回避者

戦争は常に技術の発展に貢献してきた。ラベンジャーの絶え間ない強化に伴い、渓谷の住人も自身を改善しなければならない。エンジニアは敵のシールド技術を基に、シールドに取り付けられたパーツを強化するモジュールを開発することに成功した。この闘争が人々に何をもたらすのかは誰にも分からない。

車両に搭載できる防衛モジュール「回避者」は1台のみ。

形状

特殊な連結部であるパワーノード*1を備える。
位置は左右側面に2ヶ所ずつと背面に4ヶ所の計8ヶ所。

概要

スペック

基本情報

パワースコア	必要電力	耐久値	重量
275	1	180	160kg

オプション

テキスト
パワーノードに接続されているパーツのダメージ耐性を30％増加する。
効果
効果の対象となるパーツはキャビン・ムーブメント・武器・ハードウェア・外装。

　

製造

解説

アップデート0.13.20で実装されたダメージ軽減モジュール。
連結部にパワーノードという特殊な連結部を持っている。

回避者のパワーノードに接続した部品に対して、全ダメージ耐性30％が付与される。
全ダメージ耐性については下記の2種類の計算式があるが、回避者のダメージ耐性はProtectionパターンになる。

　Resistanc3:被ダメージ＝ダメージ×(1-耐性)　※こちらの方が軽減率が高い
　Protection:被ダメージ＝ダメージ×(1/(1+耐性))

実際の挙動としては、対象となる部品への被ダメージを23%軽減してくれるモジュールということになる。
　
パワーノードにさえ接続できていれば何個でもダメージ軽減効果が得られるが、回避者はサイズが小さいためパワーノードが密集しており、オブジェクト干渉を避けつつたくさんの部品をつなぐのはかなり難しい。
　
一部の部品は回避者の効果対象外に設定されているようでパワーノードに連結してもダメージ軽減効果が得られない。
フレームブロック、キャビンは効果対象外であり、ムーブメントはそもそもフレーム以外に接続できない。
アップデート0.13.30での修正により、キャビン・ムーブメント・武器・ハードウェア・外装が効果対象となり、パワーノードにさえ繋げられればダメージ軽減効果が得られるようになった。

常に効果が発揮される関係上、適当に部品をパワーノードへ繋いでも必ず仕事をしてくれるわけだが、せっかくEN消費してまでタフにしようとしているのだから、少しでも効率的に運用したい。
具体的には、相性が良い部品、つまり高耐久か高耐性の部品を繋ぐことだ。
回避者の効果対象となった部品は、実質的に耐久値が約3割増えるようなものなので、元々の耐久値が高いほどお得。
耐性や透過を持つ部品の場合は少し処理がややこしい。大雑把に言えば、「その部品の元々持っている耐性によって減少したダメージから、さらに回避者の耐性分を減算する」パターンと、「その部品の元々持っている耐性に回避者の耐性を足した後、ダメージの軽減を行う」パターンに分かれている。前者の方が軽減率が高い。
詳しくは下記を参照のこと。

火力のインフレが凄まじい現環境では、足を止めて撃ちあえばどれだけ耐久値が高くても一瞬で破壊されてしまうが、散発的に被弾する分には僅かな耐久値の違いが戦闘を左右する。
それを踏まえると、低速ビルドより高速ビルド向けで、高耐久か高耐性の部品に繋げといったコンセプトのモジュールになるだろうか。

装備相性

高耐久・高耐性の部品と繋ぐことで効率的に運用できる。
上がった耐性を過信せずに被弾が嵩まないように振る舞うことを忘れないように。
　

バスティオン

ドーザーブレード部分にエネルギー属性を除く全てへの50%耐性を持つキャビン。
ドーザーブレードは61.6%カット、ドーザーブレード以外は23％カットとおそろしくタフになる。
なお、61.6％カット＝ライフ約2.6倍に相当する。

機械クラフター

キャビンに接続した武器の耐久値を増加するオプションを持つ重キャビン。
これにさらに回避者で耐性を付与出来るので、高耐久の重火器をこれに積めば難攻不落の砲台が完成する。
問題は、ビルド面の難易度が物凄く高いところだが。

その他重キャビン

重量キャビンは耐久性を伸ばしやすいパーツだが、大柄で被弾しやすく守るのが難しい。これを繋げることにより被弾率の高さを補える。
大きなキャビンで重要パーツを守る構成やフロントを装甲で保護しにくいキャビンで効果を発揮する。

ターレットキャノン

高耐久の武器の代名詞。
回避者のオブジェクトサイズが小さいため、レアリティが高いターレットキャノンほど接続が難しくなる。

キャノン

非旋回型のキャノン。
ターレットキャノンに対して耐久性が物足りないと言われる武器だが、回避者に繋ぐことでそれに並ぶ耐久性が得られる。
接続方法が限定されるが、キャノン3基のビルドでも3基全てに回避者を接続することが可能。

フロントマシンガン・フロントショットガン

耐性が得られるフロントマシンガンとフロントショットガン（レアパーツを除く）。
他の武器に比べると低耐久なので少々もったいない気もするが、耐性の相乗効果が期待できる。

ゴブリン・グレムリン

疑似的な全ダメージ耐性を持つ固定式ショットガン。
形状と連結部にも優れており、回避者の8か所のパワーノードすべてに1個ずつ繋ぐことさえ可能。
必要ENの関係上、回避者にゴブリン×8を接続することはできないが、それぐらい接続の自由度が高い。

近接武器

バンパーとしての効果もある近接武器。近接耐性と爆破耐性を持っているのに加えて耐久も高め。
被弾以外にも体当たりや敵の爆発などで意外と被ダメが嵩んで突然剥がれる武器だったりするため、耐性が上がると剥がれづらくなる。
難点は、回避者自体を被弾しやすい場所に置かなければならない場合が多いこと。

怪獣　ヨン・ワン　アバランチ

いわゆる単門での運用になる高電力な重火器。
これらのように武器1つで完結できるのであれば回避者の連結も難しくはない。
1つしかない武器をどのように守るかといった観点からも好相性と言える。
　

関連項目

• 特殊モジュール

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