モンハン用語/古龍級生物

Last-modified: 2021-05-21 (金) 00:25:27

古龍に匹敵するほどの脅威とされる、極めて危険性の高いモンスターの俗称。
公式が用いた呼称ではなく、下記の定義もユーザーが独自に定めたモノである事に注意。

概要

  • MH世界には、生物でありながら「天災」として恐れられる生物が存在する。
    "大自然の最たる脅威"と定義される「古龍種」に定められたモンスター達である。
    彼らは超常的な生態を持ち、それによって周辺の環境や生態系、
    あるいは人々の生活に対しても大きな影響力を振りかざし、
    出現が確認されただけで非常事態宣言や避難指示が出る場合があるほどの圧倒的な力を持つ。
  • しかしMH世界には、古龍種に分類されていないにも関わらず、
    周辺の環境や生態系に多大な影響をもたらす、
    或いは古龍種に匹敵するほどの力ないし危険度を持つとされるモンスターが複数確認されている。
    ユーザーはこれらのモンスターを総称して「古龍級生物」と呼ぶようになった。
    • 上述したとおり「古龍級生物」という名称は公式のものではないが、
      あまりの攻撃性や能力による影響が「古龍級」と言及されているモンスターは存在する。
      その中には種族として古龍に匹敵するとみなされている生物もいれば、
      戦闘経験の蓄積による強大化、感染症や疾病などによる変異が原因で
      個体として突出した力を獲得した者もいる。
  • 古龍種というカテゴリは、単に多大な影響力や強大な能力を持つだけでなく、
    「通常の生態系から逸脱している」「既存の生物分類に当てはめることができない」
    「極めて長寿で圧倒的な生命力を持つ」といった特徴を持つ存在を総称するための分類である。
    故にどれほど強力な力を持っていたとしても、これらに該当しない生物は古龍として扱われない。
    その圧倒的な力と情報の不足から古龍種ではないかという意見もあったが、
    調査研究によって飛竜と共通する特徴が確認されたことで飛竜種に分類されたアカムトルム、
    「強大な戦闘力を持ち、黄金の翼を持つ姿に変身する」という情報から古龍種への分類も検討されたが、
    体毛の変化が変身と誤認されたことが判明し牙獣種に落ち着いたラージャンなどは、
    古龍「級」に危険だが古龍ではないと判じられた好例だろう。
  • 流石に種類や個体数は少ないが、その名前がクエストの受注書に書かれているだけで身構えるハンターは多い。
    時にはバリスタや撃龍槍などといった「兵器」が狩猟のための戦力として投入される場合もある。
    • 怒り喰らうイビルジョーのように素で巨大な龍属性エネルギーを有する古龍級生物も存在する。
      尤も、これらは環境を利用した能力だったり、単にエネルギーを扱えるのみであり、
      古龍のように風の鎧や透過能力などの超自然的な力を自力で発揮するものはいない。
  • 飽くまで「古龍種に匹敵する存在」であって「古龍ではない」ため、
    種によっては他の大型モンスターと同時に狩猟地域に現れることもある*1
    この点から見れば「古龍種に匹敵」とはいえども純然たる古龍種には及ばないとも言えるが、
    裏を返せば同じ地域で他の大型モンスターと鉢合わせる可能性があるということでもある。
    実際、イビルジョーやバゼルギウスなどは狩り場への乱入によって
    大混乱を齎す例が多数報告されており、その性質からしても非常に厄介である。
    • ただ、多くの種が実力において一般的な生物種を上回る関係上、
      古龍級生物と遭遇した大型モンスターにハンターを気にかけるだけの余裕はないことが多い。
      下手をすると強引に追い払われたり、縄張り争いで叩きのめされることもあり、
      大抵の場合は大型モンスター側が古龍級生物に追い払われる形ですごすごと退散する。
    • ラージャンやイビルジョーを始めとする一般的な体躯の古龍級生物に関しては、
      設置型の各種罠による足止め、捕獲用麻酔玉(弾)による捕獲が有効である点も古龍種と異なる*2
      捕獲が不可能な古龍級生物も存在するが、それらは概して超大型モンスターである。
      ちなみにアトラル・カは本体の体躯こそ大型モンスター相当であるが、
      フィールド自体に罠を仕掛けられない仕様となっている上に、
      有志の検証により討伐まで捕獲可能にはならないという事が判明している。
  • 一口に「古龍級」と言っても、大まかに2通りのタイプが存在し、
    「古龍並の戦闘力」を有するモンスターと「古龍並の影響力」を有するモンスターの2種類に大別できる。
    後者は状況如何では生態系の破壊、村落の壊滅、都市機能の崩壊といった事態を招きかねず、
    世界観上でも古龍の出現に匹敵する警戒態勢が取られることもある。
    • もっとも、古龍級生物とされるモンスターは抜きん出た戦闘力と攻撃性を兼ね備える場合が殆どで、
      結果としてその多くが古龍並の影響力を発揮する*3
      そういった多大な影響力が報告されていない古龍級生物も一部確認されているものの、
      それらは概して種としての性質や生息環境*4に拠るところが大きい。
    なお、古龍並みの戦闘力という表現は、あくまで遭遇した人間から見た相対的なものであり、
    そのモンスターが特定の古龍に抗し得る戦闘力を持つかは古龍級認定とはあまり関係ない。
    古龍は極めて希少な存在である上、分類不能の強大な生物という
    ある意味その場しのぎな基準で纏められた生物群でもあるため
    特性や能力もバラバラであり、具体的な比較もしづらい。
    公式側としてもこのあたりは意図的に暈しているらしく、
    登場ムービーなどを含めても古龍と古龍級生物が直接邂逅した例は殆どない。
    • MHW:Iでは、遂に古龍と古龍級生物が直接相対する縄張り争いが追加された(下記)ほか、
      ムービーにおいても古龍と古龍級生物の共演が複数見られるようになった。
      特にラージャンがキリンと争い、その角を喰らうという衝撃的なムービーおよび縄張り争いは、
      かつて藤岡Dが示唆したラージャンvsキリンの対戦カードを裏付けるものであると共に、
      「古龍級生物が古龍に勝利する」(現時点で)唯一にして初の事例であり、大いに注目を集めた。

判断要素

  • 以下に「古龍級」と判断されうる主な要素を記す。
    ただし、解釈や重視する要素は個人により異なり絶対的な基準ではないことに注意。
公式情報
公式からの言及や設定資料、書籍等で古龍に匹敵する実力を持つ旨の記載がある場合。
公式からの情報ということで、最も確実な根拠の一つと言える。
ただし、歴戦ディアブロス亜種など、作中描写と設定に大きな乖離が見られる例もある。
危険度
主にゲーム中で用いられる星の数等で示された危険度。クエストの難易度の指標でもある。
当然ながら強力なモンスターほど危険度は高く、古龍種は特に最上位クラスに位置している。
その古龍種と同等、あるいはそれ以上のランクにクエストが位置づけられている場合、
その対象モンスターを古龍級と見なす見方もある。
ただし、このシステムはあくまでハンターや村人にとっての危険度という意味合いが強く、
作中で見られる諸々の設定や下記の縄張り争いの結果と乖離しているケースも散見されることから、
厳密には判断材料にはならないとする見方も多い。
大型モンスターの強さランク
公式で定められた、作中に登場するモンスターの生態的地位を示したランク。
作中において同エリアでモンスター同士が鉢合わせた際の挙動を管理するシステムであり、
格下のモンスターは格上のモンスターを恐れてエリアから逃走しやすくなる。
通常フィールドに登場しない古龍種や超大型モンスターにもランクが存在しており、
古龍種に関しては幻獣キリンを除いた全てが最高格である「とても強い」に定められていることから、
同作中で同じく最高ランクに定められているモンスターを古龍級と見なすものである。
難点は基本的にゲーム中で確認する手段が一切なく、公式資料などで公開されたものしか参照できないこと*5
また、キリンと他の大型モンスターが同格とされているなど括りがかなり大雑把である点、
作品の変遷に伴ってランクが変動しているモンスターが存在する点にも留意する必要がある。
報酬金
クエスト達成時の報酬金。クエストの難易度が高いほど金額も高くなる。
ここから、報酬金を言わば戦闘力や危険度のように見なして比較する考え方がある。
ただし、クエストの形式(連続狩猟、強化個体の有無、依頼の背景)による変動も大きく、
作品を跨ぐことで報酬金額が逆転している事例もまま見られることから、
危険度同様、判断材料としての信頼性はさほど高くない。
縄張り争い
MHW以降に見られるようになったモンスター同士の戦い。
ゲーム中ではそのモンスター同士が遭遇すると「縄張り争い」と明示される。
モンスターの生態を如実に反映したものであることから判断材料とされることが多い。
縄張り争いを起こすこと自体ではなくその結果が重視され、実際に古龍相手に優勢に立ってみせた者や、
引き分けに終わるモンスターが古龍級と見なされる。
また、古龍級とされるモンスターと互角に争ったモンスターも古龍級と認めるケースもある。
MHXX以前には存在しないシステムなので、適用できるのはMHW以降に登場したモンスターのみ。
フィールドの変化
古龍種が出現するクエストでは、フィールドから小型モンスターが姿を消したり、
他のモンスターによる乱入が発生しないという仕様があるが、
それらの仕様が古龍種以外にも適用されることがある。
その場合、対象のモンスターを古龍同然として扱うという考え方である。
ただし、MHW以降では縄張り争いの実装に伴い、
古龍種であっても争いを起こす組み合わせのモンスターが乱入するケースがある。
  • その他、古龍級とされるモンスターの特殊個体や、世界観的な影響力、独自の生態等が総合的に考慮される。

余談

  • 歴戦ディアブロス亜種、ゴア・マガラについては、
    古龍級である、または古龍に対抗しうることを示唆する設定や記載は存在しているが、
    ゲーム上での扱いは一般的な大型モンスターのそれを逸脱したものではない
    (前者については他の一般大型モンスターと引き分ける縄張り争いも存在する)。
    同様の扱いは派生作品出身のエスピナス、ベルキュロスにおいても見られ、
    特に後者については一般的な大型モンスターに襲撃され、そのまま撤退するという
    古龍級生物らしからぬ描写が存在している。
  • 二つ名モンスターの一部には、ラージャンやイビルジョーなどの古龍級生物、
    そしてバルファルクなどの一部大型古龍と同等の危険度★6に定められている種が存在する。
    危険度がそのままその種の戦闘力を表すわけではないのは周知の事実ではあるが、
    二つ名個体には出現時や狩猟時において特別な措置が取られており、
    作中描写から生態系への影響力も通常個体より遥かに大きいことが明らかになっている。
  • 世界観設定に絡んだ強化個体の一種と言える狂竜化個体獰猛化個体については、
    設定上「古龍に匹敵する脅威」であることを示唆する描写が一切存在していない。
    • 狂竜化/獰猛化個体は通常個体と比較して戦闘力が格段に上がっていることも少なくないが、*6
      これらはあくまでプレイヤー的な体感難易度であり、設定上の立ち位置とは無関係である。
    上記の「モンスターの強さランク」において極限個体が明確に類別され最強ランクに定められている一方で、
    狂竜化個体と獰猛化個体については特に通常個体と区別されていない。
    恐らく、狂竜化/獰猛化個体は「通常個体よりは強力だが、強さランクが異なるほどの大きな戦闘力差はない」、
    謂わば古龍級生物と一般的なモンスターの中間に位置する存在なのではないかと思われる。
  • 古龍級生物とは程遠い存在ではあるが、その性質から複数体同時に現れた場合に
    「生態系に異常が出る」などと評されるモンスターは幾つか確認されている。
    例としては猛毒を撒き散らすゲリョスやドスイーオス、大喰らいなハプルボッカなど。
    これらは生態系の頂点に立つモンスターに直接影響を及ぼすような実力者ではないため、
    恐らく小動物や小型モンスター、植物の生息数を大きく変動させる形で生態系に異常をもたらすものだろう。
  • 古龍級とする公式資料は存在しないが、イャンガルルガブラキディオスはムービーで古龍や古龍級相手に善戦している。
    ただし、前者は登場ムービー、後者は15周年展のムービーでの描写であるため、
    演出上の都合で彼らに補正がかかっている可能性がある点は留意すべきである。*7
  • また、MHRiseで初登場のマガイマガドも縄張り争いで古龍や古龍級生物と戦いを繰り広げる。
    古龍との縄張り争いはやや劣勢ではあるが、あのテオ・テスカトルクシャルダオラなどのドス古龍達を相手に
    真っ向から立ち向かって空中戦を挑み、地上に撃墜するという驚くべき内容の争いを見せる。
    また、一般モンスターより格上の存在として遇されるバゼルギウスとの縄張り争いはリオレウスの完全流用であり、
    マガイマガドが優勢で終わる。
    現時点ではマガイマガドが古龍級生物か否かは意見が分かれる所だが、
    ゲーム中での危険度はドス古龍や古龍級生物などの危険度を一つ下回る★7である。
    • なお、ゲーム中のマガイマガドは万全の状態ではないことが加工屋のハモンから示唆されている。
      マガイマガドはイビルジョーのように代謝が激しいのか「喰らい続けている限り弱らん」らしく、
      実際に狩猟するのはそうなることを事前に阻止した個体なのである。
      • 百竜夜行ではその対処をされていない個体との戦闘になることがあるが、
        この場合も撃退止まりで狩猟はしないため、「弱らない」ことの真相はやはり不明。
        もしかしたら単にスタミナが切れないというだけのことかもしれないし、
        あるいは本当に戦闘中に体力を回復するのかもしれないが、
        いずれにせよ本領を発揮したマガイマガドがどれ程の立ち位置になるのかは未知数となっている。
        流石に文字通り不死身なわけではないだろうが
  • MHRiseでは、カムラの里の住民である米穀屋のセンナリから、
    「各地で古龍やそれに匹敵するモンスターが続々と出てきている」という話を聞くことができる。
    そのタイミングでクエストが登場するバゼルギウスなどのことを指していると思われるが、
    設定資料等でなく作中の人物から古龍級生物について言及される珍しいケースである。

派生作品

  • 独自の世界観を有する派生作品においても、古龍に匹敵するとされるモンスターは殆ど存在しない。
    これは単純に古龍級生物のハードルが(設定的な面で)極めて高いことに加え、
    完全オリジナルモンスターが実装されている派生作品そのものが少ないことも影響している。
    唯一の例外がサービス終了まで恒常的に独自モンスターを実装し続けていたMHFであり、
    同作には設定レベルで古龍に匹敵する実力ないし影響力を持つと判断できるモンスターも存在した。
    • 具体例としては、クエスト依頼文に「その実力は古龍級」と記載されたベルキュロス
      同じくクエスト依頼文で「周囲の生態系に影響を及ぼしかねない」という一文があるUNKNOWN
      実装前に公開された設定で「かつては古龍種と縄張り争いをしていた(と思われる)」とされたエスピナス
      過去に絶島に棲息していた生物を食らい尽くしたという設定を持つラヴィエンテ
      同作のセクメーア砂漠が形成された一因という裏設定*8が存在するオディバトラスなどが挙げられる。
      また古龍級生物ではないが、二頭揃って発生させる磁力は古龍の力に匹敵するという変わり種も存在した*9
  • とりわけMHFには古龍以上の討伐難易度を誇るモンスターが山ほど存在し、
    中には古龍と同格のクエストランクに属する通常モンスターすら複数存在するが、
    これらについて古龍級の実力者であるといった設定は存在せず、公式から言及されたケースもない。
    これは本作がアップデートを続けながらより高難度のモンスターを実装していく形式を取っており、
    少なくとも設定面での強さとゲームでの強さは完全に分けられるようになったためと思われる。
    通常個体を従える姿が目撃されている辿異種も、「そのモンスターの中では最も極まった個体」とされ、
    他種、特に古龍との比較は行われていない。

関連項目

モンスター/古龍種
システム/希少種
システム/極限状態
世界観/非常事態宣言 - 状況や場合によっては発令される
クエスト/対○○防衛作戦! - 古龍及び古龍級生物に対する拠点迎撃作戦
登場人物/大団長 - ラージャン相手に古龍級生物同然の荒業をみせつけた規格外の人間。


*1 MHW:Iではとある現象の影響で生態系が乱れたことで、大型古龍種が他のモンスターと同時にフィールドに出現するようになった。だがこの場合でも古龍と共に出現するモンスターは必ず1種以下となっており、通常通り3種のモンスターが同時に出現する古龍級生物とは一線を画する。
*2 極限個体など例外も存在する。
*3 事実、初登場時からなにかと凶暴性や戦闘力がクローズアップされがちなラージャンにすら「破壊活動によって出没地域の生態系に影響が出る」という設定が存在している。
*4 人里離れた秘境にのみ姿を現す一部の希少種など。
*5 作品によっては公開されておらず、参照手段が存在しない。
*6 中には狂竜化イャンガルルガ、狂竜化ブラキディオスや上位獰猛化ショウグンギザミ、G級獰猛化ザボアザギルなど古龍種と比較しても遜色ない難易度とされるモンスターも存在する。
*7 ムービーを除いた両者の待遇は概ね通常モンスターの範疇を超えるものではなく、実際に前者は縄張り争いでラージャンに敗北する。
*8 「モンスターハンター フロンティア オンライン」インタビュー(前編) 来年春の「MHF-G」実装の狙いは? 直近の「フォワード.5」の情報も
*9 モンスターリストにて確認可能。同作に登場するルコディオラやレビディオラが発揮する磁力に比肩する代物という意味合いだと思われる。