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シリーズ/モンスターハンターG

Last-modified: 2019-01-27 (日) 04:46:10

初代(無印)モンスターハンターのアップグレード版。
事実上の次回作にあたり、以後シリーズの定番となった初の「G級追加版」でもある。
パッケージはリオレウス亜種

概要 Edit

  • 本作はPS2版とWii版が存在し、
    PS2版は2005年1月20日、Wii版はMH3の発売に先駆けて、2009年4月23日に発売された。
  • 元々「モンスターハンターのBest版*1を出す」という構想があったが、
    単にBest版として再販するのにはカプコン内部でも抵抗があったといわれている。
    その頃ちょうど北米版MHのローカライズが行われていたのだが、北米版MH用の独自要素として、
    ディレクターの藤岡要氏*2が双剣のモーションを自ら作成しており、
    それをきっかけに「MHのアップグレードバージョン」を出すことが決まり、発売に踏み切ったとのこと。
    MH2の発売時インタビューに上記の経緯が記されている。
  • その後、MH3がWiiで発売されるのに先駆けて、Wii版のMHGも発売されることになった。
    Wii版のMHGはいくつかの点が改修されており、MH3体験版が同梱されていて、
    クラシックコントローラーとのセットも販売された。
    なおこのリメイク版MHGの開発には、株式会社エイティングが関わっている。
    同社は後にMH3G、及びHDVerの開発にも関わることとなる。
    • ちなみに互換機能を使えばWii Uでもプレイ可能。
  • マルチマッチングBB自体の終了に伴いPS2版は2011年6月30日を以てネットワークモードのサービスを終了
    また、Wii版もMH3と共に2013年9月12日をもってオンラインサービスを終了した

特徴 Edit

  • 前作(無印)から追加された主な要素は以下の通り。
    • タイトルの「G」の通り、オンラインモードにGクラスクエストが追加。
      より強力なモンスターが出現し、新たな素材と武具が入手できる。
    • クエストごとに大型モンスターのサイズが変動するようになった。
    • 亜種モンスターが追加。一部はオフラインモードにも出現する。
    • オフライン専用要素として訓練所が追加。
    • 武器種「双剣」が追加。
  • 本作よりスキルシステムが大幅に変更。
    前作では特定の防具の組み合わせでのみ発動する隠し要素的な扱いだったが、
    今作は防具ごとに設定されたポイントが一定値になると発動するという現行のシステムに変更された。
    前作においてスキルが発動する組み合わせでも今作で発生するとは限らないため、新たな構成が必要。
  • 前作のパワーアップ版という位置づけなので、前作(無印)のセーブデータの引き継ぎが可能。
    全ての武器と防具レア度4「以上」のアイテムを持った状態で、
    村クエスト★1オンラインクエスト★3までのクリア状況を引き継いでスタートする。
    レア度3以下および、本作に無いアイテムと、本作における精算アイテムは自動売却される。
    また村のイベント進行もリセットされるので、前作でヒーローブレイドを引き抜いている場合、
    本作でもう一本手に入れることができる。マスターブレイドと伝説の双刃を両方持つことが可能。
    さらに引き継ぎをすると村にやってくるプーギーの服が変わる。変更はできない。
  • 使用できる武器種は前作の6種に双剣を追加した計7種。
    なお本作ではランスのステップを攻撃コマンドでキャンセルできるという仕様があり、
    恐るべき性能を発揮し猛威を振るうことになった。

登場モンスター Edit

  • 基本的には前作と同じであり、
    そこに先述した「亜種」「希少種」が加わる。
    ただしこの作品の時点では「亜種」「希少種」という呼び名は一般的ではなく、
    ゲーム内でも明確に「亜種」とは表示されないため、「リペイントモンスター」とも呼ばれていた。
    蒼レウス、白モノブロス、リオハートなどプレイヤーの呼び方も様々であったようだ。
    • また本作の亜種は特定条件を満たした上でランダム出現であったため、
      総じて隠しモンスターに近い扱いとなっていた。
  • ちなみにギアノスが登場したのも本作からだが、
    本作では「ギアノス」という固有名称は無かったため、白ランポスなどと呼ばれていた。
  • 本作が初登場となるモンスターは下記の通り。
鳥竜種
白ランポス(ギアノス)
青怪鳥イャンクック亜種
紫毒鳥ゲリョス亜種
飛竜種
蒼火竜リオレウス亜種
銀火竜リオレウス希少種
桜火竜リオレイア亜種
金火竜リオレイア希少種
黒鎧竜グラビモス亜種
フルフル亜種
白一角竜モノブロス亜種
魚竜種
翠水竜ガノトトス亜種
古龍種
岩山龍ラオシャンロン亜種
紅龍ミラボレアス

PS2版とWii版の違い Edit

  • Wii版MHGはPS2版がベースではあるが、MHP2Gのシステムがかなり取り入れられている。以下はその一部。
    • 村での食事が可能となった。
    • アイテムボックスへ送る買って送るといった、
      アイテムまわりの大幅な拡張。ボックス内調合も可能に。
    • いくつかの武器のモーションにMHP2Gのものが逆輸入された。
      大剣の溜め攻撃、片手剣の武器出しアイテム使用、ランスの3連ステップなど。
      ただしハンマーのスタン値蓄積は実装されていないので要注意。
    • ツタのぼり中にスタミナを消費することで素早く登れるようになった。
    • プーギーに餌を与えてアイテム集めをさせることができるようになった。
      村長クエストを進めると服、餌、目的地の選択肢が増えるようになっている。
      良い餌を与えるほど良いアイテムを集めてくれて、
      服を着替えさせることで欲しい素材の傾向を決められる。
      条件を整えれば非常に低確率だがモノブロスハートも取って来てくれる(!)
      MHPのココット農場と比較すると、
      一度に手に入るアイテム量が少ない、ハードやGクラスのアイテムが手に入らないといった欠点があるが
      農場ではほとんど手に入らないモンスター素材なども手に入る、収集が短時間で済むといった利点がある。
      • なお村でプーギーをなでるときのBGMが異なり、
        Wii版はMH2~P2G及びX(X)のポッケ村での曲になっている。
        従来は肉焼きと同じ曲だった。
  • クエストに少し調整が入った。
    • 一部クエストの名称が変更された。
      主に、クエスト名が同じで原種か亜種か見分けが付けにくかったクエストが改名された。
      例えば赤フルフルの出る「雷撃の二重奏」が「恐怖!沼地の怪談」に変更。
      しかし原種版クエストがない「双魚竜」や「灼熱の双璧」も
      なぜか「翠色の津波」「黒のカタクラフト」と改名された。
      • 亜種が討伐対象のクエストにはきちんと「○○亜種」と表示されるようになった。
    • 村クエストに素材採収ツアーが追加された。
  • なお、Wii版の当作は直後に発売されるMH3のプロモーションも兼ねており、
    ギャラリーではMH3のプロモーションムービーを見ることができる。

余談 Edit

  • TVCMはどちらのバージョンもやたら凝っており、
    PS2版では初代のCMに対してナレーションの「カリ」がさらに多くなっていたり、
    Wii版ではアメザリのアテレコでリアル化(?)されたアイルーとプーギーがコントをしていたりする。
  • 本作はカプコンおよびKDDIのプレスリリースによると韓国でも2005年1月20日発売だったらしい。
  • 本作の略称は「MHG」だが、MHXの海外版での名称「Monster Hunter Generations」の略称も「MHG」である。*3
    とはいえ、海外ではモンスターハンターGは発売されていないため、
    呼び方に困るような事態にはなっていないだろう。
  • MH3をプレイしたのち、Wii版MHGに戻ってくる人のことを、当時は「渡来(トライ)民」と呼ぶこともあった。

関連項目 Edit

シリーズ/モンスターハンター - ベースとなった作品
シリーズ/モンスターハンターポータブル - 当作のPSP移植版。
シリーズ/モンスターハンター2 - 次回作






*1 1990年代後半から、中古ゲーム市場への対抗として、発売から一定時間が経過した作品を低価格で再発売する傾向がある。Best版はPlayStation系における普及版(廉価版)である。
*2 MH無印より「KANAME」名義でディレクターを務めている
*3 カプコンは「MHGen」の略称を用いている。