ヤレユータン

ヤレユータン

タイプ

出現場所：しるしの木立ち他
テラレイド：☆３

概要

第７世代出身。スカーレット版限定のノーマル・エスパー複合のけんじゃポケモン。
専用技である「さいはい」は味方のポケモンに行動権…もとい直前に使用したわざをもう一度使用させるというユニークな変化わざ。
アタッカーの攻撃技は勿論、積みわざをさらに積ませたり相手に弱体わざを重ねる等ソロではまず不可能な戦法を繰り出せる。
分かりやすい戦術として「アシッドボム」を使ったアタッカーに「さいはい」で再使用させる戦法で単純に倍の速さで特防が下がっていくので結果的に短いサイクルでダメージ増加に貢献出来る。
「さいはい」に限らず「スキルスワップ」、両壁、「ちょうはつ」といった汎用性の高いわざから「トリックルーム」、「じこあんじ」「なげつける」といった痒いところに手の届く変化わざも覚えてくれる。
サポーターとしては単純な手数及びバフデバフの掛け合いが勝敗に直結するテラレイドバトルで力を発揮し、「さいきょうのエンペルト」等特性も潰す必要がある相手等で活躍している。
一方アタッカーとして見た場合、実質同タイプのリキキリンやノーマルまたはエスパーにもそれぞれ適任者がいることからアタッカーをやらせるのは非推奨。
むしろ評価が遅れた最大の原因は単に野良におけるテラレイドはあんまりにも相性が悪いという一点が大きい。
まず意思疎通が不可に等しい野良テラレイドでは「さいはい」の対象となる各味方のポケモンの挙動が予測しづらい。
そもそも制限時間制のテラレイドバトルで使い所を待つと言った行為がまず褒められるものとは言えない。やっていることが放置と大差なく誤解される原因になり得る。
積むのか攻撃するのか以前に知らないプレイヤーのポケモンに再行動させてレイドを制するのは読みというより賭けの類いである。
マルチでもワンパン全体が最適な編成が決まりやすいこともヤレユータンが採用される余地も乏しいという事情もある。
しかしヤレユータンとほぼ同様にわざを自在に扱うドーブルは単に耐久力の低さが目立つことからユニーク技を持つサポート役としては有力なことに変わりはなく、組んだポケモンによってはこれ以上にはないサポーターとして活躍出来る場面があることは忘れないでほしい。

「さいはい」について

へんかわざ：ＰＰ：１５
相手が最後に使用した技をその場でもう一度使用する。
優先度はない。レイドポケモンの技使用タイミングは純粋なすばやさのみ。
ただしレイドポケモンではなく味方のポケモンに使用する関係上、"「さいはい」を受けたポケモンは例えコマンド選択中であろうと割り込みで最後に出したわざを使用する''
技を出してないorちょうはつ等で使用不可等だと失敗する。
ユニーク技の関係で特殊な点は多い。
①「さいはい」の対象となったポケモンに対して
・レイドポケモンに対しては失敗する。
・攻撃技であればテラスタルオーブのチャージとしてカウントされる。
テラスタル可能な技の使用回数を満たしてもテラスタル不可の場合は一旦技の選択をキャンセルしてから再度技を選択するとテラスタル可否は更新される。
・どく、やけどはさいはい時のわざ使用では発生しない。
・ねむり・こおり・こんらんはターン経過のカウントは進む。もちろん回復判定も引っかかる。
・まひ状態だけ行動不能は判定されるため応援で回復させるのも手。
・あばれるやソーラービーム等のターンをまたぐわざは基本的に失敗する。
②「さいはい」でわざを繰り出した場合のレイドポケモンの挙動
・「さいはい」を使用したポケモンに対してわざを繰り出すが、さいはいにより技を再使用するポケモンには攻撃されない。
特性等を除き追加攻撃分で反撃されるということはない。
・（技使用後に処理が挟まれるからか、）バリア展開等の特殊行動はさいはい側の入力が条件を満たす前でも発生する。
要するに攻撃→バリア展開前にさらにもう一発は無理。

育成例

★6コノヨザル特化サポーター

Tag: 特定レイド特化サポーター

育成データ

詳細

★6コノヨザル対策のサポーター。
ヤレユータン自身のすばやさは低いが、すばやさに努力値を多く振ることで抜けるようにしている。
「ダメおし」が弱点になるが、「等倍『インファイト』180＞弱点『ダメおし』120」となるため、相手があくテラスタルでなければ「インファイト」を誘発できる。
立ち回り

1. 初手に「ちょうはつ」
2. 2手目に「スキルスワップ」
3. その後は主に「ひやみず」
4. バリアがない状態で「ちょうはつ」が切れたら「ちょうはつ」
5. 弱体解除が見えたら「かえんだま」を「なげつける」

最強のジュナイパー対策サポーター

Tag: イベント特化サポーター

育成データ

詳細

最強のジュナイパー対策のサポーター。
飛行テラスタルに対してはハラバリーやミライドンなど優秀な味方が多い。
「さいはい」で味方の行動回数を増やすことでサポートの役割が終わったヤレユータンを火力として換算できるようになる。

時間80%までは「リフレクター」と「ちょうはつ」、その後は「ひやみず」で攻撃を下げて頃合いを見て「さいはい」モードに移行する。

特性「きょうせい」で「かいがらのすず」を渡すのも稀に役に立つ。
テツノカイナが「ブーストエナジー」を持ち込んできた場合に「かいがらのすず」を渡せれば「かみなりパンチ」で回復が行えるようになる。

最強のピカチュウ対策サポーター

Tag: イベント特化サポーター

育成データ

詳細

最強のピカチュウ対策のサポーター。
ラランテス、ジャローダに速攻でチャージを積ませてチャージ吸収前にテラスタルさせ短期決戦を目指す型。

立ち回り例+ラランテス同席時行動例

1. １ターン目がっちりぼうぎょ
2. １ターン目ラランテス「にほんばれ」
3. （味方が誰も使わなかった場合）２ターン目「はたきおとす」
4. ２ターン目ラランテス「リーフストーム」に「さいはい」1～2回
5. ラランテステラスタル
6. いけいけドンドン
7. ひんし

順番は可変。味方が都合よく動いてくれるわけではないので上手くハマらなかった場合はキッパリ切り替えていくこと。

選択技はお好みで。
「にほんばれ」は「なみのり」のダメージを大きく軽減し「かみなり」の命中を削げるが味方が採用していることも多い。
（「はたきおとす」も味方の採用率は高めだが、誰も持っていない場合の被害が大きいため必ず入れることを勧める）

持ち物は「なみのり」2発目のダメージを抑える「タラプのみ」か、鬱陶しい「かみなり」の麻痺を防ぐ「おんみつマント」を推奨。

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