Journals ジャーナル (Act5~Act6)

Last-modified: 2020-05-04 (月) 17:10:49
注意

このページはゲーム中に登場するジャーナル(拾ったり得たりするメモ書きなど)を掲載していますが、
その性質上ネタバレ成分を大量に含んでいます。
ゲーム内での読了を強くお勧めしますが、先に読んでしまったとしても一切責任を負うことはできません。

あくまで既に読んでいる人が改めて確認するためのページになっています。

注記1:どれが何処で手に入るか、は記載していません。
注記2:筆者等の人名の英表記が題名や本文に含まれていない場合は、併記しています。



Act5 Edit

What does the future hold? 未来を支配するのは何か? Edit

内容

この耐え難い時代の中で、私はしばしば祈りの中に自分を見出す。
心は答えのあり得ない質問で一杯になる。
もし答えがあるとして、我々は本当にそれらを知る運命にあるのだろうか?


神は不可解なやり方で働いている。
我々の守護者は与え、そして奪う。
だが、従う者たちに対して彼は寛大だと、私は疑いなく信じている。
私は今、我々の存在の必要性を理解している。
我々の選択は結果をもたらし、我々は与えられたすべてのものに対して敬意を表して頭を下げなければならない。


彼がなければ我々は取るに足らないものだということを、我らが忘れることなど決してできないのだ。
我々の家は沼の水に飲み尽くされ、我が民人は狂気に屈したウェンディゴたちに滅ぼされるだろう。
これらのことから、我々は戒めを得なければならない。
すなわち、不服従は死を生じ、義務について腹をくくってなければならないと。


Aurin's Recipe オーリンのレシピ Edit

内容

肉のまともな切り身を目にするのは、近頃では稀なことです。
そこで、大いなる敬意を払って新鮮な殺しを楽しむために、あらゆる機会を取り扱うことが私たちの急務なのです。
採石場からの切り身は少し堅くて脂肪が少ないことが分かりましたが、完全に不快というほどのものではありません。
屠殺したばかりの鹿にとても似ています。
そして、初めは吐き気を催す味だと思っていましたが、その繊細な層とニュアンスが益々好きになってきました。


スコーヴ集団の人気者の一人として、私は概して最良の切り身を選択し、常に夢中になって脚や上腕の屠殺部分を取りに行きます。
骨は、料理した後に本当に味を閉じ込め、肉をジューシーに保つので、取らずに残しておくよう願います。
とはいえ、私の最近の実験では、より短い時間の料理で遥かに最高の満足を得られることが明らかになっています。


並べて焦げ目を付けた肉に、細かく刻んだ黒玉ねぎ適量を添え、ワイトマイアハーブを少々、柔らかく振りかければ、
まだ血が滴っている切り身はバロウホルムで皆の羨望の的となる絶妙な経験をするものになるでしょう。
決定的なコツは、内側がまだ肉汁で一杯の状態である間に、外側を焦がすことです。


スコーヴ様ご自身が、私のインスピレーションは破壊的な渇望すら取り除くことができると仰いましたが、
それは私たちのやる気を保つために言っているのだと承知しております。
私はそのような賞賛に値する者ではございません。


─Aurin Evelline
─オーリン エヴェリン


Through Flesh We Become His Chosen 肉を介して我らは彼に選ばれた Edit

内容

私は、必ずしも味を楽しんでいたわけではない。


初めは、それが不快だと思った。
筋肉は固く、その風味は呑み込むことを難しくした。
とりわけそれが生だった場合は。
しかしスコーヴは、大いなる者からの贈り物を心から受け入れるには、
調味料や炎に訴えるよりも、自然のままの状態でそれを楽しむことを学ばなければならない、と強く主張した。


私は、他の者たちと同じように抵抗した。
しかし、やがては歯の間に染み込んだ新鮮な血の感じ、舌に乗せた血の塊の鉄の味を、受け入れるよう認識が変わってきた。
飢えがそれを少しばかり助けたのは確かだ。
とはいえ、新鮮な犠牲者のことを思うと、今もなお悪寒を感じる。
これは、我々が主により親しむことになる、とスコーヴが言ったことの意味だと信じている。


スリル、エナジー、変化...私は変化を感じることができる。
それは私の内部で成長する。
それは、濃い深紅のような色に目が黒ずむことから始まった。
更に旅が進んでいる他の者たちは、骨の痛みについての懸念を述べた。
スコーヴは我々に、それが普通でいずれは過ぎると言って安心させた。


これがどんな変化をもたらすとしても、私は今、神経質な喜びをもってそれらに期待する。
ただラヴァジャーにより近づくことだけを望んでいる。


─Olidia
─オリディア


The Ravager ザ ラヴァジャー Edit

内容

不正。これは大いなる者の物語である。不正、そして裏切り。


ラヴァジャーは、かつて我々の間を歩いていた美しいクリーチャーであり、自然の均衡の化身だった。
彼は崇拝者の間で繁栄し、たくさんの贈り物を授けた。
だが、彼はそのような力に恵まれた唯一の者ではなかった。


獣神は、ラヴァジャーの信者を羨んだ。
夜の暗闇の中で、神はラヴァジャーのねぐらを探し求め、奴隷の助けを借りて、この領域から大いなる者を追放した。


実体を失い忘れられて、ラヴァジャーは霊的な監獄に自ら身を投じた。
彼はこの領域に戻り、彼にされた間違いを正そうと努めた。
そして、我々の犠牲を介して、彼の審判の日は間近に迫っている。
我らは彼の意志の先駆け、彼の慈悲の後援者となるだろう。
そして、ラヴァジャーの顎が裏切り者の喉の傍に近づき閉じられるとき、我らは彼の血を飲んで、自分の劣った点を克服するのだ。


Bloodsoaked Scribblings 血染めの走り書き Edit

内容

我々は、一週間以上前にバーウィッチを去った。
あの場所には何か悪しきことがあり、クリーグの住居周辺で奇妙な事が起きているとの噂があった。
それでフレイザーは、そこから離れて北に向かうべきだといういかれた考えを持ったのだ。
彼は、道を少し進んだところに素敵な街があると言った。
彼は知っているはずだ。一年と経ってない前、彼はそこに住んでいたのだから。
彼は、旅は困難だが、我々が団結すればなし得るだろうと言った。
それは完全に間違っていた。


街を出て一日も経たないうちに、事態がまずくなり始めた。
最初にベアトリックスが熱で倒れた。
彼女の肌は青白くなり、目がどんよりと曇った。
その夜、彼女は我々に当たり散らし、嘔吐し、森にいる何かの生物が彼女の背中を見つめていると言って金切り声を上げ始めた。
次の日、同じことがハインリッヒに起きた。


二人とも病気なため、我々はゆっくりとした旅を強いられた。
フレイザーと私は、間に合わせのそりに彼らを乗せて牽引した。
引き返すにはあまりにも遠くバーウィッチから離れてしまった。
だが、フレイザーは一日かからない旅で、前方に宿屋があることを知っていると言った。
それで我々は前進を続けた。我々が宿屋に着いたとき、そこは放棄されており、空気は死の匂いが重く立ち込めていた。
それでもなお、我々にはどうしても避難所が必要だったため、そこに留まることにした。


騒音が始まったのは、その夜だった。
フレイザーは、そんなものは聞こえなかったと言った。
だが、私はそれを明瞭に描き出せる。
それは動物が唸りながら、宿屋のほんの外側を動き回っているように聞こえた。
夜が経過するにつれ、騒音はどんどんうるさくなって、私は自分の正気を疑い始めた。
フレイザーは、そんなのは何ほどのものでもないと強く主張したが、私は奴らが外にいたと誓うことができる。
夜明けが来た時、私は動きたくなかったが、フレイザーは宿屋から私を無理やり追い出した。
続けなければ我々は安全じゃないだろう、と彼は言った。
それで、我々は草茂る道に沿って、北にそりを引き始めた。


足跡は我々自身のものを映していたが、移動するにつれて奴が我々を追っているのが聞こえた。
ベアトリックスとハインリッヒは、分ごとに病状が悪くなり、我々はじきにそりを強く引くのが嫌になった。
私の手には水ぶくれができ、足は凸凹の道で血まみれになった。
フレイザーは、彼らを置き残さなければならないと言った。
そりを引くのがあまりにも重くなったからだ。
けれど、それは私にとって腑に落ちることではなかった。
我々は彼らの運命についてあれこれ議論したが、議論を続けるに従い互いにだんだん腹を立てた。
それは、フレイザーがキャンプ用の手斧を掴んで、直ちにその場で彼らを殺すべきだと脅した時のことだ。
彼は、私が彼らをあの世に送らないのなら、私のためにすぐやるぞと言った。
次に起きたことの理由にはならないが、私は頭の中に火が付いたように怒鳴り声に圧倒されて怖くなった。
それで彼を押しやると、彼は根につまずいて頭から倒れ、右胸に手斧が突き刺さってしまった。
彼は肺と口から血を溢れさせ、恐怖で私を見上げた。


それを目にしたとき、奴は森の端でフレイザーの後ろに立っていた。
がっしりとした見るも恐ろしい人影は、まるで死んだ獣の頭が付いた人間のようだ。
私は束の間凍り付き、次いで道なりに駆け出した。
走った時に、置き去りにしないでくれと喉をゴロゴロ鳴らしながら懇願する、フレイザーの叫びが聞こえた。


彼ら全部で三人が、狐に食われる兎のように暗闇の中で泣き叫んでいるのが、まだ聞こえてくる。
何時間も経ったのに、なぜ彼らは死なないのだろう?
あのものはまだ、そこにいるのだろうか?私を嘲っているのだろうか?
私は前に進むことができない、もう我慢の限界だ...


Cratch Moore's Order クラッチ ムーアの注文 Edit

内容

最近、この地域には若干数の奇妙な旅行者たちがいます。
当旅館は、この季節としては異例なほど多忙です。
いえ、そんなことの不満を、お聞かせしようというわけではありません。


最近、私のポケットにはかなり余分のコインが入って来ますが、この地域を通り抜ける人々は、私どもが見慣れているそれとは違うようです。
デビルズ クロッシングより遥か南から来た庶民と、防具や衣服に一風変わった新しい印を付けて動き回る男女のグループがいました。
数週間前には、首都からずっと南に道を下って来たと主張する男にすら会ったのです。
彼は仕事を探している料理人だと言っとりました。
あいにく、彼のための空きがなかったので、バーウィッチで試してはどうかと提案しました。


奇妙なのは人々だけではありません。
あなたも気づいているに違いないと思いますが、森の中に不安な感じがありました。
もう一週間以上も鳥を見ないし、鳴き声も聞かないのです。
あの辺りにはもっと多くの人々がいたと記憶してますが、ほんの三日前にクリッチが新たな殺害をしたのですよ。
そいつは大きな沼鹿です、記憶が正しければ10ポイントほどもあるでしょう。
そのような殺害は通常ハゲタカを呼び込むものですが、森に置かれている着衣はそれ以来悪化していて、こんなひどい事態は見たことがありません。
これ以上置かれたままになっていると、確実にキャラクサスを引っぱり出すでしょう。
あの皮の硬い老怪は、私が最後に見たときからサイズが倍、醜さも倍になったことを誓います。
奴は去年、二度旅館の周りに来て物を盗みました。
グレッチェンの牛舎からミルクを盗んだのも奴でしょう。
あの哀れなものに何が起きたかなど、考えたくもありません。
前は火で怖がらせて追い払ったものですが、成長した奴はより大胆になったように見えます。
あのクリーチャーのねぐらには、まさに山のような無用のガラクタと人が一生食える以上のカニを見出すことでしょう。
もっとも、まず最初に誰かが奴を食べていればのことですが。


いずれにしても、行うべきビジネスはあります。
特に、この片田舎で動き回っている人々すべてについては。
そちらに貯蔵品があれば、レッドマイアエールを3カスク、ブラックリーフを2ケース、ストーンワインを20本、注文したいと思います。


支払いは、いつも通りの着払いで。


クラッチ ムーア


Whispers from Beyond 彼方からの囁き Edit

内容

その言葉たちは最初、心の裏の痒みのように微かだった。
彼らは要領を得ず、意味を理解するのは不可能だった。
けれども彼らは同情してくれない。
彼らは絶え間なく気を散らし続け、かつて私をこの場所に招き寄せたマロストリアのメッセージとほとんど同じ使命となった。
マトロンが夢に来る時以外、これらの言葉には休息がない、終わりがない。
私は、基本的な仕事を行うときにさえ、自分の注意力が弱まっているのを感じることができる。


時として、狂ったようなコーラスの中で一つの声が残りを上回り、その意味を推論することができた。
このような明快さは決して長続きせず、コーラスはすぐに再開してしまう。
同じ声が、他者を上回るパワーを得ることは決してないのだ。
毎回、別の者が私の耳を求めているかのように。
彼らは、私がまだ一度も見聞きしたことのない蜘蛛の巣と蜘蛛と場所について話をした。
時々、彼らは世界が見たことのないような火事や復讐の絶叫をして、恐怖の中で私を起こした。


このことについてマトロンに話をすると、彼女の眼は私の目を見つめる前に老ルギアに向かって素早く飛んだ。
彼女は最善を尽くして私を慰めようとしたが、私たちは二人とも、この呪いを持って生まれた人たちをどんな運命が待ち受けるのかを知っていた。
私はただ、狂気が私の魂を要求する前に、暗闇から何らかの意味を引き出すことができればいいのにと思う。


だが、それはありそうにないようだ...


Trista's Diary トリスタの日記 Edit

内容

このこと全体が、まだ私にとって非常に不思議だ。
ここには研究とクラフトに全人生を捧げた姉妹がいるが、私はそのようなことを何も知らない。
私には、ハーブや水薬瓶のスキルがないし、糸や通信の知識もない。
私は、三神や遠見の話を持ってないし、精霊を召喚することもできない。
それでも私はここにいる。
私は、産卵場所に行く魚のようにここに引き付けられたが、なぜなのか分からない。
私はまた、姉妹の誰も知らない。
年長者の誰かが私のことを話しているのを聞いた。
その声に侮蔑はなかったが、私がこの場所でどのような目的を持っているのかについて、彼らもまた当惑しているのだ。


私は短時間で、ここで多くのことを学んだ。
そして、私の方向性の明らかな欠如にもかかわらず、この場所が与えてくれる情報をできるだけ吸収するつもりだ。
この魔女団にはとても多くの歴史がある。
私は長老姉妹が、最初に形作られた時のことを、そのメンバーたちが恐れなく知識への渇望に駆り立てられた時のことを、話しているのを偶然耳にした。
彼らは人類から隠された秘密を暴き、巨大な力の源を知ったのだ。
一緒になって、彼らは私たちが夢見る残りのことを達成した。
だが、その代償は重かった。
彼らの不遜は三神の怒りを誘ったが、一つとして同じではなかった。


同年輩の人たちは、その時のことを宥める調子で話すが、正直言って私は彼らが羨ましい。
彼らにはかかる欲動、かかる明瞭な目的を感じたに違いない。
失われた知識を追うことは、本当にそれほど間違ったことなのだろうか?
彼らの秘密を明らかにして、これらパワーのある場所が、もう一度私たちのグループのものとなるまで、私が休むことはないだろう。
魔神たちは忌まわしい。
けれども姉妹の間を歩くとき、私たちの中には敬意をもって三神を見上げる人たちがいるということがわかる。
神々は、彼らを通してこの場所と私たちの行動に、途切れることなき凝視を維持しているのだ。
私は分別を持ち、慎ましくしていなければならない。
的外れで無目的の新人のマントは、今のところ好都合に違いない。


Writings of Yeathleanis イースリアニスの書き物 Edit

内容

我々は祈りと儀式が我々を保護するだろう、距離が我々に有利に働くだろう、と期待した。
だが、これらの離れた寺院の中にいてさえ、我らがオリガークの思い上がりとネクロマンサーの大ペテンは、私たちを見つけてしまう。


わが教会の長老たちが、果てなき狂気の中に絶望的に落ち込み、我々の中の最若年者が決して来ることのない死を祈るのを、私は見守っている。
だが、私は永遠の中に力を見出す。
私は古代のテキスト、儀式、ここで先人が学んだことに、心を集中させる。
不死ですら私が保持するのを認めるほどに、多くの知識が存在するのだ。
そしてそれ故に、私の体が衰えるとき、私はただ心が維持することだけを祈る。


我々を、この呪われた運命に拘束した儀式が存在するのなら、この残酷な枷を元に戻す知識もまたあるはずだ。


時間はわが方にある。私は答えを見つけるだろう。


Gifts of the Gods 神々の贈り物 Edit

内容

我らは自分が賢明だと考えた、クラフトのマスターだと。だが、傲慢はしばしば悲劇の前に来る...


ラトッシュの祭壇で、我らは前任者の初歩的な呪術を越えた。
そして、自身をより若く、より丈夫に、より強力にした。
だが、それらすべては祭壇の完全な可能性と比べると見劣りがした。
我らは死の領域を越えて手を伸ばし、霊を我らの意志に縛り付けて古代の秘密を漏らすよう強制した。
だが、それすらまだ十分ではなかった。
さらに多くのものが必要であり、まさしくそれがどこで見つかるは分かっていた...エルドリッチ界だ。


エルドリッチ界は奇妙な現実で、そこでは物理界の法則は完全に適用されず、魔力が猛威を振るっている。
その中にいるクリーチャーは、動物のようでいてそうではない。
あるものは初歩的な魔法が使え、またあるものは我らが理解できない言語で話さえする。
だが我らにとって、そこは偉大な魔法の源だった。
この領域に触れることは、想像を超えた力を意味するだろう。
だがそのように傲慢な追及は、通知なしで行ってはならないのだ。


我らは満月のときに集った。
一緒になって、祭壇を使いエルドリッチ界に越え入ろうとしたのだ。
これは我らの最も素晴らしい勝利となるはずだったが、その代わりに最も屈辱的な瞬間となってしまった。
我らの命により、祭壇上のルーンは輝き始め、そして次いで...何も起こらない?!
呪文は自然に期限が切れ、我らは中心から放出された衝撃波で、後方に投げ飛ばされた。
何かが到着していた。


我らの前には、見るも恐ろしき三体の存在が立っていた。
彼らはただいるだけで、ほとんど目が眩むほどだった。
そして、彼らの憤怒は絶大だった。
私は、同胞たちがエルドリッチの炎で分解され、あるいは千の目の凝視で存在せぬまで溶かされるのを、見守るよう強いられた。
蜘蛛が別の一人を包んで、骨以外のすべてを貪り食った。


ただ我ら三人だけが、自分らの嘲っていた神の恐怖に凍り付き、その傲慢ゆえに烙印を押されて生き残った。
そして、彼らは到着したときと全く同じように消え失せた。
最初、我らはなぜ容赦されたのだろうと思ったが、やがてその真実を悟った。
我らの過ちを、他の誰も繰り返さぬよう生かされたのだ。


もしそなたがこれを読んでいるのなら、我らが警告に耳を傾けよ。
踵を返して、この憑りつかれた場所を後に残せ。
神々が戻って憤怒を費やさぬよう、これを記憶から洗い流せ。


Nane's Stash ネインの隠しもの Edit

内容

何をしようとしてんのか知んねえけど、先週二度ネインの奴が古い製粉所を越した北道で荷積みのワゴンを運転してんのが見えた。
そして二度、ワゴンを空にして戻って来た。
何かそこに隠してんに違えねえから、そこさ行って見つけてやんべ。
奴が一旗揚げたんなら、その幸運にがっつりあやかっぺ。


Mogdrogen's Ruminations モグドロゲンの黙想 Edit

内容

最近の出来事が、 我が心を悩ませる。


一人の人間、 カイモンと呼ばれているエルーランの尋問官が、 あるものを偶然に見つけてしまったのだ。 あるもの... 古代の忘れられたものを。
そして、 軽率な人間が皆そうするように、 彼は忘れられたまま残しておくべきものを、 そのまま放ってはおかなかった。
強烈な炎が今、 コルヴァン高原の地下深くを揺るがしている。 ケアンの獣たちに、 落ち着きが なくなった。 彼らもそれを 感じているのだ。


これが更に謎めいているのは、 いつもは気まぐれな偽神たちが妙に静まり返ってしまったことだ。
おそらく、 孤立領域にでも退いたのだろう。 偶然のタイミングの訳がない。 魔神たちは恐れている。
彼らの注意は今、 カイモンとその選民の魂を食い尽くしているのと同じ力に向いているに違いない。
人間の熱烈な崇拝はそれを養い、 強さと形を与えている。


人間たちは力強きエンピリオンの帰還について騒いでいるが、 私はそれが無力で哀れな者たちの偽りの希望だということを知っている。
この忘れられた力の正体は私を巧みに避けているが、 それでもなお、 それはとても... 馴染みのあるものに思われる。


だが、 私が確信しているのは、 激変をもたらす変革が到来しているということだ。 大地にそれが感じられる。 風の匂いで分かる。
私が数千年に渡って感じていなかった勢力が、 復讐と流血を切望している。


ローワリを集めなければならぬ。 彼らの信念が、 本当に試される時が近づいている。


Mysteries of Ugdenbog ウグデンボーグの神秘 Edit

内容

エルーラン皇帝陛下御自らのご命令により、 私と尊敬すべき同僚は広大な帝国を旅して、 その巨大な領域の動植物目録を作成することになった。
当時、 そのことについてほとんど考えなかったが、 すべての割り当てが 平等に行われたわけではなかった...
バーウィッチ市郊外の、 ウグデンボーグの湿っぽく不吉な暗がりでこれを書いている私のように。


到着してから三週間で早くも二人の護衛を失って、 私はここで死にかけている、 植物のせいで。エンピリオンが見捨てた植物のせいで。
私の専門は常に、 自然生物に及ぼすアルケイン エナジーの深刻な影響についてであって、
チーム全体を大きな花が食べ尽くしている間に特定のツル植物が一人の手足を真っ二つに切断することができるかどうか、 などという事ではないと付記しておこう!


何週間もエルーランから離れていなければ、 再割り当てを要求したことだろう。
とはいえ、 道に沿っていくつか奇妙な現象を観察したことを踏まえれば、 旅に全く良い点がなかったという わけではない。
一見すると自然な生物が、 この地域から予想できる標準の外観形質の枠内から外れていたのだ。
まるで別の場所から引き離されて、 瞬時にここへ移されたかの ように見える。


すべての中で最も魅力的だったのは、 今まで何日も野営してきた人の語る、 水の古老クラ'ヴァール という名の生き物に関するものである。
これまでのところ、 我々はその大きな触手のひとつを垣間見たに過ぎない。
推測できるのは、 その獣の全体の大きさについてだけだが、 途方もない大きさで、 ウグデンボーグの水域で見いだされる他のものとは全く異なっている。


旅は、 水中の隠れ家と思われるところに我々をもたらし、
ほどなくインクィジターの女性同行者がエルドリッチ魔法を強度に集中したときに経験するのに近い頭痛を訴え始めた。
その不自然な外観と重ね合わせると、 このクリーチャーは自然のエルドリッチであるという結論が導かれる。
だが、 これらの発現は魔神たちの気まぐれなおもちゃなのだろうか、 もしかすると全く別のものなのだろうか?


-Gallad Nico, Imperial Archivist
-ギャラッド ニコ, 帝国の記録保管人


Act6 Edit

Loyalty Through Blood 血を通した忠誠 Edit

内容

東方の儀式が失敗し、ブラッドロード タロニス自身が斃れた。という知らせが夜の蔓を通して我々のところに届いた。


この悲劇の重荷の下で、そなたらの間に信仰を捨て、献身を止め、我々の大義を断念する者が若干いる。
これは容認できぬことだ。
そなたたちは忠誠を維持しなければならない。
さもなくば、不信心な残りの大衆と共に自分の首が吊られ、血を抜かれる様を見ることになろう。


これは、我々の道を偉大なものにする、長い一連の苦難の中のほんの一例に過ぎぬのだ。
クトーンは、我々に課題を出し、信仰心を試すが、揺らいではならぬ。
不屈なる血の子供であるそなたは、そなたらの中で最も弱き者を探し出し、その揺らいだ意志を罰せねばならない。


タロニスは死んだが、別の者が彼の場所で立ち上がり、信仰心厚き者は同様に報われるだろう。


クトーンへの献身と我らの目的への専心を通して、我々は再び我らの道を見出すだろう。


─Ulto Treig, Grand Priest
─ウルト トレイグ、大司祭


Missive to the Mourndale Bloodbound モーンデイル ブラッドバウンドへの信書 Edit

内容

血のブラザー及びシスターたちへ.


憂慮すべき噂が耳に届いた。
そなたらの若干が我々の目的に疑問を抱き始め、虚無の叫びを聞く者たちを疑っているという噂だ。
偽りの予言者によって誤り導かれたのだろうと信じるが、この私に今一度そなたたちを安心させてほしい。


私は忠実なブラッドバインダーたちに、このような試練の時に我々の決意に疑問を抱くような者たちを三ダースほどそちらに運ばせた。
彼らの先見性のなさによって、そなたたちは報われるのだ。
彼らの血は、その意志が役立てなかったところで役に立つだろう。
その犠牲の果実を眺めるがよい。
まさしく死せる神の領域の中心に到達する新たなリフトを。
それを通して、正しきクトーンの血を前方に撒き散らす純粋なる闇の存在、苦痛の代理人が現れるであろう。


ブラザーよ、シスターよ、恐れることはない。
クトーンに対するそなたたちの信頼は、間違って与えられたものではない。
我々は、一つの失敗で大義を裏切ることを許しはしない。
我らが闇に立ち寄れば、闇はまさしくケアンの土台を揺さ振るための大きな力を生み出すだろう。
新しい最後の審判の日がやって来る。
信徒が偽神どもを踏みつぶし、クトーンの栄光を復活させるべき一日が。


─Ulto Treig, Grand Priest
─ウルト トレイグ、大司祭


A Calling to Shadows 陰への呼び掛け Edit

内容

我らは道に迷った子供のように、一人で、目的がなく、信仰だけを手引きとして闇の中を見つめている。
我らは虚無の深淵から必死になって明快さを探すため、自分の肉を鞭打って世界を血で描く。
だが答えはない。


我らは、あなたがた虚無の悪鬼に懇願する。
我らの呼び掛けに耳を傾けて、この世界を陰漬けにせよと。
出でよ闇の始祖。我ら皆がクトーンと一つになるかもしれぬ新たな栄光のために、血の子供を導きたまえ。
指導せよエケット'ズール。我らがこの不実な世界を浄化できるよう。


Cabalist Gulle
カバリスト ガレ


Aimee Brenoch's Journal エイミー ブレナックの日誌 Edit

1/2

私はなぜ、まだこれに書いているか分からない。


おそらく、エラルがそうしようと思えば、とても説得力を出せるからだろう。
彼は、私たちが生活を回想して最良の時を思い出せるように、私が日々の記録を残すべきだと言うのだ。
「愛しいエイミー、僕らの日々で今が一番素敵なときかもしれない。だからできる間に記録するのが最善なんだ」と、彼はいつも言う。
彼は正しいと思う。
私がこの日誌に戻ってき続けるのは、それが理由なのだろう。


彼はたいてい正しい。
私たちが街を去って以来、ますますそれを学んだ。
彼は、「街は混雑しすぎているから、ここを出て田舎に家を造るべきだ」と言った。
それで私たちはそうした。
運べるものは何でも詰めて、私たちは都市の門を歩いて通り抜けた。
私は怖かった。
ここ以外にどこで、どうやって暮らしていくのか、想像できなかったからだ。
マルマスは私の故郷で、私はスチールキャップ地区の喧噪の中で生まれた。
けれども、エラルは正しかった。
街はあまりにも混雑していたし、この田舎は本当に美しい。


私たちは自分たちが少しは役に立つことを、誰でも求めることができる以上の広さで農業に適した肥沃な土地を見つけた。
そこは、家庭を築くのに完璧な場所で、それこそ私たちがするつもりだったことに他ならない。
私は今、初めての子供を妊娠して二か月経つ。
たぶん女の子になるだろう、そんな気がする。私は、エラルに話す適切な時が来るのを待っていたが、彼は多忙で、農場で骨折り仕事をしたり、物資のために街まで往復の旅をしていた。
でもこれ以上、長くは彼に隠しておけない。
彼はとても喜ぶだろう。


─エイミー

2/2

何か恐ろしいことが都市で起きた。


ちょうど今朝、私たちの農場は大勢の人たちに荒らされた。
彼らはマルマスから逃げて来た、ある者は走り、ある者はかろうじて歩くことができる状態で。
彼らは皆、怖がっているように見え、街で起きている酷いことについて口ごもりながら話した。
彼らの多くが、行方不明の家族のことや、夜中に家から連れ去られた人たちのことを話し続けた。
何を信じたらいいか分からないが、すべてが恐ろしいことだと思う。


できるだけ多くの人に手を貸すように最善を尽くしたが、あまりにも数が多く、私は恐怖で打ちひしがれた。
エラルは昨日、物資のため、週に一度の町への旅に出た。
今朝戻るはずだったのに、その兆候がない。
あちらで何が起きているにしても、彼がそれに巻き込まれていないことを神々に祈る。


もしも朝まで彼から便りがなければ、街まで探しに行こう。
私たちの小さな天使がお腹にいるから困難な旅になるだろうけど、エラルが私の助けを必要としていると思い続けるなんてとても無理だ。


─エイミー


Note to Aimee Brenoch エイミー ブレナックへのノート Edit

内容

愛しいエイミーへ。


このメッセージが、君の所までの道を見つけるだろうという希望は持っていない。
けれど、最後に何を考えていたかを整理することが、僕にとって慰めになるんだ。


僕はまだ、子供がいることを発見したときの君の表情を覚えている。
君は、ここ何週間もそのことを僕から隠せたと思っていただろう。
隠すなんてことはできなかったのさ、君の顔全体に喜びが書かれてたんだから。
僕は最期の時まで、その記憶を大切にするだろう。


愛しい人、君の所に戻れない事を勘弁してくれ。
何か説明できないことが、街の中で起きたんだ。
一晩中勃発した戦闘で、とてもたくさんの人が死に、殺された。
その他にも想像を絶するもの、恐怖のものが街を歩き回って、隠れている人々を所構わず狩り殺し、虐殺している。


今この街から出る方法はないらしい。
門は閂が下ろされ、橋は上げられた。
でも、ここにはまだ人々がいるんだ、エイミー。僕が手を貸すことができる人々が。
どうか、僕のことを許してほしい。


もし、これらの言葉が君に届いたら懇願する、どうかこの場所から離れてくれ。
すぐに農場を去って、決して戻らないでくれ。
僕は、マルマスで起きた何かが、街の壁を越えて広がるのを恐れいている。
迅速に動いて、誰とも話をするな。
君は、自身と僕たちの子供を救わなければいけない。
どこか場所を、隠れた場所を見つけて、彼女を元気に育てるんだ。


エイミー、君がどこに行こうと、僕がこの場所から外に出たら君を見つけるよ、約束する。


ありったけの愛をこめて、


Eral Brenoch
エラル ブレナック


Letter to Councilman Cole 評議員、コールへの手紙 Edit

内容

拝啓、コール様...閣下、あるいは何でもお好きな呼称で。


まあ、俺は紳士でも一流のビジネスマンでもねえし、あんたがたクラウン ヒルの上にいる気取った連中は、俺のような下層キャンドル地区のゴキブリなんかにゃ注意を払わねえと思うんだ。
けど、あんたに話さなくちゃならねえことがある。
もし、あんたがこっちの掃き溜めの状態に注意を払わなけりゃ、あんたの手には暴動が乗っかってるこったろうよ。
事態はコントロールが効かねえ。きれいな水や食糧がねえんだ。
道はゴミで一杯で、とにかく人が糞多すぎんのよ。
キャンドル地区の新しい建設がなぜ止まったのか、俺には分からん。
人々が住む場所は、もう全くねえんだ。
こんな風に人々を扱い続けてると、彼らは我慢するだろうなんて期待はできねえぞ。


まあ、俺が脅してるなんて思わんでくれ。
あんたが仕事に不慣れだから、俺が警告としてこの手紙を書いてるんでね。
こっちの連中が俺を代表に選んだんで、すべきことをしてるってわけ。
全体何が起きてんのかは知らねえが、ここら底辺の連中はギリギリの状態なんだ。
俺らみんなのため、あんたの忙しいスケジュールの中にこの底辺で俺らが直面している問題に付き合う時間を、あんたが見つけてくれることを願ってる。


敬具,


Samuel Rackford
サミュエル ラックフォード


From the Office of Councilman Cole 評議員コールの事務所から Edit

内容

拝啓、ラックフォード様。


私の可愛い新秘書マルガレーテが、我らが愛するキャンドル地区の大衆の苦境に関する注意をもたらしました。
それらの歴史的な街路のような宝物が、ほったらかしになってはいけません。
そして私は本当に、そのようなむさ苦しい状態で暮らすことを余儀なくされている人々に同情します。


さて、私は権力とわが高名な事務所の力をもって、すべてのことを行い、状況が修正されたことを確かめました。


最初に、ワゴンの特使が女性や子供たちを集めるために、キャンドル地区に緊急派遣されるでしょう。
これらの最も脆弱な市民は、彼らが世話されるここクラウン ヒルの真新しい住宅に移されます。


その後、すべての強壮な男性たちは、新しい生産施設の建設で働く機会を与えられるでしょう。
あなたの助力で、キャンドル地区の人々は壮麗な新しいマルマスの基礎になるのです。


この問題について、あなたの同胞市民からのご意見は何もないと思いますが、いかがでしょうか?
結局のところ、私が見ているのは人々の利益のことだけなのです。


Regards,
敬具,


Councilman In Residence
公邸在住評議員


Dreven S. Cole
ドレヴンS.コール


Rennoch the Rat's Warning ネズミのレノックの警告 Edit

内容

悲運は夜、俺たちに襲い掛かった。
それは突然に、そして死の危険に気付いた人々の金切り声や死の叫びによる警告の先触れもなく、やってきた。
衛兵の兵舎が、最初に打撃を受けた。
彼らは虐殺され、寝ている雌鶏のように刺し貫かれた。
彼らの襲撃者は、人が想像することもできないような恐怖だった。
自分の見たものに衝撃を受け、俺は石のようにこわばって自分の兵舎からそれを見守った。
ほんの一瞬で、それらのものは唯一の防衛の希望であるキャンドル地区を取り除いてしまった。
それから、奴らは腐敗した緑色の死の波のように、道路になだれ込んだ。
人々と老人の絶叫が俺の耳を満たし、空気は今や、地区を洗い流した緑の炎から出た煙で濃くなった。


奇妙な好奇心が、俺に見守るよう急き立てた。
俺はさらに多くのことを見たくなった。
そこで、俺は南壁に道を取って上がり、壁沿いに静かに移動して、死が下のスラム街を押し流している様を見て驚いた。
人々はゴキブリの群れのように散らばり、進行している大軍によって踏み蹴散らされた。
最初、小さなグループが南橋に達し、吊り上げられる前に橋を渡った。
残りはクラウン ヒル門に向かって北に逃げたが、結局のところ閂が下ろされ錠が掛かっているのを見出したに過ぎなかった。
恐怖のものたちが彼らの後ろを包囲したとき、若干名が死に物狂いになって壁を上ったが、その滑りやすい石は窮地にある大衆を寄せ付けないよう切り取られた。
ほとんどの人が、下の混乱している大衆の上に衝突して墜落死した。
上に達した少数の者も、これら下々の苦境を気にせず見ていたクラウン ヒル衛兵の刃の餌食となった。


しばらくの間、虐殺が猛威を奮った。
今、スラム街とあばら家は静かだ。奴らは街を掃除し始めた。
墜落した死体を集め、生き残った不運な人間を腐敗させている。


続ける意思も、脱出する意欲もないまま、俺は今ここで休んでいる。
無意味だ。世界はこのような敵に希望なく立っている。
だから俺は静かに最期の瞬間を過ごそう。


─ネズミのレノック


Ripped Note 引き裂かれたメモ Edit

前半

私は、誰のためにこれを書いているか分からない。
だが、言葉は慰めと、一瞬でも長く生き続ける理由を与えてくれる。


私は全くの一人で、疲れて餓死しそうだ。
物資がなくなるにつれて、疲労が心を曇らせる。
私は、必死になってこの惨めな都市から出る道を探したが、望みはない。
橋は上げられ、悪夢のような起源の巨大なクリーチャーによって警備されている。
パトロールに自分の姿を晒したり、他の者たちのように墜落死したりしないで壁を登るチャンスはない。


そういうわけで、私は下の世界を観察するため、小さな窓が付いてるだけの古い屋根裏部屋に閉じ籠もった。
私は彼らが外にいるのが聞こえる。
彼らは、かつてそうであったクリーチャーが死に瀕した叫び声を反響させるかのように、呻き、嘆く。
彼らは街を探し回って、死体や戦い続けるにはあまりにも弱い者たちを集めている。
私は、これら捕らえられた人たちを待ち受けているのは、どんな恐怖だろうと想像することしかできない。
私は、自分が見つかって彼らと運命を共有するのは、時間の問題に過ぎないと確信している。
死がすぐに来ることを願うばかりだ。

後半

すべてが変化した。


結局のところ、この場所から出る方法があるのかもしれない。
ちょうど今朝、絶望的な気分で小さな窓からじっと外を見ていたら、道路の排水口の一つが開き、一人の男が這い出てきた。
彼は強く、健康にすら見え、ある種の防具を着ていた。
それ以来、三人の他の人たちが同じ排水口から這い出てきた。
そこにはまだ、他の人がいる!おそらく、彼らはあちらで暮らしているのだ。
おそらく、彼らは他の生存者を探しているのだ。
彼らと接触する方法か、あの排水口にこっそり忍び込む何らかの方法を見つけなけれなならない。


今晩、夕暮れに、下水道に潜り込む方法が見つかるか調べるために、この隠れ場所を去ることにしよう。


もしもあなたがこのメモを見つけたら、同じことをするべきだ。都市の下には、まだ我々の希望がある。


City Guard's Log 都市衛兵の業務日記 Edit

内容

昨夜、スチールキャップ兵舎が攻撃された。
草木も眠る漆黒の真夜中に、それは突如として起きた。
扉が叩き壊されて開くや、まるで屠殺人が子羊の群れを通り抜けるように、恐怖のものたちが洪水となって同僚の衛兵たちになだれ込んだのだ。
光なき悪夢の中で目を覚ました彼らの絶叫が、この耳にまだ鳴り響く。


私は恐怖に竦み上がった。
ウィルフォア隊長の迅速な行動がなければ、我々の中で生き延びた者はいなかっただろう。
わが隊と私は前日にそこへ移送されたばかりだったため、主寝室に隣接したあぶれエリアに配置されたのが幸運だった。
攻撃が始まった時、隊長が飛び込んできて大声で指図を始めた。
場の空気が訓練に取って代わり、我々は後に付き従い、裏を通り抜けて外に進行しメインドアにバリケードを築いた。
そこで我々を待ち受けていたのは、想像を超えたものだった。


世界が燃えていた。
むかつくような悪臭が都市を覆い、不快な緑の光がキャンドル地区の上空を焼いていた。
夜明けごろ、我々は巨大地震のように都市の土台を揺るがした一連の爆発を経験した。
これらの攻撃の規模は想像を絶するほどで、その被害など到底言い表せるものではない。


ウィルフォアの命令の下に、我々は都市の残骸を静かに移動し、兵舎から次の兵舎へと他の州兵を探し回った。
だが、それらの兵舎はすべて同じ恐ろしい光景を持っていた-
全員が睡眠中に彼らの部署で殺されていたのだ、まさに屠殺されたように。


私は、生き残ったのは我々ですべてなのではないかと恐れ始めている。
ウィルフォアは、彼が都市衛兵の別の生き残りグループが近くにいないか調べている間、若干数の市民を守るよう我々に命令した。
ほんの数時間前、我々は州兵の完全な一分遺隊によってキャンドル地区の近くに砦が設けられたと断言する死に際の男を発見した。
それが本当であることを祈る。


我々は今日、かくも恐ろしいものを見、兵士らは傷つき倒された。
私には、我々が前進するための意志をかき集めることができるか、確信が持てない。


神々よ、我らと共にあらんことを。


Raiken Baeron
レイケン ベーロン


Nearan's Work Log ネイランの作業記録 Edit

内容

あなた様のご依頼に応じ、ここで仕事の作業記録を文書化します。
この情報が、あなた様のお仕事に役立つことを願っております。


ブラックアイアンは、軍の出荷でこれまでになく忙しかったのですが、他の港長からの圧倒的な要請で、我々は商船も同様に荷降ろしをしていました。
都市に入って来る商品の量は、ここ数か月で倍増したように思われます。
我々は、毎日2隻だった船を4隻以上に増やしました。


大変興味深いことに、多数の新たな船がヴァルバリー港から来ています。
それらは毎週、早朝に二回以上入港していました。
それぞれが、クラウン ヒル宛て配達印の付いた受取人不明示の密封貨物を、船べりに山積していました。
あなた様のような立派な人々が、これほど多くの配達を必要としているのが何かは存じませんが、
そのような質問をするためにお金を頂いているわけではないと思います。


しかし、最近反抗的な事件がありました。
若いオリスが緑青のような色をした鋭いナイフ状の奇妙な水晶を付けて歩き回っているのを捕らえたときのことです。
私は、それをどこで手に入れたのか尋ねましたが、当然ながら彼は黙っていました。
しかし、仕事についての脅しであっさり白状しました。
彼は、クラウン ヒルへの配達物の一つからそれを盗んだ、ちょっと気になったんだ、と言いました。
私は、それを見つけたところに戻させました。


私は、懲戒として半日分の給料が適当と判断し、彼は同意しました。
私どもは、オリスについてはこれ以上何の問題もないとみなし、さらなる罰はお勧めいたしません。
彼はいい若者で、ただ愚かなだけです。


以上が、先週の物事のまとめです。
これが、あなた様の求めていたものかどうか教えてください。
私はご依頼通り、週に一度の報告を続けることにします。


─Nearan Lehner
─ネイラン レナー


Letter to Ronald Marion ロナルド マリオンへの手紙 Edit

内容

私はマルセルが何を考えているのかわかりません。
彼は評議会を駆逐して、空席に彼の取り巻きを任命しているのです。
あまり威厳のない個人の下劣な集団が、私たちの素晴らしい都市の指導体制としての役を果たすなどとは、想像もできないことです。
あれほど長い不在を経て復帰した彼に、首都で自身の目標を追い、高位のファミリーに威圧的な政策を始めるような権利があるのでしょうか。


あれは、四代に渡って市評議会を勤めた我が一族の生得権だったのです。
私は、マルセル一族が我々の政治機構を操作するのを、何もせずに指を咥えて見ているつもりはありません。
そして、あなたが同じように感じることを希望します。


私は、エルーランの高等評議会と摂政閣下の執務室に直接、公式の苦情を提出するつもりです。
そして、あなたとあなたのハウスがセオディン マルセルの違法な権力主張への抗議について、私を支持してくれることをお願いします。
わたしはまた、首都の医療施設における彼の「教育」に関する信じがたいほど不穏な噂も聞きました。
それらの噂は、彼が権力の言語道断な濫用をした後に、退去を強制されたことをはっきり示しています。
これが本当なら、それは私たちの主張に正当性を加えるかもしれません。


差し当たり私は、マルセル家の露骨な政治的野心に対する反対を集め、高位の各ハウスと連絡を取って支持を求める所存。
あなたの一族は、素晴らしき我らが都市の政治の海で、確固たる盟友となることが判明して私が連絡を取った最初のものです。


私は、マルセルと彼が評議員に任命した愚かな道化一族に対して、ありとあらゆる行動をとる用意を十分に整えています。
そして、その日が来たときに、あなたが私の側に立つことを願っております。


敬具,


─Fredric Greystone
─フレドリック グレイストーン


Letter to Theodin Marcell セオディン マルセルへの手紙 Edit

内容

私はあなたの提案について十分に理解し、すべての条項に同意しましたが、あなたがそれほど急に計画を制定する意図が分かりません。


会期中の議会の解散とあなたが選んだ新メンバーの任命は果敢な動きですが、
それはあなたの協定に参加し同意した他のハウスと同様、誹謗を受ける重大な危険に私自身を置きました。
ちょうど今朝、私はグレイストーン家から、フレドリック グレイストーンがあなたのことをエルーランの高等評議会に報告すると脅し、
あなたの「違法な権力主張」を「抗議」するよう支持を求める書状を受け取りました。
今のところ、マリオン家の名声を守るため、彼の小さなクーデターと共に行く以外に選択がありません。


グレイストーンはまた、首都でのあなたの時間について、数多くの興味深い告発を持っていました。
そのことについて、じかに議論したいと強く思っています。


加えて、キャンドル地区での我々の運営が険しい反対に遭遇しました。
道路にはびこる貧弱なゴキブリどもは、彼らがクラウン ヒルの需要を作ることができ、受け入れられなければ暴動するとの警告をしているように感じます。


私はあなたが、我々の小さな取り決めで、あなたの部分を尊重するだろうということに疑いを持ってはいません。
けれども、我らの偉大なハウス両方のために、キャンドル地区の家を考えている哀れな人々の集団が増大しつつある問題に対処する解決策を、あなたが持っていることを祈っています。


頓首,


─Ronald Marion
─ロナルド マリオン


Council Report to Theodin Marcell セオディン マルセルへの評議会報告 Edit

内容

私は、初期の遅れにもかかわらず、ヴァルバリー港における我々の努力が成果を上げ、計画は不足なく成就すると報告するのを嬉しく思います。
高等顧問ヴァン アルドリッチの報告によると、今、検体の収集は妨害なく行われており、
彼らは包装されて、あなたの客の必要に応じて大至急用意されるとのことです。
あなたがそうなるだろうと信じたとおり、憑依体に対する我々の投資が狙い通りいったようです。


残りの課題は、港を通じて検体を移すことです。
私は、配達をブラックアイアンの埠頭へ迂回させました。
軍の出荷のため、そこでの貨物の綿密な精査はさほどありそうになく、
我々が湾港労働者に押し付けた傍若無人なスケジュールは、忙しすぎて質問できない状態に彼らを保っています。


それにもかかわらず、現在そこには驚くほど小さな見落としがあります。
しかしながら、湾港管局のヴェルナスは心地よい単純な標的だということが分かりました。
彼は狭量かつ不安定な男で、与しやすい性格です。
彼を通して、我々は港長に異常な活動や予期せぬ入港を目立たせる週刊報告を交付するよう命じました。
これによって、私たちはグローリアス ドーンを実行する準備が整う前に、港の活動を一層しっかりと監視し、計画の不幸な漏れを沈黙させることができます。
事故の速やかな対処は、湾港労働者の間に恐れと不信を植え付け、さらなる事件の回避を保証するでしょう。


加えるに、クラウン ヒルの大邸宅での仕事が急速に進んでいます。
ここいらの人にはごく普通のことのようですが、この街の裕福な人々はうぬぼれが強く、不実で権力に飢えています。
彼らは自分の一族の間ですら、ごく僅かな挑発で戦うのです。
評議会は、市のエリート間で十分な影響力を得て、最も影響されやすい憑依体を選ぶまで、そういった内輪もめを促進し続けるべきです。


頓首,


Councilman In Residence
公邸在住評議員


Alberran Rein
アルベラン レイン


A New Consensus 新たな合意 Edit

内容

ホームステッドとその向こう側に関する、我々の最近の停滞は軽く受け止められるべきではない。
しかし、我々に有利に働くように、この不運な状況を曲げられるかもしれないと信ずる。
我々は、このように哀れで無益なクリーチャーをつつくことで萎れてはならない。
人間が、盲目的に死んだ神の子供たちの策謀に熱心である間、その機会に我々は優先順位を再調整しければならないのだ。
オーバーロード ヴァンアルドリッチの勧告で、私は最近の合意に関する変更を命じる。


肉の形成者がすぐにマルマスに呼び戻され、これ以上中断することなく最新の仕事を終えることができる、という合意だ。
彼の不在中、肉工場での進捗は重大な誤算で停滞した。


マルセルは、マルマスを支配する議席に戻され、彼の心は、彼と共に工場の成長を終わらせることに再び焦点を当てるようにする。
このプロジェクトは、これ以上いかなる遅れも被る可能性があってはならない。
ゆえに、検体の欠乏は容認されない。


近くの地域はすべて回収を倍にして、すべての出荷をマルマスに向けるよう直ちに経路変更を始めよ。


─Adjunct Orin Vostra, Fourth of the Circle of Five
─補佐オーリンヴォストラ,五輪の四


Birthing Success 出産成功 Edit

内容

私は、人間女性の検体に対する最近の実験が、並外れて成功した事を、喜びをもって報告する。


ホストは、以前考えられていたよりも遥かに、我々の受胎方法の受容力があるようだ。
加えて、より若くより体調の良い検体は、信じられないほど速い発育と回復率を示した。
彼らの体はより丈夫で長持ちしており、受胎の速度と頻度を高めることを可能にしている。
これらの検体は、子宮ごとに二つ以上の初期胚珠を宿し得ることが判明した。
我々は必要とされる妊娠期間を半減させた。
そして、より若いホストの長寿のため、さらにプロセスを速めることができそうだと確信している。


私は、検体の安定した供給を維持する限り、我々はさらに改良を成し遂げ得るという十分な自信を持っている。
しかしながら、マルマスの人口が急速に減少しているため、
エルーラン及びその向こう側から我々の生きた検体を引き出す時期が来たのかもしれない。


Missive to the Master of Flesh 肉のマスターへの書状 Edit

内容

最初に、私は以前のやり取りでの口調について、謝罪しなければならない。
マルマスでのあなたの最近の実験について、当サークルは、確定合意から逸脱しているのではないかと懸念していた。
我々は今、こちらの判断が間違っていたことを認める。


当サークルは、生体組織へのあなたの実験結果が極めて興味深いことを発見した。
調査結果が、本当にあなたが断言するのと同じように有望なものであれば、新たな合意が遅滞なく定められなければならない。
すなわち、我々の壮大なビジョンに、それらの新たな要素を考慮しなければならない。


これは、この連絡を促した他の問題に我々をもたらす。
当サークルは、イセリアルの中で起きていることを証明するかもしれない微動に気が付いた。
偉大な目は今、彼らの注意をこの世界に向けている。
もし彼らがここで起きたことに気づいたら、我々が作り、獲得したすべてが危機に瀕するかもしれない。
我々の壮大なビジョンが、宇宙の思案によって邪魔されてはならない。


勝利は間近に迫っているが、我々はそれを主張しなければならない!
あなたは、その役割を間違いなく果たすことが賢明であり、私はこれ以上、我々が複雑な問題を経験しないと信じている。
これ以上の遅れは許されない。
我々にはもう、忍耐する余裕がないのだ。


─Adjunct Orin Vostra, Fourth of the Circle of Five
─補佐オーリンヴォストラ,五輪の四


To Shatter a City 都市を粉砕するために Edit

内容

私は、合意に指示された通り、憑依体の生まれた都市に到着した。
私は今、マルマスでの我々の事業が計画通りに、そして必要な時間制約内に確実に進むよう精力的に仕事をしよう。


この憑依体は都市の崩壊に理想的だと分かるだろう。
彼は、裕福な家族の要請で首都で教育を受け、マルマスのエリート間に強力な関係を持っていた。
彼は、社会への見せかけや思いやりが全くなく、仲間の者たちへの共感に欠けている。
彼が心から望んでいたのは知識、他人が避けるかうんざりするような知識だけだった。
このように粗野な追求を促進するのは自然であり、今彼は私のものだ。


セオディン マルセルの外観で、私は都市のエリートに彫り込まれ、内に脈打つ腐った心を利用しよう。
どのように都市を粉砕しようか?その壊れやすい存在の中で、腐敗を繁栄させることを可能にして。
そして私の手によって。
それはもう立派に育つだろう、本当に。


─Theodin Marcell, Surgeon
─セオディン マルセル,外科医


Clipping from Ivonda's Memory イヴォンダの記録からの切り抜き Edit

内容

尖塔の下、床の下、ヘラルドが休んだ場所。階下、隠れた扉、燃える石炭が置かれた所に鍵一つ...


Katrine's note to Alice アリスへのカトリーネの手紙 Edit

内容

私の大事なアリス、私はあなたを見つけられませんでした。


この貧弱な体が動く限り、私は捜索をしたのです。
そして、今私は死に瀕しています。


私の道が終わりに近づくにつれ、心は恐怖で一杯になっていることに気づきます。
ただ最後にあなたを抱き、心臓のリズムを聞き、温かいほほ笑みを見ることだけが私の望み、でもそれが叶わないということを知っています。


もうこの世には望みの場所がどこにもなく、希望が私のもとから去りました。
しかし、どういうわけか、理由を越えて、あなたがこの土地に打ち寄せる恐怖のものから生き延びたことを祈っているのです。


私がどこに行くとしても、何になるとしても、私はあなたを、私の美しい赤ちゃんのアリスを探すでしょう。


Allostria's Orders アロストリアの指令 Edit

内容

我々の決定により、君はマルマスへの旅をしなければならない。
長旅を最大限急いで行くよう、必要な金はいくらでも使え。
君が到着したら、肉の形成者の規則の下で、成し遂げられた進行状況を確認しなければならない。
彼の最近の行動が合意から逸脱し、今や我々の雄大なビジョンを脅かすと信ずる理由を、我々は持っている。


我々の疑いが真実なら、形成者をエルーランに戻し、マルマス運用の中心としての彼の地位を占めるよう、速やかに続行せよ。
しかし、我々の疑いが間違いだった場合は、直ちにこの誤算を報告し、合意が定められたとおりに進行するよう確認せよ。


彼らの目が我々に注がれている中、我々は迅速に行動しなければならない。
パズルのピースでしかないものが自身の気まぐれによって、それ自身を歪めるのを許してはならないのだ。
これほど勝利が目前に迫っているとき、我々は危険に晒されてはならない。


─Adjunct Orin Vostra, Fourth of the Circle of Five
─補佐オーリンヴォストラ,五輪の四


コメント Edit

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 場所はここでいいのかな?Mogdrogen's Ruminations モグドロゲンの黙想が無いようです -- 2020-05-04 (月) 05:52:01
    • (// 後から古代森に追加されたやつですね多分。後でまた足しておきます。 -- 2020-05-04 (月) 06:50:14
  • (// Act5に後から増えたジャーナルを2つ追加しました。 -- 2020-05-04 (月) 17:10:49
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White