注記
V1.1.7.0で弱体化した毒酸→物理変換ビルドをエレメンタル→物理変換ビルドに完全リニューアル(V1.1.9.0)。
装備を含めて別物なので新規投稿するか迷いましたが、コンセプトは同じなのと投稿が物理報復WLだらけになっても仕方ないので再利用します。
一応旧バージョンも残しておきます(末尾参照)。
概要
アクションゲームが苦手な脳筋プレイヤーがアルティメットのシャッタードレルム(以下、SR)75-76を効率よく周回することを目標にした物理報復ビルドです。
報復の度重なる弱体化にもめげず、残された報復ダメージをできるだけ活かしたビルドを目指しました。
基本的に棒立ちでSR75-76を10分程度で周回可能。
[トグル+正義の熱情]
GrimDawnTools ※報復値の変換はToolsでは反映されないので注意
参考 - 物理報復値(左:トグルのみ、右:+アセンション発動時)
ビルドの特徴
- 簡単操作。ウォークライする手間すら削減。
- 幅広い棒立ちプレイを実現するために高い装甲値5000、物理耐性30(最大)、耐性超過を確保。
- エレメンタル→物理変換と属性変換時の物理ダメージボーナスを活用し、通常の物理報復WLにしては高めの最大報復値。
- エレメンタル→物理変換により、アセンション、戦争の使者(星座)の火炎報復を最大限活用。
- 毒酸報復に比べてに苦手な敵がいない。
参考動画
- アルティメット SR75-76
- ボス部屋は3:06(SR75)、8:55(SR76)。
装備について
オクタヴィアスの頭と胴、コルヴァン スポールダー(肩)の3点で100%エレメンタル→物理に変換します。
最大108%(36%×3)なので頭作成、セット変換を活用すれば100%にする為の厳選はそこまで難しくはないはずです。
ストーム ベアラーズ(足)は火炎報復と雷報復が2つ付くのでお得。名誉(レリック)の火炎報復も活用しています。
脚の選択肢としてはイグナファーのルーンプレートもありかと思いますが、総合的にソーンハイド レッグガードを選択。
メダルに関してはレジェンダリーを含めて色々選択肢がありますが、MIが肩だけの場合だと厳選の難易度が高いと思いますので、2か所MIにすることで耐性確保の厳選が容易となると思います。
特に毒酸、刺突耐性が不足するのでインパーヴィアス(毒酸、刺突)があると楽。ダブルレアである必要もなく、あくまで耐性確保目的で問題ありません(報復が付けばなお良し)。
立ち回り
基本は正義の熱情で殴るだけ。
追加で防御能力を下げたい場合はファイナルストップ(アイテムスキル)、大群殲滅や単体でも多段ヒットするヴィールの滝(レリックスキル)を使うと吉。
ドーピングスキルとしてはアセンションとオーバーガード。最初にアセンションを使って、効果切れたらオーバーガードという感じで交互に使うと安定します。
移動はブリッツ、ヴァールズマイト、堕ちし王の意志(アイテムスキル)の3スキルを完備。
その他
スーパーボスに関しては箱以外はおそらくいけると思いますが、あくまでSR向けなので今のところ試す予定はありません。
旧バージョン(毒酸→物理変換)
概要 [#Overview]
アクションゲームが苦手な脳筋プレイヤーがアルティメットのシャッタードレルム(以下、SR)75-76を効率よく周回することを目標に、V1.1.5.2現在の知識を詰め込んだ物理報復ビルド(重要)です。
基本的に棒立ちでSR75-76を周回可能。SR95までクリア実績あり(動画あり)。
※最新バージョンに更新しました。
[トグル+正義の熱情+エルドリッチシャード]
GrimDawnTools ※酸→物理変換はToolsでは反映されないので注意
参考 - 物理報復値(左:トグルのみ、中央:+エルドリッチ シャード、右:+赦免+アセンション発動時)
ビルドの特徴
- アレクサンダーのメテオは食らうもの。幅広い棒立ちプレイを実現するために物理耐性40程度、最大耐性、耐性超過を確保。
- 最大時ブロック率、ブロック回復ともに100%(ターゴのハンマー発動による攻防一体)。
- 酸→物理変換と属性変換時の物理ダメージボーナスを活用し、通常の物理報復らしからぬ高い報復値(火力)を確保。
- 報復型では珍しく走行速度135を確保
- できる限りMIを使用しない(ベルトだけは物理変換のため必須)。
- 毒酸報復に比べてに苦手な敵がいない。
参考動画
- アルティメット SR75-76
- ボス部屋は3:28(SR75)、8:57(SR76)。VSアレクサンダー戦(棒立ち)は9:45あたりです。
- SR95との対比用として、5:55あたりからクバカブラ戦。
- アルティメット SR95(ボス部屋ノーデスクリア)
- ボス戦のみ。2体抱えるのは厳しいのでかなり慎重になってます。SR75-76の動画と比較してヘルスの減りを見るとどれくらいやばいかが分かると思います。
- なお、SR96でガルガボルの変異体にフルボッコにされて心が折られた模様。
立ち回り [#TurnAround]
思う存分 脳筋プレイをしてください。以上
…もう少し効率プレイするなら以下の通り。
1.ブリッツで大量の敵の中に突進してとりあえずウォークライ、エルドリッチシャード(アイテムスキル)を発動し正義の熱情で殴りつづける。
3.赦免(レリックスキル)とオーバーガードを発動し、ブロック率とブロック回復を100%に(アセンションは温存)。
4.ターゴのハンマー(星座スキル)が貯まるのを待つ。
5.オーバーガードが切れたあたりでアセンション発動。
6.使用可能になったらすぐに赦免を発動して最大火力で攻撃。
という理論的な考察をしながら、実際にはクールダウン毎に適当にスキルを使用するで問題ないでしょう。
ただし、オーバーガードとアセンションは同時に使用せず交互に起動した方が防御面では良いかと思います。
火力が足りない場合は、堕ちし王の意志(メダル増強剤スキル)、ヴァールズマイトを併用してください。
※もっと操作が楽な方が良い人は旧バージョンを利用してください(エルドリッチシャード、ヴァールズマイトなし)。
アルケイン系のバフはがしも必要以上に恐れる必要はありません。なんとなく青いヒーローを見つけたら優先して倒しましょう。大抵の場合バフをはがされる前に倒せます。
もし食らってもネメシスを含む混戦時とかでない限り即死はほとんどないので、ヘルスがギュインと減ったら落ち着いて距離を取りましょう。あるいは死んでもいいやの精神で臨みましょう。
ボス部屋に関しては、基本的に複数体を張り付きで倒すことが可能なので余裕をもって立ち回りましょう。
初手中央突破の完全脳筋プレイも可能ですが、ボスの組み合わせが悪いと逆に時間がかかるのであまりお勧めはしません。
気になるボス
- アレクサンダー
- メテオの直撃を食らいながら棒立ち可能。召喚物があると割と痛いので先に処理するのもあり。危なそうなら距離を取って(本音)。
- グラヴァ’スル
- バフはがしの玉を1回だけ避ければ倒しきれる。最優先で倒そう。
- カイザン
- 棒立ち可能。召喚物を間接的に攻撃できる位置取りをすると楽。
- ガルガボル
- 第二段階の溶岩噴出の中で張り付くのはさすがに厳しいので、複数体を相手する場合は第一段階状態のまま後回しに。
- エケット’ズール
- ガルガボルとは異なりこちらの溶岩噴出は耐えられるので棒立ち可能。ただし、倒した後はすぐ溶岩から離れること。
- スラッサー
- タイマンなら問題ないが近づいてこないため、会議所でかつ初手スラッサーの場合はもう1体釣ってそちらを先に倒そう。
- アナステリア
- 棒立ちで問題なし。ただし、なるべく単体で相手したい。
- クバカブラ
- 棒立ちで問題なし。クバカブラを含めたネメシス3体くらいいても問題ない。回復が面倒なので優先して倒そう。
- 迷いし者の死神
- 攻撃速度が速いため報復型のカモ。ただし複数いる場合はA耐性下げが厄介になる場合があるので先に始末しよう。
- ファビウス
- 別のボスを相手してたらいつの間にか死んでる。
- 別のボスを相手してたらいつの間にか死んでる。
※上記はあくまでSR80以下の立ち回りです。
装備について [#Equipment]
三神セットを使用して大量の酸報復ダメージを稼ぎ、ウグデンボーグ ガードルとターゴの兜により酸→物理に変換しています。
※三神の審判のスキル変化であるカウンター ストライクの物理→酸100%変換に関しては、記事末尾の「おまけ3:三神フルセットの考察」を参照
ベルトと頭で理論上最大96%まで酸→物理変換可能(当ビルドでは95%)。耐性は割と余裕があるので、ベルトのAffixの自由度(妥協点)は高いと思います。
毒酸 or 刺突 or カオス耐性あたりが付いていればマジックでも問題なし。具体的にはパージング(毒酸)、インペネトラブル(刺突)、インパーヴィアス(刺突・毒酸)、オーダード(カオス)など。
どちらかというと変換率を重視して、ベルトと頭合わせて90%以上を目指すと良いでしょう。
靴は耐性パズルも加味して選択してください。防御よりの構成の場合ゴーレムボーン グリーヴの他に物理耐性6を確保できるドレッドノート フットパッドもおすすめ。
物理耐性を諦めて攻撃寄りにする場合は、ヴァイルスコーン グリーヴ、テューリンの歩み、石の旅路など耐性を考慮しながら選択するとよいでしょう。
メダルを攻撃寄りにする場合は、マーコヴィアンの策略にすると良いと思います。
リングを攻撃寄りにする場合は、セスリスの指輪(アイテムスキル)、セスリスの印環(メンヒルの防壁+2)、クリーピングリング(MI、酸報復)あたりが候補になるかと思います。
その他コンポーネントは種族特攻を意識して、聖化した骨x2(アンデッド・クトーン)、清められた塩(イセリアル・イーサーコラプション)を先に付け、その後から耐性パズルをしています。
おまけ1:狡猾性による物理ダメージ補正 [#Cunning]
参考までに狡猾性0の場合と狡猾性に100振った場合の報復値の違いを載せておきます。
※数値は旧バージョン
このダメージ差を小さいと見るか大きいと見るかは別として、OA不足、DA過剰になりがちな報復型では「ヘルスさえ確保できるなら」
狡猾性に振ることは非常に物理変換ビルドにマッチしていると思います。
おまけ2:VSアルティメットのスーパーボス [#SuperBoss]
コメントを頂いたので各スーパーボスチャレンジ。エリートだとぬるすぎるのでアルティメットでやっています。
旧バージョンでの挑戦でしたが、新バージョンなら更に楽に倒せると思います。
- モグドロゲン
- メダルをセレニアの推賞に変更してチャレンジ。一度だけ8割ほどヘルスを減らされてびびって距離を取りましたが(クリティカル?)、恐らく棒立ちで倒せるはず。
- ローカー
- 棒立ちでいけるが意外と痛い。
- 魂のラヴァジャー
- 棒立ちで余裕です。時間はかかるが、ちょろちょろ動かない分楽に倒せます。
- キャラガドラ
- 棒立ちは厳しい。小さい竜巻が貯まると痛いので、こちらのヘルスが半分程減ったら距離を取って小さい竜巻が消えるまで逃げてを繰り返せば5,6分程度で倒せると思います。
- Crate オブ エンターテイメント
- 誰か報告をお願いします(他人任せ)
特に明記していない場合はドーピングなし、装備、増強剤等そのまま挑んでいます。耐性超過が足りてない場合は、各ボス毎に調整してください。
おまけ3:三神フルセットの考察 [#h28cba46]
全く普通の盾と三神の審判のカウンターストライクの物理報復値の比較。
前提知識
1.カウンターストライクの「報復ダメージを攻撃に追加」は22%で三神の審判で12%追加、フルセットで更に12%追加で合計46%
2.「ダメージタイプの変換」は先にアイテムスキルによる変換が発生し、その後でグローバル変換される(再変換はされない)。
3.報復では通常 狡猾性・精神力によるダメージ補正がかからないが、「ダメージタイプの変換」が発生した場合のみダメージ補正がかかる。
A.「全く普通の盾」のカウンターストライクでの物理ダメージ分計算
装備、スキル、星座のフラット報復値をToolsの数値(装備は平均値)を使い自力で足し算。酸→物理変換は90%を想定。
物理(最小) | 物理(最大) | 酸(最小) | 酸(最大) | 酸90%(最小) | 酸90%(最大) |
3,222 | 3,786 | 4,210 | 6,128 | 3,789 | 5,515 |
報復の物理修正+1,652%、狡猾性(100)の物理ボーナス502.2%として計算。
物理最小:3,222*(100%+1652%)+3,789*(100%+1,652%+502.2%) = 141,861
物理最大:3,786*(100%+1652%)+5,515*(100%+1,652%+502.2%) = 190,649
カウンターストライクの「報復ダメージを攻撃に追加」22%を計算すると、物理ダメージ分は31,209~41,943となる。
B.「三神フルセット」のカウンターストライクでの物理ダメージ分計算
物理は酸に、酸は物理に変換されるため、酸→物理分のみ計算。
物理(最小) | 物理(最大) | 酸(最小) | 酸(最大) | 酸90%(最小) | 酸90%(最大) |
2,882 | 3,446 | 4,615 | 6,533 | 4,154 | 5,880 |
報復の物理修正+1,678%、狡猾性(80)の物理ボーナス432.4%として計算(三神の審判を装備する場合は精神に振る必要があるため少なめに見積もり)。
物理最小:4,154*(100%+1,678%+432.4%) = 91,820
物理最大:5,880*(100%+1,678%+432.4%) = 129,972
カウンターストライクの「報復ダメージを攻撃に追加」46%を計算すると、物理ダメージ分は42,237~59,786となる。
参考:酸ダメージ分は29,703~36,412
結論
このように、カウンターストライクに関して武器ダメージ、フラットダメージを加味しても三神フルセットの方が優位となります。
それに加えて、エルドリッチ シャード(セットのアイテムスキル)が非常に強力なため、総合的には三神フルセットの方が強いと思われます。
コメント
- ↑(途中で送信してしまった)他の装備のが良いよとかありますか? -- 2020-07-03 (金) 11:48:33
- 指輪についての記載がないのですが、一般的に用いられているセスリスの指輪やブラック メイトリアークの指輪よりもこちらのほうが優れているんですか? -- 2021-03-10 (水) 07:40:31
- グーパーリングのセットボーナスがないとOADAが足りないと思われる -- 2021-03-10 (水) 10:46:59
- 回復を含めた安定感のあるグーパーリングを選択していますが必ずしも優れている訳ではありません。自由に調整してください。 -- 筆者? 2021-03-14 (日) 22:50:49
- ちなみに筆者の最新版のハイブリッド物理報復(MI厳選品)では採用しています。https://www.grimtools.com/calc/lV70m1aZ -- 筆者? 2021-03-14 (日) 22:56:45
- 1.1.9.1でカウンターストライクの報復値減少したのにまだまだSRは強い。作りやすいし操作も簡単。 -- 2021-05-04 (火) 19:41:40
- SR75-76の安定感でいえばこのビルドより緊張しないで回せるビルドを未だ知らない(あったら教えてくれ -- 2021-05-07 (金) 14:59:32
- このビルド資産0、1キャラ目からでも作れますでしょうか? -- 2021-06-11 (金) 00:53:39
- 特定のスーパーボスからしか手に入らないような装備を使っていないので、理論的には可能。 しかし、このビルド通りの装備を揃えるのは時間がかかる上に、レジェンダリー装備を集められるようになるまでの育成や途中の装備にも工夫が必要だと思う。 まずは「資産0から始める報復ウォーロード」という記事を参考にキャラを育成し装備を集め、ある程度必要なレジェンダリー装備が集まった時点でスキルや星座を振り直すのがいいと思う。 -- 2021-06-11 (金) 07:26:54
- 初心者ですが2ndでこのウォロ目指して作ったら途中の状態ですが楽にSR回れるようになりました。執筆ありがとうございます。 -- 2022-02-01 (火) 21:17:15