虚無界からのホラー、クトーニアンは悪夢の「もの」である。
グリム ドーンの前、クトーニアンは正道を踏み外したアルケインの儀式によるか、力ある魔術師が招き寄せることで、ケアンに見られるだけだった。
その試みを根絶する努力にもかかわらず、血の儀式やクトーンの生物祈祷を中心として教団が形成された。
教団信者たちが特に一つの名前を唱えているのが耳にされた、それが「クトーン」である。
世界の混乱と共に教団は強く成長し、理に適わなくなった世界の答えを必死で求める新たな信者たちを集めている。
クトーニアンとそれに忠実な教団は、イセリアルとは不和のようであり、血のために無力な人間を熱心に収穫し、イセリアルの憑依物として使えぬようにしている。
Info

タイプ: 敵対派閥
名声対象派閥: カイモンの選民、追放者、◆ バロウホルム
悪評上げ
クトーニアンは物語の中核にあたる存在のうちの一つであり、主にAct3以降大量に出現するようになります。
クトーニック・リフト (灰の荒地 / 見捨てられた荒地) やカオスの要塞ではクトーニアン関連のみが出現するため、通うことで容易に悪評を上げることができます。
関連バウンティ
退治欄の各文字は、以下を簡易的に示しています。
- [M] 雑魚狩り
- [H] ヒーロー (バウンティによらず出現するものを含む)
- [B] エリアボス
また、太青字のバウンティ名は、複数の派閥で同じ対象が存在することを指します。 *1
詳細は各派閥ページをご確認ください。
悪評上昇値はすべて ノーマル: -50 / エリート: -100 / アルティメット: -150 となっています。
Devil's Crossing デビルズ クロッシング
- 退治
- [B] Blade of Ch'thon ブレイド オブ クトーン
[H] The Blooddrinker ザ ブラッドドリンカー
Rover 放浪民
- なし
Homestead ホームステッド
- なし
Kymon's Chosen カイモンの選民
- 退治
- [B] The Bloodlord ブラッドロード
[H] Chosen of Ch'thon チョーズン オブ クトーン
[B] Cripple the Cult カルトを骨抜きに
[M] Gorgers ゴージャー
[H] Ludia Bloodwhisper ルディア ブラッドウィスパー
[B] Rag'Nadar ラグ'ナダール
[B] Salazar サラザール
[H] Unravelers アンラブラー
[H] Vom'Zul ヴォム'ズール
Order of Death's Vigil 死の目醒め修道会
- 退治
- [B] The Bloodlord ブラッドロード
[B] Cripple the Cult カルトを骨抜きに
[H] Karroz's Pet カローズのペット
The Black Legion ブラック リージョン
- 収集
- Blood of Ch'thon クトーンの血
- 退治
- [B] Bane'Gargoth ベイン'ガルゴス
[B] The Bloodlord ブラッドロード
[M] Doomsayers ドゥームセイヤー
[M] Devourers デヴァウアラー
[H] Gluttrius'Maw グラトリアス'モー
[H] Luthus'Balok ルーサス'バロク
Outcast 追放者
- 収集
- Blood of Ch'thon クトーンの血
Bountiful Blood 豊富な血
- 退治
- [B] Harbinger of Chaos カオスの前兆
[H] Innu'Garbal イニュー'ガーバル
[H] Nucus'Dal ニューカス'ダル
◆ Coven of Ugdenbog ウグデンボーグ魔女団
◆ Barrowholm バロウホルム
◆ Malmouth Resistance マルマス レジスタンス
ネメシス
名称 | Benn'Jahr, the Colossal ベン'ジャール, ザ コロッサル |
---|
能力値詳細(外部リンク)
タイプ / 傾向
v1.2.1.0 からはネメシス全般の出現仕様が変更されて、悪評値Max状態で クトーニアン を多く討伐すると、ほぼどこにでも出現するようになりました。
一例として、Act4 終盤にある カオスの要塞 でクトーニアンを討伐していると出現しやすく、先に他のエリア*2でクトーニアンをある程度討伐してからカオスの要塞に行くと、
ローグライクダンジョンの鍵を開けて先へ進む前に出現することもあります。
ベン'ジャールは [物理/カオス/火炎] ダメージを主に扱う、オブシディアン ゴーレム型の中近距離格闘タイプ。
防御面では、[毒酸/カオス] に対して高目の耐性を持ち、ADCtHへの耐性(ライフ吸収耐性)も非常に高い。
攻撃面では、物理を豊富に含んだ強力な殴打に加えて、ヘルス割合減少+気絶効果 を伴う自分周辺への範囲攻撃、
長射程で ヘルス割合減少を伴うウェーブ状の範囲攻撃などを使用するほか、
オブシディアン クラスター(爆弾) を周囲に大量召喚し爆発させることでダメージを与えてくる。
この爆発には [物理/カオス/火炎] ダメージ+ヘルス割合減少 に加えて、総合速度低下デバフも付いている。
また、距離がある程度以上離れていると使用して来る捕縛スキルである オブシディアン トラップ に捕まっている間は、
毎秒ダメージを受けるとともに [カオス] の耐性が 約-20%(カテゴリB) されてしまう。
距離を取ると爆弾で狙いを散らされてしまうため接近したいところだが、肉薄すると持ち前のリーチで近接攻撃が飛んでくる。
周囲に気を配りつつ、離れすぎない程度の距離でチクチクとやるのが良いだろう。
ただし、あまりウロチョロとしていると オブシディアン トラップ によって 捕縛+耐性減少 されてしまう。
防御が薄いキャラだとベンにそのまま殴り殺されてしまったり、
多くの雑魚に囲まれた状態で食らうとタコ殴りにされる危険もあるので、可能な状況では先に周囲をある程度片付けておくと良いだろう。
複数の強敵と同時に戦う、拡張FGのエンドコンテンツであるシャッタードレルムでは、
オブシディアン トラップ によって捕縛されている状態での、
他の強敵による集中攻撃やバフ解除スキルのような特殊攻撃などのコンボが死因になりやすいため、
防御の薄いビルドほど、捕縛耐性(捕縛時間短縮)をしっかりと積んでおく必要がある。
また、メインキャンペーン内よりもダメージ強化されているためか、爆弾の一斉爆発で致命的なダメージを受けるような事もある。
- v1.2.0.0 アップデートでは、これまで持っていた [カテゴリAの全耐性減少デバフ] は削除された。
かわりに、近距離で使う脇を締めてから両手で突いてくる殴打スキル と 爆弾の爆発 にSunder(破砕)という特殊デバフ効果が追加された。
v1.2.1.0 アップデートでは、これまで持っていた [カテゴリBの物理耐性減少デバフ] が捕縛スキルから削除された。
これらの変更により、A+Bカテゴリ合計で物理耐性をスカスカにされることは無くなったが、
Sunderが付いている両手突きと爆弾のダメージや、これらのデバフが残っている間の追撃によるダメージの脅威は増している。
両手突きは使用間隔が短く、爆弾は範囲が広いため、これらを頻繁に受けてしまうフェイスタンク型ビルドの場合は高いディフェンスとヘルス回復量が必要だが、
遠隔/召喚/DoT 型のビルドでは距離を取って回避しながら攻撃できるため難易度が下がる。
ネメシス2
名称 | Grava'Thul, the Voiddrinker グラヴァ'スル, ザ ヴォイドドリンカー |
---|
能力値詳細(外部リンク)
タイプ / 傾向
v1.2.0.5 までは Act5終盤~Act6序盤 の特定地点でしか遭遇することがありませんでしたが、
v1.2.1.0 からはネメシス全般の出現仕様が変更されて、悪評値Max状態で クトーニアン を多く討伐すると、ほぼどこにでも出現するようになりました。
一例として、Act4 終盤にある カオスの要塞 でクトーニアンを討伐していると出現しやすく、先に他のエリア*3でクトーニアンをある程度討伐してからカオスの要塞に行くと、
ローグライクダンジョンの鍵を開けて先へ進む前に出現することもあります。
グラヴァ'スルは [物理+カオス] ダメージ+ヘルス割合減少攻撃 を主に扱う、ヴォイド オプレッサー型の中近距離格闘タイプ。
こちらを追いかける範囲はかなり広いようで、一度交戦すると逃げ切るのは至難。
攻撃手段としては直接の近接攻撃だけではなく、召喚スキルや追尾弾などの搦め手も備える。
一定距離以上離れると使用してくるスキル妨害付きの突撃スキルや、
こちらのダメージ出力をかなり高い値で割合減少させるデバフ付きの大振りの横薙ぎスキル 等には、
カオスに加えて、かなりの割合の物理ダメージも含まれている。
装甲や物理耐性をあまり積んでいない場合は、黄金の左フック一発で数千のヘルスを簡単に持っていかれてしまう為、要注意。
周囲には常に、毎秒ダメージ+攻撃/詠唱 速度低下+ヘルス最大値減少 の効果を持つデバフオーラを展開し、
ヘルス割合減少攻撃でごりごり削ってくる上に、後述のペットも非常に厄介なため長期戦は不利。短期決戦で一気に仕留めたい。
幸い、耐性的には [火炎/雷] への耐性と、ADCtHへの耐性(ライフ吸収耐性)がかなり高い以外はさほど高くはない。
(意外とカオス耐性もかなり低く、物理耐性に至っては全体でもかなり低い部類)
- v1.2.0.0 アップデートでは、これまで持っていた [カテゴリAの全耐性減少デバフ] は削除された。
かわりに、羽ばたくモーションから四つん這いになって出すウェーブ型の範囲攻撃にSunder(破砕)という特殊デバフ効果が追加された。
Sunderデバフ中は後述ペットからの攻撃も合わせて、かなり厳しいダメージを受けてしまうが、
予備モーションが大きく再使用間隔が長目のため、1回目の使用に注意しておいて、
移動スキルなどで躱してから高火力で一気に削るような対処はしやすい。
定期的に複数召喚して来る 赤黒い渦巻のような不死属性のペット は、
こちらの足元に来ると 高確率ファンブル効果 のデバフを伴う、カオスダメージ+ヘルス割合減少 の攻撃を毎秒仕掛けてくる。
以下のような要因から、防御+回復面が万全なビルド以外では、ペット複数を足元に置いたままで居ると、
本体からの攻撃と合わせてアッという間に削り殺されてしまう事も有る。
- ファンブル=攻撃失敗確率 を付与するデバフに対しては対抗手段がなく、ペットの攻撃をとにかく避ける程度しか対策がない。
ヘルス回復を 攻撃ダメージヘルス変換(ADCTH) に完全依存しているビルドでは、攻撃失敗の連続により回復量が格段に低下する。
- ヘルス割合減少攻撃に対抗出来る [ヘルス減少耐性] については、対応防具・スキルの数が非常に少なく、
高耐性確保は特定のクラス+装備以外は実質不可能となっている。*4
(スフィア オブ プロテクションやインクィジター シールなどの全属性対象のダメージ吸収スキルがあるとダメージ軽減できる)
更に、完全に防御+回復面が完成し、ペットからの ヘルス割合減少攻撃+ファンブル効果 を受けながらでも、
本体と近距離で殴り合いが出来るようになったビルドでさえ 一転ピンチになるような攻撃として、
こちらのバフを全て解除するピンク色の追尾弾を戦闘距離に関わらず 二個一組で発射してくる。
常駐式の物を含めた自己バフを全て解除される事は、
エンドコンテンツで複数の強敵と同時に戦っている場面では即死を招く要因となるほか、
追尾弾のダメージ自体も [物理/カオス/火炎] が結構な量で含まれる事に加えて、ヘルス割合減少攻撃まで付いて来るため、
ヘルス最大値が低いビルドの場合、デバフオーラで更に減らされたヘルスを直撃でチュンッと消されてしまうこともある。
幸い、発射時の予備モーション(上を向き腕を広げて胸を張る)が大きく弾速は比較的遅目な為、
予備モーションを見てから離れ、弾が消えるまで逃げ続けたり、障害物や地形に誘導し当てて消すという対処は可能。
近接攻撃しか持たないビルドでは、上記のペットやバフ解除弾のせいで苦戦する事が多い一方で、
遠間から耐性減少と持続系のダメージを入れて逃げ回れるようなビルドやペットビルドは、かなり有利に立ち回る事ができる。
※解説動画も入れてみました⇩
コメント
- やっと近接職でヘルス減少耐性0でも、グラヴァ'スルが倒せたので、まだの人にポイントを。1:自分のデバフアイコンにハービンジャーの顔が出たらとにかく消えるまで逃げる。2:追いかけてきて大振りのパワーアタックを打った後が攻撃のチャンス。この攻撃の直後は厄介な攻撃をしてこないのでブリンクスキルで突撃できるから3~4発殴って逃げるといい。 3:ホーミングオーブ(ピンクの追尾弾*2)を打たれたら走って離れて間に障害物を挟んでそこにぶつかって消えるように仕向ける ちなみにモーンデイルで遭遇した場合だけ、マルマス近郊にエリア名が変わるまで走れば追尾は無くなります -- 2017-12-02 (土) 03:21:28
- グラヴァ’スルは90%超えるような極端に高い耐性がない(雷と火のみ若干高く70%近い)ため、自分の得意属性のコンポーネントスキルを当てて逃げ回っているだけでも驚くほどダメージを出せる印象。近接攻撃オンリー職でも入れ替えスロットの武器にターゲット指定の遠距離コンポーネントスキル(イーサーコラプション)などを仕込み、マンティコアなどのターゲットした敵に発動する星座スキルをアサインしておくことで安全に狩ることも可能。雑魚に囲まれると動けなくなるためグラヴァ’スルの周りの敵を遠巻きから釣って可能な限り広い範囲殲滅することが大事。 -- 2018-02-21 (水) 20:04:24
- 慣れるとグラヴァ’スルはスピードよく倒せるからいいね。クバカブラとこいつ、新ダンジョンを周回するのが最近の日課だわ。 -- 2018-07-08 (日) 23:02:10
- 繰り返し狩るならペットビルドが一番楽だよ -- 2018-07-08 (日) 23:29:14
- グラヴァは出現場所が固まっているから、バロウホルムから北上するだけで全部の出現場所を探せて快適。ファビウスマラソンしてた時を思い出すなー。 -- 2018-09-02 (日) 10:56:37
- クトーニックで頭上に青い印が出てる敵が何度も体力回復していて死なないのですがこれは仕様ですか? -- 2018-10-15 (月) 15:39:34
- https://www.grimtools.com/monsterdb/ja/496/skills リチャージごとに範囲回復スキルを使います。イセリアルの魔術師にも似た敵が居ます。 -- 2018-10-15 (月) 15:56:01
- グラヴァはとりあえず急に胸を張って駄々をこね始めたら何をおいても逃げるってのを心掛けておくだけで勝率が跳ね上がる。逆にそれを知らないのが敗因の大半を占めてると思う… -- 2019-08-24 (土) 19:03:14
- 追加してくれた動画イイネ -- 2022-09-17 (土) 16:13:45
- v1.2 版ではベンジャールの殴りスキルと設置スキル、グラヴァスルの羽バサバサにSunderが追加されていました。 -- 2023-11-18 (土) 15:07:17