【つかう】

Last-modified: 2020-06-10 (水) 22:26:24

概要

【アイテム】を使うことによってその効果を発揮させるための行動。
この行動を命令する【どうぐ】のサブコマンドが「つかう」となっている。
 
以降、作品に機種を明記しない場合はオリジナル版を表す。

アイテムの使い方

移動中

DQ1では「どうぐ」にサブコマンドがなく、道具を選択するとすぐにそれを使用する。武器・防具は使うことができない。
DQ2からは「どうぐ」のコマンドでキャラクター→道具の順に指定すると「どうする」の選択肢が現れ、その中から「つかう」を選択する。リメイク版DQ1も同様の方法となる。さらに使う相手を選べる場合は「だれに」の選択肢で対象者を選択する。
各キャラが所持しているアイテムの場合、「つかう」のは所持者本人となる。このため【死亡】しているキャラクターのアイテムを使用することはできず、誰かが一旦持ち物から取り出してから「つかう」必要がある。
DQ7以降(リメイク作品はDQ3以降)では【ふくろ】の中にあるアイテムに対しても「つかう」が表示され、この場合は先頭のキャラが使用する。
 
DQ9の装備品と【だいじなもの】は「つかう」ことができない。

戦闘中

戦闘中の「どうぐ」コマンドではサブコマンドが出現する条件や作品は限られ、サブコマンドが出ない場合はアイテムを選ぶと直ちに使う。
 
DQ1の戦闘中の「どうぐ」コマンドは、戦闘で使う意味のある道具しか使うことができない。DQ2からは、指示するキャラクターが所持しているアイテムなら全て使うことができる。
DQ3・DQ4・DQ5とSFC版『DQ1・2』では、武器を選んだときのみ「そうび/つかう」のサブコマンドが出る。「そうび」はその武器を装備して攻撃、「つかう」は武器の道具使用という使い方になる。
DQ6・DQ7・DQ11とDQ3(SFC~ガラケー版)、DQ4(PS版)、DQ5(PS2版)では戦闘コマンドに「そうび」が独立しており、またDQ9では【さくせん】コマンド内で装備の変更を行う仕様である。これらの作品では「どうぐ」は使用専用のコマンドであるためサブコマンドは無い。
DQ8とDQ3(スマホ版以降)、DQ4~DQ6(DS版以降)、DQ7(3DS版以降)では個人コマンドの「そうび」は無く、「どうぐ」のサブコマンドとして「つかう/そうび」が登場。武器以外の装備品に対しても、さらにDQ8ではすべてのアイテムに対してサブコマンドが表示される。

アイテムの使用

アイテムを使うと、例えば【やくそう】であれば対象者の【HP】が回復し、【ラーのかがみ】などの重要アイテムは特定の場面で使うことによってシナリオを進めることができる。
 
薬類などの消耗品は一度使用するとなくなってしまう。シリーズ初期の作品では効果が無かった場合にもアイテムは消費されてしまうが、後に「今の◯◯◯◯には必要なさそうだ」などと表示され、アイテムが消費されないように変更された。
逆に何回使用して効果を発揮してもなくならない道具もある。【けんじゃのいし】などが代表例だが、【いのりのゆびわ】は一定確率で壊れてなくなるという特殊な仕様になっている。
これらのアイテムには使う対象を選択できるものと、選択することができないものが存在する。
 
特に効果は無くても、【すごろくけん】など使ってみることで特別なメッセージが表示されるアイテムもある。
そういったメッセージも無いアイテムは基本的に「しかし 何も起こらなかった」などといったメッセージが表示されるが、DQ5以降は、イベント用アイテムには「しかし ここでは 何も起こらなかった。」、戦闘で使用するアイテムには移動中に「しかし 今は 何も起こらなかった…!」などと表示されるものもある。
戦闘では効果のないアイテムを使うと、その場に何の変化ももたらさない【無駄行動】として1手分の行動が消費される。

装備可能な道具の脱着

DQ5以前およびSFC版DQ1・2では【りゅうのうろこ】などの装備可能な道具を、使うことによって身につけることができる。
DQ5では装備コマンドでも道具の脱着が可能なうえ、すでに装備している道具を「つかう」ことでも外すことが可能。
【装飾品】という分類が登場したDQ6以降と、DQ1・DQ2(スマホ版以降)、DQ3~DQ5(リメイク版)では、移動中の「どうぐ」のサブコマンドにも【そうび】が追加されたので「つかう」での脱着はできなくなった。

重要アイテムの使用

シリーズ初期より、シナリオを進めるために必要な重要アイテムの一部は、特定の条件と場所で「つかう」ことによって道が開けるパターンが多かった。【NPC】から聞ける情報などを基に、何処で、どのタイミングで、何に対して使用するかをプレイヤー自身が推理する必要があった。
しかし重要アイテムの多くが【だいじなもの】として一般の道具と別枠で扱われるようになったDQ9以降は、使用すべき場所にさえ行けばムービー内で自動で使用したり、【はい/いいえ】の確認で「はい」を選択することでアイテムを指定することなく使用できる形になった。
例えばDQ3とDQ11では共通して6つのオーブが登場するが、前者では一つ一つを祭壇に向かって「つかう」をしなければ捧げることができないのに対し、後者ではオーブを揃えて祭壇にさえたどり着けば、ムービー内で自動的にすべてのオーブが捧げられるため、「つかう」を実行する必要は全く無くなっている。
この傾向は新作だけにとどまらず、DQ6以降のリメイク版でも見られるようになった。

鍵の使用

DQ5以前では、対応する鍵を使うことで【扉】開けることが可能。
DQ1やDQ4には【とびら】コマンドがあり、DQ5とSFC版DQ1・2では同コマンドに加えて【便利ボタン】で扉を開けられるが、どうぐコマンドでカギを使用しても開けられる仕様である。
なおDQ2までは扉に接していれば開けることができるが、DQ3~DQ5やリメイク版DQ1・2では先頭キャラに扉の方向を向かせる必要がある。
DQ6以降とリメイク版DQ3以降では触れるだけで、あるいは便利ボタンのみで扉を開けるようになり、カギを道具使用しても

カギが あえば
もっているだけで 扉は開くぞ!

と表示されて、使用する意味が完全になくなった。

装備品の道具としての使用

DQ2から武器や防具をどうぐコマンドで使うことができるようになった。リメイク版DQ1にも導入されている。
 
多くの武具は、使っても「しかし 何も起こらなかった」などと表示されて無駄行動となるだけだが、一部の武器は戦闘中に使うと

あるすは おうじゃのけんを ふりかざした!
とどろくらいめいが くうきを ひきさく!

といったメッセージと共に、特殊な効果が発揮される。
基本的に【呪文】と同じ効果が得られる事が多く、上記のおうじゃのけんの場合はバギクロスと同じ効果である。
【MP】などを消費することはなく、更に道具使用したアイテムがなくなることもない。
 
MPを消費せずに呪文と同じ効果が得られるため、呪文を使えないキャラクターにとっては非常にありがたい存在。
該当する呪文を普通に使えるキャラクターであっても、この方法を用いればMPを節約することができる。
DQ2やDQ3でいかずちのつえがどれだけ旅路に貢献したかは計り知れない。
また、効果自体が呪文と酷似(あるいは一致)していても、呪文そのものではないためか、マホカンタの反射などはされない。
敵側が道具を使用して攻撃してきた際も同じなので、便利な分だけ警戒もしたい。
呪文の威力にはDQ8では【かしこさ】、DQ9からは【こうげき魔力】【かいふく魔力】で上方修正がかけられるようになったが、道具の効果には適用されない。威力が無関係の補助呪文などの便利さはほぼ据え置きだが、攻撃・回復呪文の効果は実際の呪文の方が優位になった。
後に示す例外を除けば【やくそう】などといった普通のアイテムと同じように全ての武具を誰でも使用できるため、DQ2のちからのたてやDQ7の【ほのおのツメ】などを道具使用のためだけに全員に持たせることもしばしば行われる。
 
DQ5の【ふっかつのつえ】、リメイク版DQ4の【ぎんのタロット】は戦闘中だけでなく移動中も使用することができ、【かぜのぼうし】は移動中にのみ道具として使用することができる。
DQ3の【ガイアのつるぎ】、DQ4・DQ5の【マグマのつえ】、DQ8の【石のつるぎ】はキーアイテムも兼ねており、特定の場所で使うことで道が開ける。

DQ3

他の作品とはシステムがやや異なっており、「どの性別・職業でも道具使用可能な装備品」「女性のみどの職業でも使用可能な装備品」と「装備可能な職業しか道具使用できない装備品」が存在する。
使用不可のキャラは「つかう」を選んだ時点で「◯◯◯◯は ◯◯◯◯◯◯◯を つかえない。」と表示され、使うことで1手行動を消費することもできない。
ただし、SFC版の【盗賊】はバグにより後者の装備品のうち「剣」に属する5種類の道具効果を使うことができる。GBC版以降では修正されている。

DQ4

前作と違って基本的にすべての武具を誰でも使用可能。
しかし、【ぎんのタロット】だけは【ミネア】が使った時にのみ本来の効果が現れ、他のキャラが使っても無駄行動になる。
また、第五章では作戦が【いろいろやろうぜ】だった場合、戦闘中に使って何らかの効果がある道具だけを使用する可能性がある(一部例外あり)。

DQ9

武器や防具、アクセサリーをキャラクターに「装備させずに持たせておく」ことができないため、装備している武器・防具・アクセサリー以外を道具使用させることはできない。
これにより【いのりのゆびわ】の使い勝手はますます下がった。