スローター

自動グレネードランチャー。放物線軌道の低速弾を4発射出する。

形状

巨大な砲身が上部を広く使っているレーダーのような形状。
恐らく大抵の人はマーケット画面の印象より1回りか2回りほど大きく感じるだろう。

概要

スペック

基本情報

パワースコア	必要電力	耐久値	重量	リチャージ方式	弾薬数
2400	6	213	234kg	クールダウン	60

攻撃力

攻撃属性	爆破半径	ダメージ (単発)	連射回数	ダメージ (1連射)	連射間隔	BDPS	リチャージ	DPS
爆破	1.5	90.00 (22.50x4)	1/5回	450.00	0.6秒	150.00	5.0秒	52.33

2021/08/26:アップデート0.12.90以前

2021/08/26:アップデート0.12.90以前

攻撃属性	爆破半径	ダメージ (単発)	連射回数	ダメージ (1連射)	連射間隔	BDPS	リチャージ	DPS
爆破	1.5	100.00 (25.00x4)	1/5回	500.00	0.6秒	166.66	5.0秒	61.73

射撃特性

射程距離		弾速	落下値	衝撃力	反動	砲弾サイズ	ロケット 旋回半径
適正	最大
∞		80	0.10	800	61	0

2021/08/26:アップデート0.12.90以前

2021/08/26:アップデート0.12.90以前

射程距離		弾速	落下値	衝撃力	反動	砲弾サイズ	ロケット 旋回半径
適正	最大
∞		80	0.10	1000	61	0

動作特性

砲旋回速度	左右角	上下角	砲旋回 照準拡散値	照準拡散範囲
				静止時	移動時
90	∞	45/15	0.10	9.0/9.0

ゲーム内グラフ

ダメージ	射撃速度	射程距離	命中率	オーバーヒート耐久時間
9	1.8	4	3.1	4.3

オプション

テキスト
ターゲットまでの距離が伸びるごとにダメージが増加する。 100mごとに230%の増加。
効果
ダメージボーナスは標的までの距離に応じて段階的に変動する。（100ｍ以下でも得られる）

2021/08/26:アップデート0.12.90以前

2021/08/26:アップデート0.12.90以前

テキスト
ターゲットまでの距離が伸びるごとにダメージが増加する。 100mごとに200%の増加。
効果
ダメージボーナスは標的までの距離に応じて段階的に変動する。（100ｍ以下でも得られる）

製造

解説

インパルスから進化して4連装になりかなりゴツくなった強化型グレネードランチャー。
独特な性能をしていて強み弱みがはっきり分かれているので、各種列挙していこう。

火力が高い

まず、単純に単発攻撃力が高い。4発合わせて90ダメージ。実戦ではオプションの効果でさらに高くなる。
その上散弾の一発一発がキャノンの半分程度の爆破範囲を伴う為、射撃の一発一発がキャノンの3倍程度の爆風を投射している。
しかもこれが連射式で冷却装置まで付けれるというのだから中々にとんでもない。2門でしっかり狙いをつけて1連射ほど浴びせてやれば大抵の車両はKOできるだろう。

強い曲射ができる

要するに障害物越しに敵を狙える。むしろそちらの使い方がメインと言ってもよい。
散弾であるからして攻撃範囲が広く、レーダー情報を使って適切な位置に砲弾を落とす事ができればそれなりにヒットが期待できる。
勿論、弾がバラける分多くは外れてしまうが、オプション効果が強力なので当たりさえすれば威力の方は心配しなくて良い。

耐久力が低い

デカい。つまりダメージを受けやすい。
しかも砲塔が大きく配置の制約が厳しいし、装甲化も難しい。
その上耐久値は同クラスのマシンガン程度しかない。
つまるところ受けに回ったら脆いことこの上ない。
マシンガンなどの高精度武器にとっては格好の的である。

射程が短い

最大射程はせいぜい200～250m程度が限界。なのでレーダーを見て障害物越しに曲射と言っても、障害物さえなければシッカリ相手にも視認されるような距離で攻撃する事になる。
その上、範囲攻撃を上空に打ち上げて攻撃するのだから、当たり前だが物凄く目立つ。当然、相手が猛突撃を仕掛けて来る可能性も高く、逃げ遅れて捕まろうものなら、一瞬で潰されかねない。せめて発射後の隙を少なくするために、電力に余裕があればクーラーの一つくらいは積んでおきたい。

弾速が異様に遅い

首振りも遅い。
なので素早く動き回る相手を狙うような機動戦は非常に苦手。
追いかけてくる相手を引き撃ちできるならば比較的マシではあるが。
また、これが最も致命的な部分かも知れないが、ある程度素早い相手は砲弾を見てから回避できる。つまり、スローターがいると分かった相手は小まめに上空を凝視し、被弾しそうになったらさっさと逃げる。それ故、曲射ばら撒きはあまりプレイヤー相手に通用する戦法とは言い難い。
勿論、NPC相手などであればそういった避け方をされる事はないのだが。

操作が難しい

というか曲射が難しい。
焼却炉の曲射を落下点表示無しでやるようなものであり、狙った位置に着弾させる事からして簡単ではない。
しかも着弾は遅いし前述の通り敵も避けようとするのだから、動き回る敵にしっかり命中させるというのは中々難易度が高い。
その上敵もカメレオン突撃や反撃を狙ってきたりするのだから、身の安全にも気を配らなければならないときている。

いかがだろうか。
攻撃力の高さや攻撃範囲と引き換えに抱えたデメリットの数々を見ると、強力そうな割にあまり人気の高い武器ではない理由が自ずと見えてくるだろう。
兎にも角にも扱いづらさと脆弱さが目立ち、攻撃を仕掛けるには一々事故死のリスクが伴う。
敵味方の位置を小まめに把握し敵の位置に弾が届き射線は通らない安全な位置を確保してはラッキーヒットを期待して弾を撒いてすぐに逃げるローリターン戦法が基本運用になるだろうが、試合の大部分を虚空を眺めてバシュバシュ弾を撃ちダメージ表記でラッキーヒットを確認する戦い方は、ハッキリ言ってあまり楽しくないし、大して強くもない。
自分の身は危険に晒さず無防備な敵を探し出し、散弾の雨あられを浴びせすぐに退散、といった難易度高めのプレイスタイルを身に付ける事が重要になってくる。

広範囲高火力を遠距離から振り回すアバウトな武器に見えて、扱いづらさや取り回しの繊細さが目立つピーキーな武器であり、プレイヤースキルが試される。
そう簡単に使いこなせるような武器ではないが、シッカリと性能を引き出す事さえできれば、独特な攻撃範囲と高火力を持ってレリック武器ですら屠り去る可能性を秘めている。

アップデート0.12.90で至近距離での運用を弱体化するような調整がされた。
30~40mの距離では従来と同じ効率で、それより近いと従来より弱くなるが、それより遠いと・・・。

装備相性

キャビン

闘牛士

照準を絞る事で攻撃を集中させやすくなる。
代わりに弾が散りにくくなるため、長距離からの適当撒きはやりづらくなる。

ハーピー

スローターの武器特性は爆破のパーツ巻き込みでダメージを底上げする性質が強く、弾薬消費も激しいのでハーピーの能力2種の恩恵を強く受ける事ができる。
武器自体が非常に打たれ弱くそもそもあまり重装備のビルドに向いた武器ではないので、軽量キャビンの低耐久もあまり気にならないだろう。

サブ武器

冷却系で放物線軌道という性質がオンリーワン過ぎてあらゆる武器と相性が悪い。
同系統のグレネードランチャーや、プレイヤーの照準操作と無関係に機能する武器種ならどうにか噛み合わなくもない。

GL-55 インパルス

弾幕はいくらか薄くなるし総火力は大分落ちるものの、確実に弾を当てられる距離から静止した敵に対して殴り続けるシーンでなら外れ弾が出づらい分むしろインパルスの方が高火力だったりする。
またスローター2積みよりいくらかサイズダウンできる上、電力消費を一つ減らせるのでその分冷却装置や補助装備を増やす事ができたりといくらかのメリットが見込める。

カプカン

詰め寄ってくるタイプの敵に対するアンチ装備。
スローターの前で機動力を奪われる事はほぼ死刑宣告に等しい。

ハードウェア

精密レーダー

奇襲に弱い低耐久装備の基本装備だが、スローターならば遠距離爆撃の情報源としても使える。

ステルス

脆い武器のため、不意討ち回避のためにほぼ必須と言える。
攻めに使えば敵に安全に近づいて榴弾の雨を叩き込み一瞬にして大ダメージを与えることができるためとても有用。

バリアー IX、イージスプライム

一時的に相手の攻撃をほぼシャットアウトできる、低耐久装備垂涎の補助装備。
EN2は決して小さなものではないが、バリアーという無敵の装甲を纏ってスローターを連射する姿を想像してみて欲しい。十分コストに見合ったリターンが期待できると分かる筈だ。

足回り

基本的にタイヤかホバーの2択。
兎にも角にも武器が物凄く打たれ弱いので足回りの耐久性は考えなくて良い。
足回りの耐久性を求めて機動力を落とすとそれだけ被弾しやすくなる為、逆に危険。

鈍足ビルドを組むならば、車体を大型化しスローターを徹底的に装甲化する必要があるだろう。
それでも高精度武器で武器を狙い撃たれるとあっという間に無力化されてしまうだろうが・・・。

ホバー

スローターの基本装備。
自由な機動力と射点の高さがある為、バラ撒きと逃げ撃ちがやりやすい。
武器の脆さを回避力の高さでカバーしやすい為、相性が良い。
突撃してくる相手に対して高速バック走による引き撃ちや回り込み戦法が強力なので、殴り合いに持ち込まれても活路が見いだせる。

タイヤ

単純に最高速度が高い為、素早いポジショニングが可能。
「敵が近付いてきた時に素早く距離を取る」という事に関しては最も優れたムーブメントと言える。
また、機動力を活かして一気に走り寄り、弾をばら撒いて逃げ去る轢き逃げ戦法も得意とする。
とはいえホバーに比べれば回避力は劣るし、敵を振り切れずに追いかけ回されると弱いのでマイナー気味だが、上手くハマると強力。

対策

精度も弾速も滅茶苦茶だが、とにかく攻撃力が高いため、鈍足ビルドによく効く。
ルナティック＞ノーマッド＞スカベンジャーの構図が強く現れている。
軽・中量キャビンを使いながらも重量限界まで装甲積みまくって加速が死んでいるビルドが多く、劣悪な首振りと弾速でも容易に捕捉されるため対応に苦慮しているプレイヤーが多いようだ。
対策としては、普通に撃ち合うとこの火力に耐えることは難しい為、とにかく加速力と最高速度を高めて、回り込むように動き続けることで弾丸を回避する方向で考えると良い。

スローターは全武器中屈指の低耐久武器でありながら、ある程度の露出は避けられず、20m程度で命中が安定しなくなるほど放射の大きい散弾でありながら弾丸1発がせいぜい20ダメージ程度と、武器剥ぎ能力も劣悪。
派手な見た目ほど殺傷力が高い訳ではないので、マトモに殴り合うことになってもしっかり武器を狙い撃てば普通に倒しきれるだろう。

マズいのは至近距離から一方的に叩かれ続けたり、ホバーなどで後退するスローターを直線的に追いかけて引き撃ちの餌食になるケース。
前者はスローター側の立ち回りで負けてしまってるだけなので、そうならないよう頑張るしかない。
弾丸を回避しながら近寄っていくスキルがないなら、弾丸を避けやすい距離を保って戦うように心がけよう。

本気でスローターを狙って対策するなら、100km近い高速で逃げ回る相手を叩くのがスローター最大の苦手分野なので、ひたすら距離を取ってダラダラチクチクと逃げ撃ちで虐める方向で考えると良い。

関連項目

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