アメリカ RankVI 中戦車 Tank,Combat,Full-Tracked,152-mm Gun/Launcher XM-803
概要
Ver1.79"Project X"で追加されたアメリカ陸軍RankVIのMBT。
本車両の派生として存在するMBT-70の廉価試作であり、基本的なところはMBT-70とほぼ同じである。しかし、20mm機関砲を搭載していない・空間装甲が一部存在しないなど違いがある。
車両情報(v2.3)
必要経費
必要研究値(RP) | 180,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 490,000 |
乗員訓練費(SL) | 140,000 |
エキスパート化(SL) | 490,000 |
エース化(GE) | 2,000 |
エース化無料(RP) | 890,000 |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | 2,400 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 9.0 / 9.0 / 9.0 |
RP倍率 | 2.14 |
SL倍率 | 1.0 / 1.2 / 1.5 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | **.*⇒**.* / **.*⇒**.* |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) (自動装填) | 7.5 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸 / 75 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 89 / 35 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 203 / 165 / 25 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 51.7 |
エンジン出力(hp) | 1,937⇒2,385 / 1,106⇒1,250 |
*,***rpm | |
最高速度(km/h) | 72 / 64 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
視界(%) | 86 |
乗員数(人) | 3 |
暗視装置
有無 | 種類 | |
---|---|---|
赤外線投光器 | 有 | - |
車長 | 有 | 赤外線 |
砲手 | 有 | 赤外線 |
操縦手 | 有 | 赤外線 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 152 mm XM150E5 gun/launcher | 1 | 53 | ** |
機銃 | 12.7 mm M85 machine gun | 1 | 1,000 | - |
機銃 | 7.62 mm M73 machine gun | 1 | 6,000 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
152 mm XM150E5 | M409A1 | HEAT | 18.9 | 3.73 | 754 | 380 | |||||
XM578E1 | APFSDS | 3.7 | - | 1478 | 346 | 343 | 334 | 323 | 311 | 300 | |
XM410E1 | Smoke | 18.9 | 0.05 | 754 | - |
名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 弾速 (m/s) | 誘導 システム | 射程 (km) | 爆薬量 (kg) | 貫徹力(mm) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
距離10~2000m | |||||||
MGM-51C | ATGM | 27.8 | 323 | 半自動 | 3.0 | 3.6 | 431 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
主にMBT-70と比較する。
【火力】
主砲は同じ"XM150E5"だが、搭載弾数が56発と多い。砲塔上にあった20mm機関砲はなく、代わりに12.7mm機銃を搭載しているので、対空戦闘などは難しくなっている。
【防御】
ほんの少しだけ厚い程度で、車体側面にも申し訳程度の空間装甲がある。しかし、砲塔正面の右側をカバーする面積はかなり減っているので、砲塔右側(向かって左側)を抜かれるとほぼ死ぬ。
【機動性】
エンジンが小さくなったため、出力が落ちており、機動力は少し劣化している。また、車体を傾けることもできないので(車高調節は可能)、人によっては戦いにくいと感じるだろう。
史実
莫大な予算と年月を費やして西ドイツと共同で開発されたMBT-70/KPz-70だが、結果的には西ドイツのプロジェクト離脱や、延び続ける開発期間と天井知らずに跳ね上がる開発費へのアメリカ議会の非難の集中もあり開発計画は1970年1月に中止が発表された。だが、アメリカ軍が従来のパットンシリーズに代わる新型戦車を欲していることに変わりはなく、膨大なリソースを費やして開発したMBT-70をそのまま諦めることもできなかった。
そこでMBT-70の機能をいくつか潰し、20mm機関砲を廃止するなどした、MBT-70の廉価版の車両がこのXM803である。結局、アメリカ陸軍が問題の多いガンランチャーへの興味を失った上に肝心のコスト高も抑制できず、XM803は開発中止となりMBT-70共々その開発データは後のM1エイブラムスの開発に生かされた。
一方、開発計画から離脱した西ドイツはKPz-70の車体を流用してVT1-1やVT1-2を開発したがこちらも試作のみに終わり、ここでMBT-70/KPz-70の直系の系譜は途絶えたと言えるだろう。
小ネタ
本車とM60パットンの12.7mm機銃は(これまでの数多くのアメリカツリー車輛にあった)ブローニングM2重機関銃ではなく、M85重機関銃となっている。これはM2重機関銃のうち、車載・航空機搭載・艦載など「大型兵器に据え付けて使用される」ものの代替を狙って制作された新型機関銃である*2。
あるのだが、「機関部構造を変えたせいでM2との互換性がほとんどない(同一の弾を使うのに弾薬ベルトすら共通使用できなかった*3)」「そもそも信頼性が低い」、そして「まずわざわざ代替しなければならないほどM2重機関銃は陳腐化しておらず、それどころか少々の近代化だけで十分実用に耐えうる」と問題点やM2の優位点が多数指摘された結果、結局M85重機関銃、さらにはM2重機関銃の置き換え*4自体が話をなかったことにされてしまった。
結果、本ゲームアメリカツリーのM1A2 Abramsのように「重機関銃はブローニングM2を搭載する」が継続されることとなった。
2021年現在、米軍の12.7mm重機関銃はFN M2HB-QCB(制式名称M2A1)としてブローニングM2重機関銃が使用され続けている。
--加筆求む--
外部リンク
●DMM公式
XM803:2度目のチャンス
コメント
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