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肉だよ、肉!
パン派?米派?いや、肉派だよ!
概要
天界の最高戦力である七大天使の中でも、ミカエラと並び随一の戦闘能力を誇るウェポン計画の完成体にして、「天界の決戦兵器」。
しかし例に漏れず某明けの明星にはビビってる。
何とか恐怖心を克服しようと一騎打ちを申し込むも、まるで興味を持たれず相手にされない。
アグニカノン、セントフレア、エクスパルサー等、サブイリアスが独自に開発した破壊兵器で全身を武装しており、剣技や格闘技にも秀でた武人。闘争心全開で戦うため明鏡止水はまったくと言っていいほど適性が無いが、それを補って余りある身体能力でその欠点をカバーしている。また特殊な筋繊維と皮膚組織で形成された肉体は、六祖や七大天使クラス以上でなければ攻撃を直撃させても薄皮一枚断つことすら許さない。
おそらくエルフ姫の一番嫌いな絵に描いたような体育会系で、徹底した実力至上主義者。
普段は一見考えが足りないような言動をしているように見えるが、こと戦闘においては誰よりも鋭い感性を持ち頭も回る。
豪放磊落な性格で天使あるあるな魔物に対する偏見すら一切持っておらず、実力を認めた魔物には自らが統治するグランドノアへの居住権を与えるなど気前の良さを見せる。
反面軟弱な者や職務を真面目に行わないような者あと裏切り者は大嫌いで、そういった輩には容赦なく暴力を振るう体育会系の悪しき面も備えている(小イリアスが沙蛇相手に否定した「弱肉強食」を体現してしまっている)。
喜怒哀楽がはっきりしており裏表がまったく無く、魔界にて小イリアス一行が絶望的な状況にも屈せず七大天使を次々と解放させたことに感動して涙ぐむ等感受性も強い。サリエラのことも「熱い魂を持っている」と評しているのは彼女であり、実際サリエラは冷たい印象とは裏腹に非常に仲間思いである(ただ、ウリエラの評に関しては恥ずかしいのもあって否定している)。
その一方でグランドノアの酒場で部下の天使が酔って暴れたときは激怒して酒場ごと粛清したり、コロシアムで歯応えのある相手と戦っている内に熱くなってコロシアムごと消し飛ばそうとしたりと、頭に血が上るとやりすぎる危険な一面も持ち合わせている。
食べ物の好みは上記の台詞からわかるように、あのルシフィナすら上回る清々しいまでの肉食至上主義者。野菜や果物、甘味等はともかく牛丼やら焼肉パンの類すら「肉の純粋性が薄れる」という謎理論で拒絶してくる始末。肉と魚類以外で受け取ってくれるものはせいぜい卵と辛い物、酒くらい……と見せかけて何故か毒キノコでも好感度が上がる。
グランドノアの統治を任されており、彼女配下の天使軍は戦闘力の向上と規律の遵守が徹底されている。
またコロシアムは天界でも健在であり、優勝者はウリエラとのエキシビションマッチを行う権利も得られる。
勝利すると何でも1つ願いを叶えるという触れ込みであり、作中では数年前にフィノアの英雄ガルムが故郷の扱いを変えるために挑んだものの瞬殺……以降、天界フィノアの住民からも覇気は失われてしまい、それより先の優勝者達もエキシビションマッチは固辞する状況が続いていた。
ルカさん一行はこれをウリエラ打倒のきっかけになるとし、コロシアムに出場。作戦としてはサバサでのガブリエラ暗殺と同様に、玉藻が背後から不意打ちするというもの。🐍「本当にうまくいくかしら…?」
ルカさん達は優勝しウリエラに挑むが、流石に七大天使には玉藻の術も効かず正体がバレてしまう。だがバトルジャンキーなウリエラはそれも良しとして戦闘が開始。
当然圧倒的な力に押されるルカさん一行。そこに玉藻が不意打ちをかけるが……ここまでの展開を読んでいたウリエラはなんとこれを回避した。
正面戦闘ではミカエラに匹敵するとの下馬評は伊達ではなく、玉藻は即座に退避を提案。玉藻自身は時間制限による魔界への離脱が可能なため足止めを引き受け、ルカさん一行はコロシアムのウリエラ控室からグランドノア城へワープし、脱出を図るのだった。
なお、後に玉藻はウリエラを指して「ウチでも難儀した相手」と述べているが、この対決について邪神城で聞ける噂は「ウリエラと戦った玉藻様が尻尾の半分以上を失い血まみれで転送されてきた」「あの様子では六祖でも沙蛇様以外はウリエラ相手に一対一は危険だろう」等であり、そもそも天界側の聖魔大戦においてウリエラは玉藻を直接対決で撃破・殺害しているとの事であるため、実際には難儀どころか割と一方的にボコボコにされていた可能性が高い。(ウリエラからの玉藻評は「手数が多くて楽しい」である)
いずれにせよこのダメージによって玉藻は一時的にアリスたちをサポートできなくなり、沙蛇がその役を担う事になる。
その後、ルカさん一行はグランゴルド大監獄に収監されたり、天界の魔王城に馳せ参じ四天王を麾下においたり、特異点世界の魔王城を奪還したりと様々な出来事が起こるのだが、その裏では特異点世界の四天王との戦いが起きていた。
特異点世界で心が折れ、剣を捨てた後に隠棲していた村が天界に事実上拉致され二級市民として過酷な開拓任務を行っていたグランベリアは、世話になった村の人々が過酷な扱いを受けている現状を見て再起。再び剣を取りウリエラの元へ向かう。
配下で最強のナイトロイドをも一蹴したグランベリア相手に、コロシアムはうやむやで終わった分、楽しもうとするウリエラ。
ついでにコロシアム同様勝ったら何でも叶えてやると言い、グランベリアの望んだ「二級市民の解放」を報酬に戦いを始める。
戦いは互角。ウリエラの攻撃は極まった明鏡止水を取り戻したグランベリアには当たらず、しかしグランベリアの攻撃はウリエラの装甲を貫くことはできない。
途中までは戦いを愉しむために兵器を1つずつ運用していたウリエラだが、複数どころか全兵器同時起動しても仕留めきれないグランべリアに対しては流石に感嘆の言葉を向けていた。
しかしウリエラの攻撃は避けても余波でダメージをグランベリアに蓄積させていた。これでは勝ち目は無いだろうとし、それでも楽しかったと語るウリエラ。
最後の攻撃をグランベリアは闇の力を載せた剣で受け止めた時、相殺させたと勘違いし一瞬失望したが、即座にグランベリアは相殺なんてものは狙ってないと勘付く。その油断の無さを少しでもサブイリアスに分けて欲しいものです…
直後に放たれた次元を断つ一閃により、これにより勝負は決した。
グランベリアは剣を構え、立ったまま絶命。ウリエラも稼働時間は残り3分程度という状況。
客観的に見れば相打ちだが…「こりゃ、俺の負けだな」と敗北を認めた。
直後に駆けつけた部下のサビリエルに対して、二級市民の解放を行えと命令。流石にたじろぐサビリエルだったが「俺の最期の戦いを穢す気か!?」と言い、グランベリアの望みを叶えて彼女も息を引き取った。
彼女の死後この命令はきちんと実行されており、多くの二等市民たちが解放されたことが触れられている。
こちらではルカさん一行の味方として登場。
天界に案内された時に七大天使用の部屋で待機しており、邪神軍相手に戦えるのを心待ちにしている状態だった。
その後ルカさんを中継アンテナとし邪神城近くの平野に女神軍が展開された際、七大天使は六祖大縛呪によって捕らえられることになる。
女神大勝利展開だったが故に、他のイリアスは知っている六祖大縛呪について知らず対策を練っていなかったのですね…
再開するのは魅凪が収めるサン・イリアの地下牢獄となる。
ルカさんの貞操の危機を潜り抜け潜入した先でようやくの解放となる。
当然、魅凪がそれを見逃すはずもなくモリガンを連れて現れるが、ここで影紬が魔王人形を伴って乱入。暗黒輪舞を披露しモリガンを瞬殺した。同時に人形のサーカスを展開し、サン・イリアの全ての生命体に襲い掛かる。
ウリエラは腹心が殺された魅凪に対して、気持ちを慮った上で今は争っている場合ではないと勝負を預けることに。ルカさん一行と共にサン・イリアの脱出を目指す。
直後に襲い掛かってきたハーゲンベックを倒した後、「一体一体は大したことはないが、厄介なのは数」と冷静に看破する。サン・イリア城を脱出すると予想通り、人間も魔物も天使も関係なく襲い掛かる人形のサーカス達。強者であれば助けられるが限界はある状況で、ルカさんはできるだけ助けられる人は助けることを選択し、その心意気を気に入ったウリエラは快く協力するのだった。
七大天使の例にもれず彼女ははちゃめちゃに強いので、彼女が瞬殺していくのを眺めていたルカも多いことでしょう……チェーンの初撃でだいたいオーバーキルです…
サン・イリア脱出時、他の都市も襲撃されていることが明かされ、一旦ここでウリエラとは別れることになる。
人形のサーカス襲撃後はグランドノアにおり、兵器マニアで機械いじりが好きなことが明かされる。
あくまで戦闘に絡んでるところでは頭が回るようになっているのだろう。サブイリアスも性格面までは気を回してないと考えられる。特にシオン。
次の大きな出番は蛭蟲が支配するサバサ攻略作戦時となる。
ウリエラとラファエラの二名が同行する大掛かりな作戦となったが、サバサの状況は彼女らの予想を超えたものだった。
突撃した女神軍は蛭蟲の体内と化したサバサで次々と飲み込まれて行き、ルカさん一行も逃げながらまんまとサバサ城の奥深くまで誘い込まれることに。
そして蛭蟲の心臓部で、禍撫と華音、そして蛭蟲本人と六祖の半分が待ち構える事態に。
ここでウリエラは単独で引き受けると発言。絶望的な状況でラファエラにルカさんと小イリアス様を託し三馬鹿と対峙するのだった。
いくら真っ向勝負ではミカエラに匹敵するとはいえ、流石に数的有利および六祖でも生命力の高い三人相手では分が悪かったのか、彼女はここで戦死することになる。
だが三人の方も大きく疲弊しておりルカさん一行を追撃することは無く、妖星デミウルゴスの起動を優先することになった。
ルカさん一行はその後も悪辣バクスタ狐の襲撃や、魅凪の追撃などもあり、結果的には沙蛇以外全ての六祖と相まみえることになっており、ウリエラが三馬鹿を釘付けにしたのはあまりに大きい戦果でもあった。
合一世界にて禍撫勢力を追い払いグランドノアに君臨。
そしてグランベリアとの決闘が再演される……ところでルカさんが介入。白兎の眼により破壊者ルートの記憶が呼び覚まされたことで、共倒れの結末は回避された。
その後スライムの襲撃が発生、禍撫を追撃するために一時同行することになる。
……ちなみに、ここで剣士職の禁壁が入手できる上に、ウリエラは審判者ルートで味わったように超強力。グランベリア共々強敵蔓延る第三の道序盤の攻略を非常に有利に進めることが可能なので、ぜひ最初に攻略することをオススメしますよ。
ウリエラを連れ回した場合、なんで俺はここにいるんだ……?とか付いてきてよかったぜ!と反応する事も多々あります。
多くの「」カは進行が止まる直前までウリエラを連れ回した事でしょう……
その後、元々のグランドノア女王に統治を任せ、武力関係に注力する事に。
余談
見るからに脳筋そうな見た目と言動、「正面戦闘では七大天使最強のミカエラにも匹敵する」「魔力は低いので術で足を掬われる可能性はある」というある種噛ませみたいな下馬評から、適当なところで罠にかかったりして退場しそうだなと思った「」カも多いと思われますがまあ実際サブイリアスの用兵のせいで術にかかって封印されましたし、サブイリアスの用兵のせいで罠にかかった末に退場もしましたがこれが本当に強くて隙がありません。
作中の描写も
・魔界の審判では禍撫、蛭蟲、華音の三人を同時に相手取って戦い、ウリエラ自身は死亡するものの三馬鹿にも即座にルカ達を追撃出来ないほどの大ダメージを与え、「こちらは三人がかりでこのザマ」「ここで潰せてよかった」「怪物」と言わしめる
・天界の破壊者ではルカさん達との対決の最中にもかかわらず玉藻の背後からの不意打ちを回避、直接対決では瀕死の重傷を負わせる
・合一世界では禍撫と正面から戦い撃破、グランドノアから敗走させる
・天界史の聖魔大戦では玉藻、魅凪とそれぞれ正面から対決しこれを撃破、共に殺害
…といった感じであり、沙蛇以外の六祖は全員タイマンで倒せるであろうことが示されています。
殺害した六祖の評価は玉藻が「正面戦闘でオレに勝てないことは証明されている」「手数が多くて楽しい」、魅凪が「貧弱な淫魔だと思っていたが最高の死闘を楽しめた」であり、前評判に反して特に妖術や魅了等が弱点という事もない様子です。
特に玉藻は「グランベリアがウリエラをどうやって倒したものか見当も付かん」とまで述べており、(魔力消費が増大していて全力が出せなかったとはいえ)当人は制限時間の関係上一分で瀕死になって魔界に強制送還されたことが確定しています。強すぎますね…。もちろんポ魔城でも再戦を拒否されています…。
なんならラファエラは第三の道におけるウラギリエラの華音との結託について「ルカ達が来なくてもどうせウリエラあたりに潰されていた」と述べており、恐らく六祖級二人までなら同時に相手取っても勝てるものだと考えられます。本当に強すぎますね…。
一応グランベリアの極まった明鏡止水は捉えられていない他、当人も「ミカエラ相手は勝てる気がしない、良くて相打ち止まりだろう」と述べていますので無敵ではなく、沙蛇にもやはり良くて相打ちというところでしょうが、あまりの重臣ゆえに軽率に女神・邪神の傍を動けないミカエラ・沙蛇の二人と異なりあくまで戦闘一徹で内政にも関心が薄いウリエラは好きに飛び回って攻撃する事ができ、その存在がもたらす戦略の上でのアドバンテージは絶大です。こんな天使がいたのでは邪神軍が滅亡したのも当然ですね…。
そんな脅威であっただけにグランベリアがウリエラと引き分けた事は魔界でも大きな衝撃を持って受け止められ、グランベリア及び彼女を従えていたアリスの名を魔界中に轟かせました。
そしてアルマエルマはただでさえ戦友を亡くしてショックを受けている所に「あの方も六祖や七大天使くらい強いのかな…」「他の四天王も玉藻様とかだしな…」「きっと強いんだろうな…」みたいな目で見られることになって非常に辛い思いをしたのでした…。
キャラ性能
固有アビリティ
天界決戦兵器
拳を装備可能
全攻撃に核熱属性を付加
核熱属性攻撃の威力が最大限にアップ
「格闘」「聖技」「マキナ」「造技」を使用可能
「格闘」「聖技」「マキナ」「造技」の威力が最大限にアップ
「格闘」「聖技」「マキナ」「造技」の威力が攻撃力に依存
「格闘」「聖技」「マキナ」「造技」の消費SPが半分になる
「格闘」「聖技」「マキナ」or「造技」の順番でチェーン発動可能
チェーン発動したスキルの威力が50%アップする
ボスに与えるダメージがアップする
スーパーリンク
コメント欄
- どのルートでも格を落とさず、裏もなく気持ちいい性格で、ストーリー面でも戦闘面でも頼れる姉御。 -- 2025-01-05 (日) 17:19:15
- 一時加入の無双もあって凄く好印象が残ると思う。人形も蛭子分身体も全部ワンパンで葬ってたから頼もしすぎた -- 2025-01-05 (日) 18:27:34
- ルシフィナさん初めて恐怖を刻んだんだからもうちょっと関心持ってあげて -- 2025-01-05 (日) 19:01:42
- おねだりでルカさんが女騎士ばりの抵抗をするもののウリエラの漢らしいディープキスで一瞬でメロメロになるルカさんがエロすぎる -- 2025-01-05 (日) 23:51:22
- ストーリーでもエロでも、おっぱいのついたイケメン(可愛い)です! -- 2025-01-08 (水) 23:42:39
- 見た目通りの口調と性格で良かった -- 2025-01-09 (木) 20:45:01
- 少年漫画にいそうな女傑 -- 2025-01-10 (金) 20:43:41
- 結構頭キレて冷静な判断できるあたりマジ女傑なのよね
ハイヴマインドの話を聞いて自分ではダメだお手上げって即判断できるのが上に立てる物の器過ぎる -- 2025-01-10 (金) 22:30:08 - どこぞのロボ熾天使や明けの明星と違い豪快だけど人の話をちゃんと聞くイイ子 -- 2025-01-11 (土) 12:07:13
- 7大天使は一人除いてイリアスが作ったとは思えない良い子ばかりで驚く -- 2025-01-20 (月) 12:47:49
- 改めて描写見直すと本当に異常な戦闘能力でビビる -- 2025-01-22 (水) 03:10:37
- そんなに強いの!?ってなるのとそんなに頭回るの!?って驚かされるけど、多分加入時の人形や蛭蟲をアトミックインパクトで撃滅して回ってるからプレイヤーの実感としてもすごいわかりやすいのがいいよね…… -- 2025-01-23 (木) 12:39:00
- 何がえぐいってアトミックインパクトはあくまで格闘なのでウリエラさんが武装使ってない状態でこの威力!?ってなるからプレイヤーへのインパクトとしても絶大なのもある。 -- 2025-01-23 (木) 14:46:01
- 最強のミカエラにも次元断でぶったぎられたグランベリアにもロンギヌス三本持ってるエデントリニティにも勝負挑んでるのあまりにも命知らず過ぎる -- 2025-01-26 (日) 21:56:11
- 命知らずのバトルジャンキーではあるけど、勝ち目の無い戦いはしないぐらいに冷静ではあるから、それらとも十分に戦えるだけの戦闘力があるって事 -- 2025-01-28 (火) 20:20:50