概要
| 肉の支配者 ~ セオディン マルセル 第一形態(Grim Dawn Tools) 第二形態(Grim Dawn Tools) 第三形態(Grim Dawn Tools) |
DLC:AoMで導入されるAct6のストーリークエスト最終ボス。
最初はイーサーをまとった甲虫のような外見だが、戦闘が進むに連れて見た目も動きも大きく変化する。
特性
攻撃属性
物理/雷/イーサー がメインで、特にイーサーは割合が高い。
またヘルス割合減少も複数持つ。
耐性
毒酸/生命力 に高めの耐性*1を持ち、それ以外の耐性も全て一定の水準があり隙がない。
意外とイーサー耐性は他の様々な属性と同程度の値。
CCとデバフ
気絶/減速/ダメージ減少/防御能力低下/遠隔ファンブル(50%) など、多彩なCCとデバフを持つ。
中でも防御能力低下の数値がかなり高く、最高難易度では -400 近く下げられてしまうのでクリティカルを貰わないように注意。
形態変化
ボスのヘルスを削りきるごとに形態が変化する。
第一形態ではその場から動かず攻撃も比較的控えめだが、第二形態では移動を始めて広範囲の攻撃が多くなり、
第三形態では付近にあるクリスタル状のオブジェクトも絡めてエリア全体を埋め尽くす勢いでの攻撃を展開する。
特に第三形態では攻撃の密度と頻度から、活力を用いたヘルス回復は使用できる場面がかなり限られる。
主なスキル
扇状イーサー弾
第一形態で使用。緑色に光る両腕を地面に叩きつけ、前方扇状に低速で進む多数の砲弾を放つ。
砲弾は 物理/雷/感電/イーサー ダメージを与える。
根元付近で当たると大きくヘルスを削られるため、できれば発動を見て回避スキル等で距離を取りたい。
なお見た目に分かりづらいが、一定距離を進んだ後に戻っていく弾にはダメージ判定がない。
イーサー噴出
第二形態で使用。エリア内の多数カ所にイーサーの噴気のようなダメージエリアを作り出す。
エリアは6秒間持続し、触れた対象に 火炎/イーサー ダメージと与ダメージ減少デバフを付与する。
見た目がやや地味なので軽視しがちだが、ダメージ減少デバフの値がかなり高め*2でADCtHに頼るキャラは一気にピンチになりかねない。
ダメージも地味に痛いので、これが展開されたエリアには近付かないのが無難。
隕石連打(破砕付与)
第二形態で使用。右腕を大きく上げて振り回し、6個の大型隕石を時間差で落下させる。
隕石は 物理/火炎/イーサー ダメージと、 破砕/防御能力低下 デバフを与える。
ダメージが大きくデバフも危険。見た目が分かりやすくスキル使用から初弾の着弾まで数秒の余裕もあるのでしっかり回避しよう。
ジャンプ攻撃(破砕付与)
第三形態で使用。大きく飛び上がってから地面に激突し、広範囲に 物理/イーサー ダメージと気絶を与える。
また攻撃ヒット時には 雷/イーサー ダメージと 破砕 を与えるダメージエリアを12秒間その場に残留させる。
ダメージが高い、気絶が長い*3、破砕が怖いと危険要素の揃ったスキルで、回避優先度は非常に高い。
クリスタルの攻撃
戦闘エリア内に複数存在するクリスタルは、近付くだけで受ける少量のイーサーダメージをはじめ、ボスの形態に応じて多様な攻撃を仕掛けてくる。
特に第三形態で放つ以下2つの攻撃は危険度が高い。
- 自キャラに向けて、2個1セットの砲弾を連射する。
砲弾は高めのイーサーダメージに加えてヘルス割合減少効果を持ち、連続被弾は危険。
弾速は遅いので移動さえすれば回避は比較的容易。
- 全方位等間隔に10個1セットの砲弾を連射する。
砲弾は 物理/イーサーダメージ で構成され装甲が薄いキャラは高いダメージを受けやすく、また 総合速度/防御能力 低下のデバフも付いてくる。
自キャラを狙って撃つわけではないが、エリア全体に多量の弾をばらまくため立ち位置によってはかなり回避が難しくなる。
撃ち始めたのを見たらできるだけ各クリスタルから離れた位置に移動すると被害を抑えやすい。
ペット召喚
戦闘エリアの左右上部にある通路から、毎回ランダムな得意属性を持つ イーサー コラプション型のヒーロー "セオディンの創作" が出現する。
高難易度になると、アルケイン属性=こちらのバフを解除してくるタイプ のものが選ばれる事があるが、
この敵は名称に「アルケイン」が付いていないため注意。明るい青紫の体色をしていたら優先して処理しておこう。
戦術
物量攻撃への対策
放たれる大量の攻撃を全て受けていると、よほど耐久性に優れたビルドでなければヘルスがいくらあっても足りない。
装甲/耐性/防御能力 をある程度備えていても苦戦する場合には、扇状イーサー弾や召喚する渦巻、大きなモーションからのジャンプ攻撃など
危険度の高い攻撃をピンポイントで回避しながら戦ってみよう。
また、部屋の各所に浮遊しているクリスタルは後半になればなるほど大量の攻撃を放ってくるので、これらを受けにくい位置取りも工夫してみるとよいだろう。
戦闘が長引くと、ボスとクリスタルの攻撃に召喚されたザコで画面が溢れがちになるので、それらの対処が難しいと感じるなら高火力で短期決戦を狙うのも一案。
その他
ドロップ
死亡時に下記の専用MIをドロップする可能性がある。
| レア片手セプター | [ハート オブ セオディン マルセル |
他の場所での戦闘
他のボスと同様にマルセルもシャッタードレルム等でも登場するが、その際には戦闘開始時から既に第二形態、エリア内のクリスタルがないなど、
本来の場所で戦う際とはかなり異なる状況での戦闘となる。
クリスタルがない分攻撃は大幅に緩和されるが、実質2体分のボスと連戦することになるため制限時間を圧迫されがちなのが困りもの。
余談
戦闘エリアの上部左右にある通路は敵が出てくるだけのスペースで、ダメージ床を無理矢理乗り越えて進んでみても袋小路になっているだけで特に何もない。
なんとなく何かありそうな地形の魅力に抗えないのか、結構な数の乗っ取られがここでひっそりと命を散らせているとか。
