ドイツ RankVII 戦闘機 MiG-21MF
概要
1.95で追加されたジェット戦闘機。MFとは M = Modernizirovannyy (近代化)/F = Forsirovannyy (新エンジン)/の頭字語。エンジンや武装を換装したが、電子機器の重量増加で上昇力や機動性は幾分相殺されてしまった。
MiGシリーズでの立ち位置は、MIG-21 F-13の"改良型"の"輸出型"。また搭載燃料増加型のMiG-21SMTが存在する。
機体情報(ver2.5)
必要経費
必要研究値(RP) | 390,000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 1,020,000 |
乗員訓練費(SL) | 290,000 |
エキスパート化(SL) | 1,020,000 |
エース化(GE) | 1,400 |
エース化無料(RP) | 1,080,000 |
バックアップ(GE) | 20 |
護符(GE) | 2,700 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 10.0 / 10.3 / 10.7 |
RP倍率 | 2.26 |
SL倍率 | 1.0 / 2.0 / 4.5 |
最大修理費(SL) | 2,520⇒3,376 / 9,190⇒12,314 / 23,000⇒30,820 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 2191⇒2312 / 2172⇒2240 |
(高度13000m時) | |
最高高度(m) | 16000 |
旋回時間(秒) | 34.1⇒32.2 / 35.0⇒33.0 |
上昇速度(m/s) | 139.9⇒192.4 / 131.8⇒165.0 |
離陸滑走距離(m) | 750 |
最大推力(kgf) | 3610⇒4060 / 3560⇒3830 |
A/B推力(kgf) | 6270⇒6720 / 6220⇒6480 |
毎秒射撃量(kg/s) | 11.18 |
改修済燃料量(分) | min:11 / 20 / 30 / max:38 |
限界速度(IAS) | 1,365 km/h |
制限マッハ数 | 2.20 |
フラップ破損速度(IAS) | (離陸)520 km/h, (着陸)450 km/h |
着陸脚破損速度(IAS) | 490km/h |
主翼耐久度 | -6G ~ +14G |
レーダー
分類 | 有無 | 距離 (km) |
---|---|---|
索敵レーダー | 〇 | 20 |
追跡レーダー | 〇 | 12 |
火器管制装置 | × | - |
敵味方識別装置 | 〇 | - |
捜索中追尾 | × | - |
レーダー警報装置 | 〇 | - |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||
機関砲 | 23mm GSh-23L | 1 | 200 | 胴体下部中央 | 280/420 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
23 mm GSh-23L | 既定 | AP-I/FI-T | 29 | 26 | 20 | 16 | 14 | 9 |
徹甲弾 | FI-T/AP-I/AP-I/AP-I | 29 | 26 | 20 | 16 | 14 | 9 | |
空中目標 | FI-T/FI-T/FI-T/AP-I | 29 | 26 | 20 | 16 | 14 | 9 | |
ステルス | AP-I | 29 | 26 | 20 | 16 | 14 | 9 |
追加武装
分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
M | R-60 | 4 | -41.8/-41.8 | -21.0/-21.0 | +0.4/+0.8 | 160 | R-60 | 重量176.0kg |
M | R-3S | 4 | -48.2/-48.2 | -28.2/-28.2 | +0.7/+1.3 | 140 | R-3S | 重量301.2kg |
M & R | R-60 | 2 | -106.6/-106.6 | -63.5/-63.5 | +0.9/+1.8 | 590 | R-60 UB-32 | 合計重量321.0kg |
S-5K | 64 | |||||||
M & R | R-60 | 2 | -38.2/-38.2 | -32.5/-32.5 | +1.3/+2.1 | 230 | R-60 C-24 | 合計重量558.0kg |
S-24 | 2 | |||||||
M & B | R-60 | 2 | -86.4/-86.4 | -57.9/-57.9 | +1.5/+2.6 | 210 | R-60 FAB-250 | 重量88.0kg |
250kg OFAB-250 | 重量500kg (爆薬量194kg) | |||||||
M & R | R-3S | 2 | -108.7/-108.7 | -66.5/-66.5 | +1.1/+2.1 | 580 | R-3S UB-32 | 合計重量383.6kg |
S-5K | 64 | |||||||
M & R | R-3S | 2 | -41.8/-41.8 | -35.8/-35.8 | +1.5/+2.3 | 220 | R-3S C-24 | 合計重量620.6kg |
S-24 | 2 | |||||||
M & B | R-3S | 2 | -88.6/-88.6 | -60.9/-60.9 | +1.7/+2.8 | 190 | R-3S FAB-250 | 重量150.6kg |
250kg OFAB-250 | 重量500kg (爆薬量194kg) | |||||||
R | S5K | 96 | -128.2/-128.2 | -77.9/-77.9 | +1.1/+2.1 | 1000 | UB-32 | 重量349.4kg |
R | S5K | 64 | -97.2/-97.2 | -54.6/-54.6 | +0.7/+1.4 | 510 | UB-16 | 重量233.0kg |
R | S-24 | 4 | -34.6/-34.6 | -42.6/-42.6 | +2.3/+3.3 | 300 | C-24 | 重量940.0kg |
B | 250kg OFAB-250 | 4 | -121.0/-121.0 | -89.3/-89.3 | +2.8/+4.4 | 250 | FAB-250 | 合計搭載量 1000kg (爆薬量388kg) |
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
250kg OFAB-250sv | 250 | 97 | 97 | 6 | 114 |
ロケット
#include(): No such page: S5K rocketミサイル
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 (G) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
R-3S | 75.0 | 8.80 | 1.7 | IR, 後方 | 3.50 | 21.0 | 10 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 (G) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
R-60 | 44.0 | 1.15 | 2.5 | IR, 後方 | 5.0 | 21.0 | 30 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 25,000 | *** |
コンプレッサー | |||
23mm弾薬ベルト | |||
FAB-250 | |||
II | 新しいブースター | 28,000 | *** |
機体 | |||
UB-16 | |||
R-3S | |||
III | 主翼修理 | 42,000 | *** |
新しい23mm機関砲 | |||
UB-32 | |||
IV | 耐Gスーツ | 32,000 | *** |
エンジン | |||
カバー交換 | |||
C-24 | |||
R-60 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
前機体のMiG-19Sから格闘・速度性能ともに大きく向上し、更にミサイル運用能力と索敵・追跡が可能なレーダー、弾道コンピュータが付与され、対地能力も強化されたことで格段の進化を遂げている。
MiG-21F-13からは乾燥重量が650kgほど増加しているが、エンジン出力がそれ以上に強化され、推力重量比で勝っているため総合性能はこちらが上。
BR9.7~10.7に位置する44機のうち、本機は中の下に位置している。
機体名 | 推力重量比 | 順位 |
---|---|---|
MiG-21bis | 1.234" | 1 |
Phantom FGR.2 | 1.096 | 2 |
Phantom FG.1 | 1.092" | 3 |
F-4EJ Phantom II | 1.061 | 4 |
F-4E Phantom II | 1.055 | 5 |
F-104S | 1.040" | 6 |
F-104C | 1.008" | 7 |
AV-8C | 1.001" | 8 |
Harrier GR.3 | 0.989 | 9 |
F-4C Phantom II | 0.985 | 10 |
Q-5A | 0.981 | 11 |
F-104J | 0.980" | 12 |
Su-7B | 0.959 | 13 |
F-104G(GE) | 0.955 | 14 |
Mirage IIIC | 0.949 | 15 |
Harrier GR.1 | 0.946 | 16 |
MiG-19S | 0.939 | 17 |
F-104G(CN) | 0.939" | 18 |
J35D | 0.931" | 19 |
F-104A(US&CN) | 0.923 | 20 |
Su-7BKL | 0.916 | 22 |
MiG-21SMT | 0.903" | 23 |
MiG-19PT, J-6A | 0.887 | 24 |
T-2 | 0.881 | 26 |
F-1 | 0.857 | 27 |
Lightning F.6 | 0.845 | 28 |
MiG-21MF | 0.833 | 29 |
Q-5 Early | 0.831 | 30 |
J-7II | 0.737 | 31 |
G.91YS | 0.731 | 32 |
MiG-21F-13 | 0.730 | 33 |
MiG-21PFM | 0.716 | 34 |
A-7D | 0.668 | 35 |
Yak-38M | 0.653 | 36 |
F-100D | 0.641 | 37 |
Jaguar A, GR.1 | 0.638 | 38 |
Hunter F.6 | 0.637 | 40 |
J32B | 0.630" | 41 |
F-100A(CN&FR) | 0.619" | 42 |
CL-13B Mk.6 | 0.504 | 44 |
重量は乾燥重量+燃料(空RBでの戦闘に十分な量)+AAM。推力はゲーム内海抜最大推力(A/B装備機は海抜A/B最大推力)、推力損失は考慮していない。
F-100系列とF-104系列、T-2系列、Jaguar系列、MiG-21系列は30分燃料、
F-4系列及びHarrier系列、MiG-19系列、Q-5系列、Yak-38M、Lightning F.6、CL-13Bは20分燃料、
G.91YSとA-7Dは最小燃料、他は全て最大燃料で計算した。
数字の後ろに"が付いているものは推定TWR値につき加筆求む。ハリアーのTWRは低速時と海抜最高速時の平均を取った。
現在使用率の高いF-4EやEJ、FGR.2、MiG-21bisなどが本機よりTWRが高いということは、実戦において本機の加速力・維持旋回率が相対的に低く、戦場で真っ先にエネルギーを使い果たす可能性があるということである。
仮にそうなってしまっては単なるカモでしか無くなってしまうため、空戦エネルギーの管理は徹底して行おう。
幸いにもTWRの差で生まれる優劣は立ち回りでカバーすることができるため、初動と会敵直後の動き方を工夫すれば周囲と同じスタートを切ることができるはずだ。
SMTに対してはエンジン出力で劣り機体重量は若干軽いといった具合だが、トレード関係なのであまり気にする必要はない。
同BR機体と比較するとトップクラスの機動性を持っており、デルタ翼の特性と効きの良いフラップが相まりドッグファイトでは最強クラス。
初速の遅いGSh-23Lもこのおかげで必要な偏差が取れるため、想像に反し比較的当てやすい。
一方で限界速度が1365km/h IASと平均的*2であるため、速度に特化した一部機体には一方的な空戦を展開されてしまうことがある。
ミサイルがあれば一応の対処は可能なので、このような状況に備えるために無駄撃ちは避けるべきだろう。
R-60ミサイルの扱い方については小ネタ欄を参照のこと。
全体としては、格闘性能が突き抜けている上に平均的な速度性能を持っているといった塩梅。
格闘戦を主軸にしつつときに一撃離脱と相手に合わせて切り替えることで大抵の状況には対応できる。
が、それはパイロット側に相手の行動を瞬時に見切る高度な判断力が求められるということでもある。
西側と比べ限定的な電子装備並びにBVR弾が運用できないということもあり、手放しで勝ちが取れる機体ではないことをよく認識しておこう。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
加速・上昇性能が良い為、離陸後1000㎞/hほどまで水平加速し仰角40°で上昇、約7000m付近でレベルオフして索敵開始。
初手は敵機からのBVR弾を警戒しながらエネルギーを回復させつつ索敵し、味方に追撃体制に入った敵機を迎撃する。相手の1000mほど上空からフライパス寸前で敵機に向かってダイブしつつAAMを起動し、およそ2km前後後方からR-60を射撃するのがセオリーである。撃墜は当然だが、出来なくとも相手の攻撃を中断させ離脱か格闘戦を強要させることができるため、第一次目標は達成可能。
相手が離脱したらそのまま追うか味方に任せるかを判断して次の行動に移ればよいが、もし相手が格闘戦に乗ってきた場合はこちらの土俵である。
まず高高度では大気密度の関係から両者の地の機動力が下がるため、推力重量比がそのまま戦闘性能に繋がる*3。なのでまず緩く旋回戦を行いながら徐々に高度とエネルギーを捨てさせ、4000m未満から軽さと加速力と旋回性能を活かして思い切り曲げに入ろう。そして相手の後方に遷移し概ね2km未満であればR-60を、400m未満にまで接近できれば、Gunsによる撃墜を狙おう。戦闘後は直ちに再加速して復速しつつ高度を取り直し、次の戦闘に備えること。
固定武装のGSh-23Lは装弾数200発ながら発射レートが3396/minと高くそのままでは約4s程で撃ち切ってしまうため、闇雲な射撃は厳禁。確実に敵機に当てられる位置を取り、ワントリガーでの撃墜を狙おう。300m以内であれば少し多めの偏差で当てられる*4上、装弾数に比して過剰とも言えるrpmからくる弾幕で撃墜は十分可能。
また、弾薬ベルトは初速に少しでも優る空中目標ベルトをセットしておこう。これだけでも偏差射撃の難易度が格段に下がる。対地掃射は装弾数と弾速の関係上相性が最悪なため厳禁。
燃料量としては20分あれば最初から機動性をフルに引き出せるだろう。反面、持久戦が見込まれる場合は30分の搭載がよい。それ以上は機動性に支障を来すため、極端に広いMAPでもなければおすすめはできない。
低速時の挙動だが、これはアップデートで改善され、着陸時の特性共々以前よりは安定して動作するようになった。かつて見られた垂直に"落ちる"挙動も緩和され、IAS300km/h前後でも舵が効くようになり、A/Bを用いた復帰と立て直しが容易になったため墜落の危険性は低下した。しかしながら、低高度での格闘戦時に警戒を用することは変わらないため油断しないように。また、レーダー探知範囲が30°前方円錐形で最大20kmと限定的で、フレアやRWRも装備されていない。そのため、AAMによる急襲を察知しづらいため一つの動作をしつつ周囲警戒を常に行う必要がある。
総じて、優れた飛行性能からくる使いやすいイメージとは裏腹に活躍にはかなりの技量を要求される機体である。特にM2.0級の戦闘速度に比して十分ではないソフトウェア面を生身でカバーする必要がある点は前任のMiG-19Sとも勝手が異なり、また推力重量比が現行のBR9.7以上の戦闘機で中堅ということは裏返せばエネルギー管理の徹底が求められるということ。初めて本機に触れるプレイヤーはテストフライト等でよく練習し、最低限飛行特性を勘に叩き込んでおこう。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
第一世代のMiG-21SをGSh-23LとR13-300エンジンへ換装したMiG-21SMに
RP-22レーダーを装備しエンジンをR13-300ターボジェットへ換装した第三世代機
後にR-60Mが配備された
インドでは1973年から1981年にかけ「Type 88」という名称でライセンス生産された
小ネタ
R-60の使い方
1,000 m~2,200 mの範囲が最も効果的
これは推進剤の燃焼時間が3sと短く最高速まで加速するために1,000m必要な為
また2,000 m以遠の敵に発射した場合、相手がマッハ1以上で飛行しているとターゲットに到達しない可能性がある
WarThunder公式英語Wikiより一部抜粋
- 本機は大量に生産されたせいでBMP-1よりもコストが低かった
- R-60までの必要経費
- R-60開発までに360・400x2・600x2・460で最低2,820GE必要
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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