古龍に匹敵するほどの脅威とされる、極めて危険性の高いモンスターの俗称。
もともとはプレイヤーが作中や設定情報を元に独自に用いていた分類用語だったが、
この単語は後に公式設定資料集において金獅子ラージャンに対してのみ使用、公言されている。
混同する事が無いよう注意されたし。
目次
概要
- MH世界には、生物でありながら「天災」として恐れられる生物が存在する。
"大自然の最たる脅威"と定義される「古龍種」に定められたモンスター達である。
彼らは超常的な生態を持ち、それによって周辺の環境や生態系、
あるいは人々の生活に対しても大きな影響力を振りかざし、
出現が確認されただけで非常事態宣言や避難指示が出る場合があるほどの圧倒的な力を持つ。
- しかしMH世界には、古龍種に分類されていなくとも周辺の環境や生態系に多大な影響をもたらす、
或いは古龍種に匹敵するほどの力ないし危険度を持つとされるモンスターが複数確認されている。
ユーザーはこれらのモンスターを総称して「古龍級生物」と呼ぶようになった。- 上述したとおり「古龍級生物」という分類用語は公式のものではなかったが、
あまりの攻撃性や能力により「古龍並の影響力がある」と言及されていたモンスターは幾らか存在する。
その中には種族として古龍に匹敵するとみなされている生物もいれば、
戦闘経験の蓄積による強大化、感染症や疾病などによる変異が原因で
個体として突出した力を獲得した者もいる。- 現在はMHW:I設定資料集の激昂したラージャンの項にて、通常種のラージャンを指してこの用語が使われており、
上述の通り「古龍級生物」自体も公式用語である。
ただし、公式側の指す「古龍級生物」と各々のプレイヤーがこれまで考えてきた定義がどの程度重なるかは不明。
ユーザー間の俗称を開発側が拾い上げたとするのも早計である。
- 現在はMHW:I設定資料集の激昂したラージャンの項にて、通常種のラージャンを指してこの用語が使われており、
- 上述したとおり「古龍級生物」という分類用語は公式のものではなかったが、
- 古龍種というカテゴリは、単に多大な影響力や強大な能力を持つだけでなく、
「通常の生態系から逸脱している」「既存の生物分類に当てはめることができない」
「極めて長寿で圧倒的な生命力を持つ」といった特徴を持つ存在を総称するための分類である。
故にどれほど強力な力を持っていたとしても、これらに該当しない生物は古龍として扱われない。
その圧倒的な力と情報の不足から古龍種ではないかという意見もあったが、
調査研究によって飛竜と共通する特徴が確認されたことで飛竜種に分類されたアカムトルム、
「強大な戦闘力を持ち、黄金の翼を持つ姿に変身する」という情報から古龍種への分類も検討されたが、
体毛の変化が変身と誤認されたことが判明し牙獣種に落ち着いたラージャンなどは、
古龍「級」の戦闘力や危険性を持つが古龍ではないと判じられた好例だろう。
- 流石に種類や個体数は少ないが、その名前がクエストの受注書に書かれているだけで身構えるハンターは多い。
時にはバリスタや撃龍槍などといった「兵器」が狩猟のための戦力として投入される場合もある。- 怒り喰らうイビルジョーのように素で巨大な龍属性エネルギーを有する古龍級生物も存在する。
尤も、これらは環境を利用した能力だったり、単にエネルギーを扱えるのみであり、
古龍のように風の鎧や透過能力などの超自然的な力を自力で発揮するものはいない。
- 怒り喰らうイビルジョーのように素で巨大な龍属性エネルギーを有する古龍級生物も存在する。
- 飽くまで「古龍種に匹敵する存在」であって「古龍ではない」ため、
種によっては他の大型モンスターと同時に狩猟地域に現れることもある*1。
この点から見れば「古龍種に匹敵」とはいえども純然たる古龍種には及ばないとも言えるが、
裏を返せば同じ地域で他の大型モンスターと鉢合わせる可能性があるということでもある。
実際、イビルジョーやバゼルギウスなどは狩り場への乱入によって
大混乱を齎す例が多数報告されており、その性質からしても非常に厄介である。- ただ、多くの種が実力において一般的な生物種を上回る関係上、
古龍級生物と遭遇した大型モンスターにハンターを気にかけるだけの余裕はないことが多い。
下手をすると強引に追い払われたり、縄張り争いで叩きのめされることもあり、
大抵の場合は大型モンスター側が古龍級生物に追い払われる形ですごすごと退散する。
- ラージャンやイビルジョーを始めとする一般的な体躯の古龍級生物に関しては、
設置型の各種罠による足止め、捕獲用麻酔玉(弾)による捕獲が有効である点も古龍種と異なる*2。
捕獲が不可能な古龍級生物も存在するが、それらは概して超大型モンスターである。
ちなみにアトラル・カは本体の体躯こそ大型モンスター相当であるが、
フィールド自体に罠を仕掛けられない仕様となっている上に、
有志の検証により討伐まで捕獲可能にはならないという事が判明している。
- ただ、多くの種が実力において一般的な生物種を上回る関係上、
- 一口に「古龍級」と言っても、大まかに2通りのタイプが存在し、
「古龍並の戦闘力」を有するモンスターと「古龍並の影響力」を有するモンスターの2種類に大別できる。
後者は状況如何では生態系の破壊、村落の壊滅、都市機能の崩壊といった事態を招きかねず、
世界観上でも古龍の出現に匹敵する警戒態勢が取られることもある。
- なお、古龍並みの戦闘力という表現は、あくまで遭遇した人間から見た相対的なものであり、
そのモンスターが特定の古龍に抗し得る戦闘力を持つかは古龍級認定とはあまり関係ない。
古龍は極めて希少な存在である上、分類不能の強大な生物という
ある意味その場しのぎな基準で纏められた生物群でもあるため
特性や能力もバラバラであり、具体的な比較もしづらい。
公式側としてもこのあたりは意図的に暈しているらしく、
以前は登場ムービーなどを含めても古龍と古龍級生物が直接邂逅した例は殆どなかった。- MHW:I以降の作品では、遂に古龍と古龍級生物が直接相対する縄張り争いが追加された(下記)ほか、
ムービーにおいても古龍と古龍級生物の共演が複数見られるようになった。
特にラージャンがキリンと争い、その角を喰らうという衝撃的なムービーおよび縄張り争いは、
かつて藤岡Dが示唆したラージャンvsキリンの対戦カードを裏付けるものであると共に、
「古龍級生物が古龍に明確に勝利する」当時唯一にして初の事例であり、大いに注目を集めた。- さらに、後のMHR:S資料集においては激昂したラージャンが「時に古龍をも喰らう」ことが明かされ、
少なくとも特殊個体においては何らかの古龍に勝利し捕食する場合があると判明した。
- さらに、後のMHR:S資料集においては激昂したラージャンが「時に古龍をも喰らう」ことが明かされ、
- ラージャン以外の例としては、MHR:Sにおいてリオレイア希少種がクシャルダオラに対し優勢に争う映像が確認できる。
ゲーム本編の映像内では結末まで描写されておらず勝敗は不確定だったが、
同作資料集にてリオレイア希少種がクシャルダオラを撃退したことが明言され、
『古龍級生物が古龍に勝利する』事例の一つとなった。
- MHW:I以降の作品では、遂に古龍と古龍級生物が直接相対する縄張り争いが追加された(下記)ほか、
判断要素
- 以下に「古龍級」と判断されうる主な要素を記す。
ただし、解釈や重視する要素は個人により異なり絶対的な基準ではないことに注意。
例として挙げられたモンスターも下記の条件を満たしているというだけであり、
これをもって古龍級を断定するものでは無い。
- 公式情報
- 公式からの言及や作中、設定資料、書籍等で古龍種に匹敵する実力を持つ旨、
あるいは複数の古龍種と対等な縄張り争いを行う旨が明言されている場合。
主観に依拠しない完全にオフィシャルな情報ということで、最も確実な根拠の一つと言える。
例としてはアカムトルム、(激昂した)ラージャン、怒り喰らうイビルジョー、バゼルギウス等。
ただし、古龍に匹敵する実力を持つとされるものの縄張り争いで通常のディアブロスに敗北しうる
歴戦ディアブロス亜種など、作中描写と設定に大きな乖離が見られる例もある。
- 危険度
- 主にゲーム中で用いられる星の数等で示された危険度。クエストの難易度の指標でもある。
当然ながら強力なモンスターほど危険度は高く、古龍種は特に最上位クラスに位置している。
古龍種と同等、あるいはそれ以上のランクにクエストが位置づけられている場合、
その対象モンスターを古龍級と見なす見方もある。
設定上の強さを把握する大まかな指標となるが、そのモンスターの強さとイコールでないという点には注意されたし*5。
例としては二つ名持ちモンスターやヌシモンスター等。
- 大型モンスターの強さランク
- 公式で定められた、作中に登場するモンスターの生態的地位を示したランク。
作中において同エリアでモンスター同士が鉢合わせた際の挙動を管理するシステムであり、
格下のモンスターは格上のモンスターを恐れてエリアから逃走しやすくなる。
通常フィールドに登場しない古龍種や超大型モンスターにもランクが存在しており、
古龍種に関しては幻獣キリンを除いた全てが最高格である「とても強い」に定められていることから、
同作中で同じく最高ランクに定められているモンスターを古龍級と見なすものである。
例としてはイビルジョー、ウカムルバス、極限状態モンスター等。
難点は基本的にゲーム中で確認する手段が一切なく、公式資料などで公開されたものしか参照できないこと*6。
また、キリンと他の大型モンスターが同格とされているなど括りがかなり大雑把である点、
作品の変遷に伴ってランクが変動しているモンスターが存在する点にも留意する必要がある。
- 報酬金
- クエスト達成時の報酬金。クエストの難易度が高いほど金額も高くなる。
ここから、報酬金を言わば戦闘力や危険度のように見なして比較する考え方がある。
ただし、クエストの形式(連続狩猟、強化個体の有無、依頼の背景)による変動も大きく、
作品を跨ぐことで報酬金額が逆転している事例もまま見られることから、
判断材料としての信頼性はさほど高くない。
- 縄張り争い
- MHWorld以降に見られるようになったモンスター同士の戦い。
ゲーム中ではそのモンスター同士が遭遇すると「縄張り争い」と明示される。
モンスターの生態を如実に反映したものであることから判断材料とされることが多い。
縄張り争いを起こすこと自体ではなくその結果が重視され、実際に一部古龍相手に優勢に立ってみせた者や、
引き分けに終わるモンスターが古龍級と見なされる。
例としては(激昂した)ラージャン、怒り喰らうイビルジョー、(怨嗟響めく)マガイマガドが存在する。
ただし、(通常種の)マガイマガドはテオ・テスカトルやクシャルダオラを相手に確定で操竜待機となるため、
劣勢とみなすことも出来る*7。
また、古龍級とされるモンスターと互角に争ったモンスター*8も古龍級に含めるか、
特定の古龍種とのみ縄張り争いを生じるモンスター*9を古龍級と見做すかは解釈による。
- フィールドの変化
- 古龍種が出現するクエストでは、フィールドから小型モンスターが姿を消したり、
他のモンスターによる乱入が発生しないという仕様があるが、
それらの仕様が古龍種以外にも適用されることがある。
その場合、対象のモンスターを古龍同然として扱うという考え方である。
これらは「作中において古龍種と同等の待遇である」点が重視される。
例としてはMH4(G)における(渾沌に呻く)ゴア・マガラ、
MH4G及びMHW:Iの猛り爆ぜるブラキディオス等。
- ムービー
- ムービーにおいて実際に古龍種と争う姿が見られる場合。
これらは争いの結末は描写されていない(古龍側が能力を最大解放していない)など不確定要素がある場合もある*10。
例としてはリオレイア希少種、エスピナス亜種等。
- その他、古龍級とされるモンスターの特殊個体や、世界観的な影響力、独自の生態等が総合的に考慮される。
余談
- 歴戦ディアブロス亜種に関してはMHWorldの資料集において「古龍種にも匹敵する実力を持つ」とされ、
戦闘力の面で古龍級と読み取れるが、ゲーム上の扱いは一般的な歴戦個体を逸脱したものではなく、
他の一般大型モンスターと引き分ける縄張り争いにも変更はない。
差分を作るコスト的な問題故か、ゲーム中の描写に設定が反映されていない例である。- またゴア・マガラについては、MHR:Sの資料集において「古龍同等に危険な存在」という記述が見られるが、
ゲーム上の扱いはシリーズを通して一般的な大型モンスターと同等であり、
MHR:Sで追加されたセルレギオスとの縄張り争いも引き分けに終わる。
したがって、危険性の面では古龍種と同等であるが、戦闘力では及ばないという稀有な例と考えられる。
- 縄張り争いの描写で見ると、ラージャンは縄張り争いで格下の相手からの先制攻撃に怯む描写があり、
イビルジョーはMHW:Iの登場ムービーにてイャンガルルガに一撃をもらってダウンするシーンがある。
しかしラージャンはその後相手の尾を掴んで強烈な反撃を加える流れとなり、
イビルジョーは終始優位に立っていた中で意表を突かれた反撃という形であるため、
遅れをとっているシーンという訳ではない。- なお、設定資料においてはイビルジョーとイャンガルルガの戦闘について、
「互角とも言える争い」と表現されている。
- なお、設定資料においてはイビルジョーとイャンガルルガの戦闘について、
- また、MHWorldのファミ通のインタビュー*11において徳田Dはイビルジョーを指して、
「バゼルギウスとほぼ同格だが、古龍種より一段格下(意訳)」と発言している。
一方で、同作の資料集ではイビルジョーの危険性は古龍に並び立つと明言されており、情報としてはこちらの方が新しい。
記事内容も世界観設定というより、歴戦イビルショーの配信に端を発して
ゲーム中の難易度設定に触れているようにも捉えられる。
- またゴア・マガラについては、MHR:Sの資料集において「古龍同等に危険な存在」という記述が見られるが、
- 基準のひとつに危険度が持ち出される事もあるが、
危険度の設定は、そのモンスターに対する警戒の目安という意味が強いため、
劇中描写にせよゲーム的な難易度にせよ、戦闘能力という点では、
設定や縄張り争いの結果と一致しない場合も多い。- シリーズによって危険度の階級の細かさは異なっているが、
古龍であるバルファルクや有名どころのラージャン、イビルジョーと同じ
★6に並ぶ二つ名モンスターの一部は出現時や狩猟時に特別な措置が取られ、
生態系への影響力も少なくないことが描写される。
逆にMHR:Sでは、危険度等の待遇こそ一般的な大型モンスターと変わらないエスピナスが、
古龍種のクシャルダオラと互角の縄張り争いを行う。
また、危険度4のラングロトラが危険度2のヨツミワドウに敗北する、
危険度9の古龍イブシマキヒコが起こす百竜夜行に危険度10のヌシモンスターが巻き込まれるなど、
個体の強さとはほとんど関係ない格付けとなっている。 - とはいえ、ギルドが古龍に匹敵する脅威と定めている点では、
これもある種の"古龍級"の要素と言えるだろう。
- シリーズによって危険度の階級の細かさは異なっているが、
- 世界観設定に絡んだ強化個体の一種と言える狂竜化個体、獰猛化個体については、
設定上「古龍に匹敵する脅威」であることを示唆する描写が一切存在していない。- 狂竜化/獰猛化個体は通常個体と比較して戦闘力が格段に上がっていることも少なくないが、*12
これらはあくまでプレイヤー的な体感難易度であり、設定上の立ち位置とは無関係である。
最強ランクに定められている一方で、狂竜化個体と獰猛化個体については特に通常個体と区別されていない。
恐らく、狂竜化/獰猛化個体は「通常個体よりは強力だが、強さランクが異なるほどの大きな戦闘力差はない」、
謂わば古龍級生物と一般的なモンスターの中間に位置する存在なのではないかと思われる。 - 狂竜化/獰猛化個体は通常個体と比較して戦闘力が格段に上がっていることも少なくないが、*12
- 古龍級生物とは程遠い存在ではあるが、その性質から複数体同時に現れた場合に
「生態系に異常が出る」などと評されるモンスターは幾つか確認されている。
例としては猛毒を撒き散らすゲリョスやドスイーオス、大喰らいなハプルボッカなど。
これらは生態系の頂点に立つモンスターに直接影響を及ぼすような実力者ではないため、
恐らく小動物や小型モンスター、植物の生息数を大きく変動させる形で生態系に異常をもたらすものだろう。
- 古龍級とする公式資料は存在しないが、イャンガルルガとブラキディオスはムービーで古龍や古龍級相手に善戦している。
ただし、前者は登場ムービー、後者は15周年展のムービーでの描写であるため、
演出上の都合で彼らに補正がかかっている可能性がある点は留意すべきである*13。
- MHRiseで初登場したマガイマガドは危険度や報酬金、装備のレア度のような数字の大小を直接比較できる設定は
ゴシャハギやティガレックスといった一般モンスターのものと同値になっている*14ものの、
縄張り争いで古龍や古龍級生物と戦いを繰り広げる。
ドス古龍との縄張り争いは確定で操竜待機にはなるが*15、あのテオ・テスカトルやクシャルダオラなどの
ドス古龍達を相手に真っ向から立ち向かって空中戦を挑み、地上に撃墜するという驚くべき内容の争いを見せる。
また、一般モンスターより格上の存在として遇されるバゼルギウスとの縄張り争いは、
他の飛竜種とほぼ同じ内容でマガイマガドの勝利となっている。*16- なお、後の大型アップデートであるMHR:Sで登場した特殊個体、怨嗟響めくマガイマガドは
ゲーム中の待遇や縄張り争いにおいて古龍種および紅蓮滾るバゼルギウス相手に優勢に立ち回った戦績を持っており、
通常個体以上に古龍級生物と言える特徴を持つ。 - さらに、後のアップデートで追加された、
イヴェルカーナと通常個体のマガイマガドが引き分けの縄張り争いを見せたことにより、
通常個体も古龍と互角に近い戦闘能力を備えているという事が明らかとなった。*17
- なお、後の大型アップデートであるMHR:Sで登場した特殊個体、怨嗟響めくマガイマガドは
- MHRiseでは、カムラの里の住民である米穀屋のセンナリから、
「各地で古龍やそれに匹敵するモンスターが続々と出てきている」という話を聞くことができる。
そのタイミングでクエストが登場するバゼルギウスなどのことを指していると思われるが、
設定資料等でなく作中の人物から古龍級生物について言及される珍しいケースである。
- また百竜夜行では、ヌシモンスターや一部の大物モンスター達*18が
あのラージャンやバゼルギウスをも群れの配下として従えて登場し、
マガイマガドに至ってはラージャンやバゼルギウスまでもが逃げ回る中、餌の宝庫とみなして乱入してくる。
こういったモンスター達も明確な立ち位置は不明であるが、古龍級生物と考えられるかもしれない。
派生作品
- 独自の世界観を有する派生作品においても、古龍に匹敵するとされるモンスターは殆ど存在しない。
これは単純に古龍級生物のハードルが(設定的な面で)極めて高いことに加え、
(古龍種以外の)完全オリジナルモンスターが実装されている派生作品そのものが少ないことも影響している。- 現時点で唯一の例外はサービス終了まで恒常的に独自モンスターを実装し続けていたMHFであり、
同作には設定レベルで古龍に匹敵する実力ないし影響力を持つと判断できるモンスターも存在した。
具体例としては、クエスト依頼文に「その実力は古龍級」と記載されたベルキュロス、
同じくクエスト依頼文で「周囲の生態系に影響を及ぼしかねない」という一文があるUNKNOWN、
実装前に公開された設定で「かつては古龍種と縄張り争いをしていた(と思われる)」とされたエスピナス、
過去に絶島に棲息していた生物を食らい尽くしたという設定を持つラヴィエンテ、
同作のセクメーア砂漠が形成された一因という裏設定*19が存在するオディバトラスなどが挙げられる。
また古龍級生物ではないが、二頭揃って発生させる磁力は古龍の力に匹敵するという変わり種も存在した*20。- なお、エスピナスに関しては後にMHR:Sに登場した際に当時の設定を拾ったと思しき縄張り争いが実現している。
上記の他のモンスターに関しても、今後本編世界観で設定と共に拾われる可能性がある。
- なお、エスピナスに関しては後にMHR:Sに登場した際に当時の設定を拾ったと思しき縄張り争いが実現している。
- 現時点で唯一の例外はサービス終了まで恒常的に独自モンスターを実装し続けていたMHFであり、
- MHSTではイビルジョーとラージャンが古龍級生物に相当すると思われる特別扱いを受けている。
- イビルジョーの場合は、野生の個体が同じエリアに出現している場合のみ、
ナビルーがわざわざ「このニオイ…。大型モンスターが近くにいるのか…?」とつぶやく。
また、モンスターの巣の最奥にあるタマゴのありかにイビルジョーが帰ってきた際には、
汎用セリフではなく専用の「とんでもないものが出たぞ!」と言う発言をする。
このため、少なくともMHSTのイビルジョーに関しては(古龍との比較と言うわけではないが)
他の大型モンスターたちとは別格の扱いがされているのは明白と言える。
なお、続くMHST2に関してはこれらのような特別扱いは見られなくなっている。
- ラージャンに関しては戦闘開始時にナビルーから
「まずは生き延びる事を考えないと!」という明らかに只事ではない警告を受ける他、
本種は古龍と同様に3DS版MHST初期はオトモンにする事が不可能であった。
更にMHSTの公式サイトにて特筆すべき解説がされている。
なんと「牙獣種でありながら古龍種をも凌駕する~」という設定が明記されており、
古龍級生物という地位を確固たるものにしていると言って良いだろう。
MHST2においても、「竜の拠り地」の9層にて本種は
古龍達の巣窟という魔境に唯一在籍する非古龍モンスターとして存在感を放っている。
いずれにしても、公式設定資料集で直接言及されただけはある待遇と言える。
- イビルジョーの場合は、野生の個体が同じエリアに出現している場合のみ、
関連項目
モンスター/古龍種
世界観/非常事態宣言 - 状況や場合によっては発令される
クエスト/対○○防衛作戦! - 古龍及び古龍級生物に対する拠点迎撃作戦
登場人物/大団長 - ラージャン相手に古龍級生物同然の荒業をみせつけた規格外の人間。
システム/希少種
システム/極限状態
モンハン用語/特殊個体