概要 
DLC Dragon Bones(蘇る骨竜)は2018年に入ってからは初のDLC。二つのグループダンジョン追加が主。
発売日はPC/Mac版は2月12日、CS版は2月27日を予定。
プレイのためには月料金を支払いMEMBERSHIPを有効にしておくか、
クラウンストアで単品購入する必要がある。
公式サイト案内ページ
https://www.elderscrollsonline.com/en-us/news/post/26281
DMM日本語版
http://eso.dmm.com/news/detail/2696
パッチノート
https://forums.elderscrollsonline.com/en/discussion/394810/pc-mac-patch-notes-v3-3-5-dragon-bones-update-17
日本語訳パッチノート
http://eso.dmm.com/news/detail/2855
http://eso.dmm.com/news/detail/2856
http://eso.dmm.com/news/detail/2857
http://eso.dmm.com/news/detail/2858
DLC Dragon Bonesへの支払いでアクセス可能になる要素 
ある古の力が蘇り、Tamriel全土を脅かす!というイントロで、
グループダンジョン、Scalecaller Peak(スケイルコーラー・ピーク)とFang Lair(牙の巣)が追加。
TES5 Skyrimの勇者Dragon bornと引っかけており、今回蘇るのはBoneの方。なので骨竜。
Scalecaller Peak(スケイルコーラー・ピーク) 
Fang Lair(牙の巣) 
追加料金と関係無い拡張部分(BASE-GAME PATCH) ― Update 17 
- Outfit System(リスタイル)の追加により、旧Dye station(染色台)がOutfit station(服飾台)に名称変更。
同時に機能が追加され、装備品の外見を習得済みで作成可能な任意のStyleに見せることが可能になった。詳細- 武器の染色も可能に
- 持ち家にBankのように機能するHome Storageが設置可能に
導入時点で容量60のchestが4つと、容量30のcofferが4つが追加可能に。
全部揃えることが出来れば総容量360。なお個々の収納箱はわりと高価。詳細:Homestead
- Cast time skillとinterrupt、off balanceとheavy attack、blockとroll dodgeの適用範囲の整理と伴う仕様変更
状況やスキル、PvEとPvEでいろいろ異なりごちゃごちゃしていたのを概ね同じ様な感じにする変更。- Cast time skillとinterrupt:詠唱妨害の仕様変更
概ねPvP側をPvE側の動作にに揃える形に。詳細:操作方法 - off balanceとheavy attack:off balanceの発生と解消の仕様変更
全状況(含PvP)で、off balance状態の敵にfull charge状態のheavy attack入れ、標的にスタンが発生した時点でoff balance解除となるように統一。- full charged heavy attackによるリソース回復は、標的がoff balanceの時は回復量が倍になる
- off balanceの付与方法によらず、off balanceを放置した場合の持続時間を5秒間に統一
- off balanceと関係の深いDKのflame lashは、flame lashをHAに見立て上記仕様に沿う様に動作変更
- Stun状態に陥らないBossタイプの敵にはheavy attackを一度入れても解除とならず5秒間確実に持続する。代わりに解除後15秒間off balanceは再発生しない。
- これらは開発者コメントにおいて、ボス相手に誰がoff balanceを消費してスキルを使うかを考えなくとも、全員が平たく恩恵を受けられるようにするための変更としている
- blockとroll dodgeの適用範囲の整理
スキル毎に丸暗記するより他に無かった回避とブロックの可否に統一イメージを作成- ブロックできるが回避不可のスキル
爆風を伴う範囲攻撃:Radial Sweep、Spear Shardsの一段目、Drain Power等。範囲攻撃だが爆風の無いArrow Spray等は回避可
ビーム攻撃:Radiant Destruction、Lightning Staff、Soul Strike等。チャネリング系だがビームではないRapid Fireは回避可 - ブロックも回避も不可のスキル
地面に設置されるダメージスキル:Wall of Elements、Caltrops、Lightning Splash等
キャラクターの内部から攻撃判定が発生するようなスキル:Daedric CurseやBacklashのDotダメージ部分 - 回避可能だがブロックは不可のもの
スキルの副次効果で付与される状態異常:SunfireのDotダメージ部分、surprise attackによる防御低下、Low Slashによる鈍足
ただし、Stun系が伴うものについては今まで通りブロック可能、Stonefist等
- ブロックできるが回避不可のスキル
- Cast time skillとinterrupt:詠唱妨害の仕様変更
- Synergyの起動に関する仕様変更
Synergy効果をストレス無く発動出来るようにするための変更とのこと。- 旧仕様ではSynergyが通常スキルと共有していたglobal cooldownを、新仕様では通常スキルとの共有を止めSynergy同士で1秒のcooldownとなるよう変更
これによりSynergy起動のために通常スキルを一時中断する必要が無くなり、通常スキルとLight attackを併用する要領で通常スキルとSynergyの併用が可能になる。 - 旧仕様ではSynergy対象スキルの中心点最寄りの味方一人に起動プロンプトが表示されていたが、最寄り三人に変更。起動が行われると残り二人のプロンプトも消えるように。
この仕様は一人しか起動できないSynergy限定。範囲内全員が起動可能なThe Purify, Hidden Refresh, Blood Funnel,Blood Feastは適用外。
これらの例外スキルはプロンプトは全員に表示され、誰かの起動に伴ってプロンプトが消えることもない。 - なおPTSにおいてSynergyの起動間隔を伸ばす案が示されていたが、導入されなかった。現状でも同一Synergyの起動は30秒毎である。
- 旧仕様ではSynergyが通常スキルと共有していたglobal cooldownを、新仕様では通常スキルとの共有を止めSynergy同士で1秒のcooldownとなるよう変更
- Battlegroudsにマップを2種追加 *要Morrowind
- Lv50までの間、レベルアップに伴って報酬が貰えるように
- Lv5…最大体力増加効果のあるセットアイテムとしての緑品質の指輪2つ
- Lv10…Sorrel Horse(栗毛馬)
- Lv15…青品質の好みの武器6つ
- Lv20…クラウン木枠箱のコスチュームから好きなの1つ
- Lv25…紫品質の好みの武器6つ
- Lv30…4000ゴールドとクラウン木枠箱1つ
- Lv35…好みの紫品質への強化素材10個
- Lv40…6000ゴールドとThe Prisoner’s Rags(囚人のぼろ服)OutfitとOutfit Token1つ
- Lv45… Undauntedの鍵1つ
- Lv50…10000ゴールドとクラウン木枠箱
- スキルアドバイザー機能
- 32bitクライアントの廃止
- CP上限が720に
等
詳細は上記概要項のパッチノート参照
Outfit System(リスタイル) 
各マップの街の錬金術屋等にあるOutfit Station(服飾台)にて装備品の見た目が変更可能という要素。
見た目は好みじゃないけどセット効果が手放せないような装備も、機能はそのままに見た目だけ好みのStyleに変更するといったことが出来る。
装備パーツ毎に配色の変更のみならず形状の選択が可能だったりと自由度は高い一方で、
プレイヤーの要望を満たすべく増築した結果か、Outfit Stationはわりと複雑な機能になっている。
Stationの機能は大きく分けて2つ。装備中の防具本体の染色と、Outfit機能の提供。
Outfitは以前から存在していたCostumeのように、実際の着ている装備の上に別の見た目の装備を表示させる仕組み。
上からハリボテを被せるイメージ。装備本体は直接編集されないので、Outfitを解除すれば元の見た目に戻る。
Costumeとの違いは、防具のみでなく、武器、頭、胴、手などの部位毎に異なるStyleと色を設定可能な点。
Outfit Stationの操作 
- 編集するスロットの選択
画面左にある編集適用状況の確認UI上部にプルダウンメニューがあり、ここから編集するスロットを選択する。
リストの一番上に「No Outfit」があり、その後Outfit用スロットの「Outfit 1」から連番で下に続く。- 「No Outfit」はOutfit機能を利用しない素の防具の染色を行う。
ゲーム初期からある機能で、染色対象は装備中の防具のみだが、完全無料。
こちらはアイテム自体に色を塗るため、そのアイテムをアカウント内の別キャラに移動しても色は引き継がれる。
染色操作自体はOutfitと同じなため後述。 - 「Outfit 1」以降を選択すると該当スロットのOutfitの編集を行える。
初期状態で所有しているスロットは「Outfit 1」のみ。
リスト最下の「Unlock New Outfit」を選択し追加料金を支払うことで最大10スロットまで増設可能。
このスロット拡張はキャラ単位。増えるのは購入時のキャラのスロットのみ。アカウント内の別キャラのスロットは増えない。
また画面下部からOutfitスロットの名称変更も行える。名称変更は無料。
- 「No Outfit」はOutfit機能を利用しない素の防具の染色を行う。
- Outfitの編集
- パーツの染色
染色は画面右のUIにある「DYES」項から行う。染色に使える色は一覧から選択する形式。
色を選択後に、画面左の装備パーツスロットにある配色欄をクリックすると色が付く。- 選択可能な色は全部で200色程。DLC等でチマチマ増える。
- 一覧は色相別(Red、Yellow、Green、Blue、Purple、Brown、Greyの7種)か希少さ別(Common、Uncommon、Rareの3種)の切り替え可能。
- 各色は必要な実績を解除することで使用可能になる。
このため、始めたばかりのプレイヤーは選択肢が少ない。色の解放状況は基本的にアカウント共通。
希少度の高い(派手な)色ほど解除に手間のかかる実績が割り当てられる傾向で、色獲得はエンドコンテンツの一つ。 - 各装備パーツは最大3箇所に色を指定できるが、部位や装備品のStyleにより染色状態は大きく左右される。
パーツのマテリアル設定に依るのか、パレットと似ても似つかない色になることは多い。
また選択Styleによっては色を変更出来ない箇所というのも存在する。 - よく使う3色の組み合わせをプリセットとして4つまで設定することも可能。
- パーツの見た目の変更
パーツの見た目の変更は画面右のUIの「ARMOR STYLES」と「WEAPON STYLES」から行う。
一覧表示された使用可能なStyleの中から選択する形式。- 選択可能なStyleは習得済みで生産可能なMotifが基本となる。
アカウント内の1キャラが習得済みMotifであれば、所持するキャラ全てでOutfitに割り当て可能となる。
こちらも染色同様、始めたばかりのプレイヤーは選択肢が少ない。やはりRare Motifも獲得はエンドコンテンツの一つなため。 - 生産用Styleに限らず、イベント景品の衣装やプレミアムパッケージの特典でこの表に登録される形式の物がある。
- Outfitは1つのスロットで、防具7部位と盾を含む武器メイン/サブの全部位の設定が可能。
また、一部の部位だけもしくは、色のみでも設定することが可能で、
Outfitを空欄にした部位には下に装備している素の武具が表示される。穴の空いた雨合羽を上から羽織るイメージ。 - 武器の見た目の割り当てでは、片手斧を片手剣や片手槌の見た目に、両手斧を両手剣や両手槌の見た目に、といったことも可能。
ただし弓を杖にしたり斧にしたりなど、別カテゴリの武器の見た目にすることは出来ない。 - アンロックされていないStyleでもこの機能により試着することが可能。
- 選択可能なStyleは習得済みで生産可能なMotifが基本となる。
- パーツの染色
- 編集の確定と料金の精算
上記操作で行われるのは言わば試着で、画面下のUIで案内される確定操作を行うことで編集が完了する。
前述の通り、「No Outfit」での染色は無料だが、Outfitの編集はStyle設定だけでなく染色にもGoldでの料金が発生する。
確定操作の際に編集内容に応じた合計金額が表示され、金額承諾時点で実際の支払いが行われる。- キャンセルして試着のみなら無料。
- 染色や基本9種族のStyleは安価で1パーツ数百ゴールドだが、レアなStyleは1パーツ5千ゴールドと高価なものもある。
個々のパーツが幾らかは、パーツ選択時のポップアップに表示がある。また画面左のUI下部に現在の小計が表示されている。 - コモンのStyle materialが店売り15Gなのを考えると、装備生産で理想のファッションを得られるならそれが最も安価。
- 攻めすぎて躊躇われる支払い額になる場合には、Outfit Tokens(スタイルストーン)という課金アイテムを支払いに充てることも可能。
- ちなみにインペリアルエディションを購入していると、インペリアルスタイルへの変更は無料になる。
同様に、Morrowind購入時にコレクターズ版を選んでいる場合は、モラグ・トングスタイルへの変更も無料になる。
Outfit Stationのその他仕様 
- Outfitの編集は上記Outfit Stationが必要だが、適用と解除だけならキャラのテータス画面からでも行える。
- キャラの見た目へ反映される装備には優先順位がある。
最優先は装備はDisguise系のもの。クエスト進行に絡んでアイテムとして入手し、クリア後もインベントリに残る一部アイテム。
次にCollections欄のAppearance項で保有するHatsやCostume類。
その次がOutfitで、ここまで全てOffなら素の武具が表示される。
- 同行NPCであるCompanionにも素の装備染色とOutfit機能が提供されている。
Outfit Station利用時に右上のアイコンから、編集対象をプレイヤーキャラと召喚中のCompanionとの間で切り替え可能。
料金の発生はPCと同じだが、Outfitスロットの増設は2022年現在提供されていない。
- ESO Plusの会員特典として、Collections欄のAppearance項で保有するHatsとCostume類の染色も行える。
Outfit Station利用時に右上のアイコンからアクセス可能。素の防具の染色同様にGoldの費用は発生しない。- HatsとCostumeの染色状態はキャラ毎に保存される。
- 会員権が切れても脱色されることは無いが、素の色に戻す等の再編集には会員である必要がある。
- HatsとCostumeの染色にのみ使用可能なDye Stampという課金アイテムもある。
Outfit Stationとは関係無い消費アイテムで、インベントリから使用すると、装備中のHatsやCostumeが染まるというもの。
ESO Plusの会員権の状態に関わらず、超低価格でHatsやCostumeの色変可能という独立した課金アイテム。
(参考:DLC Shadows of the Hist > Costume dyeing)- 曲がりなりにも課金アイテムなため、適用時には確認ダイアログが出るので誤爆リスクは低め。
ただし装備中のHatとCostumeが同時に染まる性質上、染めるつもりなのは一方だけだった!という誤爆には注意。
- 曲がりなりにも課金アイテムなため、適用時には確認ダイアログが出るので誤爆リスクは低め。
- プレイヤーキャラが所有する住宅向けの家具にもOutfit Stationがあり、
Master Crafting Writsの関連報酬としてRolis Hlaalu横のFaustina Curioが販売する。Writ Vouchers500枚。
なおRolis Hlaalu当人は、素の染色機能のみ提供するDye StationをWV35枚で販売しており、買い間違い注意。- 蛇足だがOutfit system導入時、街設置やPCの所有家具問わず、現存する全Dye StationがOutfit Stationに機能拡張された。
街設置分は染色壺と鎧兜が吊り下げられたOutfit Stationの形状に置き換えられたが、
染色壺が並ぶDye Stationという家具の形状に価値を見出しているプレイヤー保護なのか、
PC保有のDye Stationについては、Dye Stationの見た目のOutfit Stationというややこしいアイテムとなることとなった。
- 蛇足だがOutfit system導入時、街設置やPCの所有家具問わず、現存する全Dye StationがOutfit Stationに機能拡張された。
- Outfitでは同一装備箇所でも片手武器、両手武器、弓、杖といった別種の武器は独立してデータを保持している。つまり・・・
武器メインスロットに装備中の両手剣をOutfit1で黒色染めに確定して退出。この装備を片手剣に変更してStationに再アクセス、
武器メインスロットに装備中の片手剣をOutfit1で銀色染めに確定して退出。とすると、
Outfit1適用中は、両手武器を装備した場合だけ黒色武器が、片手武器に装備変更すると銀色の武器が表示される。 - 武器のメインスロットとサブスロットでも独立してデータを保持している。つまり・・・
武器メインスロットで装備中の両手剣をOutfit1で黒色染めに確定して退出。この後Outfit1適用中は、
メインサブとも両手武器を装備しても、メインスロットに装備していた両手剣をサブスロットに移しても、
サブスロット側の両手武器が黒色に染色されることは無い。