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孤児院に辿り着く前のシグルドは、大家族の長男だった。彼は目覚ましい成長を見せ、走り回る兄弟たちを見守る兄となった。
兄弟たちを家に帰すため、シグルドはラジコンのヘリコプターを飛ばしていた。少年が大人になった今もその習慣は残っているが、時間の経過とともに、多少の変化を遂げた。
| 旧ソ連の輸送起立発射機“MAZ-543M” |
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形状 
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概要
スペック
- 基本情報
パワースコア 追加電力 耐久値 重量 キャビンパワー 最高速度 レーダー 無線範囲 2100 11 609 5200kg 60km/h
- 積載力
重量制限 実効重量制限 積載量 不足積載量 24000kg 18800kg 9200kg 14800kg
- オプション
テキスト 起動すると、キャビンのダメージ耐性が１０秒間３０％増加します。クールダウンは２５秒です。プレイヤーの視線上の近くに味方がいる場合、キャビンの種類に応じて耐性を増加するドローンを最大３台まで起動します（軽量または中量：１０％、重量：３０％）。 効果 起動すると車両全体の全ダメージ耐性が10秒間30%増加。再使用は25秒。
プレイヤーの周囲にいる味方に対して、近い順にダメージ耐性を向上させるドローンを3台まで射出。
対象となった味方が軽量キャビン・中量キャビンであれば車両全体の全ダメージ耐性が10%増加、重量キャビンであれば車両全体の全ダメージ耐性が30%増加
- ゲーム内ステータスグラフ
最高速度 60km/h パワー 10
製造
| 製造ファクション | ステッペンウルフ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 条件 | イベントで設計図を入手 | ||||
| 製造素材 | パーツ | ハンプバック(2) | グラバスター(2) | オウル(1) | |
| リソース | スクラップ(100) | 電子機器(750) | 銅(750) | バッテリー(750) | |
| 製造先 | エンジニア | ルナティック | ノーマッド | スカベンジャー | |
| Sウルフ | Dチルドレン | Fスターター | |||
解説
全体的に不人気枠の重量キャビンらしく、こちらもレジェンダリーキャビン随一の不人気キャビンである。
なぜかと言えば、このガタイでまさかのバッファー枠であるため。ある意味ステッペンらしいというべきか、他プレイヤーの防御力を高める能力を持つ連携重視のキャビン。
自分のみならず他プレイヤーを強化する能力はチーム全体の戦局を左右するほど強力無比な能力ではある。しかし、自分の収支のことだけを考えるならより強力な能力を持つキャビンは無数に存在するため、こちらを選ぶ理由は少ない。
自分自身に対しても10秒間だけキャビン耐久力を高める能力を持っているが、自己防御系能力としては完全にダメージを無効化できるバリア能力を持つノヴァや、前面に限って大半の攻撃を半減するバスティオンの劣化でしかなく、やはりチーム戦闘に重心を置いたキャビンと言える。
チームで出撃したりクラン戦を行うプレイヤーにとっては極めて重要なキャビンとなり得るが、ソロプレイヤーの場合――つまり大半のプレイヤーにとっては、これを使って味方に奉仕したところでさほど自分の利益にならないという残念な現実がある。
辻ヒール*1のような動きを好むプレイヤーや、味方が総崩れして敵チームにいじめられるようなクソ試合をどうにかしたいプレイヤーにとってはそれなりに価値の高いキャビンなので、ソロプレイヤーにとっても全く見どころのないキャビンという訳でもない。
味方を蹴落とし出し抜いてガツガツと利益を追い求めるより、味方と緩く連帯しながら快適に戦いたいプレイヤーにとっては魅力的なキャビン、かも知れない。
コホートの特殊効果は「起動すると、自身に10秒間全ダメージ耐性30％を付与」と「起動すると、近くの味方にキャビンの種類に応じた全ダメージ耐性を付与」の2種類で構成されている。
全ダメージ耐性については下記の2種類の計算式があるが、コホートの特殊効果によるダメージ耐性はProtectionパターンになる。
Resistance:被ダメージ＝ダメージ×(1-耐性) ※こちらの方が軽減率が高い
Protection:被ダメージ＝ダメージ×(1/(1+耐性))
実際の挙動としては、被ダメージを23%軽減できる特殊効果ということになる。
解説文だと英語も日本語のどちらも『キャビンの全ダメージ耐性』と書いてあるが、実際は『車両全体の全ダメージ耐性』が増加する。
つまり、10秒間だけだがどこから被弾しても少なくとも被ダメージを23%軽減することができる。
耐性を持つ部品であれば耐性が上乗せされる形になるので相乗効果が得られる。
「近くの味方にキャビンの種類に応じた全ダメージ耐性を付与」も同様にBパターンでのダメージ耐性が付与され、味方のキャビンよって倍率が変わる。
軽量キャビン・中量キャビンは10％（＝被ダメ9.1％軽減）、重量キャビンは30％（＝被ダメ23％軽減）。
こちらも前述したように『車両全体の全ダメージ耐性』が増加する。
対象に取れる味方の数は3人までで、自分に近い味方から効果対象となり、対象となった味方の頭上にはコホートのドローンが飛ぶ。
視線上の味方が効果対象となっているが、実際の効果範囲は自身を中心とした円形であり、近くにいさえすれば対象に取ることができる。
コホートの近くにいることが特殊効果の対象になる条件であるため、効果範囲外に出てしまうと効果時間内であってもドローンは消えてしまう。
クラン戦でたまにコホートが見かけられるが、その場合は特殊効果を順番に回していく運用がされている。
コホートの特殊効果はクールダウンが25秒なので、理論的に言えば自分以外にコホートを使う人が3人いれば常時特殊効果が維持できることになる。
クラン戦などの味方との連携を前提として設計されたキャビンなのかもしれない。
アップデート0.13.30「スノーストーム」イベント期間中、特定のアップグレードがついたパーツを意図的に量産できる。
コホートのアップグレード済パーツの効果は重量-17%・自爆までの時間遅延-20％・重量制限+10％の3枠。
1枠目の重量-17%は重量キャビンなので理想的。コホートで得られる軽量化は867kg。耐久+10％や耐性+10％のほうが腐りづらいのは確かだが、うまくビルドできるのなら重量-17%のほうを勧めたい。
2枠目の自爆までの時間遅延-20％は自爆までの時間が早くなる。2枠目の効果は好みが分かれるところ。
3枠目の重量制限+10％は好き嫌いが極端に分かれる。元々重量制限24000kgという凄まじい重量制限が26400kgまで拡張される。重装備こそ至高という人にはまさに理想。
重量キャビンであることとビルドの自由度という観点で理想的な3枠になっていると考えられる。まさに究極のコホートと呼んでもいいのではないだろうか。
重量キャビンとか眼中に無いとかクラン戦やらないからという人でなければ手に入れておきたいところ。
ただ、レジェンダリーキャビンのためビルドによって容易にレリック装備のプレイヤーしかいない人外魔境に連れていかれることになるので、そこだけは注意。
装備相性
有り余る積載量によるキャビン自体の高耐久と、自身と味方の防御力を高める単純で取り回しの良い能力なので、やや距離を取って殴り合える装備であれば大抵のものと組み合わせられる。
どれを使えばいいか分からないのであれば、キャビンで武器を完全に隠してしまえる誘導ミサイルやマンドレイク、焼却炉等で、基本に遠巻きな支援射撃をベースに戦うものと考えると良いだろう。
- 回避者
- 全ダメージ耐性を付与するハードウェア。
コホートと組み合わせることで0～23%カットが23～36.5％カットになる。
タフさだけでいえばバスティオンやノヴァのほうが優れているが、コホートは味方支援ができる点が大きな差別点になる。
コホートが死にづらくなることで粘り強く味方支援をしながら戦うことができるようになる。
ENがきつい重量キャビンのため、回避者を採用した分のしわ寄せをどこかで補う必要があることに注意。
アップデート
アップデート???:DEPTHS OF THE WASTELAND(2023/09/14)で下記の調整が入った。
- ステルス起動中は、ステルスが解除されるまでドローンが射出されない（ステルス解除でドローン射出）
「特殊効果を起動していてもステルス中はドローンが射出されないようにしました（意訳）」が開発者コメント。
横綱も同じ調整を受けていることから、意図しないステルス解除が多発したと推測される。
単純構造で耐荷重最強の筈の無限軌道が選択肢に入らんのどうなってんだクソァ -- 2020-06-21 (日) 14:28:44