収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
陰謀(初版) | 2 | アクション | 好きな枚数のカードを捨て札にする。捨て札にしたカード1枚につき+1コイン |
リアクション | 他のプレイヤーがアタックカードを使用した時、手札からこのカードを公開できる。 そうした場合、+2カードを引く。その後あなたの手札からカード2枚を選び、あなたの山札の上に置く。 |
削除されたカード | |
このカードは初版のみに収録されており、第二版には収録されていません。 第二版および公式サービスであるDominion Onlineでは使用することが出来ません。 |
概要 
手札を捨て札にし、その枚数分だけコインを出すカード。
手札5枚から使用しても4金までしか出ないが、荒れ場においては銀貨を残しつつ呪いや廃墟を捨てて公領を買えたりする。
リアクション効果は、デッキトップ2枚を手札と入れ替える効果。
詐欺師や騎士等のデッキからカードを廃棄するアタックに対して使うと有効。
それ以外のアタックに対してもリアクションできるため、手札交換としてとりあえず使っておく意味はある。
利用法 
- 使用時効果との組み合わせは、保管庫のページを参照のこと。
- 策士ループに組み込もうとしても、手札10枚からでは8金を出しつつ2枚目の策士のために捨て札をすることができない。別のドローカードの補助が必要になる。
- リアクション効果は、詐欺師などのデッキ破壊系アタックに対しては有効な防御手段である。
詳細なルール 
仕切り線以下は他のプレイヤーがアタックカードを使用したとき誘発する使用時誘発効果である。
- そのアタックカードの解決前に秘密の部屋を解決する。
- デッキに戻すカードは、秘密の部屋で引いたカードを含めた手札全てから選んでよい。
- 公開した秘密の部屋は即座に手札に戻っており、この秘密の部屋をデッキの上に置いてもよい。
- アタックカードを使用された際に公開するリアクションカード(堀、秘密の部屋、馬商人、物乞い、隊商の護衛、外交官、番犬、盾)は、好きな順番で公開してよい。
- 秘密の部屋のリアクション効果を解決した後、デッキに戻さなかったこれらも誘発しておりリアクションできる。
- 秘密の部屋のリアクション効果を解決した後、デッキに戻していなければ同じ秘密の部屋を再度公開してもよい。
【例】アタックカードを使用された。
- 秘密の部屋を公開する。堀を含むカード2枚を引いた。秘密の部屋と堀は手札に残し、別のカード2枚をデッキの上に戻した。
- その堀を公開し、アタックカードの影響を受けなくした。
- 同じ秘密の部屋を再度公開する。先ほどデッキの上に戻した2枚を引き、堀とカード1枚をデッキの上に置いた。
- ただし、1つの効果を完全に解決してから別の誘発した効果を解決し始めなくてはならない。例えば、秘密の部屋のリアクションで2枚引いたところで外交官を公開しさらに2枚引いて、9枚の手札から3枚捨て札にして2枚デッキの上に置く、ということはできない。
関連カード 
拡張 | 名前 | 関連 |
陰謀(第二版) | 外交官 | 第二版で秘密の部屋の代わりに収録された、リアクション効果で2ドローできるカード。 アクションとして使用した際の効果は全く異なる。 |
繁栄 | 保管庫 | 2枚ドローした後に、手札から好きな枚数を捨て札にし、捨て札にした枚数+1コイン。 他プレイヤーへのちょっとした手札交換効果あり。 |
暗黒時代 | 物置 | 1度手札を好きな枚数入れ替えた後に、手札から好きな枚数を捨て札にし、捨て札にした枚数+1コイン。 +1購入がついている。 |
余談 
- ドナルド・Xによる削除理由は以下の通り。
【原文】(引用元)
People don't cite this one anywhere near as often as Scout or Thief, but I actually get it even less often.
The reaction is confusing and rarely useful; the top part is a fine ability but very weak, it wants to come with more stuff.
【日本語訳】
人々は偵察員や泥棒ほど頻繁にはこのカードを引き合いに出すことはなく、私がそうしたところを見ることはもっと少ない。
リアクション効果は混乱を招くし役立つことは稀である。最初の部分(使用時効果)はわかりやすいがとても弱く、もっと役に立つ効果が欲しい。