MHWorldにて初登場した狩猟生活を一変させる革新的な存在。
導蟲と書いて「しるべむし」と読み、その名の通りハンターを先導してくれる。
目次
概要
- 緑色の光を帯びた虫。特定の物質や匂いに反応して群がる性質を有する。
新大陸古龍調査団や禁足地調査隊はこの導蟲を使役し、所属ハンターの標準装備として様々な用途に活用している。
- 普段は小さな"虫かご"に収められている。
虫かごの外観はランタンに近く、たいまつのように些細ではあるが正面を照らす効果もある。
ハンターの腰装備には大抵導蟲の虫かごが用意されているようで、
現在装備している腰防具に応じて虫かごの形状も変移する。
また、バディである受付嬢やフィールド探索中に遭遇する調査員たちについても
導蟲の虫かごらしき物品を携帯しており、調査団にとって欠かせない存在と言えよう。
- 後述する通り未知の場所を調査する人々にとって非常に有益な存在ではあるが、
この導蟲の性質は新大陸古龍調査団の第1期団に所属している現「総司令」が発見したものとされている。
なお、新大陸原産なのか、MHWorldの世界では現大陸でも既に普及しているものなのかは判然としない。- また、ゲーム開始直後のムービーにおいて、新大陸に赴く5期団の面々が虫かごを着用しているシーンが確認できる。
「調査団所属ハンターの標準装備」という説明は頻出しているが、
上記ムービーを加味すると、配属された時にスリンガーと共に支給されたのだろうか。
- MHWildsでは禁足地調査隊も導蟲を装備しているようだが、
新大陸古龍調査団と関わりがあって手に入れているのか、
それともギルドからの調査団には支給される必需品になっているのかは判然としない。
- また、ゲーム開始直後のムービーにおいて、新大陸に赴く5期団の面々が虫かごを着用しているシーンが確認できる。
- 古代竜人が、導蟲のことを「■■■■」と呼ぶシーンがある。
導蟲には本来別の名前があるのだろうか。
- 「狩猟に虫を用いる」「モンスターが痕跡を残す」「虫が照明代わり」など、
MH無印の構想初期段階で検討されていた要素が散見される存在である。
- 英名は“Scoutflies”。
偵察する、探し出すといった意味を持つ“Scout”に羽虫を表す“Fly”をくっつけた混成語であると思われる。
MHW(:I)
- 新大陸調査団ではこの導蟲を使役し、フィールドの探索やモンスター追跡に活用している。
MHWorldではフィールド上の各種虫系アイテムに個別グラフィックが用意されているが、
導蟲に関しては初期作品の虫あみポイントで見られた「光点の群れ」描写となっている。
フィールド内で蛍光色に輝く光の帯は、良くも悪くも目を引く。- 導蟲を装備していないハンターは、現段階で1期団のソードマスターのみ。
彼は古龍の痕跡調査の際、なんと己の五感によって調査を行っている。
同様に装備していないスリンガーよりは関心があるのか「某も連れるべきか?」と言うことも。
- 導蟲を装備していないハンターは、現段階で1期団のソードマスターのみ。
運用
- MHWorldでは従来作品にて重要な役割を担ったペイントボールが登場しない。
その代わり、導蟲がモンスターへの経路誘導など各種ナビゲーション役を担っている。
導蟲は指定された目標へと誘うように道程を照らしてくれる。
また、誘導対象はモンスターだけではなく、フィールド内の様々なギミックに反応する。- (指定された)フィールド内に棲息するモンスター(大型・小型含む)
- 各大型モンスターが残した足跡や鱗片、落書きなどの「痕跡」
- フィールド内の各種採取が行えるオブジェクトや採取ポイント
- フィールド内に滞在する他ハンターやNPCなどのマーキング地点
- フィールド内の環境利用の内、狩猟において活用できる各種環境生物(回復ミツムシや閃光羽虫等)、
及び環境利用トラップ(ツタ罠・落石や、樹冠の堤防等)
- フィールド探索中に発見した採取ポイントや一部小型モンスターの位置は、
ハンターが携帯する地図「生態マップ」に即時記載される*1。
これら生態マップ記載済みのオブジェクトは「ガイド目標」として設定可能であり、
目標物を指定する(ピンを付ける)とその場所へと誘導してくれる*2。- また、ガイド目標には同行するPTメンバーなどを設定することも可能。
クエスト途中参加などで足並みが乱れた時などに利用できるだろう。 - マップ上を移動するモンスターはピンを付け辛い。
生態マップ左下には現状発見しているモンスターなどのガイドレベルが表示されているが、
この左下ガイドレベル表記部分でもモンスターにピン付けできるため、有効活用しよう。 - ピンを付けられる対象は上記の他に、モンスターの尻尾などもある。
これについては自動的には反応しないが、ピンを付ければそこまで誘導してくれる。
本作では一部フィールドおよび時間帯によっては尻尾が非常に見えづらくなるため、
見失った場合はこれで探索するとよい。
生態マップを開いた際には導蟲が一旦戻り、閉じた後は再誘導を行ってくれる仕様のため、
どこに誘導しようとしているのかが判りやすくなる。 - また、ガイド目標には同行するPTメンバーなどを設定することも可能。
- 導蟲の性能は後述する「ガイドレベル」「研究レベル」が大きく関与してくる。
また、ハンターのスキルには「導蟲の誘導範囲を拡大する」性質のものがあり、
様々な要素によって導蟲の使い勝手が変動することが確認できる。
- 注意点として「モンスターと交戦状態になると導蟲が隠れてしまう」ことが挙げられる。
大型小型問わずハンターに害意を持つモンスターに発見されてしまうと、
導蟲は怯え、虫かごの中へと引き返してナビゲートしてくれなくなる。- この交戦状態になると導蟲は赤く輝いて虫かごを持つハンターへと集う他、
画面に表示されるミニマップの外枠部分が赤く染まるため判別可能。
敵対しているモンスターからの(あるいはモンスター側の)逃亡、または排除によって脅威が無くなると、
再び導蟲は虫かごから出てきてガイドを始めてくれる。
これはゲーム内ストーリーでも重要な意味を持つ設定で、
ストーリー中、とある場所でこの色に輝く痕跡を見た編纂者は
「こんな反応は見たことがない」と発言する。
青色に輝く条件は「特別強いモンスター」であり、全ての古龍種と歴戦の個体が、その対象となる。 - この交戦状態になると導蟲は赤く輝いて虫かごを持つハンターへと集う他、
ガイドレベル
- 大型モンスターを探す場合、それぞれの種に設定された「ガイドレベル」が重要となる。
ガイドレベルが向上するほど導蟲の誘導性能が上がり、モンスターを追跡しやすくなる。
各モンスターのガイドレベルはアステラの生態研究所などで確認できる。
- 導蟲は「対象の特徴(匂い)を覚える」性質上、最初は大型モンスターに直接誘導してくれない。
そこで、フィールドに残された「痕跡」を回収し、導蟲に覚え込ませる作業が必要となる。
痕跡を回収していくことでガイドレベルのゲージが上昇していき、
一定値に設定された目盛りを超えるとガイドレベルが上昇、誘導性能も上がる。
つまり「導蟲がどの程度学習したか」を可視化したものがガイドレベルと言えるだろう。- ガイドレベルはクエスト達成後も引き継がれることが判明しており、
ガイドレベルを高めた狩猟対象のクエストに引き続き赴いた場合、
クエスト開始時点からガイドレベル相応に誘導してくれるようになる。
ただし、ガイドレベルのゲージは時間経過によって低下していってしまう仕様となっている。
その為「ガイドレベルを上げればもう痕跡を集めて探索しなくても良い」という事にはならない。
クエストでは日常的に痕跡を集めておくと、ガイドレベルを維持しやすいようだ。 - また、痕跡集めはモンスター毎に設定された「研究レベル」の向上にも影響する。
研究レベルが上がることでモンスターの情報が解禁されるなど様々な恩恵があるが、
その中に「ガイドボーナス」があり、ガイドレベルのゲージ上昇量が向上する。
これにより、痕跡を一つ回収するだけで次の痕跡へ誘導できるなど、
ガイドレベルが0まで落ちたとしてもすぐ挽回できる仕様となっている。
- ガイドレベルはクエスト達成後も引き継がれることが判明しており、
- 狩猟笛の旋律効果にはガイドレベルを+1するものがある。
- ガイドレベル0
- 痕跡への誘導が乏しい段階。基本的に初見大型モンスターはこの状態から始まる。
痕跡に近付くことで初めて反応するため、最初は自分の足で探すことになる。
- ガイドレベル1
- 導蟲が痕跡の特徴を憶え、次の痕跡へと誘導できるようになった状態。
痕跡を回収しなくとも次々と別の痕跡へと誘導してくれるため、
これを辿るだけでもガイド対象となるモンスターを探すことができる。
ただしあくまで「モンスターが移動してきた経路」を後追いする形になるため、
場合によっては回り道になってしまう可能性も否定できない。
- ガイドレベル2
- 対象モンスターの特徴を詳細に覚え、モンスター自体に直接誘導できるようになった状態。
「モンスターの現在地」へと誘導される関係で、遠回りせずに済むケースが出てくる。
痕跡を回収しても到達できるが、モンスターを「発見」した場合は強制的にこの段階まで上昇する。
また、PTプレイではガイドレベル2未満の状態であろうと、
他ハンターが大型モンスターを発見すれば、やはりガイドレベル2に強制的に向上する。
狩猟対象をPTメンバーが見つけた場合はこの仕様でモンスターの位置まで誘導してくれるため、
集合することが難しくはなくなっている。
- ガイドレベル3
- モンスターの欲求状態、移動先が生態マップに記載される。
この状態では「該当モンスターが目指す方向」が予め確認できるようになり、
先回りしてモンスターを待ち伏せる……といったことも可能としている。
ガイド対象モンスターの移動先はマップ上では×印でマーキングされる。
なお、MHWorldではモンスターは各モンスター固有のアイコンで表示されるため、
旧作のような「マップにモンスターのシルエットが表示される」という表現ではなくなっている。
そのため、2頭同時狩猟クエストで狩猟対象が同じエリアに合流しても、
狩猟中のモンスターと後回しにするモンスターの判別が容易になった。
導蟲導入の経緯と反応
- 「従来重要な役割を果たしてきたペイントボールが登場しない」という
既存作品プレイヤーからすると驚きの情報と共に詳細が明らかになった導蟲。
導蟲というシステムが導入された理由は様々な要因が関係しているようだが、
一番の理由はMHWorldの特徴的なフィールド構造に起因する問題であるようだ。- MHWorldでは全てのエリアがロードなし(シームレス)に繋がる構造になっており、
大まかなエリア番号分けはされているものの、旧作のような感覚では行動できない。
また、エリアが従来作品よりも立体的な構造となっている点も見過ごせない。
例えば、「古代樹の森」の中央付近や「瘴気の谷」などは上下にエリアが複数重なっている。
旧作であれば古塔のように上層階の位置をずらしてマップに表記できたが、
MHWorldは上述の通り全てのエリアが一体化しているため、そのような措置が取れない。- その点、導蟲は複雑化したフィールドに対応しており、立体的な道筋も表示できる。
ガイド目標がハンターの滞在するエリア直上の離れたエリアに存在したとしても、
導蟲がルートを的確に示してくれるため、位置関係が把握しやすい。
- その点、導蟲は複雑化したフィールドに対応しており、立体的な道筋も表示できる。
- MHWorldのフィールドには「高密度」の生態表現がなされており、
ガイド目標対象物以外にもさまざまな生物、遮蔽物、背景などが密集している。
これは言い換えると「ガイドなしではハンターの利用できる物が判別し辛い」という
収集要素のある作品ではマイナス要素になりかねない可能性がある。- 導蟲はこの点についても大きな役割を果たしている。
痕跡や採取可能ポイントなどの重要オブジェクトがあれば虫かごから姿を現し、
そのオブジェクトに集ることで対象物を目立たせる効果がある。
痕跡は特に顕著であり、導蟲で派手に照らされたものを回収すると、
本来の痕跡がどれほど見過ごしやすいものだったのか実感することだろう。
- 導蟲はこの点についても大きな役割を果たしている。
導蟲というガイド役も「フィールドでどの様に移動すれば良いか判らない」という
MH初心者が陥りやすい問題の解消を図ったとする旨の発言もある。
導蟲に従えばそれほど知識がなくともガイド目標を探し出すことができ、
それを繰り返すことで経験を積むことができるだろう。 - MHWorldでは全てのエリアがロードなし(シームレス)に繋がる構造になっており、
- MHWorldの初報が出た際、新要素である導蟲と痕跡集めは特に注目されていた。
当初出ていたMHWorldの情報は写実的な表現が多く、自然描写も強化されていたが、
その中で場違いなほど目立つ導蟲に対しては色々な意見が出ていた。- 痕跡集めについても「一々集めないと居場所が判らないのは面倒」という意見があったが、
実際は痕跡を集めることでガイドレベル(及び研究レベル)が上がる仕様があり、
特定モンスターとの連戦を行うならば適宜回収するだけでも十分だと判明している。
研究レベルの向上によって手順が簡略化する点も、MH特有の周回を意識した要素だろう。 - 「アクセス可能なオブジェクトをハイライトして強調する」という技法は特に珍しいものではないが、
こういった「プレイ上の利便性のためのシステム」は、操作するキャラクターが何らかの特殊能力や装置を
有している設定になっているか、作品世界とは関係なく「単にそういうゲームシステム」として
片付けられるのが一般的。それを導蟲という存在によって
「プレイヤーとプレイヤーキャラクターのみならず、作中の登場人物全員に同様に見えている」とし、
「プレイヤー」を作品世界から疎外しないものにしたのはお見事である。
- 痕跡集めについても「一々集めないと居場所が判らないのは面倒」という意見があったが、
- 導蟲が痕跡やモンスターに誘導を開始する時、強制的にカメラが導蟲の方向を向くのだが、
これはハンターの進みたい方向に関係なく強制的に動くという困った欠点があり、
この点はよく批判の的になっている。
慣れれば一々痕跡を拾わずともモンスターの所まで辿り着けるが、
モンスターを発見した瞬間、研究レベルが上がる事によってモンスターに誘導を開始し、
カメラが真後ろを向いて出鼻を挫かれる、クエストが始まって食事をしようと思ったら
痕跡への誘導を開始してカメラがあらぬ方向を向いてうまく歩けなくなるといった状況は頻発する。- 視点をあらぬ方向へ急激に動かされる様子から、「首ゴキ」の通称で呼ばれることもしばしば。
- 一応ではあるが、ファストトラベル時と力尽きてキャンプに戻った際には、
キャンプに入ったりBOXや食事を手早く行うのを考慮してか、
カメラの強制が行われなくなる修正がVer. 3.00で成されている。 - あまりに不評が多かったのか、MHW:Iではカメラの追従をON/OFFに切り替えられるようになった。
- 導蟲自体のON/OFF機能の追加を求めるプレイヤーもいる。
採取に痕跡集め、フィールドでの追跡や誘導と何かと便利で、
MHWorldになくてはならない存在なのは確かではあるものの、
その一方で、非戦闘状態だとハンターの周辺にある利用可能な対象を律儀に全てハイライトしてしまい、
せっかく従来以上に作り込まれるようになったオブジェクトが見づらくなってしまう、
プレイヤー側にモンスターの移動パターンの予想や行き先への最短ルートの思考をさせる間もなく
モンスターへの誘導を始めてしまうといった点も含んでいるためである。
ハイライトに関しては戦闘中に眺めれば収まりはするが……。
また、大団長やソードマスターのような古来からのスタイルで
あえて挑みたいというプレイヤーからも同様の声が上がることもある。- 誘導時に発生する強制カメラ追従に関しては先述の通りMHW:Iにて切り替えられるようになりはしたが、
導蟲そのもののON/OFF機能については実装されないままだった。
- 誘導時に発生する強制カメラ追従に関しては先述の通りMHW:Iにて切り替えられるようになりはしたが、
MHR(:S)
- MHWorldでペイントボールに代わる新しいシステムとして登場した導蟲だが、
次回作であるMHRiseではあえなくリストラとなってしまった。
- 今作ではワールド時代に比べて更に便利になっており、
何もせずともマップにモンスターの位置が常に記されるようになった。
導蟲の便利な部分だけ抜き取り、その他の要素を完全に消したような状態であり、
もはやモンスターが見つけられず右往左往する事はほとんどなくなったと言って良いだろう。
世界観上は拠点で飼育・訓練されているペットであるフクズクがモンスターを見つけ出し、
その位置を知らせてくれているという状態であり、特定の生物の力を借りているという点では導蟲と変わらず、
設定上の違和感も無く便利な部分だけ残すという良采配となっている。- 今作においても採取ポイント等がハイライトされるという仕様は続投しているものの、
その発光自体が淡く、更に接近したりカメラを通して見ると光が収まるという措置がとられている。
- 今作においても採取ポイント等がハイライトされるという仕様は続投しているものの、
灯蟲
- 導蟲は上記の通りリストラされたが、代わりにハンターが携行する
ランタン代わりの生物として「灯蟲」なる存在が登場している。
英名は“Torchbugs”、直訳で「照明の虫」と呼ばれているようだ。
- フィールドが夜になったりハンターが暗い所に入り込んだ場合に
ハンターの周囲に緑がかった黄色の人魂のようなものがスッと出現するという形で現れる。
ハンターを挟んでカメラから逃げるような動きをするためじっくり観察はしにくいが、
ハンターがこれに対して特にリアクションをすることもなく、
拠点の他のキャラなどから説明を受ける事もないという謎の存在である。
- カムラの里、大社跡に設置されている石灯篭には、
この灯蟲のような発光体が集まっているのが見て取れるため、
おそらくはこれも灯蟲であり、ハンターの懐から出てくる光の正体も同じものではないかと推測される。
酒や魚などのお供え物がしてある事もあり、見ようによってはかなり不気味かもしれない。- MHR:Sで登場した新フィールドである城塞高地にも、
灯蟲を利用したと思われる照明が至る所に設置されている。
文化の違いからか、見た目も小さな石塔や石碑のようになっている。
夜になると目立つためか、何かの採取ポイントやギミックと思い込んで調べようとするプレイヤーも見られた。
- MHR:Sで登場した新フィールドである城塞高地にも、
- 実はクエスト「大社跡に夜の静けさを」にてその名称が出ている。
- 探索好きの少女
- 夜の大社跡には綺麗な灯蟲が見られる、
私とお友達だけの秘密の場所があるんだ!
でも最近モンスターがいっぱいいるからお外に出られなくて…。
ハンターさん、お願い!こわいモンスターをやっつけて!
祠が置かれた地が鎮護されるようにとの願いを込めて建立されたようだ。
- ちなみに、現実の灯虫はあかりに近寄ってくる虫の総称である。
本体が光を発している灯蟲とはやっぱり別の存在なのだろうか。
MHWilds
- スリンガーや傷付け、編纂者など、MHWorldの要素を多く復活させているMHWildsにおいては、導蟲も無事に復活。
禁足地調査隊に所属しているハンターやアイルーの装備に導蟲らしきものが見られ、
新大陸古龍調査団の時と同じく標準装備になっていると思われる。
なお、ハンターはMHWorldの頃と同じく腰に提げているが、アイルーは頭についている様子。
- MHWorld時とそこまで大きく仕様については変わっておらず、
モンスターの残す痕跡に群がり、対象モンスターを追ってくれるシステムは変わらず。
ただし当時の評判を受けてか誘導時にもそこまで目立たなくなり、
視点を強制的に変更するという仕様もなくなった様子。- だが、モンスターの追跡に関しては導蟲以外の新しい要素が追加された。
今作で登場した新オトモ、セクレトはハンターを背に乗せながら対象モンスターを自動で追ってくれる。
これにより、対象モンスターへの誘導に関して導蟲が果たす役割はそこまで大きくなくなるだろう。
- だが、モンスターの追跡に関しては導蟲以外の新しい要素が追加された。
- 一方、新たな機能としては、ハンターの新アクション「集中モード」中に
大型モンスターの弱点や傷ついた部位に集い、赤く光って知らせるという役割が追加された。- それ以外では、MHWorldと同じくフィールドギミックに飛んでいってハイライトし、
名称の表示と共に使用可能であることをアピールしてくれる、といった機能も引き継がれているようだ。
- それ以外では、MHWorldと同じくフィールドギミックに飛んでいってハイライトし、
MHST2
- MHWorld以降の作品としてその要素を多く取り入れているMHST2ではしっかりと登場している。
こちらでは一部のボスモンスターを探し出す際に使用され、
周辺のアイテムの一部が痕跡に置き換わっているという仕様になっており、
一定以上痕跡を集めるとボスモンスターの居場所が判明する、というストーリー進行となる。
近くのモンスターと敵対すると赤く光って虫かごに帰ってきてしまう特徴も引き継いでいるので気をつけよう。
ストーリークリア後の二つ名や古龍の捜索にも使用する事になるので
使い方は最低限覚えておくと良いだろう。- ストーリー上は先輩ライダーであるケイナから渡されるのだが、
彼らライダーがいつ、どこから導蟲とその利用法を手に入れたのかは語られない。
上述の通り導蟲は新大陸にいる総司令が発見したものであり、新大陸以外の場所、
しかもハンターでもないライダーがこの技術を持っている理由は非常に気になるところである*3。
既に新大陸から持ち帰られて世界中に広まった技術なのだろうか。
- ストーリー上は先輩ライダーであるケイナから渡されるのだが、
MHNow
- 派生作品のMHNowは導蟲が初登場したMHWorldをベースにした作品だが、
そちらで導蟲に取って代わられていたペイントボールが逆転復活。
しかし導蟲はマップ上のアクセスエリアを示す円として飛び交っていたり、
MHWorldと同じく採集ポイントに群がったりと、演出に留まるが登場自体はしている。
また、MHW(:I)にあった使い回しデザインの腰装備には導蟲の虫かごがある。
関連スキル
導蟲反応距離UP
- MHWorldで登場したスキル。名の通り導蟲の反応距離を上げる。
このスキルも追跡の達人同様序盤の救済スキルでハンターシリーズなどの防具に内包される。
関連項目
シリーズ/モンスターハンター:ワールド
シリーズ/モンスターハンターワールド:アイスボーン
フィールド/痕跡
アイテム/ペイントボール - 先駆者
登場人物/フクズク - 後継者
世界観/新大陸古龍調査団 - 調査団総司令によって発見、研究が行われた。
システム/スリンガー - 調査団所属ハンターの標準装備
アイテム/地図