武器/ガンランス/作品1

Last-modified: 2023-02-23 (木) 15:38:17

メインシリーズの性能の変遷

MH2

  • デビュー作。発売前から期待が寄せられていたのだが…。
  • いざ蓋を開けてみれば、武器の種類がたったの22種類しかなく、他の武器種よりも少ない。
    更に言えば未強化武器を含むグラフィック別で絞ればたった10系統しかない。
    • 属性付きに至っては6種類のみしかなく、氷、毒、麻痺の3系統しか存在しない。
      この属性武器は氷、毒、麻痺の三種なのだが、氷属性の系列は下位で強化が止まってしまう。
      つまりはオンで作成可能な通常属性武器は存在しないのである
      砲撃に火属性が含まれるため、実質全てが火属性武器と言えなくもないが、
      多様な属性で遊びたいプレイヤーにとってみれば、不遇さを感じられずにはいられないものであった。
  • 今でこそ必須スキルの一つである砲術が砲撃や竜撃砲に適用外の時代。
    そもそもの砲撃の威力が微妙で、肉質無視効果を加味しても強力とは言い難い性能であった。
    おまけに95%という武器補正のせいで、他に武器種とDPS比較すると確定で負ける……。
    など、これ以上ないほどの冷遇っぷりであった。使わせる気あんのか
    • 追い打ちではないが、当時であったガンランスでさえ特筆する程の力はなく、
      他の武器種と比較して凡庸すぎた事も大きいだろう。
      …せめてバランスブレイカー級の武器が一つでもあったのならともかく、
      このように欠点に対するフォローが皆無だったのが残念武器種の烙印を押された決定打となったのだろう。
      これではご先祖様も浮かばれまい。
    • なお、この95%の武器補正はMHFにも引き継がれてしまい、
      撤廃は6年後のMHF-Gまで待たなければならなかった。
  • どうにも雑すぎる扱いをされていたガンランスだが、
    それでも密かながらも愛用していたプレイヤーは存在していたようだ。
    派手な割に火力が無い事を指す「ロマン砲」なる言葉も、この時代に誕生している。

MHP2

  • 前作、MH2で実装させた性能があまりにもあんまりだったため、大幅なテコ入れが入る。
    各種攻撃モーションの基本値が見直され、砲撃関連の威力が軒並み上昇、
    さらに砲撃の威力を上げる砲術王が登場するなど、ようやくまともに戦える土台が出来上がった。
    • 武器種の抜本的な修正のほか、
      ガンランスの強化ツリーや武器ステータスにも変化が起きる。
      MH2では無属性だったシルバールーク系統とナナ=ハウル系統がそれぞれ龍と火属性となり、
      ホワイトガンランス系統は物理偏重型の個性を得た。
      また、散り散りだった武器系列もアイアンガンランスや骨銃槍に集約され、
      大抵の武器は鉄や骨の銃槍を強化、またそこから派生して作れるようになった。
    • 属性武器もどうにかできる程度には揃い、嫌でも無属性…というもどかしさは薄らいだ。
      もっとも、今度は砲撃タイプに優劣がついてしまい選ぶ余地がなかったり、
      未だに雷と睡眠属性のガンランスが存在していなかったりと不満の声はあるものの、
      他の武器にも不遇属性はある為、前作よりは遙かにマシな境遇となった。
  • 戦術的な面では「ガード突き」の利便性に注目が集まる。
    通常攻撃モーションが強化されたことで、最も隙の少ないガード突きが高いDPSを得た。
    ガードとガード突きを交互に繰り返すだけなので、ガード性能を積むことで敵の攻撃を塞ぎやすく、
    慣れていない初心者でも安全にチクチクと敵の体力を削る戦法が可能になった。
    また味方をふっ飛ばしてしまう砲撃を封印することで、マルチプレイでも安全な立ち回りが可能。
    大型のモンスターや慣れていないモンスターへの最適解とも言われ、猛威を振るった。
    • 特に今作のラスボスであるアカムトルムとの相性が非常によく、
      弱点の龍属性武器であるガンチャリオットを担いで懐に入り込む、
      いわゆる「腹下ガード突き戦法」が流行し、素人から玄人にまで好まれる戦法となった。
  • また、尻尾を切断してレアトレジャーを狙い、障害物を砲撃で破壊して運搬物の道を拓くなど、
    トレジャークエストへの適性の高さを評価され、最適解の一つとして注目を集めていた。
  • 砲撃LVの最大値は前作と同様の“LV3”。武器ごとの差は殆どない。

MHP2G

  • 雷属性のフルボルテージ系統と、睡眠属性のフェザーガンランス系統が追加。
    これにより、登場から三作目にして表向きにはようやく全属性が出揃うこととなる。
    使えるかどうかはさておき、コレクター勢には嬉しい報告であった。
  • 一方、性能の方はというと浮足立ってもいられず
    前作であまりにもガード突き戦法が流行り過ぎた事により、
    MHP2Gではガード突きの速度とモーション値に下方修正が入ってしまった。
    • これにより、味方を吹き飛ばす砲撃を封印して戦う事が難しくなり、
      オンラインで味方に砲撃を当てずに立ち回る、堅実な操作を求められるようになった。
      初心者でも安全に攻撃出来た前作とは打って変わり、玄人武器の立ち位置へと戻された。
  • 一方で前作であまり使われなかった砲撃の方が大幅に強化され、
    砲撃性能も上がり、MHFと同じくG級実装と共に「砲撃LV5」までが追加された。
    また、砲撃の発生が早くなったので、より積極的に撃ち込めるようになった。
    • これにより「砲撃オンリー」の戦法にスポットが当たり、モロコシなどが一時代を築いた。
      回避距離などのスキルも増えたことにより、
      突き型、砲撃型、ガード型、回避型、それらの複合といった、
      ガンランス内での戦法によるバリエーションもこの頃から豊富になっていった。
    • 今作目玉の“砲撃LV5”は極々限られた数本にしか搭載されていないため、
      その下の“砲撃LV4”が平均値となっており、結局ほとんどのガンランスが使われない立ち位置にある。
      中には斬撃と砲撃をバランスよく扱える性能のガンランスは少なくないものの、
      結局は拡散砲撃LV5の使い易さから砲撃特化のスキル構成にするプレイヤーが多い現状であった。

MH3

MHP3

  • MHP3で他のリストラ武器種と共に、無事復活。
    上二つの魔改造機や二世との共演も果たす。
  • 新技として叩きつけからのフルバーストのコンボや、1発だけ装填するクイックリロード、
    威力の高い溜め砲撃が行えるようになり、より「一瞬の隙に大技を叩き込む」という性格が増した。
    攻防一体の新モーションを得たランスに対し、こちらは攻撃一辺倒な変更がなされたため、
    性質の異なる武器としてより明確に差別化された。
    • しかし、一部のモーションが差し変わる形で追加されたため、
      水平突きの三段目が無くなり、連続で通常の砲撃は出せなくなった。
      従来の操作に近い感覚で運用させる場合、二段目の水平突きの後に切り上げを入れたり、
      砲撃の後に溜め砲撃を繰り出す等のテクニックも大切になる。
      だが、溜め砲撃やら一部コンボが説明書に書かれていないのはいかに
  • 今作ではオートガードバグが物議を醸し出した。
    詳細は該当リンクに任せるが、結果的にはあまり芳しくない理由で注目されてしまったようだ。
  • 今作の最大強化は“砲撃LV3”が平均値。
    しかしMHP2とは違い、ごく僅かに“砲撃LV4”の銃槍も存在する。
  • 今作の特異な要素として斬砲一体アクションであるダッシュ砲撃斬り(正式名無し)がある。
    • 斜め/真上砲撃からパッド+斬撃ボタンで派生するダッシュ突き上げは
      踏み込み突き上げと比較して踏み込みが短い。その短い踏み込み中に砲撃を入力すると
      斬撃と砲撃を同時に出せるというもの。
    • 正確に言うと、通常の踏み込み突き上げは砲撃により踏み込みがキャンセルされ
      突き上げが出る前に踏み込み砲撃になるのだが
      ダッシュ突き上げは出始めから斬撃判定があるため砲撃キャンセルしても斬撃が出る。

MH3G

  • MH3GはMH3のG級ということで参加を危ぶむ声もあったが無事続投。
    MH3では逃した海洋進出も実現する。
    水中でも問題なく砲撃は可能。爆炎は出ないが、衝撃波でダメージを与えているのだろう。
    • 水中では陸上にはなかった機動性が生まれ、ランスに勝るとも劣らない水中戦を展開できる。
      特に水中での踏み込み突き上げの使い勝手は特筆に値する。使いこなせていれば、水中戦が大幅に楽になることだろう。
  • 今作ではG級昇格までのスパンが非常に短く、G級以下の武器性能が安定しない傾向にある。
    特に長い緑色ゲージと砲撃LV3を持つ武器は貴重であり、
    上位中盤まではさほど長くない斬れ味ゲージを慎重に扱わなければならない。
  • 今作では爆破属性の登場により、
    肉質無視の攻撃を持つガンランスのアイデンティティが薄れてしまった。
    とはいえ、ガンランス自身も爆破属性は扱え、
    蓄積が必要な爆破と違って完全に好きなタイミングで決められる砲撃の強みは健在である。
    撃つより突いた方が強いかどうかの話は別にして
    • ガンランス特有の高打点攻撃に肉質無視砲撃、それに加え爆破属性の追加により
      高位置の部位に高ダメージを押し付けることができるようになったため、
      全武器種でも屈指の部位破壊能力を誇るようになった。
      物理属性ともに凄まじい硬さで有名なラギアクルス亜種の頭部破壊も
      非常にサクサクこなすことができる。
      不可能なのは打撃属性必須のボルボロスの頭くらい。
  • G級が解放されたため、砲撃LV5も復活。
    MHP2Gの時代よりも多くの武器が搭載しているため、扱える機会は増えた。
    ただしG級序盤で強化が終わる武器は“砲撃LV3”で留まるものも。

MH4

  • 段差を利用した「ジャンプ叩きつけ」「ジャンプ突き」「ジャンプ砲撃
    といった新モーションが追加。
    操作性がより難解になった反面、使い分けられると頼りになるガンランスらしい強化と言えるだろう。
    • ジャンプ叩きつけは地上の叩きつけと同じく、フルバーストや竜撃砲へ繋げられる。
      また「踏み込み突き上げ中に段差から踏み出す」と単発リロードが行われる
      ジャンプリロード叩きつけに派生するため、クイックリロード代わりに使うことも出来る。
    • ジャンプ突きは乗り蓄積値を稼ぎながら地上の水平突きとほぼ同じ使い方が可能であるため使い勝手がよい。
      攻撃後は水平突きIIにつないだり、着地後素早くステップで位置調整したりと便利なモーションと言える。
    • ジャンプ砲撃は字面通り、空中で砲撃をすることができる。
      砲撃後ジャンプ叩きつけに派生することが可能だが、
      この攻撃自体に乗り蓄積がないため積極的に使う利点がないのが残念である。
  • 新たな操作としてR+パッド+Aで踏み込み砲撃を(踏み込み突き上げとの分岐無しに)使用可能となっている。
    これによりステップ/ガード後の反撃に砲撃を使いやすくなった。
  • 今作の大きな出来事は以下の通り。
    • 砲術スキルに砲術王を越える「砲術マスター」が追加
    • 一部の発掘武器にのみ砲撃LV5”が搭載
    • 放射型と拡散型の砲撃範囲の不具合
  • 今作から追加された砲術の最上位スキルである「砲術マスター」だが、
    検証の結果、上昇率はMHFの「砲術神」と同様の1.3倍
    ネコスキルの「ネコの砲撃術」と重複されるため、最大で1.4倍となる。
    一方で突きの速度は軒並み低下させられており、
    スキルが最大まで発動している場合は砲撃主体の戦法の方が時間単位の火力は上回る結果が出たという。
    ついでにガードの判定の発生が旧作と比べ早くなっている点や、砲撃自体の隙が小さくなっている点、
    爆破属性の調整も砲撃ガンサーへの追い風となっているとも言えるかもしれない。
    砲撃が強くなって喜ぶ反面、戦い方のバリエーションが少なくなり悩むガンサーも多い。
    • 砲撃の威力そのものは変動していない模様。突きの弱体化による相対的な地位上昇である。
  • 今作のクエストランクは上位までだが、
    高Lvギルドクエストで出現する発掘武器に限り“砲撃LV5”の武器が実装された。
    過去の作品ではG級にしか存在しなかった代物の威力は凄まじく、
    特に拡散型LV5と1.4倍のW砲撃強化の組み合わせは単発で大タル爆弾の威力を越える。
    この高威力の肉質無視攻撃にはガンサーならずとも注目させられる事となる。
    砲撃LV5の場合は確定で斬れ味が悪いものしか発掘されなかったが、それを含めても充分に強力だった。
    • しかし“砲撃LV5”は発掘武器の特権であり、生産武器には恩恵はない。
      それどころか生産武器の平均は“砲撃LV3”。最大で“砲撃LV4”であり、
      砲撃寄りの調整も含めて大きな溝を生んでいる。
      そもそも発掘装備の仕様が賛否を集めていた事もあり、
      生産武器の存在を蔑ろにされているという意見も少なくなかった。
    • 実は下位の発掘武器も相当強めの設定がされており、
      レア2の武器でも上位序盤相当の“砲撃LV3”と武器倍率の物が出る事がある。
      これはギルドクエストどころか下位の探索でも入手できるので、
      下手に攻略用武器を用意するよりも、探索でお宝エリアを狙った方が手っとり早い事も。
  • 今作において、砲撃タイプに関する重大なバグが指摘されている。
    放射型の射程が通常型と変わらない程の短距離になり、
    代わりに拡散型の射程が2ステップ分挟んでも届く程の長距離となっている。
    双方とも明らかに砲撃のエフェクトと合致しなかった為、これを「互いの攻撃範囲が入れ替わった」という指摘が多い。
    どちらにしても以前よりも増して丁寧に扱う必要があり、多くのガンランサーを悩ましたのは言わずもがな。
    • この煽りは意外にも斜め上の方角から届き、
      先述の“拡散型LV5”の威力に釣られて適当に扱っていたプレイヤー達によって被られる。
      本来なら切り上げ派生などで誤射が無いようにするのが拡散型のマナーなのだが、
      当時のオンでは味方もろとも水平射撃で吹き飛ばす地雷が発生していたという。
      ただでさえ広い拡散型の範囲が更に広がった悪影響は凄まじく、遭遇した時の被害は洒落にならなかった模様。
      そして巷では「癌サー」の蔑称が流行ってしまったとか
      なおMH4よりマルチプレイが非常にやりやすくなったこともあり、
      立ち回り面でより気を付けなければならない状況が以後も続く。
    当初は例の如く「仕様」と言われていたが、次回作では人知れず修正されていた。

MH4G

  • MH4Gでは新連携を獲得。
    フルバーストから竜撃砲に繋げられるという超ロマン砲コンボである。
    通常型や放射型のガンランスの最終奥義と言える究極の火力を持つ。拡散型はまあ…ね
    しかし、このコンボには重大な欠陥があり、フルバーストの反動のせいで竜撃砲を外しやすい。
    頭と翼の間に入って反動を殺したり、叩きつけをめり込ませるなどの工夫が必要だろう。
  • G級の解禁により正式に“砲撃Lv5”が実装される。
    これまで以上に多くの武器に搭載され、(型を選ばなければ)麻痺以外の属性に“砲撃LV5”が用意された。
    一方で武器倍率と属性値は軒並み上昇しているのに対し、
    砲撃の威力は据え置きのままなので、どうしても物足りなく感じる者も少なくない。
    …もっとも、前作の在り方が特殊過ぎたくらいなので、
    今作で「元の鞘に収まった」と見るべきなのかもしれないが。
    • 仮に“砲撃LV6”が実装されても、(通常武器の扱いがどうであれ)
      発掘武器が前作と変わらず主張してくるのは目に見えているので、
      今回の調整は妥当な線に着地したと見るべきだろうか。
      ただ、どちらにしても砲撃の利用意義が前作に比べ薄れてしまった事は否めない。
    • 刺突攻撃の需要性が増した今作では、
      前作では微妙がられていた通常型が優秀なコンボパーツとして注目されている話もあるとか。
  • 扱い慣れさえすればピンポイントで好きな部位を狙える武器なので、
    他の武器種ほど極限個体の対処は絶望的ではない。
    もっとも、ガード突きの打点が強制弾きの相手だと事故も起きやすく、
    有利かどうかと言われると微妙な所ではある。
    • 強制弾きの効果は各種砲撃の固定ダメージにすら及ぶので、
      竜撃砲は弾かれない部位に直撃させたいところ。
      ただ、各種砲撃でも通常状態に戻せる点は中々に重要。
  • 上述したように前作よりは生産武器と発掘武器の差が縮まり、
    発掘武器一択の状況はひとまず収まりがついた。
    特に生産武器の種類は豊富で、中には高属性値と砲撃Lv5の二点攻めで堅い相手を対処出来る物も。

MHWorld

  • 新アクションは
    • 前方へのステップ
    • 竜杭砲(りゅうこうほう)
    • ジャンプ斬り上げ
    • 空中フルバースト
    • なぎ払い
  • 今作では全体的に操作が一新され、非常に豊富なコンボや新要素が加えられた。
    長い間変化が無かった部分に大きく手が加えられたため、経験者でも慣れるのに苦労するだろう。
    しかしその主な内容は、過去作の痒い所に手が届く上方修正となっている。
    • 突きの連携は再設計され、昔のように水平突きが三連続で可能に
      水平突きからは斬り上げ、ガード突き、(溜め)砲撃、クイックリロード(以下QR)、竜撃砲に派生可能。
      砲撃、QRに派生すると再び水平突きIに戻ることができる。
      今までの三段目であった叩きつけは斬り上げやQRから繰り出せる。
    • ガード突きも連携に組み込めるようになり、
      水平突き、斬り上げの後ガードボタン(R1orR2)を押しながら△でガード突きIに移行できる。
      ガード突きからの溜め砲撃は入力難度が高いため要注意。
    • 叩きつけからは新アクションのなぎ払いに派生する。
      右からほぼ真後ろまでの270°に渡る広範囲を斬り払う攻撃で、
      叩きつけを凌駕するモーション値を持つ。竜杭砲やQRに派生可。
      叩きつけ→なぎ払いは非常に高威力の連携だが、発生が遅く防御行動への派生ルートがないなど
      総じて隙が大きいので使用タイミングには注意が必要。
      ちなみにQRから叩きつけに移行でき、QRは残弾状況に関係なく行えるので
      叩きつけ→なぎ払い→QR→(斬り上げ)→叩きつけ…という斬撃ループが可能である。
    • 上方砲撃からの踏み込み突き上げ派生が削除されたので
      一度斬り上げやガード突きに移行すると水平突きに戻りにくくなった。
      状況が許すのであれば前方ステップすると手早く状態をリセットできるが
      一応、叩きつけ・なぎ払いからQR→水平砲撃を行うか、斬り上げにディレイをかければ水平突きIが入力可能。
  • 砲撃は二回まで連続で発射可能になった
    二回目の後に〇を押すと竜杭砲を発射するが、突きやQRに派生させる事で再び砲撃を続けられる。
    砲撃、溜め砲撃、フルバーストは味方を吹っ飛ばさなくなっている。FFは最小の怯みであり
    さらにクイックリロードの仕様変更でコンボ中に全弾装填できるため、コンボパーツとして非常に有効となっており
    斬撃から砲撃、砲撃から斬撃というガンランス本来の性能を存分に発揮可能となっている。
    砲撃によって仲間の窮地を華麗に救う魅せプレイができなくなったと嘆くガンサーもいるとかいないとか
    ただし、竜撃砲は今まで通り味方をぶっ飛ばしてしまう。
    後述する仕様変更と併せて注意したい。
    • 溜め砲撃はガード入力と同時ではなく、〇長押しで繰り出す。
      溜め砲撃は入力後左スティックで仰角を調整可能であり、水平、斜め上、真上の三方向に撃ち分けられる。
      しかし、仰角調整をすると溜め時間がリセットされてしまう
      調整のたびに溜めなおすので仰角を変え続けている限りいつまでも発射しない。
      また溜め中にステップでキャンセルが可能で、スキル集中で発射までの時間が短くなる。
      生産武器で1種、鑑定武器で2種存在する放射型Lv4では
      この溜め砲撃一発の威力が上位クエストなら100にもなるため、
      ひたすらこれのみ撃ち続ける戦法もあり、全身の肉質が硬い相手には特に有効。
    • 上位クエストでは砲撃に1.2倍の上方補正が適用される。
      これにより武器倍率のインフレに砲撃が取り残される……というお決まりの展開を防いでいる。
    • フルバースト後はなぎ払い、竜杭砲、竜撃砲に派生できる。
      フルバースト→なぎ払い→QR→叩きつけと繋ぐ事でフルバーストループが可能。
      通常型のガンランスを使う時は特に有効な連携である。
      ただし、斬れ味を猛烈な勢いで消耗していくのでフォローは必要になる。
    • 砲撃タイプの「得意分野」が過去作と異なっている。
      • 通常型:フルバーストにボーナス、溜め砲撃と竜撃砲にはボーナスなし(過去作から変更なし)
      • 放射型:溜め砲撃と竜撃砲(火属性部分のみ)にボーナス、フルバーストにはボーナスなし
      • 拡散型:竜撃砲(肉質無視部分のみ)にボーナス、溜め砲撃にはボーナスなし、フルバーストにマイナス補正
    • 竜撃砲は3HITになり、スリンガー照準ボタン(デフォルトではL2)で射角を上下方向に調整できる。
      左右の角度調整を腰ではなく摺り足で行うようになり、それに伴いなぜか一定角度区切りでしか
      角度を変えられなくなったため微調整しづらくなった。
      攻撃判定も見た目通りになったので背面当ても不可能になった。
      巻き込む範囲が縮んだのは悪いことばかりでもなく、大仰角を取りほぼ真上に向けて撃つことで
      水平方向の当たり判定を局限し味方のすぐそばで巻き込むことなく竜撃砲を撃つ事もできる。
      • 発売当初の竜撃砲の威力は今一つであり、ロマンを求めるにしても微妙という程であったが
        大型アップデート第1弾で竜撃砲の威力が上方修正され、上位なら3桁ダメージが珍しくなくなった
        拡散型の竜撃砲ボーナスは大体1.1~1.6倍程度に引き上げられ、
        拡散型Lv3で放射型Lv4の竜撃砲を上回ることも。
        拡散型Lv4に至っては合計で約400ダメージにも達してしまう。
        今作のガンランスには総ダメージで上回る新機能竜杭砲が搭載されたが、
        竜撃砲はコンボを経ずに独立モーションで発動可能、かつ肉質の頑強な部位に手早くぶっぱなせる点で、
        汎用性と即応性に勝るゴリ押しパワー型ロマン砲の立ち位置となった。
    • ちなみに、スリンガー照準ボタンで狙いを付ける時は最初に一度カメラの方向に即座に向き直る
      この仕様を逆手に取れば、真後ろに即座に狙いを付けるなんてことも実は可能である。
      また、横方向に対しても摺り足より正確に調整できる。
    • また、Ver.3.00にて追加された鑑定武器の中には拡散型Lv4のガンランスが複数ある。
      生産武器にはそれぞれ一つずつしかない通常型、放射型のLv4も複数あるなど、狙ってみる価値は十分にある。
  • クイックリロード(QR)も大幅に強化され、利便性が向上。
    • 一度でフルリロード可能になった。どの砲撃タイプで使っても全弾装填する。
    • QRへの派生ルートが増えた。具体的には突きや砲撃、斬り上げ、叩きつけとほぼ全ての攻撃から派生できる。
      MHXX経験者ならばブレイヴスタイルの派生をイメージすればわかりやすいだろう。
      ただ、XXと違いガードポイントは付与されておらず、完全なコンボパーツとしてのリロードとなる。
    • ランスと比較されがちな本武器だが、突きができる以外の共通点はほぼ無い。
      突きからガードを伴う反撃で、モンスターのターンをいなして常に攻撃の手を止めないランスと比較すると、
      ガンランスはガードはできるものの、突きから砲撃に、砲撃から突きに巡るめく攻撃し続けられる武器となっており
      プレイフィールは大きく異なるものに仕上がっている。
      前作にあったクイックリロードのガードポイントが設定されていないこともあり、
      ガードや回避を絡めた反撃アクションには、まだ発展性を残した仕様となっている。
    • QRから派生できる攻撃はQRに派生した時の攻撃に従っている。
      つまり水平突き/砲撃からは水平突き、上方突き/砲撃からは上方突き、
      斬り上げ/叩き付け/なぎ払い/真上砲撃からは斬り上げにそれぞれ派生し、共通して叩きつけに派生可能。
      クイックリロードから派生する砲撃は少々特殊であり、
      水平突き・叩きつけ・なぎ払い→QR→水平砲撃へと派生する。
  • 竜杭砲(りゅうこうほう)が追加された。
    モンスターに継続ダメージを与え、一定時間後に爆発する杭を打ち込む。
    装填数はどの砲撃型でも一発で、装填数UPスキルを付けても増えない。
    また、リロードによってのみ装填可能であり、QRでは装填されない
    最後の爆発にのみ砲術スキルが適用される。
    • 竜杭砲へは、なぎ払い、砲撃2回目、フルバーストから派生でき、
      竜撃砲のような冷却時間はないが斬れ味をかなり消費し、上記の派生ルート経由でしか
      出せないことに加え、竜杭砲のアクション自体も杭を発射するまでに結構な間があるため
      ヒットさせるにはしっかりとチャンスを見極める必要がある。
      さらに発射後も非常に隙が大きいので迂闊な使用は禁物。
      • 威力は固定ではなく、まずヒット部位の肉質と砲撃Lv、次いで攻撃力の影響を受ける。
        相手や使う武器の性能によっては有効な選択肢になりえないケースも少なからず発生するが、
        突き刺し+13or14ヒットの継続ダメージ+爆発の破壊力は、適切にヒットさせれば竜撃砲を大きく上回る。
        PS4版は13ヒット、PC版及びPS5プレイ時のPS4版は14ヒットになる。
        PS4でのプレイでは1発当たり判定が消失しており、TAをはじめとする火力重視のプレイをする場合、
        PS4とPS5&PCでは合計モーション値が異なるため注意が必要。
        大型アップデート第1弾で継続ダメージの威力が強化され、砲撃Lvによる強化度合いが特に上昇した。
        総ダメージで竜撃砲を上回り、パイルバンカー的なメカギミックも併せ持つ新兵器ではあるが
        コンボ中の弾かれリスクや肉質の影響がある点で、
        即応性と肉質無視のパワー型竜撃砲に対して、技巧型とも言える別ベクトルのロマン砲となり、
        状況に応じた使い分けが重要となる。
      • 今も尚残る仕様として、当たり判定が複数あるとそのぶん杭が増えるというものがある。
        当たり判定は小型モンスターでもいいし、爆弾や雪だるまなどのアイテム、
        なんならオトモやマルチ時の別ハンターといったキャラクターでも増える。
        全てのオブジェクトに対して杭の判定が出る挙動のようだ。
        単純に火力が2倍3倍…手間をかければ10倍すら可能。
        マルチではダウン中や後隙狩りなどでハンターが重なる状況は多く、1歩後ろから杭を撃てば意外と簡単に利用できる、
        というか狙っていなくても勝手に増えてしまうことの方が多い。
        こだわれば飛び抜けた瞬間火力を出せるが、勝手に発動してしまう分にはせいぜい真・溜め斬りに並ぶ程度のダメージに収まるため、あまり神経質になる必要はないだろう。
      • ちなみに、砲撃型は一切関係無いため、どの砲撃型のガンランスでも同じように扱うことができる。
    • アクションは突きを繰り出し、次に杭が突出するという二つの段階を経て行われる攻撃となっており、
      二段目が命中しないと不発になる。
      突き(および杭)動作は派生元によって二種類あり、真上砲撃からの派生では垂直に近い角度で突き上げ、
      それ以外からの派生では上方突きと水平突きの中間の角度に突き出すようになっている。
      突きに比べ杭の当たり判定が小さく判定発生の初期位置も高いためか、体高の低いモンスターや
      低い位置の部位などには突きが当たっても杭は外れた、というケースも発生しうる。
    • 不発でも杭は消費されるため、再使用には命中したかどうかにかかわらずリロードが必要になる。
    • 意外と持続時間があり、杭を突き出した瞬間は外してしまっていても、
      ガンランス本体から杭が脱落するまでの間に杭にモンスターが接触すれば触れたところに刺さる。
      また、脱落した後も少し持続しており、外したと思ったら動いたモンスターの体に刺さることも。
    • 竜杭砲(の突き)は味方に当てると尻餅怯みとなる。
    • 竜杭砲による攻撃は尻尾の切断が可能。突き刺し、爆発前の多段攻撃、最後の爆発まで
      どの段階でも切断可能であり、特に最後の爆発についてはかなりのダメージを与える事が出来る。
    • FFとのコラボモンスターであるベヒーモスとの戦闘の際、
      竜杭砲を頭に当てるだけで多段ヒットによってベヒーモスの敵視を取ることが出来る。
    • この竜杭砲、実は竜撃砲に繋ぐことが出来る。
      前述の通り竜杭砲はフルバーストから派生させられるため、
      フルバースト→竜杭砲→竜撃砲というロマン全開の大技フルコンボを叩き込む事も可能。
      アクション時間が非常に長く、弾も杭も全て消費し、竜撃砲のクールタイムにも入る上に、
      斬れ味の消耗も酷く、ハンターもアクションに合わせ結構動くためフルヒットが難しいなどデメリットも非常に大きいが、
      全て決まればそれはもう凄まじいダメージを叩き込む事が出来る。
      ビジュアル的にもド派手で非常にカッコイイし何より爽快感がハンパない。
      大きな隙を見つけたら是非とも狙ってみてはいかがだろうか。
    • なお、ヒット後はハンターの状態に左右されず時差でダメージを与え続けるという特性上、
      「相打ちでモンスターを倒す」という状況も起こる。
      ハンターが生き延びた場合はいいが、
      キャンプから遠い場所で竜杭砲を当てた直後に力尽き、その時刺さった竜杭砲がモンスターを討伐してしまって剥ぎ取れない
      なんて悲しい事にならないように十分気をつけよう。
  • ステップが強化され、前方へのステップが追加、さらに4方向で計2回まで連続でステップ可能に。
    前方ステップは左右および後方へのステップに比べ移動距離が短いが、その分モーションも短くスキが小さい。
    大バックステップも健在だが、連続では行えず*1
    旧来の抜刀歩きから大バックステップを入力すると振り向いて前方ステップになってしまう。
    ガード状態からも直接の大バックステップはできず、何らかの攻撃または各ステップからの派生として行う必要がある。
    • ただし、スリンガー照準操作からならば抜刀歩きからも(背面のみだが)大バックステップが可能。
      直前にどの方向を向いていようが空中で方向転換して画面手前に跳ぶことができる。
    • 攻撃動作中でなければ、方向入力+ガードで抜刀・納刀状態を問わず瞬時に
      入力方向を向いてガード姿勢になることを利用し、任意方向へ素早くバックステップを開始することができる。
      従来とは手順が異なるが、柔軟性・機動性は遜色ない。
      バックステップ→大バックステップの繰り返しは踏み込み→前ステップ→前ステップより速く長い距離を
      移動することができるので活用しよう。
  • これら攻撃パターンの見直しにより戦術が多様化したため、様々な使い方ができる。
    以下はその使い方ごとに極端に特化した例である。
    それぞれ武器との相性や、得意とするモンスターが異なるため実戦では柔軟に対応されたし。
突き砲撃
モンスターに張り付いてQRを挟みつつ突きと砲撃を交互に繰り出す戦法。
ランスでチクっと刺し、ボンっと砲撃を加えることから「チクボン」とも呼ばれている。
吹き飛ばしが無くなったことでコンボ中に砲撃を積極的に取り入れることが可能になった。
攻撃の隙が小さめでガードにも移りやすく、肉質無視の砲撃を加え続けて安定して立ち回ることが可能。
水平突きの後隙を砲撃でキャンセル→砲撃の後隙を水平突きでキャンセルすることで
それぞれを単独で連発するより素早く繰り出すことができ、
堅い肉質相手でも安定した立ち回りと高いDPSを叩き出す。
主に通常砲撃の威力が高い拡散型が用いられる。
斬撃と砲撃どちらも火力に直結するため、物理及び斬れ味フォロー・砲術・装填数など、必須となるスキルは多い。
またスーパーアーマーが付与される行動を取らないため、マルチ等ではひるみ軽減を付けたり、
肉質が固い相手には攻撃場所を選ぶか心眼スキルが必要。
溜め砲撃特化
溜め砲撃を主軸に、隙を見て竜杭砲を叩き込む戦闘を行う。
基本的に溜め砲撃の威力と射程が長い放射型ガンランスのみ用いられる。
溜め砲撃は単発火力が高めだが隙が大きいため、溜め時間短縮のために集中スキルを積むことになる。
砲撃が要であるため、追加するスキルは砲術と集中、
必要ならガード性能ガード強化など、余裕をもってスキルを組める。
  • アイスボーンからは後述の起爆竜杭によって突き砲撃以上に火力の底上げが可能であるため、
    杭の効果時間を延ばす為に詰め込む弾を増やすスリンガー装填数を搭載するのがテンプレ化している。
    こちらのスキルは防具や装飾品で賄うことが可能であり、構成次第ではLv5でも前述のスキルと両立可能。
フルバループ
前述のクイックリロードが全弾装填になったことによって可能になった攻撃法。
モンスターに張り付いてひたすら叩きつけ⇒フルバースト⇒なぎ払い⇒QRを繰り返す。
砲弾装填数が多い通常型タイプに砲術(+増弾スキル)を積み、
肉質無視のフルバーストを連続して叩き込む。
汎用性が高く火力も高めだが、砲弾を一度に放つ上に物理攻撃も併用するため斬れ味の消費が激しい。
その点は匠スキルや剛刃及び砥石高速などの斬れ味補正スキルが必須になってくる。
  • 一方で、薙ぎ払いと叩きつけの威力も総合火力に直結するため、物理方面にもある程度のケアが必要になる。
    モーションが長い攻撃を繰り返す上にその場に留まって攻撃する都合上、咄嗟の対応は苦手とする為、
    動きが鈍重だったりで足元に張り付けるモンスターを相手にすることが半ば前提となるクセの強い戦法になっている。
殴り特化
砲撃を封印し、なぎ払いと叩きつけをQRで繋いで繰り返す戦法。通称「殴りガンス
見た目はあたかも大剣を片手でぶん回すかのような迫力である。
  • 主にネギ武器ガイラ毒、覚醒を攻撃に振った赤龍武器
    及びミラボレアス派生といった物理火力が高いガンランスで行われる。
  • フルバースト同様の欠点として、モーションが重く隙が大きい上、斬属性で物理的に殴りつける都合上、
    モンスターごとの弱点部位を的確に把握し、そこを安定して攻撃できるプレイヤースキルが求められる。
    • ヴォルガノスやベリオロスのような肉質が硬いモンスター相手では出だしの斬り上げや突きが弾かれたりダメージが低くなる為に不向きであり、
      接近戦主体で各種攻撃モーションで隙が大きい為、ブラキディオスやティガレックス、キリンのような常に動き回る相手との相性も著しく悪い。
      逆に大半の通常モンスター、ヴァルハザクやネルギガンテのような弱点部位が剥き出しで懐に入りやすいモンスター相手には無類の強さを発揮する。
  • 安定して纏まったダメージを与えるには超会心攻撃
    弱点特効などの物理・会心率を補うスキルが必要になり、
    更に威力を求めると白や紫ゲージを出すためのやゲージの維持を目的とした業物や達人芸など、スキルが攻撃系でギチギチになるため、操作スキルと同時に相応のスキル構成力が要求される。
  • 上記の攻撃系スキルとスロットが揃った防具とレア装飾品を揃えることで初めて本領を発揮するため、
    主軸にするのであればやり込みはほぼ必須となる。
    裏を返せば、条件が揃いさえすれば、生半可な肉質相手では驚異的なDPSを叩き出すことが可能になるということである。
  • 納刀ジャンプからは△でジャンプ突き、R2でジャンプ叩きつけ、〇で空中フルバーストを繰り出す。
    踏み込み突き上げで段差から飛び出せば自動でジャンプ叩きつけを行う。
    ジャンプ叩きつけのリロードは今までは一発だったが、今作ではフルリロードされる。
    空中フルバーストは空中で右から左へ横薙ぎにフルバーストする新アクション。
    叩きつけの手間を挟まないので、通常型を使っていて敵が段差の近くに居たら積極的に利用すると良い。
    なお空中砲撃は空中フルバーストに置き換わる形で削除されている。
    • この空中フルバースト、ガンランスにしては珍しい斬撃と砲撃が一体になったアクションとなっている。
    • 他にも斜面を利用した攻撃が追加されており、
      スライディング中に△でジャンプ斬り上げを行いながら空中状態に移行し、
      そこからは上記の派生を繰り出す事ができる。
    • 攻撃ではないが、R2を押せばガードしながらスライディングできる。
      ガード中もジャンプ斬り上げ可能で、不用意に飛び上がりたくなければガード突きにできるので
      基本は滑りそうならガードの癖を付けておきたい。
    • 踏み込み突き上げで一部の壁(途中までしか登れない壁)に向かって突っ込むと、
      自動で駆け上がる三角跳びに変化。空中で一度横になぎ払ってから叩きつける特殊なジャンプ叩きつけになる。
    • バックステップで後ろ向きに段差から飛び出しても各種ジャンプ攻撃を出せるのだが、
      この際ジャンプ叩きつけを出すと、ハンターは二段ジャンプのごとく虚空を蹴って前方へ戻りながら繰り出す。
      これを利用すると、段差を背にバックステップ→ジャンプ叩きつけを高速でループさせることができる。勿論乗り値も加算される。
  • ステップから砲撃に繋げられなくなっており、最速で砲撃操作を行うとリロードしてしまう。
    どうしても砲撃がしたい場合は入力受付時間が過ぎるまで待とう。幸い受付時間は短い。
  • 踏み込み砲撃は前作に引き続き可能だが、入力タイミングがややシビアになっている。
    具体的には踏み込み突き上げ入力直後に○ボタンを入力する必要があり、
    遅れると踏み込み突き上げ→砲撃のコンボに化ける。肉質の硬い部位を狙う場合は注意したい。
    踏み込み溜め砲撃も同じタイミングを狙うことで可能になったが、
    ボタン連打が許されないため入力はさらにシビアである。
  • 砲撃は多くのメリットが追加されたが、デメリットも増えており、
    斬れ味が黄色まで落ちると威力が下がるようになった。
    これにより下位武器では威力低下を起こしやすくなってしまっている。
    従来作では斬れ味がオレンジまでは威力補正を受けなかった。
    • 威力補正はオレンジと同じ0.7倍と高めのマイナス補正を受けていたが、
      アップデートの調整により0.85倍まで向上している。
  • 最適なスキル構成を求めると非常にハードルが高くなる武器でもある。
    ガンランスには砲撃とガードというアクションがあり、
    これらを補強できるスキルは砲術、砲弾装填数UP、ガード性能、ガード強化などがある。
    ……お分かりだろうか、全て装飾品が激レアである
    これらの装飾品を持っていなければもれなくガンキンの呪いやハイメタ腰の呪い、
    バゼル胴の呪いなど多種多様な呪いが降りかかってしまう。
    だが、裏を返せばこれらはフォロー手段が多いということでもあり、
    装飾品が無ければどうしようもないという状況は存在しない。
  • 余談だが、竜撃砲のクールタイム中にキャンプで別のガンランスに装備を変更すると、
    そのガンランスも何故かオーバーヒートしており、結局しばらく竜撃砲を使用することができない。
    一瞬他の武器種に持ち替えてもう一度ガンランスを担いでも冷却中なのは変わらない。
    非常に不自然な現象ではあるが恐らく装備の変更を利用して短いスパンで竜撃砲を連続使用されることを防止するための仕様だと考えられる。
    持ち替えて回し撃ちすれば無敵じゃね?とか考えた5期団、団長怒らないから素直に出てきなさい。

MHW:I(Ver.10.10以降)

  • 新アクションは
    • 起爆竜杭装填
    • 起爆竜杭砲
  • この他、MHW全体に関わる調整としてVer.10.10にて以下の調整が実施される。
    • 竜杭砲の発射方向に水平が追加
    • 一部動作の入力受付時間の改善
    • 溜め砲撃の溜め時間短縮
    • 放射型の溜め砲撃、及び通常型のフルバーストの威力強化
    • 薙ぎ払いの味方へのヒットモーションを尻もちから怯みに軽減
    また、これとは別に上述した「起爆竜杭」に関する調整も再度アナウンスされている。
  • 起爆竜杭装填はL2+△+◯で発動し、その時所持しているスリンガーの弾を全てガンランスに装填する
    この間、画面上の竜杭砲のアイコンが特徴的な形に変化し、
    その状態で竜杭砲を放つと通常の竜杭ではなく、「起爆竜杭」が発射される。
    起爆竜杭はモンスターに刺さるのは通常と竜杭と同じだが、刺さっても即座には爆発せず、
    しばらくモンスターの体に刺さったままとなる。凄く痛そう
    刺し方によっては、リオレイアの足の関節に食い込んだり、キリンに2本目の角が生えたりする。
    ラージャンに至っては尻に刺さっている画像が話題となった。
    その状態で起爆竜杭に砲撃を当てると起爆竜杭が誘爆し、追加ダメージを与えるという仕組みになっている。
    • 追加ダメージは当てた砲撃に依存した固定値で、回数制限はなく刺さっている間は何度でも発生する。
      刺したハンター当人による各種砲撃、フルバースト、竜杭砲、竜撃砲のほか、
      同行した味方のガンランスの砲撃でも発生し、砲撃以外にも各種タル爆弾の爆発、猟虫の爆破粉塵、
      徹甲榴弾など多くの爆発系攻撃にも反応する。
      • 性能には関係ないが、4人で杭を刺してフルバーストするとPS4はよくクラッシュする。
        PS5でも条件さえ整えてやればクラッシュは確認されている。
        カメラに映さなければどうということはないので、処理落ちが気になったりクラッシュを防止するには、たとえばダウン時など余裕がある時にカメラをハンターの方に向けて負荷を軽減させてやるといいだろう。
    • 追加ダメージは武器の砲撃タイプ、砲撃レベル、誘爆した攻撃の種類に依存して決定される。
      大まかな傾向として、砲撃タイプでは通常型<放射型<拡散型、
      砲撃の種類では通常砲撃<フルバースト(一撃あたり)<竜杭砲<溜め砲撃=竜撃砲=クラッチ武器攻撃となる。
      またタル爆弾や、徹甲榴弾などの誘爆ダメージは一定である。
      逆に言えば砲術などのスキルや、斬れ味黄色以下の砲撃ダメージのマイナス補正では、
      起爆竜杭の誘爆ダメージは増減しない。
    • 誘爆ダメージには1.5倍の怯みダメージ補正がある。
      重撃と同系の効果であり、併用も可能。
      重撃が部位破壊完了後の部位には無効となるのに対し、起爆竜杭の怯み倍率は適用されるため、
      クラッチ怯みの発生する頭や転倒する脚などでも大いに活躍してくれる。
    • 装填したスリンガーの弾の種類と数でモンスターに食い込んでいる時間が変化する。
      なお、当然ながら捕獲用ネットのような装填できない弾も存在する。
    • 竜杭装填時におまけとして消費していた砲弾もリロード装填される。
    • ちなみに起爆ダメージはスリンガー弾による攻撃とカウントされており、
      リザルトでスリンガー使用数100前後が出るのも珍しくない。
      徹甲ボウガンで身に覚えのないスリンガー使いを取ったならガンランスのせい。
  • オープンβ版後発売を前にして、公式放送で名指しで修正を行うことを公表された唯一の武器である。
    というのも、起爆竜杭は発射プロセスが竜杭砲と同じ=気軽に当てられるものではない、
    起爆竜杭発射後は命中の成否に関係なくスリンガーの弾は全て消失する
    しかも当てた際のダメージも誘爆のダメージも低い
    …などの理由から、手間暇に対して成果が全く釣り合っておらず、
    正直使わない方がいいアクションだった
    • 既存のアクションにほぼ変化が無く、折角追加されたアクションもこの有様という事で、
      世界中のガンサー達から不満がフルバースト。
      押し付けるような発射動作から「ハナクソ」などというかなり不名誉な渾名も付けられてしまっていた。
      なお、諸問題の元凶でもあるため今のところ返上には至っていない。問題については後述。
    • 上記の結果を受けて発表された改修内容は下記の通り。
      • 起爆竜杭装填アクションから、起爆竜杭砲、水平突きI、踏み込み突き上げ、砲撃への派生ルートが追加
      • 起爆竜杭装填モーション速度がアップ、さらに装填動作中にガードポイントが付与
        ガード性能が足りていれば攻撃ガード後も装填作業が中断されない。
        ただしガード判定は動作全体ではなく、装填動作開始後、前方に盾が向いている状態になってから発生する。
        上記派生ルートと合わせればカウンター起爆竜杭も可能だが、ヒット箇所を安定させられない(最悪突きで怯ませて外れる)ため実用性は微妙。
      • 起爆竜杭の誘爆ダメージ、及び放つ際の突きのダメージ上昇
      • 起爆竜杭の持続時間が2倍に延長
      • 起爆竜杭を外した際、スリンガーの弾がその場に落ちる
        落ちたスリンガーの弾は他のプレイヤーも回収出来る
    • ちなみにこの一件は発売前の開発者インタビューでも話題に上がっている。
  • 前述したように起爆竜杭関連以外は、抜刀スリンガーとクラッチクローを除けば一切追加・変更が無く
    純粋に起爆竜杭が上乗せされるのみとなっている。
    アクションそのものは据え置きだがなぎ払いで味方が尻もちダウンしないという調整が加えられた。
    のけぞりになったという事で、他メンバーがひるみ軽減Lv1でなぎ払いに対処出来るようになっている。
  • メインシリーズでは初めて砲撃Lv6以降が登場した。
  • 他方、各種バランス調整の観点では神懸かっていたMHWとは打って変わってひどく歪であり、不満の声も少なくない。
    歪な調整の数々
    • 武器性能の向上に砲撃を合わせるための措置だった上位補正(1.2倍)が
      マスターランクでは存在していないことが判明。
      これは各ガンランスが搭載する砲撃Lvの底上げ、砲術スキル上限の解放、
      起爆竜杭の追加などの要素による砲撃ダメージの増加を見越した余計なお世話調整と思われるが、
      竜撃弾、榴弾などの爆発系固定ダメージは1.5倍となり持て囃される中、ガンランスは素の性能で勝負する羽目に。
      頼みの綱の砲術スキルレベル限界突破は3部位固定のシリーズスキル一種のみ、作成可能なのはクリア後という遅さ。
      そのためマスターランクストーリー攻略中の砲撃ダメージは上位より見劣りする
      なお、この上位補正がマスターランクに存在しないことは発売前時点で告知されておらず(βは上位クエスト扱いだった)、
      有志が問い合わせた際に初めて文章で明言された(それでも問い合わせの返信以外では未だに明言されておらず、
      ガンランス使い以外にはこの調整内容が周知されているとは言えない)。

      その他

      • ver13アップデートに際しデベロッパーズダイアリーとして動画が公開。
        激昂したラージャン、猛り爆ぜるブラキディオスの追加に伴い、防具の紹介がされた。
        猛り爆ぜるブラキディオスの防具・EXブラキウムシリーズについては、武器種を挙げて
        「ガンランス向きの構成となっており、ガンランサーにはぜひ使ってほしい」とあった。
        結果から言えば、呪い要素は砲術・極意が4部位と多く、別武器種がβを2パーツで使う用途が多かったものの、
        αの方は見事にこれまで難しかった物理火力・砲撃・ガード性能を同時に上げやすいスキル、スロット構成となっていた。
        追加された武器の方も、拡散レベル7と攻撃力を両立させたガンランスということで、
        そちらを用いたいわゆるチクボン戦法は放射溜め砲撃にも劣らない火力があり、
        ガンランス内の立ち回りの幅が広がった。
      • World時代の「装備を組む上で必要な装飾品が多いうえに悉く入手性が非常に悪い」問題は
        砲術の上限解放シリーズスキルを持つEXゾラマグナシリーズαが多くの砲術スキルを兼ね備えているため
        大幅に改善されたかのように見えた。しかし、作成タイミングがラスボス討伐後と遅く、
        装飾品なしで最低限の水準まで到達できる代わりにシリーズスキルが強力すぎるため、
        装備・戦術の画一化を招く形になってしまっている。
        本作の調整方針、追加要素を鑑みた結果、驚愕の6部位全身呪いに至っては少なくない批判もやむなしか。
        装飾品スロットが大きいβ防具には何故か砲術のスキルポイントが一切振られていない点も不評の一因だろう。
        赤龍武器で若干強化はされたが、それでも呪いは重いものとなっている(上記格納参照)。
    • 最後のアップデートを以てこれら諸問題は
      放射7は無し、物理火力においては、全武器中でも尋常でないほど高い武器を出し、
      傷付けはクラッチ攻撃強化スキルの実装で楽にすることで、
      スキル不足は、枠不足を一気に解消できる拡張性が高すぎる防具を出すことで解決された。
      あまりにも力技ではあるものの、繋ぎの攻撃も強力なフルバースト運用、
      何より起爆竜杭無しで火力も高い殴りガンス運用もできるようになり
      それでいてこれまでの溜め砲撃運用も依然優秀な戦法のまま、
      スキル自由度が増えたことで防御面が強化される、という塩梅に落ち着いた。
      • 最後の最後に(力技ではあるが)ようやく、これまでの運用を否定しない形で
        遊びの幅が広がったことはユーザー内でも比較的評価されている。
      • 放射7が実装されなかったという点に関しては「放射6の時点でも環境を独占したので当然」とも言えるが、
        「放射だけ7が無いのはいびつ」とも言え、その点と「最後の調整」という改善のタイミングに関しては評価が分かれている。
      • 砲撃の種類が3つあるので仕方がない事であるが、拡散型のメリットが少々薄くなってしまった。
        肉質が硬い部位には放射、柔らかければ通常型が立ち塞がる。
        最終盤であるミラボレアス武器を含めた話であり、
        それ以前の攻略段階ではクラッチ攻撃強化の追加で追風ではあるのだが…
  • 実装当初の起爆竜杭は誘爆が尻餅リアクションであり、マルチプレイで他武器の邪魔になると言うとんでもない問題があった。
    起爆竜杭を封印すれば、起爆竜杭ありきで調整された火力のなさが懸案となり結局ガンランス自体が敬遠される形に。
    2019/12/05のアップデートでリアクションは一段落下の怯みに変更され、この問題点については改善を見ることになった。
  • クラッチクロー攻撃の性質は「スリンガーの弾を落としやすい」。
    起爆竜杭を意識したものと見られるが、ガンランスは納刀が遅く拾うのに手間がかかってしまうため、
    正直、相性は少々微妙である。とは言え肉質無視の砲撃がある分、軟化させにくいデメリットは薄れるが
    (最終アップデートまでは)傷のつけにくさが砲撃偏重っぷりを更に加速させているというのも事実である。
    • ちなみにアクションはリロードを挟んでモンスターに溜めながら突きを放ち、
      そのまま零距離溜め砲撃を行って離脱するものとなっている。
      リロードによって竜杭を含めた全弾が装填された後、1発を消費した状態で着地することになる。
      2段攻撃ながら傷つけ蓄積は初段の突き刺しだけで完了するため、中断時の被害が軽い。
      また硬い部位への傷つけでも砲撃(+起爆竜杭)によって一定のダメージが保証され、
      先述の通りリロードも同時に行えるので実はクラッチ攻撃の性能自体は悪くない。
      単にスリンガーというシステムとの相性が絶望的に悪いだけである。
      • 砲撃はモーションこそ専用のもので集中スキルによる短縮もできないが、
        ダメージ自体は平時の溜め砲撃と同じ仕様であり、砲撃型・砲撃Lv・砲術スキルの影響をうける。
        結果、溜め砲撃が得意な放射型と不得手な通常型では砲撃部分の威力に倍近い差が生じることになり、
        通常型の不遇に拍車を掛ける一因にもなってしまっている。
      • 実はなぎ払いフルバーストに続く、斬砲一体なアクションの一つ。砲撃を溜めながら斬撃アクションを行うことができる。
    • 起爆竜杭用のスリンガー弾は基本的にモンスタードロップのものが適性が高く、
      起爆竜杭の更新の必要性とドロップ数制限を考えると、クラッチ武器攻撃はむやみには使えない。
      ドロップの残数、モンスターの残り体力、起爆竜杭の持続時間などを鑑みて戦略的に行うのが賢明。
      大雑把に「ソロでは弾が落ちるうちは起爆竜杭更新のために使う」と思っておくだけでも効果的。

*1 2回連続のバックステップのうち、先か後どちらか1回のみ大バックステップにすることができる