//航空機テンプレートバージョン19.11.23
*アメリカ RankIV 戦闘機 P-51D-5 Mustang(マスタング) [#A1_Top]
//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ソ連 RankII 重戦闘機/戦闘攻撃機 Pe-3/Early
//ただし、ここの機体名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:日本 RankIII 軽戦闘機 Ki-43-III otsu Hayabusa 一式戦闘機三型乙 隼
&attachref(./P-51D-5%20(5).jpg,nolink,42%);
**概要 [#A1-1_Summary]
//↓概要説明は実装時のバージョンや機体特性などを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#A3_Explanation]】にて。
ランクIVのアメリカ戦闘機。パッカード・マーリン((ロールス・ロイス・マーリンエンジンのパッカード社ライセンス生産版))を搭載し、優れた飛行性能を手に入れたP-51の決定版。大きめの自重から低空低速ではまるで動かないが、高高度からの一撃離脱はP-47と甲乙つけ難い性能を誇る傑作機。機体サイズに比して装弾数や燃料搭載量も多く、またアメリカ機らしい頑丈さ、対地兵装も使用可能という汎用性も特徴。
*機体情報(v2.5.1.56) [#zf194843]
**必要経費 [#A2-1_Costs]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~必要研究値(&color(blue){RP};)|46,000|
|~機体購入費(SL)|150,000|
//|~機体購入費(&color(Red){GE};)|***|
//|~機体購入費($)|**.**|
|>||
|~乗員訓練費(SL)|43,000|
|~エキスパート化(SL)|150,000|
|~エース化(&color(Red){GE};)|820|
|~エース化無料(&color(Blue){RP};)|440,000|
|>||
|~バックアップ(&color(red){GE};)|30|
|~護符(&color(red){GE};)|1,400|
//|~デカール枠解放(&color(blue){RP};)|***|
**BR・報酬・修理 [#A2-2_BR_Rewards_Repair]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~【AB/RB/SB】&br;(初期⇒全改修完了後)|h
|~バトルレーティング|4.0 / 4.0 / 5.0|
|~&color(Blue){RP};倍率|1.6|
//↑課金機体の場合、「(+100%)」と護符分のボーナスを加えて表記。例:「1.72 (+100%)」
|~SL倍率|1.0 / 3.4 / 3.8|
|~最大修理費(SL)|2,580⇒3,405 / 8,600⇒11,352 / 7,800⇒10,296|
**機体性能 [#A2-3_Statistics]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~(初期⇒全改修完了後)&br;【AB/RB&SB】|h
|~最高速度(km/h)|673⇒724 / 652⇒698|
|~|(高度7,620m時)|
|~最高高度(m)|12,700|
|~旋回時間(秒)|24.0⇒22.0 / 24.9⇒23.0|
|~上昇速度(m/s)|14.9⇒21.7 / 14.9⇒18.0|
|~離陸滑走距離(m)|396|
|>||
|~エンジン型式|Packard V-1650-7|
|~最大出力(hp)|1,373⇒1,635 / 1,359⇒1,490|
|~離陸出力(hp)|1,514⇒1,775 / 1,499⇒1,630|
//|~離陸推力(kgf)|***⇒*** / ***⇒***|
//↑X線画面でエンジンにカーソルを合わせると表示される
|>||
|~毎秒射撃量(kg/s)|3.33|
|~燃料量(分)|(AB) min30 / 45 / 1h / max1h40&br;(RB&SB) min31 / 45 / 1h / max1h45|
//|~銃手(人)|-|
|>||
|~限界速度(IAS)|855 km/h|
|~降着脚破損速度(IAS)|281 km/s|
|~フラップ破損速度(IAS)|(戦闘)644 km/h, (離陸)512 km/h,(着陸)265 km/h|
|~主翼耐久度|-5G ~ 11G|
//↑↑フラップ破損は大体の速度でOK。戦闘フラップの代わりに離陸フラップ等がある場合は適宜表記を変更。
//↑主翼耐久度は主翼が折れる直前のGを表記。折れない場合は「-∞G」「∞G」と表記しても良い。一応の耐久度の限界値は設定されているらしいが、通常プレイでデータ取得が難しい場合(20G以上等)は公式英語Wikiやデータシートも参考に。
**レーダー [#A2-3-1_Radar]
なし
**武装 [#A2-4_MainWeapons]
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~分類|~名称|~搭載数|~装弾数|~搭載箇所|~購入費用(SL)|h
|~|~|~|~|~|通常/ステルス|
|~機銃|~12.7mm&br;M2 ブローニング|6|2080|翼内|80/120|
//分類にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座
**弾薬 [#A2-5_Shells]
[[''搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く''>搭載武装解説]]
#include(12.7 mm M2 Browning machine gun (late),notitle)
#br
//分類にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座
//この項目の表は「搭載武装解説」の各国ページにリンクが張られている各武装のページからデータを引用している。「weapon_dummy」をページ名に置き換えて欲しい。
//データが更新されて古くなっている場合は、大本のページを編集して欲しい。これを編集すると、全てのページにある武装データが一度に更新される。
**追加武装 [#A2-6_PayloadOptions]
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~分&br;類|~名称|~搭&br;載&br;数|>|>|~影響【AB/RB/SB】|~費用&br;(SL)|~搭載条件|~備&br;考|h
|~|~|~|~最高速度&br;(km/h)|~上昇速度&br;(m/s)|~旋回時間&br;(sec)|~|~|~|h
|>|>|CENTER:SIZE(12):|>|>|CENTER:SIZE(10):|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~R|~127mm&br;HVAR|6|COLOR(Red):-40/-53/-53|COLOR(Red):-2.9/-2.9/-2.9|COLOR(Red):+1.5/+2.3/+2.3|120|FRC mk.2|重量384kg|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~R|~114mm&br;M10 バズーカ|6|COLOR(Red):-27.4/-37/-37|COLOR(Red):-1.1/-1.1/-1.1|COLOR(Red):+0.5/+0.7/+0.7|60|M10バズーカ|重量102kg|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~B|~100lbs&br;AN-M30|2|COLOR(Red):-14.4/-22.3/-22.3|COLOR(Red):-0.8/-0.8/-0.8|COLOR(Red):+0.4/+0.6/+0.6|40|FSBC mk.1|合計搭載量&br;90kg&br;(爆薬量49kg)|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~B|~250lbs&br;AN-M57|2|COLOR(Red):-30/-40/-40|COLOR(Red):-1.8/-1.8/-1.8|COLOR(Red):+0.9/+1.3/+1.3|100|FSBC mk.5|合計搭載量&br;226kg&br;(爆薬量111kg)|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~B|~500lbs&br;AN-M64(A1)|2|COLOR(Red):-50/-65/-65|COLOR(Red):-3.4/-3.4/-3.4|COLOR(Red):+1.8/+2.8/+2.8|200|FMBC mk.1|合計搭載量&br;454kg&br;(爆薬量237.6kg)|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~B|~1000lbs&br;AN-M65(A1)|2|COLOR(Red):-95/-116/-116|COLOR(Red):-6.2/-6.2/-6.2|COLOR(Red):+3.7/+5.8/+5.8|400|FLBC mk.1|合計搭載量&br;908kg&br;(爆薬量480.8kg)|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~R&br;&&br;B|~127mm&br;HVAR|6|COLOR(Red):-53/-68/-68|COLOR(Red):-3.6/-3.6/-3.6|COLOR(Red):+1.9/+3.0/+3.0|160|FRC mk.2&br;FSBC mk.1|重量384kg|
|~|~100lbs&br;AN-M30|2|~|~|~|~|~|合計搭載量&br;90kg&br;(爆薬量49kg)|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~R&br;&&br;B|~127mm&br;HVAR|6|COLOR(Red):-81/-102/-102|COLOR(Red):-5.8/-5.8/-5.8|COLOR(Red):+3.4/+5.3/+5.3|320|FRC mk.2&br;FMBC mk.1|重量384kg|
|~|~500lbs&br;AN-M64(A1)|2|~|~|~|~|~|合計搭載量&br;454kg&br;(爆薬量237.6kg)|
//分類...爆弾=B,魚雷=T,ロケット=R,ガンポッド=G,爆弾&爆弾=B&B,ロケット&爆弾=R&B
***爆弾 [#A2-6-1_Bombs]
#include(100 lb AN-M30A1 bomb,notitle)
#br
#include(250 lb AN-M57 bomb,notitle)
#br
#include(500 lb AN-M64A1 bomb,notitle)
#br
#include(1000 lb AN-M65A1 bomb,notitle)
#br
***ロケット[#A2-6-2_Rockets]
#include(M8 rocket,notitle)
#br
#include(HVAR rocket,notitle)
#br
**機体改良 [#A2-7_Modifications]
''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要&color(Blue){RP};|~購入費(SL)|h
|~I|~胴体修理|2800|***|
|~|~ラジエーター|~|~|
//|~|~ボディーアーマー|~|~|
//|~|~防弾ガラス強化|~|~|
|~|~12.7mm弾薬ベルト|~|~|
|~|~FSBC mk.1|~|~|
//|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~**mm銃座用弾薬ベルト|~|~|
|>|>|>||
|~II|~コンプレッサー|3100|***|
//|~|~新しいブースター|~|~|
|~|~機体|~|~|
|~|~FRC mk.2|~|~|
|~|~FSBC mk.5|~|~|
//|~|~新しい**mm機関銃|~|~|
//|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~新しい**mm銃座用機関銃|~|~|
|>|>|>||
|~III|~主翼修理|3500|***|
|~|~エンジン|~|~|
|~|~新しい12mm機関銃|~|~|
|~|~FMBC mk.1|~|~|
//|~|~後部装甲板強化|~|~|
//|~|~**mm弾薬ベルト|~|~|
//|~|~爆弾懸架装置|~|~|
|>|>|>||
|~IV|~耐Gスーツ|3600|***|
|~|~インジェクター交換|~|~|
//|~|~**オクタン燃料使用|~|~|
|~|~カバー交換|~|~|
|~|~M10バズーカ|~|~|
|~|~FLBC mk.1|~|~|
//|~|~新しい**mm機関砲|~|~|
//|~|~ロケット懸架装置|~|~|
//名称にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座関連
**カモフラージュ [#A2-8_Camouflage]
#region(''クリックで表示'')
|>|SIZE(12):|c
|>|~冬季迷彩|
|>|&attachref(./War Thunder Screenshot 2018.10.22 - 17.10.06.33.jpg,40%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|バルジの戦い、1944年~1945年冬|
|>||
|>|~「シャーロット・E・イェーガー」搭乗機専用コラボ塗装|
|>|&attachref(./War Thunder Screenshot 2018.10.22 - 17.09.00.78.jpg,40%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|2018年7月5日から8月1日の間に販売された[[「ストライクウィッチーズコラボ特別ガチャ(カモフラージュ)」(1連598GE / 11連5980GE)>http://warthunder.dmm.com/news/detail/3627?page=20]]より確率で排出|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|「シャーロット・E・イェーガー」搭乗機専用コラボ塗装|
|>||
#endregion
**研究ツリー [#A2-9_Tree]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~前機体|''[[P-47D-25]]''|
|~派生機体|''[[P-51D-30]]''|
|~次機体|''[[P-47N-15]]''|
*解説 [#A3_Explanation]
**特徴 [#A3-1_Characteristics]
同じエンジンを搭載するスピットファイアと比べてかなり重い。そのため、低速・低空からの上昇力・加速力や旋回性は最悪と言っても過言ではない。
一見扱いにくい機体だが、Gに対して途轍もなく頑丈で、高速域に入るとランク帯でも最高クラスの速度・旋回性能を発揮する。この特性を理解すれば、ドイツ機が得意とする急降下や高速での旋回にも追従できる筈だ。反対に中低速・低高度での戦いはBf109やLa-7、Yak-3,-9に分があるので、エネルギーがあるうちにこれらの領域から離脱しよう。
また、P-47には及ばないものの、ロケット弾(127mm)と爆弾(100lb or 500lb)を一緒に懸架できるので、ヤーボとしてもある程度は使える。
ただし、前述の通り低空低速では本領を発揮できないため、銀ピカの外装を敵機に発見されるとまず袋叩きに遭う。そのため地上攻撃は、敵戦闘機の全滅後など確実に制空権が確保できた状態でのみ行う事。
なお、本機を含むP-51Dシリーズの機銃は、内側の2丁だけ他より装弾数が若干多い。おかげで弾切れが近づいても即座に丸腰にはならないが、いくら後期ベルトとは言え同格の敵機を僅かな12.7mm機銃弾で撃墜できる可能性は低いので、無理せず早々に引き上げ補給しよう。
エネルギーが乗るほど指数関数的に強くなる特性はジェットに通じるものがあり、本機を乗りこなしてコンスタントにキルを取れるようになれば、ジェット戦場へもスムーズに移行できるだろう。詳細は小ネタ欄を参照のこと。
**立ち回り [#A3-2_HowToFight]
''【アーケードバトル】''
まずは有利な体制を取るために開幕上昇などで高度を上げよう。
ある程度の高度が確保できたら速度を上げる。もし爆撃機などを落としに行くのらばバズーカ砲を持って行くのも手である。127mmロケット弾でも構わないが、これは対地攻撃用なので空対空での命中率は悪い。
弾薬を空中で補給できるABにおいて12.7mmは20mmと比較すると瞬間威力の不足を感じる一面もあるが、徹甲焼夷弾の配合率が多く、特に曳光弾ベルトに至っては全部焼夷徹甲弾なのでエンジン部分や燃料タンクなど弱点を狙って炎上させると効果的に加害できる。
高速域+高空での機動性は同Rankにおいては一二を争う良さである。有利に戦うためにも高度と速度は失わないようにしよう。
もし会敵しないのであれば高度を下げてもよいが、その際には出来る限り旋回戦を避け一撃離脱を徹底し、速度は絶対に失わないようにしよう。
ちなみにこのP-51シリーズはF-82を除いて脚の出し入れが非常に遅い。どのくらいかというとF-82も早いとは言えないがまだ動く方と言えるレベル。支配戦などで高速占領などをする際は、飛行場のかなり手前で脚を出し始めることをお勧めする。
#br
''【リアリスティックバトル】''
RBも最初は高度と速度を稼ぐのが必須である。中高度以上でも鈍りにくい上昇特性を生かし、確実に高度を上げておこう。
上昇時の角度目安としては、HUD視点に切り替えた際にレティクルとVV((ベロシティーベクター。実際の機体の進行方向。))がおよそ4度開く辺りの速度が最適速度に近い。
6500m程度まで取れれば万全の状態で接敵することができるが、状況によっては途中で切り上げて戦闘に参加しなければならない事もあるので上昇中も周囲観察は継続して行おう。
固定武装は弾持ちが良い部類に入るが、命中箇所によって威力が大きく上下してしまう。相手のエンジンとコックピットの間に狙いを定め、確実に損傷を与えていこう。
マスタングでドッグファイトをする際は700km/h弱まで耐えられる頑強なフラップを活かし、ごく短時間のうちに勝負を決めることが肝要となる。
これは保有する運動エネルギーを急激に旋回率へと変換して強引に射線に収める荒業であり、速度が尽きれば自機の動きは一瞬で鈍化してしまう。
5秒以上、または400km/h以下での急機動は禁忌に等しいため、慣れないうちは最初の1ターンで仕留められなければ即座に離脱するべきだ。
このような高速時に真価を発揮するタイプの機体は、総じて集団戦への適正が高い傾向にある。
すなわち、速度・高度が十分にある味方機が敵機数と同じだけ揃っている状況で、一撃離脱を繰り返しつつ一機一機堅実に墜としていくという戦術であり、あらゆる空戦におけるスタンダードな戦術だ。
集団戦術は無用なドッグファイトの発生を回避できるため、全員が当戦術を徹底できれば、味方集団全体の総エネルギー量を高い状態に保つことができ、戦闘後の結果は概してこちらに有利なものとなる。
逆に誰か一機が格闘戦などでエネルギーを捨ててしまうと他機は援護のために余計なエネルギー消費を強いられることになる。連鎖的にこちらが不利になっていくきっかけとなってしまうため、集団戦が可能な状況では必ず一撃離脱を徹底すること。
なお、高速域ではラダーの効きが急激に悪化し、照準が途端に難しくなる。
射撃時のみ600km/h以下まで落として効きを回復させるのも手だが、今のうちにしっかりとロールして狙いをつける癖を付けておくほうが無難だ。
マウス操作のみでの照準は機首を必要以上に横へ振ってしまい、照準中に速度を大きく失うきらいにある。離脱時のエネルギー量が減ってしまうのは死活問題であるため、キー操作によるロールを組み合わせた照準法を身に着けよう。
#br
''【シミュレーターバトル】''
このモードでも高度と速度を最初に稼いでおこう。
そしてお待ちかねの新型照準器の出番である。旋回中は勿論の事、高速目標への見越し射撃も非常にやり易い。以降のマスタングもこの照準器を装備しているので、ここで慣らしておいても損はないだろう。なお照準器自体が大きく、いくつかの計器が隠れてしまっているが、時計や注意書きといった重要な計器ではないのであまり気にしなくてもよい。
また、骨組みの少ないバブルキャノピーのおかげで、コックピット視点でも良好な視界を得られる。対空見張り時の後方確認もお手の物だ。
翼面積が大きく、高速域の回り始めだけ高い旋回率を発揮するが、機体が重いのですぐにエネルギーが尽きる。2000馬力級エンジン搭載機なら舵を戻せば増速するところだが、本機にはWEP時1600馬力程度のマーリンがあるのみなので、特に出力重量比的に不利な低中高度での加速は鈍い。
中遠距離での旋回率合戦で勝負がつかない場合、ひたすらに逃げるか、旋回にはローヨーヨー、シザーズにはスパイラルダイブを活用するなど、常に降下を絡めて出脚の遅さを補おう。縦横の定常旋回、同高度でのローリングシザーズは絶対に不可だ。
またヨー安定性が悪いため、低速時に急にエンジン出力を上げるとカウンタートルクでコントロールを失う事がある。離着陸時には特に注意しよう。
**史実 [#A3-3_History]
P-51Aの機動性や航続距離といった高性能に感銘を受けたロールスロイスは、当時生産していたマーリンエンジンをP-51に積んでみた。すると、エンジンの高高度性能が高く、重量やサイズもアリソンエンジンとほぼ同じだったために、航続距離はそのままに当時のどのイギリスの戦闘機より速いという秀逸さを示した。
そこで、マーリンエンジンをアメリカでライセンス生産し、P-51に搭載した[[P-51B/C>P-51C-10]]が生産された。さらに、機銃を4門から6門に増やし、視界不良を改善するためにバブルキャノピーに変えたものが、本型のP-51Dである。P-51の完成形とも言われ、生産数も最も多かった。
戦中はドイツ上空や日本本土など、あらゆる戦線で対空、対地問わず活躍した。戦後は朝鮮戦争で対地攻撃機や訓練機(TF-51)・州兵の整備教材として運用され、1957年、全機退役。&color(Gray){対地攻撃機としては頑丈なP-47の方が優秀だったのは内緒};
**小ネタ [#A3-4_Tips]
迷彩のモデルは第353飛行隊。スミソニアン博物館には当機によく似た迷彩のP-51D-30が飾られている。
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#region(最後の敗者)
◆最後の敗者
レシプロ機最後の空戦で知られるサッカー戦争、P-51はその空戦を戦った一機である。エルサルバドル空軍のP-51D・FG-1((F4Uのグッドイヤー生産モデル。なお同社がこれの改良版として試作したのが[[F2G-1]]である。))とホンジュラス空軍のF4U-5が戦闘を行い、結果エルサルバドル空軍のP-51Dが撃墜され戦闘が終わった。
最優秀戦闘機とも謳われる機体が艦上機に、ましてや同国産の機体に最後の勝利を飾られる不名誉な結末となった。
#endregion
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#region(いくつかの欠陥)
◆いくつかの欠陥
アメリカ機といえばどこの国でもまず安定した性能・品質が大抵評価されるが、本機に限っては半ば急造的に作られたためか初期型にはいくつか詰めが甘い部分が存在した。
例えばゲームではまだ再現されていないが胴体に燃料が残った状態で空戦すると機体の重量バランスを崩し、最悪墜落することが判明したため、その状態での空戦を士官教育はおろか製品のマニュアルレベルで禁止されていた。
またゲームでも再現されているが、高速時に機種の座りが悪くなり狙いが定めづらくなるかなり致命的な欠陥を持つ。これは本来搭載されるエンジンより遥かに大きな馬力を持つマーリンエンジンに当時のアメリカ機で主流だった4枚プロペラに変更した結果、大きなプロペラ後流、つまり翼の機能を奪う風の流れが尾翼に当たって安定性がなくなってしまったからである。後にドーサルフィンの装着により、この欠陥は緩和することになる。
この他、史実では多くの兵士が頑丈かつパワフルなP-47に乗りなれてしまったことで、特に武装変更による翼の構造的脆弱さを持つ初期型で急な軌道による空中分解を起こしたり、火力や防御力に不満を持ったり、そもそも加速が鈍いだのetc…。
と当時世界最高のエンジンを搭載し、戦後の評論家の高い評価を得ているのとは対照的に、実際に乗った人の印象はそこまでよろしくなかったりする。
とはいえもともとP-40より高性能で十分だと想定していたことと、この想定より高い馬力を持つマーリンエンジンを実装するまでに十分な実践経験と改良する機会がなかった事を考慮するならば仕方ないことなのかもしれない。
#endregion
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#region(最優秀機の理由)
◆最優秀機の理由
その一つに高高度性能の良さであろう。
そもそも、マーリンエンジンが積まれたのはドイツ爆撃の際に高高度を飛行する爆撃機を護衛することが目的だった。従来のアリソンエンジン搭載のP-51Aだと最大速度を発揮できるのは高度3000m程で、高度10000m近くを飛ぶ爆撃機の護衛には全く役に立たなかったが、マーリンエンジン搭載のP-51Bになると高度9000mでも十分に性能を発揮した。
アメリカのエグリン基地で行われた模擬空戦試験では、7600m以上の高度では全てのアメリカ陸軍戦闘機に機動性、加速力などあらゆる性能で優る機体との評価を受けることになった。低高度での性能は重量の関係で落ちてしまったが、通常は戦闘機が空中戦を行う高度は4000mから7000m、戦略爆撃迎撃だともっと高いと言われている。この高度より更に高い所から攻撃を仕掛ける事が出来るP-51は枢軸国側にとって絶大な脅威だった。
もう一つに高速度域の機動性がある。
速度480km(300mph)以上の機動性は世界最高レベルの代物で、タメを張れるのはFw190ぐらいだった。当時、操縦翼面は布張りかベニヤ板で作られる物だったが、P-51は全金属製であるため高速域で翼面を動かしても空気抵抗で捻じ曲げられる事が無かった。機動性そのものが良い機体は零戦やBf109、スピットファイアなど他にも多数あるが、これらの機体が良く動けるのは巡航速度かそれより若干速い速度域の話であり、戦闘時は更にそこより高い速度域で行われるもの。史実でもスピットファイアMk.VがFw190にコテンパンにされたのも同じ理由である。
生産コストについては1945前半の時点で$51,000ほど。同時期のP-47は$83,000、P-38は$97,000と同世代機に比べかなり安かった。これは、自動車製造で言うところのブロック工法を設計段階から取り入れたためであり、1945年1月に月産875機を記録した。これは計算すると1時間あたり1.1機生産したことになり、平時の自動車のそれと比肩するレベルである。この機体の生産性の優秀さが窺い知れる。
#endregion
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#region(初期の機体)
◆初期の機体
D型以前のB、C型は性能自体はD型と対して変わらないものの12.7mm機銃が4丁しかなく、瞬間火力が低いため決定打に欠いているという弱点があった。更にこれらの型はレイザーバックキャノピーを用いていた。利点としてはコックピット後部の防御力を高めやすいというのがあるが、裏を返せば後方がそのまま塞がるため、後方視界は致命的に悪いことになる。ただし、レイザーバックはF6Fやスピットファイア等当時の主流でもあったため、本機だけに限った弱点ではないことに留意されるよう。
しかし間の悪いことに、この機体にレイザーバックを着けると遠目では&color(Silver){%%塗装も相まって%%};Bf109と瓜二つだった!そのため味方の戦闘機や爆撃機からBf109と誤認されるのも日常茶飯事で、特に友軍基地防空から誤認されフレンドリーファイアされる事例も多かったようだ。D型はこれらの問題点を解消すべく、機銃を増設してキャノピーをバブルバックキャノピーに改装、インベイジョン・ストライプを施しクリアドープ塗装としたのである。これにより、火力不足や後方視界は改善され、特にフレンドリーファイアによる喪失はなくなったとされている。
#endregion
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#region(ジェット戦闘機との共通点?)
◆ジェット戦闘機との共通点?
P-51、特に本機を含めたD型以降での戦術は
1:高い高度と速度を確保・維持する
2:ガンファイトは個人での格闘ではなく複数人で連携して一撃離脱を繰り返す
であることは本稿を読んだ諸氏はご理解頂けたと思う。そして、被弾や被撃墜を貰う或いは飛行性能が鈍くなるのはこれらの逆。何か気づかないだろうか。そう、これらは黎明期から現代まで共通するジェット戦闘機の操縦と戦闘の根幹なのである。実際、WW2終戦~朝鮮戦争にかけてジェット戦闘機が配備され始めた期間、このD型は戦闘爆撃機として運用されるほかTF-51として練習機としての改修を受けて新兵訓練に従事((あの坂井三郎氏も戦後TF-51の搭乗機会を得て操縦しており、その性能に高い関心を寄せていた))していた。その理由は言うまでもなく、''マニュアルを叩き込まれたばかりの新兵でも操縦可能な空軍機の中でジェット戦闘機と飛行特性が一番近い''ためである((もっとも、これは米軍機はどの機体も基本的に共通していたため、大量生産の結果都合よく本機が余剰していたためという経済的側面もある。))。現代でも一部空軍ではレシプロ初等練習機として本機が未だに現役であり、WTとは別のフライトシミュレーターでも練習機枠としてTF-51が&color(Silver){(無料枠で)};存在する作品もある。
本来の想定任務は爆撃機の護衛戦闘機であり、またその任務をよくこなした優秀機であることに疑いの余地はない。が、本機の飛行特性がいかに制空戦闘機あるいは戦闘爆撃機としての戦術・戦略に適しており、また基本として通用していたかもうかがえる((なお、ベトナム戦争までの米空軍はこれとミサイル運用能力、そして(核)迎撃機に偏重しすぎたため当戦争で対峙した東側機に対して大損害を被った。この反省を活かし、戦後に改修されたF-4や同じ時期に設計されたF-15、16は単騎でも戦闘可能なレベルの格闘戦能力を設計段階で付与された。))一幕と言えよう。
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●[[WarThunder公式英語Wiki>https://wiki.warthunder.com/P-51D-5]]
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●[[WTフォーラム・データシート>http://forum.warthunder.com/index.php?/topic/405630-p-51d/]]
//↑対応する航空機のデータシートのURLを添付。WTフォーラム航空機データシートトップ→ http://forum.warthunder.com/index.php?/forum/312-aircraft-data-sheets/
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●[[公式Devログ>URL]]
//↑対応するDevログページのURLを添付。公式サイト検索用ページ→ http://warthunder.com/en/search/
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●[[DMM公式紹介ページ&br;ノースアメリカン P-51 D-5マスタング>http://warthunder.dmm.com/library/detail/1170]]
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●[[インターネット百科事典ウィキペディア>http://ja.wikipedia.org/wiki/P-51_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)]]
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