンやらに変形するなど多彩な機能を持つ
*5 名前の区切りが"・"ではなく、ミドルネーム部分の「テイルス」にダブルクォーテーションがついているのは公式表記。本名は「マイルス・パウアー」でニックネームが「テイルス」であるため、このような並びとなっている
*6 彼の本名「マイルス・パウアー」は「時速(miles per hour)」が由来であり、ソニック(音速)と同じ方向性で名づけられている。テイルスという名前は尻尾が2本あるという特徴からつけられた愛称