[V1.1.4.1] もう一つの酸報復ウォーロード

Last-modified: 2019-09-05 (木) 21:36:48

 

概要

マスタリークラス
Soldier ソルジャーウォーロード
オースキーパー

「右の頬を打たれたら、左の頬も差し出しなさい」
             マタイによる福音書 5章39節より(ジョークですよ!念の為。 (^Q^

 
 

同じような構成のビルド例がすでにありますが、通常攻撃を使わずに殴られる事によるダメージに重きをおいたコンセプトで作ってみたのであえて別記事として出してみます。
なので、こちらと合わせて見てもらうことでより報復ビルドへの理解が深まればと思います。

 

今回の構成はシャッタードレルムを想定したものですが、75-76というのは非常に難易度が高く安定してクリアできるビルドというのは少ないと思います。
その中でもこのビルドはレベルが高く、個人的な感想としては物理報復型と比較しても互角の強さはあると思います。
とりあえず、同じバランスで作った場合であれば火力に関しては上を行くのではないかと思います。

 

9/5 おまけバージョンについて、81と85シャードの動画を追加しました。

 

マスタリー

スキル・星座・装備

0810.jpg
さすがに見た目も全く同じだとあれなのでヘルムで違いを出してみました。 (^Q^
GrimDawnTools

 

長所:

  • 敵との属性的な相性では物理型より有利。
  • エナジーに困らない。
  • 攻撃能力や攻撃・詠唱速度は低めでもOK。
  • 種族ボーナスのおかげて特定の敵には非常に強い。
  • 移動スキルが3種類使えるのは便利。

短所: 

  • 相手によって倒す速度の差が大きい。(殴ってこないキャスター系などは苦手)
  • バフが多いので剥がされると危険。
  • 素の移動速度が低め。(バフがかかると速くなるし、移動スキルも多いので許容範囲)
  • 使用スキル多め。
     

コンセプト

・シャッタードレルムの75-76を戦える。
・殴られることに重きをおいた従来の報復スタイルで作ってみる。
・ディフェンスは必要最小限にして火力重視のバランスにする

 

ウォーロードは物理報復型が定番的な形になっていますが、今回はそこは全く考えずにシャッタードレルムの75-76を戦えるビルドを考えていろいろなビルドを試しているなかで、
最終的にこのビルドなら十分行けるとたどり着いた形で、最初から報復を考えていたわけではありません。

 

考え方としては、FG以前の報復型の基本となる殴られることでダメージを与えるという部分に重点を置いたもので、
物理報復型の「正義の熱情」のように通常攻撃を使うと敵が殴る邪魔をしてしまうので外しました。
そして、この場合であれば攻撃能力は低くても全く問題ないということが動画を見れば分かってもらえると思います。
このあたりは報復というシステム特有の部分で、普通のビルドとは異なるところです。

 

しかしながら一方で、殴ってこない敵への対処が厳しくなってきますが、ここに関しては種族ボーナスを積むことで緩和させることにしました。
おかげで、種族ボーナスのある相手に関しては非常に強く特にボス戦ではここが効いてきます。

 

ということで、物理報復型と装備を比較するとヘルム以外は共通した装備は無く、報復型としてはウォーロードがベストなのは間違いないですが、
必ずしも物理型だけが強いというわけでもないと思います。

 

火力に関しては「カウンターストライク」のスキル変化による報復ダメージのブーストと100%物理→酸変換が非常に強力で、
このスキル自体は報復ではありませんが、報復ダメージが乗ることで強烈なダメージを叩き出します。
また、武器ダメージもあるのでヘルス変換を上げておけばヘルスも自動で回復するのが優れているところです。
あと、物理報復型に比べて有利なのは酸の属性的な通りやすさで、物理耐性の高い相手に対しては倒しやすさの差を感じます。

 

立ち回り・雑感など

基本はただ殴られるのを耐えるだけのオールドスクール的な報復スタイルで、
ディフェンススキルでダメージコントロールするのが中心的な操作になります。
あとは、「メンヒルの盾」は射程距離も長く雑魚や召喚物を破壊するのに役立ってくれます。
下の動画ではつい癖でボタンを押しっぱなしにしてしまうため合間に通常攻撃も出ていますが、リチャージ毎に押す程度でも問題ありません。

 

参考動画:シャッタードレルム 75-76シャード

 

統計情報の参考にGrim Internalsを使っていますが、報復はダメージの数値にばらつきが出やすい感じなので今回に関してはあまり参考にならないかもしれません。
ただ、ひと目でディフェンスや火力の強さは分かると思いますし、敵によって倒しやすさの差が非常に大きいところなどがよく分かると思います。

 
動画解説

最初に突然変異はクリティカルダメージ+60%が要注意ですがそれ以外は特に問題ないと思います。
ボスクラスでは特にアレクサンダーが時間がかかりますが、ここが種族ボーナスを必要とした理由です。
ということで、それ以外で問題となるのは種族ボーナスがないエルドリッチ系のキャスター型ヒーローの集団で、回復持ちの場合は倒すのが無理なケースもあるかもしれません。
このような場合については無視して先に進んだほうが良いです。

 

通常マップは特に解説の必要がないくらいスムーズに進んでいきますが、この難易度でも正面から突っ込んでいけるというのは、
なかなか他のビルドでは簡単には行かないので、この辺りが報復ビルドの良さの一つではないかと思います。

 

・シャード75 チャンク4
溶岩のマップでのボス戦ですが、敵を確認できないうちに向かってくる上に遠くから遠隔攻撃してきて接近してこない嫌な相手です。
仕方ないのでもう一体反応するのを覚悟で突撃しましたが、アレクサンダーは組み合わせ的に厳しいパターンで、
これが最後の2体であればマップを広く使って乗り切れるのですが、下側の2体も反応すると修羅場になるので、
こういう場合は傷が広がらないうちに一度死んで仕切り直したほうが良いです。 (^^;

 

ということで、下側の2体から先に始末すれば特に問題なくクリアできました。
ただベン'ジャールはサクッと倒してはいますが、アレクサンダーとの組み合わせの場合は変な死に方をすると、
マップに入った瞬間に捕縛→メテオ→即死を繰り返すパターンにハマリかねないので、そういう意味では仕切り直して正解だったと思います。
あと、アレクサンダーに関しては秘密会議所のマップであればマップ一番上の中央付近と右上のくぼみの部分でメテオをブロックできますので覚えておくと楽に戦えます。
基本的な倒し方としては、このビルドはあまり殴って邪魔をしないのでメテオはほぼ一定の間隔で落ちてきます。
なので定期的に動いてかわせば安全で、単に時間がかかるだけで特に対応は難しくなく、どちらかというとアナステリアのほうが嫌な感じがします。
ただ狭い場所だと戦いにくいのと、召喚物のシャードのダメージは馬鹿にできないのでまめに壊したほうが良いと思います。

 

・シャード76 チャンク4
またしても溶岩のマップで、同じくアレクサンダーですがもう一体のコルヴァークと同時には戦いたくないのでまずは下の2体から行きます。
次にアレクサンダーを良い感じに分離できたのまでは良かったのですが、途中でコルヴァークが反応してしまいました。
結果的には2体同時でも倒せるというところを見せられたので結果オーライという感じです。
コルヴァークも殴りが痛いので突然変異も考えると油断は禁物ですが、このようなケースでは特にガルガボルが物理耐性低下と合わせて凶悪になるので要注意です。

 

レベリング

このビルドで育成していないので省略しますが、酸報復はエピックの破滅・大赦セットがあるので物理報復型よりは低レベルからそのまま育てやすいかもしれません。
ただ、低レベルで種族ボーナス付き装備は期待できないので、基本は通常攻撃メインで報復は+アルファ程度の感じで進める方が無難でしょう。
また、酸報復に関しては常にセット装備に依存しますので、揃っていなければ別のビルドで育てたほうが楽だと思います。

 

スキルについて

  • ソルジャー側は全報復ダメージ強化にダメージ吸収の「メンヒルの防壁」に「オーバーガード」のディフェンススキルと
    スキル変化の付く「カウンターストライク」が柱となります。
  • オースキーパー側は毒酸耐性低下の「セレスチャル プレゼンス」に全報復ダメージ強化の「アセンション」「叱責」に攻撃スキルの「メンヒルの盾」がメインです。
  • 「マーコヴィアンのディフェンス」は無くてもなんとかなる感じだったので取りませんでした。
    また、もう少しディフェンススキルに振ると楽にはなりますが、今回はできるだけ火力に振る方針なので控え気味です。
     

星座について

  • 報復メインのビルドにおいては「戦争の使者」「メンヒルのオベリスク」「盾の乙女」は必須に近いと思いますが、
    個人的には「建築神ターゴ」も取っておきたいところです。
    というところで残りの部分がポイントになりますが、どうせオーダー(黄色)が必要になるので「ウルカマの天秤」で全耐性低下、ヘルス・エナジー回復を確保することにしました。
    発動スキルは通常は被打時発動がネックとなりますが、報復ビルドでは問題にならないのでマッチします。
  • 毒酸耐性低下の「噂の女王マーマー」はそこまで重要度は高くなく別のものに変えても良いと思います。
    今回は「鷹」とヘルス変換の「ヒキガエル」とのセットで考えて取ることにしました。
    他に「コルヴァークの伝令ウルザード」は物理報復向け、「鉄床」はスキルだけであれば悪くないです。
    酸報復強化としては「鼠」「哀れな者」「難儀」あたりですが、ヘルス回復用に「ビヒモス」や「刈入れの大釜」というのもありだと思います。
     

装備について

チェスト:三神の鎧
ショルダー:三神の肩甲
メインハンド:三神の審判
盾:三神の防衛者
「三神の衛兵」4点セットは必須になります。毒酸系ということでオカルティストと組み合わせたセンチネルで使いたくなるかもしれませんが、
報復メインのビルドにおいて毒酸やカオスの%補正ダメージは全く無意味で、必要なのは酸報復ダメージと全報復の%補正ダメージだけです。
このため、武器の「ブラディ ポックス」のスキル変化などは報復ビルドでは全く役に立たず、「カウンター ストライク」の強化のほうが何倍も重要です。
ここからも分かるように報復メインの場合、クラスとしてはセンチネルよりウォーロードで使うべきセットではないかと思います。

 

ヘルム:キャラガドラの容貌
やはりここだけは性能的にこれしか無いと思いますが、スーパーボス「キャラガドラ」を倒す必要があるので入手難易度は高いです。
基本的にはエリートで戦って、それでも厳しければ薬品類もふんだんに使うしか無いでしょう。

 

リング:神話級 イーサーの嘲笑
かなり意外性のある選択かもしれませんが、このビルドの前にデスナイトで報復ビルドを作ったときに、単にドレインエッセンスのスキル強化以外に種族ボーナスが非常に強い上に、
充実した耐性、エナジー再生、詠唱速度、さらにアイテムスキルも恐怖が混乱に変わって使いやすくなっており非常に優秀だと感じました。
そして、これはネクロマンサー以外でも報復ビルドには非常に有効だと思ったことが今回のビルドを作るきっかけになったので、
ある意味このビルドはこのリングが全てとも言えますが、資産が少ない時点で2個揃えるのは結構時間がかかるかもしれません。
また、恐怖報復や混乱は報復ビルドにとっては邪魔ですが実際使ってみた感じでは許容範囲だと思いました。
あと、V1.1.4.1パッチで種族ボーナスに修正が入ったのを見たときは焦りましたが、イセリアルはお咎めなしだったようで救われました。 (^^;

 

なお、通常は「裁判官の封印」セット2点か、酸報復ダメージに全報復%ダメージが付いたレアの「クリーピング リング」に耐性がついたもの、
という選択もあると思いますが、最終的には本編、クルーシブル、シャッタードレルムのどれもがポイントとなるのはボス戦なので、
苦手な種族ボーナスを積むというのが最も効果的ではないかという考えで、このあたりは実際に使ってみるとその威力が分かると思います。

 

グローブ:神話級 破滅のハンドガード
酸報復ダメージ付きというのもありますが、それ以外のステータスも非常に優秀で装甲値が高いのも良いです。
報復強化としては同じくエピック品の「神話級 ヴェイルスコーン ブレイサー」の方が優れていますが、バランスを考えて選びました。

 

アミュレット:ドリーグの悪疫
酸報復にオースキーパーの全+1で優秀ですが、アイテムスキルの毒酸耐性低下は「囁きの導管」シリーズと同様にランダムのAffixなのでクラフトの難易度は高いです。
なお、Affixではもう一種類毒酸耐性低下を持つものがありそちらでもOKだと思います。

 

残りのベルト、パンツ、ブーツ、メダルに関してはいろいろな選択がありえると思いますが、このうち2箇所を耐性確保用でレア装備にするのが基本だと思います。
メダルに関しては全報復ダメージと「オーバーガード」のスキル変化があることからイクリックス スケイルが良いと思いますが、
本編での入手は難しいのでクルーシブルやシャッタードレルムで良いのが出たら使うという感じになるでしょう。
パンツに関しては、今回ここが耐性確保用ですが酸強化の付いたエピック品の「神話級 ヴァイルスコーン レッグプレート」を使って代わりにベルトかブーツをレア装備に変えるパターンも有りだと思います。

 

ベルト:神話級 ソーン ガードル オブ ザ ミスティ グレイド
クラス全+1はありませんが酸報復・全報復ダメージに防御能力、「カウンターストライク」のスキル強化もありビルドにマッチしています。
他には、レアMIベルトでFGエリアのガーゴイル系が落とす「ガーゴイル ガードル」はオースキーパー+1に全報復ダメージ付きなのでAffixが良ければ選択肢になるでしょう。

 

ブーツ:「神話級 ヴァイルスコーン グリーヴ」
酸報復強化での選択ですが、他には神話級 石の旅路も全報復ダメージに「メンヒルの盾」「オーバーガード」のスキル強化もあり非常にマッチしていて動画ではこちらを使っています。

 

レリック:「赦免」
人間への種族ボーナスのある「名誉」もありかもしれませんが、人間系のキャスター型のボスはクトーニック、イセリアル、アンデッドと重なるケースが多いことから、酸報復ダメージ付きのこちらの方が良いと思いました。

 

その他:
コンポーネントは種族ボーナス強化が重要なので「聖化した骨」2個は必須。
また報復ビルドと言えどヘルス変換は必要で、シャッタードレルムの高難易度での大量のデバフ攻撃に対してはヘルス変換や再生力が低いと耐えるのは不可能と言って良いです。
武器の「ホーンテッド スチール」は「刃の印章」でも良いですがバフを剥がされても大丈夫という安心感があります。
後はアクセサリーの増強剤は酸報復のついた放浪民で売っている「ローワンの決意」ですが、このビルド専用という感じですね。

 

おまけ

フォーラム風アグレッシブバージョン

082901.jpg
トグルバフのみです。
GrimDawnTools

 

可能な限り火力重視の構成にした例です。

  • レアリングの「クリーピング リング」は古代の森の商人から買うことができますが、
    耐性だけであればマジックだけのAffixでもなんとかなりそうな感じです。
    この場合、2個で「応報」が+6になりますので「正義の熱情」を使う手も出てきますが、攻撃能力も上げる必要が出てくるので、もう少し良いAffixのものが出てからでしょう。
    また、「正義の熱情」を使う場合、ヘルムはスキル変化のある「オカロスの容姿」でも良いと思います。
  • 星座は酸報復強化で「難儀」を取りました。
  • アミュレットのAffixは物理・火炎の報復も少しあるのでこちらのほうが良さそうで、作り直しました。
  • メダルの耐性は火炎、毒酸が共に51%で、あとはV1.1.4.1で「魔性の板金」に刺突耐性20%がついたので、
    これを踏まえて装備、コンポーネントを組み替えてパンツ、グローブを報復ダメージ重視に変えてアミュレットとメダルのコンポーネントも「燃え盛るルビー」に変えました。
     

参考動画:グラディエーター W151-170
設備・祝福はウロとエンピリオンの2つだけで、これは攻撃能力を強化してもそれほど効果がないためですが、
火力重視の構成なのでこの2つはないとネメシスが出るウェーブでは引き撃ちしないと危ないです。
攻撃系のバフがないことを考えると、火力に関しては驚異的と言って良いと思いますが、一方でキャスター系はより辛くなっていて、
なかでも毒酸耐性の高いアレクサンダーは異常に時間がかかっていて、ここが上の例で種族ボーナス付きのリングを使った理由です。
ということでクリアタイムは速くありませんが祝福が2つでOKなのでトリビュートポイントも足りるしトレハン用としても大丈夫でしょう。

 

参考動画:クバカブラ
一応他のビルド例などとも比較できるようにクバカブラの動画も出しておきますが、本編では強すぎて、もはやゲームになってない感じもあります。 (^^;
あと、試しに「魂のラヴァジャー」とも戦ってみましたが、装備変更もしてなく薬品類も使っていないのにヘルス半分のところまでは普通に張り付きのままで戦えたのには正直驚きました。
なので、多少装備を調整する程度でも勝てそうです。(星座は下の「生命の樹」を取るパターンです。)

 

「正義の熱情」を使う場合の例:GrimDawnTools
「破壊の裁定」で防御能力を下げる前提で、このくらいまで攻撃能力があればOKだと思います。
クルーシブルの場合は祝福で更に強化できるので、キャスター系との相性はほぼなくなりクリアタイムが大幅に速くなりますが、
シャッタードレルムの場合はさほど違いは出ない感じで個人的には遠隔攻撃できる「メンヒルの盾」の方が戦いやすく感じました。
また、この例では星座も「難儀」「ヒキガエル」の代わりに「クズリ」「鰻」「生命の樹」というバランスを考えた配置に変えてみました。

 

参考動画:81シャード
参考動画:85シャード(クリアできず。)

 

装備がある程度揃ったので、どこまでいけるかチャレンジしてみましたが、85の動画あたりはフォーラムでもあまり出てないと思うので参考になればと思います。
Grim Internalsの統計情報はレイアウトを調整して少し見やすくしました。
特に注目してほしいのは中央付近に黄色の文字色で表示されるデバフ情報で、これはエナジーバーの上に出るデバフアイコンと一致しています。
(テキスト情報の上から下がデバフアイコンの右から左に対応しています。)

 
動画解説

まず、81以降はボス戦では、通常のボスが変異した感じのシャッタードレルムの専用バージョンのボスが登場してきます。
また、全体的な敵の強さも75あたりと比較して1段階上がってくるので油断できません。

 

そのようなわけで、相性の悪いキャスター系が倒せなくなってくるので「正義の熱情」を使う構成に変更せざるを得ません。
ただ、「メンヒルの盾」はやはり範囲攻撃力として必要なので最終的には両方を併用する形で落ち着きました。
ということで、古代の森の商人「ツルヤたん」でさらに粘って攻撃能力付きの「クリーピング リング」を入手しました。
共に同じAffixですが、ランダムな要素によって片方が火炎耐性、もう一つが雷耐性付きのものです。そして、残りの冷気耐性は増強剤で整えました。
これに、メダルも「オブ レディネス」付きの物に変えて、一応打てる手は全て打った形です。

 

星座に関しては「生命の樹」「刈入れの大釜」のパターンですが、
これはシャッタードレルムの高難易度で死亡する原因のひとつである持続ダメージの軽減のためで、
例えば「ヴァルダラン」の感電、「クバカブラ」の出血ダメージなどは75シャードでは毎秒700程、81以上だと毎秒1000を超えてきて最大では毎秒2000くらいまでになります。
この状態で耐性低下がかかって耐性が標準値を下回るとひとたまりもないので、これを星座のヘルス再生力で軽減しようという考えです。
通常の近接型のビルドでは、ここはヘルス変換で対応するのが良いのですが、このビルドは盾持ちで攻撃速度も無くヘルス変換は期待できないことからこのような方法を取った形です。

 

GrimDawnTools

 

81の動画は突然変異で敵のクリティカルダメージ+60%に攻撃能力+6%のダブルがあるので非常に不利なパターンです。
通常マップに関してはまだ普通に戦えますが、ヒーローの集団は大量のデバフでやられたりするケースが出てくるので、
相手によってはパスしたほうが懸命で、この動画でも相手を見た上で何回か無視して先に進みました。
途中では「クバカブラ」が出てきますが、出血ダメージの値がかなり厳しい数値になっているのが分かると思います。
耐性低下も含めたデバフ類は効果時間が2~5秒というところなので、できるだけ一度に多数かけられないようにするのが大事で、
デバフアイコンが2列分かかっているようなケースでは大抵すぐに死ねますが、ある程度内容を把握して見極めができるようになると、
少し移動して一度にたくさんのデバフがかからないように距離を保つなどコツが見えてきます。
最後のボス戦は、余裕で「グラヴァ'スル」に勝てそうなところから一瞬で殺されているところに突然変異の厳しさが出ている感じです。
また、報酬的には75あたりと大して違いはないのであえてここまでやる価値は少ないですが、ビルドがどこまで戦えるのかを測る意味ではやりがいがあります。

 

85に関しては、更に敵の強さが一段上がって、もう通常マップのヒーローでも油断していると簡単にやられます。
なので、捌ききれないときは引き撃ち気味で戦い、簡単に勝てそうにないときは最初からスルーするといった判断も必要になってきます。
ボス戦も組み合わせによってはクリアできないパターンが出てきますが、
特にアレクサンダー、カイザン辺りは早い段階で相手をする羽目になるとタイムオーバーや詰みになる可能性が出てきます。
今回はここまでタイムオーバーせずに好調に進んできましたが、ボス戦はアレクサンダー込みということでただでさえ厳しいところでしたが、
それ以上に専用ボスの「砕かれた魂 ダリウス コンノレイ」(クロンリーの変異版)が強すぎてちょっと正攻法では無理な感じでした。
ということで、最後は壮大な花火で締めさせていただきましたが、このあたりが限界のようです。 (T-T

 

0820-2.jpg → 0824.jpg → 0831-1.jpg
とうとう大台を突破しました。男のロマンです。 (^Q^  → さらに数値が上がりましたがちょっと上がり過ぎでは? (OO;
→ 85シャードくらいまで何回かやってたら更に上がりました。どうも深く進む程に数値は上がるみたいです。 (^^)

 
 

ついでに、このビルドは基本殴られているだけでも戦えるという利点を生かしてキャラクター画面を開いたまま戦ってステータスの変化を見てみました。

 

テスト動画:シャッタードレルム 75シャード

 
動画解説

最初に、突然変異は例によってクリティカル+60%が要注意です。

 

シャード75 チャンク1~3

ステータスの変化を見ると、攻撃・防御能力は200ほど下がっていますが、装甲値は下がることは殆どないようです。
ここが、最近においては防御能力より装甲を重視した構成が多くなっている理由の一つかもしれません。

 

耐性に関してはエレメンタル系は40%以上下がっているケースがありますが、
基本的には40%あれば大丈夫そうな感じで、それ以上に下がるのは一部のボスとの組み合わせの時だけだと思うので、
それ以上積むよりは立ち回りも含めて対処したほうが良さそうです。

 

シャード75 チャンク4

秘密会議所のマップでグラヴァ'スル込みのボス戦です。
まずは、セオリー通りグラヴァ'スル以外から片付けていきますが途中で反応してしまいワンアウト。 (T-T

 

気を取り直して再開してみましたが、どうもグラヴァ'スルがかなり近い位置で反応してしまうのに加えて、
耐性低下が重なったところにメテオで即死な感じでツーアウト。 (T-T
どうも、バフ剥がし以前にデバフに耐えられそうにない感じです。

 

ということで、作戦としてはもっと左側に寄った位置で我慢大会する方法もありますが、
報復ビルドでも引き撃ち的な戦い方はできるということをお見せする意味でランニングスタイルに変更します。

 

注意することは2つだけで、

  • デバフの数を見て多いときは逃げる。
  • オーバーガード、アセンションが同時に発動しているときは比較的安全。
    あとは、極力ダメージを最小限に抑えつつ殴られるという感じで、これは火力重視にするほど有効な戦法ですが、
    ビルド例でも出している報復ウィッチブレイドでフィーバードレイジを体験していれば余裕でしょう。 (^-^
    ということで、3体以上同時ですがこれでも勝てるというのはなかなかだと思いますし、種族ボーナスの効果が効いているのが分かると思います。
     

これ以外にも動画を撮って別のステータスも確認してみたところでは、物理耐性は基本値が20%ですが、
最大で-25%になっているので、こちらも40%以上下がるケースが有るようです。
ということで、おそらく即死に近い形で死ぬようなケースの多くはこの物理耐性低下が効いていると思われるので、
シャッタードレルムにおけるディフェンスはここをどうするかがポイントではないかと思います。
ちなみに、上の動画は長くなるので75シャードだけにしましたが、76のボス戦ではガルガボルが出てきて注意していたにもかかわらずクリティカルで殺されました。

 

レアの盾の場合Affix次第では物理耐性20%以上の物が出ますので、
これと他の装備やスキルと合わせて40%程度確保するという手はありますがこのビルドはセット必須なので無理です。
なので、耐性超過をしっかり確保した上で、ディフェンススキルのバフを有効に使いながらヒットアンドアウェイ的に戦う方法で乗り切る作戦です。

 
 

コメント

  • クラシックでいいですね。報復のあるべき姿。(つーか「報復ダメージを攻撃に追加」ってそもそもどういう原理だよ) -- 2019-08-10 (土) 13:09:21
  • 殴られた悔しさで握りしめたこぶしが硬くなるみたいな・・・無いか! -- 2019-08-10 (土) 13:13:24
  • 三神セットを使いこなせないセンチネルが涙を流しながらこちらを見ている -- 2019-08-10 (土) 14:14:12