もんぱらとアマビエとの関係
時は西暦2020年7月……とある疫病が世界的に大流行を起こして人類は窮地のピンチに陥っていた。
外出することもままならず、今まで行っていた祭りやイベント等も全て中止。
マスクをつけて外に出るのが当たり前かつ、ただの風邪であろうと熱や咳が出ても疫病ではないかと疑われてまともに病院の診察もできない。
そもそも病気の蔓延で病室も満室、疫病だけでなく心臓や肺炎の治療にも使う呼吸器も不足して大病を患っても病室が無くて治療を受けられない。
今まで楽しみにしてた事が何も出来ず、まともに買い物にも行けない上に気軽に遊びに行けない世の中。
当たり前だったことが何もできなくなっていき、壊れていく日常……
このままパンデミックが何年も続いて、今までの平穏な日常が取り戻せないのではないかと人々は恐れていた。
そんな世の中になっても、人々が楽しみにできていた事があった。
それはゲームである。
テレビゲームだけではなく、PCの前でやれるジーコやエロゲーで家の中で気晴らしができるのは我々にとって心の救いであった。
外出せずともゲームの世界で友人と会話でき、コミュニティに人が集まって通信会話や文書で和気あいあいと語り合うことができた。
このゲームも終章発売間近ではないのかということで話題が盛り上がっていた。実際はここから4年かかったけど……でもそれとは別に……
そんな最中に、もんむすくえすとぱらどっくすにも大きな動きがあった。
それがコラボイベントである夜の国と七つの世界の勇者達の発表であった。
終章制作中の最中でのこの発表、終章を待ち望んでいた我々にはとてもありがたい朗報でもあった。
このコラボイベントだけでちょっとしたジーコ作品ぐらいボリュームがあり、もんぱら終章を楽しみにしていた人と世の中の不穏な動きで心が荒んでいた我々に心の平穏を与えてくれたのである。
アマビエの参戦は素麺屋さんがはやくこのパンデミック下を終わらせて欲しい、そしてもんぱら終章を平穏な状態で出せて健康な状態で楽しんで欲しいという願いから来たゲスト参戦だったのかもしれない。
そもそもアマビエとは何か
アマビエは1846年5月(弘化3年4月)に現在の熊本県にあたる肥後国海上に出現したとされる日本の疫病封じの妖怪。
海中から光を輝かせるなどの現象を起こし、豊作や疫病などに関する予言をしたと伝えられている。
毎晩の様に海中に光るところがあり、役人が赴いたところ出没した。
その姿は人魚に似ていたが、嘴が有り、首から下は鱗で足は3本あったという。
「この先6年間は豊作が続くが、もし疫病が流行することがあれば、私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」と伝えて海中へ消えたと言われている。
アマビエについての記録の類は、上記1種類の瓦版でしか確認されていないが、類似性の高い内容が記載されているアマビコと呼ばれる妖怪の資料群が同時期にたくさん発見されている。
その比較からアマビコが誤記された例のひとつではないかという説が1999年に湯本豪一氏によって指摘されている。
またある説だとアマビエは出島から漂流した外国人医師ではないのかという説もある。
日本でも1823年にコレラが大流行してパンデミックを起こした事がある。
1840年から1860年にかけて世界的にでコレラ等のパンデミックが起きており、他にも黒死病と言った名の知れた疫病は19世紀にも流行していた時期がある。
アマビエが目撃された熊本の肥後国は遠回りになるが長崎の出島に近い位置にあり、たまたま漂流してたか幕府の秘密裏に沿岸調査をしていたかはわからないがこの衣装を着ていた南蛮人が居たのではないかという考察も出ている。
古い歴史の話なので真実はわからぬままだが、アマビエというありがたい妖怪が実際に居た方が良いと願いたい。
まだ疫病患者は出ているとは言えど、今は平穏な時期を取り戻しているのだから……
アマビエは2020年からアマビエチャレンジと称して、有名な絵描きや漫画家やカードゲームと言った幅広い人々がかのパンデミックが収まるように願いを込めてアマビエを描いた。
そしてかの伝説の妖怪漫画家、水木しげる御大も過去にアマビエを描いている。
また島根県隠岐の島には水木しげるのアマビエが設置されている。
皆勘違いしているが鳥取県の水木しげるロードではなく島根県隠岐の島に設置している事を忘れないで欲しい。
もんぱらでの概要
コラボイベントである夜の国と七つの世界の勇者達のクリア後に、登場したメンバーを仲間にするために各地を回ることとなる。
その時のヤマタイでの妲己?を仲間にした後に村長宅に報告に行くと、彼女が仲間になるイベントが発生。
疫病が流行った時は自分を描けと言っているが、世界が破滅に向かっていて疫病の如く世界が不安に満ちている事を察した彼女は自分を描くだけでは駄目だと仲間になってくれるのである。
しかもコラボ先の妲己?やマガツ様?まで知っている上に、めったにお目にかかれないので見れてありがたがってるレベルであった。
ただアミラとドーメイマと知り合いで残念枠だと思われていた
が……
中章Ver2.40の濃厚接触イベントでまさかの人魚形態が解禁!!
まさか素麺屋さんと瀬戸内さんはあの名作のリメイクが発売される未来を知ってこの事を予見していた!?
キャラ性能
加入時初期レベル | 55 |
---|
初期 | 習得済み | |
---|---|---|
職業 | 聖魔導師 Lv3 | 僧侶Lv10 ナースLv10&br 白魔導師Lv10 医者Lv10 神医Lv3 |
種族 | ローレライ Lv3 | 亜人Lv10 マーメイドLv10 妖怪Lv10 ハイマーメイドLv10 |
セットしているアビリティ | |
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戦技アビリティ | なし |
職技アビリティ | |
魔法アビリティ | |
防御アビリティ | |
特殊アビリティ | |
証 |
初期装備 | 初期秘石 | |||
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右手 | 流星の杖 | 中章なのでありません | ||
左手 | シャインディフレクター | |||
頭 | 流星のサークレット | |||
体 | ローブオブロード | |||
アクセサリー1 | ||||
アクセサリー2 |
固有アビリティ(妖怪形態)
疫病退散祈願
杖・メスを装備可能
敵に狙われる確率が極端に低い
「白魔法」「医術」「魔技」「海技」を使用可能
状態異常を無効化する
毎ターン終了後「生命の雨」を発動
固有アビリティ(人魚形態)
疫病退散祈願・神癒
杖・メスを装備可能
回復技の威力がアップ
「白魔法」「医術」「魔技」「海技」を使用可能
状態異常を無効化する
毎ターン終了後「生命の雨」を発動
運用方法
最終章でも通用するぐらいに強いです。
特に妖怪形態の狙われる確率が極端に低い能力が回復役としてとても助かります。
終章序盤あたりだと人魚形態の回復量が増える能力も助かりますが、殺るか犯られるかの最終章になると狙われづらい回復役というだけで妖怪形態もとても大助かりです。
状態異常にかからないのは回復役としてそれだけでも一軍レベルです。
回復が必要なのに回復役が麻痺で動けなくてパーティー壊滅はRPG全滅理由TOP5に入るぐらいに王道中の王道の出来事です。
特に毎ターン発動する生命の雨はHPとMPを回復させてくれるので、回復役に困ったらアマビエを雑に入れればいいと覚えておくと便利です。
ただ狙われにくくても全体攻撃等もありますし、防御が薄いのでそこは装備やアビリティでカバーしましょう。
またもんぱらではマーメイドはめちゃくちゃ強いです。
というのも転種で最強に近い人間にすぐになれるから。
マーメイドや妖怪を捨てて人間を鍛えて魔人化させれば回復しなくていい暇な時にアタッカーとして優秀にさせる事もできます。
あと持ってくる装備が優秀なのも彼女の魅力。
育てて損がないキャラです。
特に世界が混沌化して仲間がバラバラになった後、育ててた強かった子が離脱して何時戻ってくるかわからない状態になりますが、彼女は残った状態です。
ポ魔城復活後にすぐに仲間として使えるのも助かりますよ。
ただポ魔城の会話がなくて、連れ回しても追加会話が無いのが玉に瑕ですので、追加会話や追加イベントが見たいという方が連れ回すには残念他ならないでしょう。
コメント欄
- 終章で参戦したくだんを初め、江戸時代には災いを予言をしそれを避けるためにご利益のある自分の絵図を広めよと迫る妖怪がやたら瓦版に登場します、これは版元が瓦版の商品価値を高めるためにでっちあげたという説がありますね… -- 2024-12-27 (金) 21:27:00
- 見た目も性能も好きだけどほぼ会話がなくてな…… -- 2024-12-27 (金) 22:48:23
- アマビエ様コラボ感なくて勘違いしてたけど、追加イベントキャラじゃなくてコラボキャラだったのか... -- 2024-12-27 (金) 23:56:04
- 言われてみたら確かにネレイドの姿だ -- 2024-12-28 (土) 15:09:30
- 終章・最終章共に瀕死編成が強いからか自然とつかわなくなったなぁ -- 2025-01-23 (木) 17:01:16
- 正直安易な女体化よりも元の姿が好きなのは俺ぐらいだろうか -- 2025-03-02 (日) 21:02:56
- 何かバグでいつの間にか加入してた上にサブイベントも始まってびっくりした -- 2025-03-03 (月) 07:29:19