- 種族
- 飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 爆鱗竜上科 バゼル科)
- 異名
- 躍動する大災難
- 英語表記
- Seething Bazelgeuse
- 危険度
- MHR:S:★9
- 登場作品
- MHW:I, MHR:S
目次
生態・特徴 
- 常に赤熱した爆鱗をその身に纏う、爆鱗竜バゼルギウスの特殊な個体。
外見からして明らかに通常の個体と異なる雰囲気を纏っており、
ギルドではこの特殊な個体を「紅蓮滾 るバゼルギウス」と呼び分けている。
元々極めて危険な性質を持つ事で知られるバゼルギウスの中でもさらに危険度を増した驚異の個体であり、
出現や存在そのものが「大災難」とも形容される。
新大陸古龍調査団が新大陸にある龍結晶の地での調査を実施している最中に、
突如として襲来してきた事でその存在が初めて公的に確認された。
- 通常の個体との外見上の大きな差異は主に二つ。
一つは身体の上面を覆う鱗や外殻の大部分が、焼け焦げたかのような青みがかった黒銀色に染まっている点。
また、甲殻の節々からは時折溶岩のような赤い光が漏れて見え、
本来の黒みがかった黄色い鱗や甲殻の面影は腰回りなどにのみ見られる程度となっている。
そしてもう一つの特徴が、バゼルギウス最大の特徴にして最大の武器である爆鱗が、
ほぼ常時赤熱状態と化している点である。
通常のバゼルギウスは興奮などにより体温が上昇した場合にのみ爆鱗が赤熱するが、
この事から本個体は何らかの要因で爆鱗が常に熱された状態になるほど高い体温を維持し続けていると考えられる。
本個体は当然ながら、この赤熱した爆鱗を用いた戦法を多用する傾向がある。
熱された爆鱗が非常に危険な代物である事は、通常個体の例から見ても明らかであり、
本個体が特別警戒される大きな要因の一つと言える。
- 爆鱗を多用する戦術を得意とする点は通常の個体と大きく変わってはいないが、
身体をより大きく、より激しく動かしながら暴れる傾向があり、
これによって地上に降り立っている場合でも広範囲に爆鱗がばら撒かれ、瞬く間に周囲を焼き払っていく。
戦闘などによって興奮してくると体温がさらに上昇する影響か、
爆鱗が白熱化してさらに威力の高い爆発を起こすようになる。
しかしそれでも外敵を撃退できず、一向に興奮が収まらない場合、
遂には爆鱗どころか上半身や尻尾までもが眩いほどに白熱した「紅蓮状態」となり、
爆鱗に至っては薄らと青みがかった不気味な白紫色に輝き始める。
白紫色に輝く爆鱗は粘性が高くなっており、壁などに飛び散るとそのまま貼り付く。
また、紅蓮状態時の爆鱗は炸裂する直前に膨張する性質があり、
これによって一つ一つが見た目以上に広範囲を巻き込む爆発を巻き起こす。
一層強化された爆鱗の破壊力は従来の個体を遥かに凌駕する脅威と化しており、
一発にでも巻き込まれれば重傷は避けられないだろう。
なお、紅蓮状態になった部位は何らかの手段で外部から冷却したり衝撃を加えたりする事で、
短時間ながらある程度は熱を抑え込む事ができるらしい。
しかし、通常以上に強大な存在と化した爆鱗竜の本体や爆鱗に接近する事を余儀なくされるため、
狩猟する上での作戦として実行する場合は相応の実力だけでなく並々ならぬ覚悟を要する。
- 体温が限界まで高まり、甲殻も爆鱗もこれ以上ないほどに明るく輝いた状態と化した場合、
急降下によって自らの身体を地面に叩きつけ、全身の爆鱗を一斉に大爆発させるという恐るべき行動に出る。
これは『紅蓮滾る大爆撃』と呼ばれる、紅蓮滾るバゼルギウス最大の攻撃である。
この必殺技の前兆として、身体を回転させながら急上昇し、周囲に大量の爆鱗をばら撒く。
そしてこの大量の爆鱗を撒き散らした状態で上空で待機し、地上の爆鱗が爆発した直後を狙って急降下に移る。
先に発生する広範囲の爆撃をやり過ごすために迂闊な回避や防御行動を取ってしまうと、
続けて繰り出される本体の大爆発に巻き込まれ、跡形もなく消し飛ばされる事になりかねない。
- 現状としては通常のバゼルギウスと比べて出現は極めて稀であり、出現する場所も限られている模様。
しかし一度姿を現せば、その脅威が去るまで本格的な現地調査は極めて困難となり、
仮に調査中に遭遇した場合はその時点で調査の中断を余儀なくされる場合もある。
- 研究者らの調査によれば、地脈エネルギーを豊富に有する龍結晶の地に留まり続け、
より大量のエネルギーを高濃度に蓄えられるようになった事で、
紅蓮が滾るような爆発力を秘めた爆鱗を扱えるようになった個体であるようだ。
また、特定の動作に付随して爆鱗をばら撒く際の振り撒き方から、
爆腺から生成される体液の分泌をコントロールする事で
力を溜めて爆鱗を活性化させる能力や、振り撒く爆鱗の数を増やすなど、
通常種と比較して爆鱗の生成・ばら撒き方を完全に制御していると考えられている。
- 新大陸や現大陸において非常に広大な範囲で目撃例がある通常個体と違い、
紅蓮滾るバゼルギウスはこれまで龍結晶の地と導きの地の溶岩地帯にしか棲息していないとされてきた。
これは前述した地脈エネルギーの恩恵を受けて適応したため、
その地のみに対して強い縄張り意識を持っているからというのが有力な仮説であった。
また、バゼルギウスという種に関してだが、その飛行能力が滑空に適している事と、龍結晶の地の高い標高、
そしてこの地のみでマーキングを行う習性から、バゼルギウスは龍結晶の地が本来の生息地であり、
そこから渡るようにして新大陸全土に広がったのではないかという説が存在する。
ゾラ・マグダラオスの古龍渡り以降、大きく変化した生態系や獲物を目指して各地に介入する性質から、
多くのバゼルギウスが各地へ飛散しその地に居座り続けていると考えられるが、
特殊個体はこうした事情を跳ね除けて龍結晶の地へ定住する事を決め、
そしてこの地の地脈エネルギーを受けて変貌した存在なのではないかと推測されていた。
- しかしその後、現大陸の各地でも紅蓮滾るバゼルギウスの目撃報告が相次ぐという、
それまでの仮説を覆す驚くべき事態が発生している。
限られた地域でしか出現報告のなかった新大陸の個体とは異なり、通常のバゼルギウス同様に広範囲に渡って出没し、
現地の大型モンスターを襲撃、殺傷するなど生態系への大きな被害も懸念されている。
件の個体群が一体どこからやってきて、そしてなぜ特殊個体へと至ったのかは大きな謎であり、
今後の研究の進展が待たれるところである。
概要 
- MHW:Iより初登場した、爆鱗竜バゼルギウスの特殊個体。
発売前には情報が公開されていなかったモンスターの1体で、
ストーリーでは凍て刺すレイギエナに続いて2体目に対峙する特殊個体モンスターである。- 通常個体も、MHW発売前の告知はなされなかった。
なお、MHWにて古龍渡りを巡る調査のストーリーには関係してこなかった通常個体とは違い、
こちらは後述の通りMHW:Iのメインストーリーにも関与してくる。
さらに、ストーリーで出会うまでは乱入してくることはない*2ため、
「マスターランクに入った直後に、とんでもなく危険なモンスターが突然飛来する」という
上位昇級直後のクエストでバゼルギウスが頻発させていたような事態は発生しない。
代わりに別の危険なモンスターが出てくるが……
上位で散々荒らされたハンター達は、MRで一切乱入してこないバゼルギウスに違和感を抱くかもしれない。 - ストーリーで出会った後は普通に出現するようになるが、
上位までとは異なり他のエリアで戦闘が始まっても乱入してくることが無くなっている。
出現するフィールドも通常個体と違って龍結晶の地(と導きの地の溶岩地帯)のみ。
まあ、能力が能力なので下手に乱入でもされれば阿鼻叫喚どころではないだろう。
- 通常個体も、MHW発売前の告知はなされなかった。
- ストーリーでは、各地の異変を調査する為、
龍結晶の地を訪れた先で悉くを殲ぼすネルギガンテの痕跡を発見した主人公と、
そこに居合わせていた大団長に向かって突然上空から爆鱗を降らし、突撃しながら爆炎と共に登場する。
登場ムービー内での大団長は爆撃を避けるために段差の下へと駆け込んでいるが、
その様子は戦争映画での銃撃のさなか塹壕に逃げ込む兵士を連想させるものとなっている。
直後にサイレンを連想させる戦闘曲が流れ始めることからも、意図的な演出と思われる。- 通常個体を含め、バゼルギウスがムービーに登場するのはこれが初である。
ちなみに、その後には通常個体も導きの地のムービーに出演し、
前述した悉くを殲ぼすネルギガンテの襲撃を受けている。 - この際大団長が「随分と様子が違う」と発言するが、
通常個体はMHWではストーリーに一切絡まない上、
ハンターランク解放に必須だった任務クエストもMHW:Iの発売と同時に消失した為、
MHW:Iから始めた場合はバゼルギウス自体が初見という可能性も考えられ、
プレイヤー目線からするとどの辺が?となりかねない状況となっている。- そうでなくともこの時のバゼルギウスはまだ赤熱状態である為、
MHWで散々バゼルギウスを狩ってきたハンターでさえどの辺が?となる可能性もある。
- そうでなくともこの時のバゼルギウスはまだ赤熱状態である為、
- MHW系の登場ムービーでは珍しく、相手の攻撃モーション(滑空)中に操作可能状態へ移行する。
ただし、このモーションは攻撃判定が存在しない演出上のものであるため、回避は必要ない。
特に4シリーズの経験者からするとギョッとする行動ではあり、慌てて回避した人は多かったようだ。
- 通常個体を含め、バゼルギウスがムービーに登場するのはこれが初である。
- 戦闘開始時、尻尾に付いた爆鱗が赤熱化を超えた「赤白く光る状態」になっており、
時間が経つと胴体部分もその状態に移行する。- ある程度ダメージを与えると、爆鱗が更に変化を起こして「紫色に光る状態」に移行する。
この状態で爆鱗が地面に落ちると一定時間が経過した後に膨張しはじめ、
起爆時には通常時の約2倍の大爆発を起こすようになる。
- ある程度ダメージを与えると、爆鱗が更に変化を起こして「紫色に光る状態」に移行する。
- イビルジョーとの縄張り争いも健在。
尤も、あちらもマスターランク版では怒り喰らうイビルジョーに置き換わっているため、
縄張り争いは両者とも特殊個体同士という事になる。
内容はほぼ据え置きだが、「イビルジョーに振り回されている中、爆鱗を落とさなくなった」という相違点があり、
その中、爆鱗がない時限定だが自力で拘束を解いている事から、
通常個体と比較して紅蓮滾るバゼルギウスの身体能力の高さが示された格好にはなっている。
- Ver.11.00以降導きの地に溶岩地帯が追加され登場するようになった。
歴戦の個体は怒り喰らうイビルジョーやラージャンとともに大霊脈玉を落とす。
危険度も3と、これら古龍に匹敵するものとなっている。
MHW:I 
- まず、上記した通り戦闘開始時から尻尾の爆鱗が赤熱して光っている。
この時点で、頭尻尾ともに通常個体の赤熱化した爆鱗を足元にばら撒くようになっている。
その後、頭部も尻尾と同じように白く輝きだす紅蓮状態に移行する。
紅蓮なのに既に紅を通り越している事を気にしてはいけない。
更に赤熱化し紫色に光る段階になると、爆鱗は設置後紫色に膨らんでから爆発する。
当然爆発の範囲も大きく広がっているが、通常の爆鱗と比べると爆破タイミングがやや遅くなっている。
焦らず爆鱗の隙間を縫って逃げれば爆発から逃れられる場合も少なくない。- この段階になると、通常は足元にポトポトと落ちるだけだった爆鱗を
積極的に広範囲に飛ばし始める。
普段は安全圏であった場所に爆鱗がばら撒かれるので非常に危険である上、
この状態の爆鱗は地面だけでなく壁にもくっつくため、狭い洞窟内で戦うと背後から爆発を食らうことも。
- この段階になると、通常は足元にポトポトと落ちるだけだった爆鱗を
- この爆鱗の強化度合いはバゼルギウスが爆鱗を消費する行動や、
ハンター側の攻撃で遅らせることができるのだが、
頭と尻尾の強化度合いは独立しているらしく頭と尻尾で強化が別々になることがある。
こうなった場合起爆タイミングと爆破の範囲が異なる二種類の爆鱗が同時にフィールドに撒かれるので、
特に狭いエリアではタイミングを計るのが困難になる。
また、この状態でバゼルギウスが上空を飛行しながら
地上へ爆鱗をばら撒く攻撃を行なった場合は2種類の爆鱗が重なるように設置される。
つまり、赤熱状態の爆鱗の起爆で白熱状態の爆鱗が即座に誘爆するため、
赤熱状態のタイミングで白熱状態の範囲と威力の爆発が発生する恐ろしい攻撃へと変貌する。
- バゼルギウスの赤熱および紅蓮状態部位を集中攻撃すると、大きく吹っ飛ぶ特殊ダウンが起こり、元の色に戻る。
言うまでもなく大きな隙になるため、爆発に巻き込まれにくくなったことも踏まえて積極的に狙いたい。- ただし、紅蓮滾るバゼルギウスは頭の肉質がかなり固くなった。
さすがに弾かれはしないものの、傷をつけなければダウンをとりづらいので注意。
- ただし、紅蓮滾るバゼルギウスは頭の肉質がかなり固くなった。
- 紅蓮滾るバゼルギウスでは頭と尻尾の両方が青白く光っている時に、前述の必殺技・紅蓮滾る大爆撃を繰り出す。
飛び立つ際と空中で周囲に円を描くように青白い爆鱗を大量にばら撒き、
その円の中心に向かって突っ込み、とてつもない範囲の大爆発を起こす。
通常個体の技を想定して予想以上のパワーアップに度肝を抜かれたハンター諸氏も多いことだろう。- 慌てると青白い爆鱗のない空白地帯=バゼルギウスの着弾地点にまんまと誘い込まれたり、
範囲の大きい爆鱗の爆発で退路を塞がれ、あるいは被弾して逃げ遅れて本命を食らってしまうことも。
この紅蓮滾る大爆撃は攻撃値120*3と非常に高威力で、しっかり強化したEX装備でも瀕死、
終盤までの繋ぎと割り切った適当なEX装備やスキル重視の上位装備などだった場合の乙は避けられない。
爆鱗を円状に撒き散らしたらすぐにその場から離れる事を推奨する。 - 飛び上がってから突っ込んでくるまでの猶予は結構あるため、緊急回避は十分間に合う。
そして大爆発を背にハリウッドダイブが非常によく映える。
なお罠設置も間に合い、爆心地に設置すれば爆発せずにスポッと穴に落とすことも可能。 - 紅蓮滾る大爆撃を繰り出せば爆鱗が一時的に枯渇する他、爆鱗の強化状態もリセットされる。
発動後はチャンスになるし、古龍のように強化段階がMAXになってから繰り出されるため、
妨害やダウンを駆使して強化状態を進行させないように戦えば
狩猟完了まで一度も発動させないことも不可能ではない。 - スリンガーによる妨害も有効。
ハジケ結晶やスリンガー爆発弾で怯ませたり、閃光弾で墜落させたりすれば
爆鱗が枯渇した状態で降りてくる。
- 慌てると青白い爆鱗のない空白地帯=バゼルギウスの着弾地点にまんまと誘い込まれたり、
- ハンターノートやロード中のランダムトピックに表示される「狩猟に役立つ情報」には
強化された鱗を重点的に攻撃することで弱体化させることが可能だ。
特にスリンガー水流弾やハジケ結晶、はじけクルミなどが有効だとの報告があがっている。
- とある。有志の研究によると、紅蓮滾るバゼルギウスの赤熱した部位に
上記スリンガーを当てると、10発で特殊ダウンを奪うことが可能。
これは非拘束時のみで、通常撃ち、強化撃ち、ぶっ飛ばし、竜の千々矢のいずれでも、
またマルチでもソロでも必要な数は変わらない*4。
弾種は混ざってもよく、ダウンを取れずに赤熱状態が終わった際は、
次の赤熱状態の解除に必要な回数として残る。- 武器による通常攻撃よりはるかに容易であり、
赤熱状態の早期終了による戦闘力の低下、紅蓮滾る大爆撃の封印などを考えると
スリンガー装填数UPは大いに導入の余地があるだろう。
- 武器による通常攻撃よりはるかに容易であり、
- 行動は通常個体と同じものの他、爆鱗をばら撒きながらの尻尾薙ぎ払いが、
尻尾だけを左右に振り回すタイプと身体ごと半回転させるタイプの二種類追加されている。
尻尾の薙ぎ払いを避けても爆鱗が残っていたりといやらしい攻撃なので、行動を察知したら範囲外に逃れよう。- 紅蓮状態では爆鱗を撒き散らしながら行う体当たりを二連続で繰り出してくる。
通常個体と同じ一回だと思ってやり過ごして油断すると切り返しのタックルを食らう可能性もある。
体当たり自体のホーミング性も高いので一度回避した後、バゼルギウスの動きを見極めよう。
- 紅蓮状態では爆鱗を撒き散らしながら行う体当たりを二連続で繰り出してくる。
- ダウンさせると爆鱗を全て爆発させて一定時間爆発を無効化出来るのは通常個体と同じ。
クラッチクローが実装されたMHW:Iではぶっ飛ばしで壁に激突させるのが1番手っ取り早いが、
怒り状態ではない時をしっかり見極めないとぶっ飛ばせず足元の爆鱗の爆発でダメージを負うなど
散々な目に遭う。従来通りの足元への攻撃や乗りも視野に入れよう。
- 破壊可能部位は頭部・両翼・背中・尻尾(切断)の計5か所であり、通常個体と共通。
翼は両方とも破壊しないと報酬が出ないので注意。相変わらず背中の部位破壊が難しく、
天鱗も背中破壊で出る可能性がある為、欲しい時は無視しがたい。
とはいえ、ぶっ飛ばしで上手い距離感で壁にぶつけられれば背中を攻撃するチャンスとなるので
破壊王スキルと定点攻撃が得意な武器で一気に攻めれば意外と簡単に破壊出来たりする。- ぶっ飛ばし自体の仕様として、空中から地面へぶつける、
もしくはある程度の高さの段差の上から落とした場合、胴体(背中)へダメージが入る。
(紅蓮滾る)バゼルギウスの場合、攻撃判定を伴わない滞空はまず行わないため空中からの撃墜は難しいが、
徘徊エリアのうち龍結晶の地エリア3などは高さ条件を満たす段差が数ヶ所存在する。
部位破壊を重視するなら意識して狙ってみるといいだろう。
イベントクエストの個体は特殊闘技場での狩猟なので段差からの撃墜が狙いやすい。
- ぶっ飛ばし自体の仕様として、空中から地面へぶつける、
- 通常個体の弱点属性は「雷」だったが、常に赤熱化しているために冷気への耐性が落ちたのか、
紅蓮滾るバゼルギウスでは第1弱点が「氷」に変化している。
雷は第2弱点となっているので、属性重視武器で挑む場合は留意されたし。
- 上記の通り、ただでさえ危険なバゼルギウスが更に強化された物ではあるが、
青白い爆鱗は遠くへ飛ばすようになった関係上比較的足元の安全が高く、
また常に赤熱状態なので、地面に残っていた爆鱗にハンターの攻撃が当たって自爆……といった事故もない。
剣士であれば勇気を持って懐に飛び込めば通常個体よりも戦いやすいだろう。- 逆にガンナーは半端な距離にいると青白い爆鱗がばら撒かれたら爆発に巻き込まれやすくなるので、
なるべく爆鱗の強化状態を進ませないように立ち回った方がよい。
- 逆にガンナーは半端な距離にいると青白い爆鱗がばら撒かれたら爆発に巻き込まれやすくなるので、
MHR:S 
熟し落とされた烈火の実は爆ぜて燃える使命を宿し驟雨 の如く降り注ぎ 炎の揺らぎに取り囲む轟炎の海に 終に目の当たりにする姿は滾る紅蓮をたずさえた主の姿であろう
- MHRiseの大型アップデート第1弾で通常個体が追加された後、
その超大型拡張DLCであるMHR:Sのマスターランクでは本個体が追加されるのではないかと期待されていたが、
なんとPV4にて無料タイトルアップデート第1弾の追加モンスターとして
ナルガクルガ希少種やリオス希少種と共に登場することが発表された。
尚、本個体はMHW:Iのメインモンスターを差し置いて、
MHRiseないしMHR:Sへと復活した初のMHW:I出身の大型モンスターとなっている。- 本作では同じポジションである激昂したラージャンも登場しているが、
相方とも言える怒り喰らうイビルジョーは参戦していない。
- 本作では同じポジションである激昂したラージャンも登場しているが、
- 登場ムービーでは、相撲を取り睨み合うヨツミワドウとラングロトラの元に、
どこからか空襲警報にも似た咆哮と共に紫色に輝く爆鱗がポトリと落ちる。
思わぬ飛来物に縄張り争いを中断し、訝しげに観察するも異変に気付き、
逃げようとする2頭の周囲に夥しい数の爆鱗をばら撒き、更に爆発の連鎖を見舞う。
ラングロトラは転がって逃げようとするも、爆発に巻き込まれ瞬く間に焼き殺されてしまう。
一方のヨツミワドウは第一波の爆発からは逃げ延び、直ぐ様降り注いできた爆鱗の爆発をも耐え抜くも、
最後は急降下してきた紅蓮滾るバゼルギウスの放つ大爆発に巻き込まれ、遂にその命を散らす。
2頭亡き後、火の海となったその場には爆鱗竜の勝利の咆哮が響き渡る、
という正しく大災難の二つ名に相応しい登場を見せている。- MHW:Iでは描かれなかった紅蓮滾るバゼルギウスの脅威がこれでもかとムービーに詰め込まれており、
乱入同然に現れては大型モンスター相手であろうと情け容赦なく蹂躙していくその姿に、
本個体が出現地の生態系を崩壊させかねない特級の危険生物だと再認識させられたハンターも多いだろう。
- MHW:Iでは描かれなかった紅蓮滾るバゼルギウスの脅威がこれでもかとムービーに詰め込まれており、
- MHW:Iにおいては龍結晶の地及び導きの地の溶岩地帯にのみ登場していたが、
今作では溶岩洞を含めたサンブレイクの一般フィールド全てに姿を現す。まさかの寒冷地にも出張。
フィールドの生態系や如何に…まあ古龍が居ても小型モンスターさえ平然と闊歩しているので今更か- 生態の項にもある通り、紅蓮滾るバゼルギウスは本来新大陸の龍結晶の地と導きの地にのみ
棲息しているはずなのだが、現大陸が舞台となる今作にも普通に登場している。
かつて溶岩島にのみ棲息するという設定があった猛り爆ぜるブラキディオスのように、
現大陸の酷似した環境で通常個体が特殊個体化したのだろうか。
もしくは新大陸の特殊個体がそのまま現大陸に渡ってきたという事も考えられるが、
いずれも現時点では考察の域をでないだろう。
- 生態の項にもある通り、紅蓮滾るバゼルギウスは本来新大陸の龍結晶の地と導きの地にのみ
- 狩猟解禁はMR10から
で、本個体及び希少種三体が順番に解禁されていく形となるが、
その中でも紅蓮滾るバゼルギウスはトップバッターとしてハンターと相対することになる。
相当危険なモンスターなのだが本当にMR10でいいのだろうか…。
- 2022年9月15日に公開されたTGSにおいて、本個体が2体同時に溶岩洞にいると言う光景が
配信を予定しているイベクエとして明かされた。本当に大丈夫かここ- そして同年10月13日にイベントクエスト「凶双襲来:紅蓮に染まる空」が配信。
溶岩洞で紅蓮滾るバゼルギウス2頭の狩猟となっている。
闘技場や塔の秘境と比べれば、合流される可能性が低いことや逃げ場がある分
まだ他の凶双襲来クエストよりはマシと言える……かもしれない。
- そして同年10月13日にイベントクエスト「凶双襲来:紅蓮に染まる空」が配信。
戦闘能力 
- 戦闘面ではスタイリッシュなライズのハンターに合わせたのか
各種モーションがスピーディーになっており、後隙も少なくなっている。
このため、MHW:Iと同じと舐めてかかると足元を掬われる事となるだろう。- また、紅蓮状態への移行が極めて早くなっている。
MHW:Iでは時間経過で仄かに赤い通常状態→爆鱗が白く光る白熱状態→
頭部や尻尾が橙色に赤熱する状態→爆鱗が紫色に光る紅蓮状態という変化を辿っていたが、
今作では遭遇時から通常状態をすっ飛ばして爆鱗が白熱化しており、
怒ると直ぐに爆鱗が紫色になる紅蓮状態に至るようになっており、
紫色の膨張する爆鱗をばら撒く機会も多くなっている。- ちなみに紅蓮状態を解除すると仄かに赤い通常状態になるが、
怒り状態になるとやっぱり直ぐに紅蓮状態になってしまう。
また、頭部や尻尾が赤熱化しているが爆鱗は白熱状態のままという、
上記で示した3番目の状態を見せる機会はなくなっている。
- ちなみに紅蓮状態を解除すると仄かに赤い通常状態になるが、
- MHW:Iでは頭部と尻尾で紅蓮状態への移行が別々になっていたが、
今作では怒ると両方とも紅蓮状態へと移行する。
ただし、紅蓮状態の解除の方は別々のままになっており、
頭部で解除ダウンを取った後に尻尾で解除ダウンを取る、なんて芸当も可能。
- また、紅蓮状態への移行が極めて早くなっている。
- 頭部と尻尾が一気に紅蓮状態へと移行する関係上、
ほぼ常に紫色の膨張する爆鱗が使用される事となるため、
従来の絨毯爆撃もMHW:Iよりも危険度が増した攻撃になっている上、
最後の突撃もスピードが増した事によって避けづらくなっている。
MHW:Iと違って全汎用フィールドでも登場するため、
狭いエリアでは通常種以上に地獄を見る事になってしまう。- また、通常種が用いていた簡略化大爆撃のモーションを技の合間に挟んでくる事があり、
紅蓮滾る大爆撃かと思ったら別の攻撃が飛んできた、なんて事も茶飯事。
広範囲に爆鱗が飛ぶため、特に紅蓮状態では注意されたし。
- また、通常種が用いていた簡略化大爆撃のモーションを技の合間に挟んでくる事があり、
- 紅蓮滾る大爆撃にはテコ入れが入っており、紅蓮状態になってから一定時間が経過すると使用してくるが、
なんと頭か尻尾のいずれかが紅蓮状態なら使用するようになった。
そのため、頭の紅蓮状態を解除し、尻尾が紅蓮状態の場合でも使用してくる。
頭の紅蓮状態の解除に成功していた場合は紫色の膨張する爆鱗ではなく通常の爆鱗をばら撒く。
- 新たな大技として、空中で前方に爆鱗をばら撒いた後、
大地を掠めるように飛んで尻尾の爆鱗で地面を連続爆破する…という
滑空尻尾引きずり攻撃【紅蓮】が追加されている。
尻尾を地面に接触させながら爆破するモーションが異常に素早く、
爆鱗をばら撒く前動作が大爆撃のモーションにも見えるため、初見では意表を突かれて食らってしまいがち。
更に紅蓮状態では2回繰り出してくる事に対応できないという場合も多く、
新規追加された技の中でも警戒度の高い大技となっている。- また、更に大きく振りかぶってから上体をもたげ、
爆破を伴った頭突きを地面にかます猛進頭突きという大技も追加されている。
こちらはハンターの警告ボイスとカメラの引きという演出があるが、
事前動作が大振りで爆破の範囲もそこまで広くないため、意外と避けやすい。
しかし、事前動作に見合った高火力の判定が本体と爆発の2回に存在するため、
迂闊にカウンターを合わせると想定外の大ダメージを受けることがある。
無敵時間が長いカウンター技で反撃するか、しっかりとガードなり回避なり、ハイパーアーマーなりで対応しよう。- ちなみに、同じく爆破を使用するヤツカダキ亜種も爆破を伴う叩きつけを仕掛けてくるが、
こちらの判定は爆破と本体合わせて一度きりである。
ヤツカダキ亜種のものと同じと高を括っていると痛い目を見るので注意しよう。
- ちなみに、同じく爆破を使用するヤツカダキ亜種も爆破を伴う叩きつけを仕掛けてくるが、
- また、更に大きく振りかぶってから上体をもたげ、
- ただし、パワーとスピードを両立した圧倒的な攻撃性能の代償か、
MHW:Iの頃と比較すると肉質はかなり軟化している。
一番変化が大きいのが弾肉質で、通常種だとイマイチ通りの悪かった頭の肉質が45と弱点特効の圏内にまで入っており、
同じく常時軟化している尻尾も合わさり、貫通弾が非常に有効。
斬撃と打撃についても、斬撃は尻尾が70、打撃は頭が80と、通常種の怒り状態並みに柔らかい。
更に大きな頭と尻尾が引き続き氷属性肉質25と百竜スキルの弱点特効【属性】が有効となっている。
そのせいで傀異討究クエストにおいては、ディアブロスと並んで貫通氷結弾による周回が流行っている。- また、特殊ダウンを取りやすいことも相まってソロでも5~10分以内で狩猟できることも珍しくない。
上記の貫通氷結弾を用い、紅蓮滾るバゼルギウスに慣れたガンナーパーティで狩猟すれば、
本当にあっさり狩猟できてしまうだろう。
肉質がモンスターのタフさに大きく直結していることがよくわかる例である。
- MHW:Iの時と同様に、睡眠属性が非常に有効になっている。
しかも今回は本種の参戦と同時に状態異常確定蓄積のスキルが登場。
手数武器でなくとも3~4回は平然と寝てしまい、手数武器なら専用BGMが前奏で毎回途切れる勢いで寝る有様。
寝込みを襲っても簡単には倒れないが、それが逆に幸いし睡眠ドッキリの稽古台にはピッタリの相手と言える。
睡眠武器を持たない時でも、ネムリガスガエルが何度でも効く耐性の低さは頭の片隅に入れておくといいだろう。
- 一方で、並外れた攻撃力の高さと爆発範囲の広さを甘く見た結果、瞬時に溶けるハンターの姿もよく観察できる。
状態異常等を用いてハメ倒していたのに、うっかり拘束が解けるや否や総崩れ…なんてこともザラ。
体力に常に気をつけるだけでなく、迂闊な翔蟲受け身による事故死を避けていきたいところ。
剣士の場合は柔らかい肉質のおかげで怯みを取りやす過ぎる点にも注意したい。
意図せぬタイミングで怯んだせいで位置関係が変わって本命の一撃を外される、
そうして生まれた隙に丁度立ち直るバゼルギウスが爆鱗をばらまき返り討ちというパターンは起こりがち。
体力自体は通常個体より高いため、満足に弱点を狙えないと案外狩猟時間が伸びやすい。
- 実は尻尾の切断値がかなり高く、普通に立ち回っていると切れずに瀕死、
破壊王を付けて上手く狙っても中盤以降にならないと切断できなかったという声が相次いでいる。
あのナルガクルガ希少種(切断値800・体力25%以下)に比肩するほど切り辛いという声も。
公式ガイドブックによれば切断値900、クエスト補正も加味すると実ダメージにして15000前後が必要とされるが、
これは紅蓮バゼルギウス本体の総体力の1/3に匹敵する数値である。
ただし、尻尾の切断肉質は頭以上に柔らかく、特殊ダウンなどで狙えるチャンスも間々あるため、
数値だけで言えば序盤に尻尾を集中狙いすれば十分に切断できるはずである。
では何故中盤以降になってしまうのかというと、
とある有志の検証により、体力50%以下でないと切断できない可能性が示唆されている。
体力条件は公式ガイドブックには記載されておらず、どちらが正しいかは不明。
- また、特殊ダウンを取りやすいことも相まってソロでも5~10分以内で狩猟できることも珍しくない。
- 同士討ちにおいては最強の一角。
爆鱗の一つ一つがきっちり独立して判定を有しており、肉弾攻撃主体のモンスターとは一線を画す火力を有する。
Ver.15で傀異討究クエストの狩猟地に闘技場が含まれるようになったため、
本命モンスターと紅蓮バゼルがセットになっているものを運よく引ければ存分に同士討ちを活用できる。- 同士討ちに強いモンスターは他に激昂ラージャンやEX★9の克服古龍2種がいるが、
紅蓮バゼルは本体が御しやすく合流まで持っていきやすい点、櫓に届く攻撃を持たない点で優秀。
また克服古龍は非ターゲットとして登場しないため同士討ち要員としては使えない。
- 他に戦闘を避ける手立てとしてキャンプからの爆撃があるが、
こちらには合流以降完全放置で良いというメリットがある。
- 同士討ちに強いモンスターは他に激昂ラージャンやEX★9の克服古龍2種がいるが、
- 細かいところでは紫色の爆鱗が膨張するグラフィックがだいぶ変更されている。
MHW:Iではシュークリームのような膨らみ方だが、
こちらは溶けて変形しているかのような印象を受けるだろう。
傀異化 
- 現在進行形でディアブロスやエスピナスのお供として乱獲され続けていた紅蓮滾るバゼルギウスであるが、
ver.13アップデートにて遂に本個体にも傀異化個体が追加された。
- 傀異クエストでは新たに追加されたEX★7ランクに登場する。
…が、クエストが出現するために必要な傀異研究レベルが181以上と高く、
傀異討究クエストではレベル110前後からクエストが出現するようになるため、こちらで先に見かけた、
あるいは初めて狩猟したという人が多いと思われる。
- 攻撃力や体力の大幅な強化といった特徴は多くの傀異化モンスターと共通している。
本体の攻撃は言うまでもなく、撒き散らされる爆鱗も危険度が更に高まっている。
しかし紅蓮滾るバゼルギウスの強化内容はこれだけに留まらなかった。
なんと通常個体に存在していた、紅蓮状態時の特殊ダウンが傀異化個体限定でオミットされているのである。
恐らく傀異鈍化システムが存在するためそれとの兼ね合いによるものと思われるが、
結果的に紅蓮状態の解除=傀異鈍化となっているため、通常個体よりも紅蓮状態でいる時間は長く感じられるかもしれない。- また、傀異バーストも他のモンスターのように威嚇や咆哮のモーションではなく、
怒り状態終了時の大技…つまり「紅蓮滾る大爆撃」に伴って行われる。
初見殺し性能が高く、技終了後の隙に手を出そうとして返り討ちにされたハンターは多い。
- また、傀異バーストも他のモンスターのように威嚇や咆哮のモーションではなく、
- このように傀異化による(傀異バーストの初見殺しも含めて)強化が大きいモンスターとなった紅蓮滾るバゼルギウスであるが、
「では乱獲対象から抜け出すことが出来たのか?」というと、残念ながらそんなことはなかった。
同期のEX★7ランクの傀異化モンスターは- 肉質が硬い上に事故死する危険のある攻撃が比較的多い希少種夫婦やエスピナス亜種
- 爆速で繰り出される気光ブレスや迅雷突進による不意の乙、
闘気硬化で狙える部位が一時的だが狭くなり、弾かれ事故も怖い激昂したラージャン - 肉質が柔らかい頭部や前脚を狙える立ち位置に苛烈な攻撃を繰り出してくるうえ
傀異核が狙えるタイミングが遅い怨嗟響めくマガイマガド
爆鱗があるとはいえ常時肉質が柔らかく、割と緩慢な動作が多い紅蓮滾るバゼルギウスは、この中では付け入る隙が多い。
こちらも紅蓮状態時での解除ダウンがオミットされているという変更点はあるが、
激昂したラージャンと違い、柔らかい肉質を晒し続けることになってしまっている。
また、激昂したラージャンと並び狩猟エリアが全フィールドに対応している数少ないモンスターであることも拍車をかけた。
これらの要因から、以前から乱獲対象としていたガンナーにはもちろん、
剣士にとっても人気が高いモンスターとなってしまっている。
なお本種から採れる傀異化素材は凶(浄)血であり、同じ素材元はあろうことかエスピナス亜種が担っている。
多彩な状態異常、メガフレアや不意の突進による強烈な一撃、傀異鈍化時の渋い肉質など厄介な要素が多く、
凶(浄)血が欲しい場合も、爆鱗竜が乱獲の対象となってしまっているのが現状である…。
紅蓮滾るバゼルギウスが乱獲から解放される日は来るのか
- 単体クエストはもちろんのこと、従来のディアバゼ、ナスバゼも相変わらず効率は良い。
弱点が氷で統一された上に剣士でも狩猟しやすく、報酬枠が豪華になる
激昂したラージャンと合わせた「ラーバゼ」「バゼラー」も一定の人気がある。
操竜 
- 操竜は通常個体と比べて威力や範囲が強化されているがやはり他のモンスターと比べ技の発生が遅く、難易度が非常に高い。
尚、紅蓮状態に移行していると後述する各種爆鱗を使った技の範囲、威力が上昇する。- 弱攻撃(X/↓X)は通常個体と同様で変化は無い。
- 注目すべきは(A/↑A)が通常個体最大の強みであった爆鱗ばら撒き突進から跳びかかりに置き換わっている事。
やや発生が遅くなるが、かなり遠くにモンスターが居ても一瞬で肉薄する事が出来る。
しかし、通常個体のように壁際で大量の爆鱗を当てて大ダメージを稼ぐ事は出来ない。
逆に言えば、状況に左右されず安定して高ダメージを押し付ける事がしやすくなったと言えるか。 - (↓A)は新たに獲得した大技である猛進頭突き。
長い溜めに相応しくかなりの高火力を誇り、本体+爆発で2hitする。
こちらも通常個体の(↓A)である爆鱗ばら撒きボディプレスよりも使い勝手は良くなっており、
当てさえすれば安定してダメージを稼ぐ事が出来る。元が動き回るモンスターに当てさせる気が無かったとは言わない- ただし強攻撃はいずれも発生がかなり遅くなっており、潰されやすいことには注意が必要。
ごり押そうとすると予備動作中に反撃を喰らいまくってしまい、碌にダメージを与えられないまま操竜終了、
なんてことも普通に起こりうる。
通常個体のように強攻撃を途中でキャンセルして爆鱗を撒いておくという戦法も取れないため、
高威力の強攻撃を当てたいなら弱攻撃で怯ませたり受け流しで隙を作ったりするなど工夫が要る。
- ただし強攻撃はいずれも発生がかなり遅くなっており、潰されやすいことには注意が必要。
- 特殊個体である本種の大技もやはり変更、強化されており、
猛進頭突き→滑空尻尾引き摺り攻撃【紅蓮】→爆鱗ばら撒き強襲という怒涛のコンボとなっている。
この大技も紅蓮状態による爆鱗強化の対象であり、
通常時に輪を掛けて壮絶なダメージを叩き出す。
- 本種は基本的に単体クエストにしか登場しないが、稀に傀異討究クエストに顔を出す事もある。
その際に操竜する機会があれば、
ターゲットを紅蓮に滾る大災難に陥れ、非道の乱入を執行してやろう。
余談 
- ラージャンやイビルジョーといった所謂トラウマ枠のモンスター達はそれぞれに特殊な強化個体が存在していたので、
同じポジションであるバゼルギウスの特殊個体を求める声がワールドの時点で多かった事もあり、
登場を喜んだプレイヤーも多いという。- 一時期、「バゼルギウス亜種が出る」という不確定情報が出ていたが、ガセであった。
- 通常時の爆鱗がアレに似ている為、別の意味で糞モンスと呼ばれていた通常個体だが、
こちらの爆鱗は常に赤熱化状態の為、比較的「アレを撒き散らしている」と呼ばれる事は少なくなった。- その代わり、今度はブルーベリーやシュークリームなどと呼ばれるようになった。
汚物から食材になっただけマシだろうか。
LED照明をぶら下げてるようにも見える。
- その代わり、今度はブルーベリーやシュークリームなどと呼ばれるようになった。
- 紅蓮滾るバゼルギウスとストーリーで最初に戦う事になる探索には、ブラキディオスが居る場合が多い。
爆破使いと爆破使いは惹かれ合うのだろうか。
残念ながら爆破使い同士の縄張り争いは発生しないが。- クエスト「愚連滾るバゼルギウス」は調査団での正式名称が"紅蓮"であることを承知の上で、
その振る舞いから「むしろ愚連の方が正しいのではないか」と考える人物からの依頼となっている。
モンハンで不良のイメージというとリーゼントのような頭部を持つブラキディオスが挙げられることが多く、
そういった点でも共通点があるのかもしれない。
- クエスト「愚連滾るバゼルギウス」は調査団での正式名称が"紅蓮"であることを承知の上で、
- 本種も通常個体と同じように捕食を行うが、あちらと違って捕食中に足元に爆鱗が落ちなくなっている。
そのおかげで、剣士も捕食を攻撃チャンスとして活かせるようになった。- 通常個体は噛む力が弱い為に爆鱗を利用し調理しながら捕食していたが、
どうやら本種の爆鱗は通常個体のそれよりも高温なようだ。
- 通常個体は噛む力が弱い為に爆鱗を利用し調理しながら捕食していたが、
- MHW:I時点では同じ古龍級生物である(激昂した)ラージャンとの縄張り争いは存在しなかったが、
MHR:Sにて特殊個体である激昂したラージャンとの縄張り争いが満を辞して追加された
(通常個体のラージャンとの縄張り争いは現時点では確認されていない)。
結果はバゼルギウスvsラージャンと同様に完全なる引き分けであり、
MHW:Iで怒り喰らうイビルジョーと互角に渡り合った実力をここでも見せつける形となった。- ちなみに、MHR:S時点でも古龍種との直接的な縄張り争いは登場していない。
怒り喰らうイビルジョー、激昂したラージャンはともに設定上強大な大型古龍と対等に争う実力を持つとされており、
それらを相手に引き分ける紅蓮滾るバゼルギウスの実力は保証されていると言えるが、
他の古龍級生物のように古龍種と直に争う姿が見られないのは残念ではある。
- ちなみに、MHR:S時点でも古龍種との直接的な縄張り争いは登場していない。
- 龍結晶の地や導きの地でラージャンやイビルジョーと合流した場合、
当然の如くその場で争い始めるためそれはそれは大惨事になる。
同エリアに3頭が揃った日には、ただでさえ気性の荒い攻撃に加え気光ビームや龍ブレスに爆鱗と、
もはや阿鼻叫喚の地獄と言っても過言ではない悲惨な図が完成する。
ラージャンと怒り喰らうイビルジョーの縄張り争い後には立ち去るフラグができ、スリンガーこやし弾も一応有効だが、
逃げる2体を紅蓮滾るバゼルギウスが爆鱗で怯ませてしまい、その場に居残ってしまうということもある。
- 2023年6月7日放送のモンスターハンターライズ:サンブレイク スペシャルプログラム Finalにて
サンブレイクのモンスター狩猟数ランキングで3位にランクインしている。
上述の通り傀異討究クエストの周回対象として使われたことが原因であろう。*5
降り注ぐ厄災に降り注いだ厄災である。
- 英語名で使われている「Seething(シーズィング)」は「沸騰している」と言う意味。
「沸騰」は「沸点に達した液体の全体から、蒸発(気体)が起きる現象」を表すので何か違う気もするが、
盛り上がり方が激しく騒がしくなる様や、
人気や不満が爆発する事を比喩的表現で沸騰と表現するのでこちらの意味合いだろう。- MHR:Sからは爆鱗のグラフィックが変わり、
実際に融解、蒸発した末に爆発しているようにも見えるようになった。
そのため、本来の意味に近付いたと言えるかもしれない。
- MHR:Sからは爆鱗のグラフィックが変わり、
- 同格と扱われる激昂したラージャン、怒り喰らうイビルジョーがそれぞれ肉体に強烈な負荷がかかっていたり、
自身の持つエネルギーに蝕まれていたりと何かしらの致命的なデメリットを持っているのに対して、
紅蓮滾るバゼルギウスはそういった負の側面は今のところ確認されていない。
素材 
- 通常個体との共通素材(厚鱗、剛爪、重尾、天鱗)はこちらを参照。
- 紅蓮にゆれる銀殻
- 紅蓮滾るバゼルギウスの強硬な甲殻。その硬さは防具によく利用される。
高い体温に晒され、淡く輝くようになった。
- 天を焦がす銀翼
- 紅蓮滾るバゼルギウスの強靭な翼。両翼の部位破壊で入手しやすい。その立派な材質は武器に主に利用される。
近づく事すら難しいほどの高熱を持つ。
なんとなく字面から、飛竜の大御所たるアイツや戦闘機仲間のアイツ辺りを連想させられるが特に関係はない。
- 凝縮された爆腺液
- 紅蓮滾るバゼルギウスの持つ爆腺液。頭部の部位破壊で入手しやすい。爆破属性との相性が良い。
より濃縮されており、類を見ない爆破性を発揮する。
- その他、本種由来の素材から得られる端材は「紅蓮滾る重端材」と呼ばれ、通常種のものとは分けて扱われる。
関連項目 
モンスター/バゼルギウス
武器/バゼル武器
防具/バゼルシリーズ - プライドシリーズについても解説。
BGM/バゼルギウス戦闘BGM
モンハン用語/特殊個体
モンスター/怒り喰らうイビルジョー - 同じくトラウマ枠モンスターの特殊個体。専用の縄張り争いが存在する
モンスター/激昂したラージャン - 同じくトラウマ枠モンスターの特殊個体。こちらも縄張り争いが存在する